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僕、将来お嫁さんになるらしいです!
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勇者さんってどんな世界から来た人なんだろう?もしかして日本人だったりして!なぁんて。
だってこの世界、割と日本と似ているところが多いんだよね。
例えばトイレは日本でよく見る水洗トイレみたいな見た目。魔法で流しているから全く一緒ではないけどね。
温泉もあるらしいし、大衆浴場には日本の銭湯みたいに暖簾がかかってたり、コーヒー牛乳とかフルーツ牛乳とかが飲めるみたい。
ちなみに僕はコーヒー牛乳派なんだけど、不思議とたまにフルーツ牛乳も飲みたくなるんだよねぇ。あれは温泉でぽっかぽかに温まったほっかほかの体でぐびぃって飲むのが美味しいんだ。
そんなことを思い出しながら、僕も大衆浴場に行きたいなあって呟いたらサムとセオにぃ様にめちゃくちゃ止められてしまったのだ。無念です。
と、まぁちょっと話は脱線しちゃったけど、そんなふうに日本のものっぽいのがちょこちょこあるの。
もしかして日本人だった勇者さんが、よくあるラノベみたいにたくさん頑張ってくれたのかな~なんて想像しちゃった。
もしそうだったら勇者さんには感謝感謝だよねぇ。
あ、でもそういえば和食とかってまだ見てないなぁ。病人食もお粥っていうかリゾットっぽい感じだったし。
────なぁんてつらつらと考えながら、僕は今おとなしく椅子に座ってお料理をサーブしてくれているのをジィッと見つめています。
今日は料理長が気合を入れて作ってくれたって言っていた通り、なんだかおしゃれなイタリアンって感じのお料理が続々と・・・・・・!
とっても美味しそう!
「ははっ!ノアの可愛いおめめがキラキラしているね」
「そうですね、父上。やはりうちのノアは天使だったんですよ」
「あぁ、そうに違いない!ノアはうちに光を与えてくれる天使だよ」
よだれが出ちゃいそうなのをお口をキュッてして我慢して料理を見つめていただけで、父様とセオにぃに天使だと言われてしまいました。なんでそうなったんだろう?
よくわかんないけど・・・、とりあえずこの美味しそうなご飯達、いただきますしていいですか?あ、まだですか。わかりましたもう少し我慢します!
「ノアのあのキラキラウルウルした瞳に見つめられるだけで誰でも骨抜きになってしまうだろうね」
「ええ、あんなに熱い視線を向けてもらえるやつは世界一の幸せ者でしょう。私でも料理に嫉妬しそうです」
「セオドア、それは完全に同意するけどね、ノアが熱い視線を送るのはまだ料理だけで良いんだよ。害虫が付いたら嫌だからね」
「あぁ、確かにそうですね。光に群がる害虫どもは駆除しなければいけません」
「眩い光ほど害虫を寄せ集めてしまうからね。私とセオドアで守らなければ。あぁ、心配だ」
父様とセオにぃ様がヒソヒソと小声で何かを話していると思ったら、困ったような顔の父様とうんうんってなにやら難しい顔で頷いているセオにぃ様。お仕事のお話でもしてるのかな?父様もセオにぃ様も多忙だもんね。ご飯の時くらいリラックスできたらいいのになぁ。僕はいつも忙しそうな父様とセオにぃ様が心配です。
僕に何かしてあげられることはないんだろうか。それこそ日本の記憶も引っ張り出して要検討だね!
────────
こんにちは、抹茶もちですm(__)m
なかなか更新できず申し訳ありませんでした。
実は妊娠・出産を経て子育てに奔走しておりました。
慣れない育児に脳のキャパを全注ぎしていたので、時間的にも体力的にもなかなか書けず・・・しかし書きたい・・・でも少し時間ができてもあんなに書きたかったはずなのになぁんにも文章が出てこない・・・なんてジレンマを乗り越え少しずつ書いてやっと1ページ書けました(泣)
亀さんになってしまいそうですが、また少しずつ更新を再開していきたいと思っています。
待ってくださっていた方、本当にありがとうございます!好きです!←
初めて読んでくださる方、いらっしゃいませ!読んでくださってありがとうございます!
今後とも見捨てず読んでいただけたら抹茶もちが感涙に咽び泣きます。゚(゚´ω`゚)゚。
だってこの世界、割と日本と似ているところが多いんだよね。
例えばトイレは日本でよく見る水洗トイレみたいな見た目。魔法で流しているから全く一緒ではないけどね。
温泉もあるらしいし、大衆浴場には日本の銭湯みたいに暖簾がかかってたり、コーヒー牛乳とかフルーツ牛乳とかが飲めるみたい。
ちなみに僕はコーヒー牛乳派なんだけど、不思議とたまにフルーツ牛乳も飲みたくなるんだよねぇ。あれは温泉でぽっかぽかに温まったほっかほかの体でぐびぃって飲むのが美味しいんだ。
そんなことを思い出しながら、僕も大衆浴場に行きたいなあって呟いたらサムとセオにぃ様にめちゃくちゃ止められてしまったのだ。無念です。
と、まぁちょっと話は脱線しちゃったけど、そんなふうに日本のものっぽいのがちょこちょこあるの。
もしかして日本人だった勇者さんが、よくあるラノベみたいにたくさん頑張ってくれたのかな~なんて想像しちゃった。
もしそうだったら勇者さんには感謝感謝だよねぇ。
あ、でもそういえば和食とかってまだ見てないなぁ。病人食もお粥っていうかリゾットっぽい感じだったし。
────なぁんてつらつらと考えながら、僕は今おとなしく椅子に座ってお料理をサーブしてくれているのをジィッと見つめています。
今日は料理長が気合を入れて作ってくれたって言っていた通り、なんだかおしゃれなイタリアンって感じのお料理が続々と・・・・・・!
とっても美味しそう!
「ははっ!ノアの可愛いおめめがキラキラしているね」
「そうですね、父上。やはりうちのノアは天使だったんですよ」
「あぁ、そうに違いない!ノアはうちに光を与えてくれる天使だよ」
よだれが出ちゃいそうなのをお口をキュッてして我慢して料理を見つめていただけで、父様とセオにぃに天使だと言われてしまいました。なんでそうなったんだろう?
よくわかんないけど・・・、とりあえずこの美味しそうなご飯達、いただきますしていいですか?あ、まだですか。わかりましたもう少し我慢します!
「ノアのあのキラキラウルウルした瞳に見つめられるだけで誰でも骨抜きになってしまうだろうね」
「ええ、あんなに熱い視線を向けてもらえるやつは世界一の幸せ者でしょう。私でも料理に嫉妬しそうです」
「セオドア、それは完全に同意するけどね、ノアが熱い視線を送るのはまだ料理だけで良いんだよ。害虫が付いたら嫌だからね」
「あぁ、確かにそうですね。光に群がる害虫どもは駆除しなければいけません」
「眩い光ほど害虫を寄せ集めてしまうからね。私とセオドアで守らなければ。あぁ、心配だ」
父様とセオにぃ様がヒソヒソと小声で何かを話していると思ったら、困ったような顔の父様とうんうんってなにやら難しい顔で頷いているセオにぃ様。お仕事のお話でもしてるのかな?父様もセオにぃ様も多忙だもんね。ご飯の時くらいリラックスできたらいいのになぁ。僕はいつも忙しそうな父様とセオにぃ様が心配です。
僕に何かしてあげられることはないんだろうか。それこそ日本の記憶も引っ張り出して要検討だね!
────────
こんにちは、抹茶もちですm(__)m
なかなか更新できず申し訳ありませんでした。
実は妊娠・出産を経て子育てに奔走しておりました。
慣れない育児に脳のキャパを全注ぎしていたので、時間的にも体力的にもなかなか書けず・・・しかし書きたい・・・でも少し時間ができてもあんなに書きたかったはずなのになぁんにも文章が出てこない・・・なんてジレンマを乗り越え少しずつ書いてやっと1ページ書けました(泣)
亀さんになってしまいそうですが、また少しずつ更新を再開していきたいと思っています。
待ってくださっていた方、本当にありがとうございます!好きです!←
初めて読んでくださる方、いらっしゃいませ!読んでくださってありがとうございます!
今後とも見捨てず読んでいただけたら抹茶もちが感涙に咽び泣きます。゚(゚´ω`゚)゚。
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