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男性からの体験談
友達の奥さん④
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遅れて中に入ると、Y実さんがこっちを向いて僕にくっ付いてきました。
見ると、Y実さんが追いかけた2人がタッチパネルで部屋を選んでいました。やがてそのひとつを押してエレベーターに乗り込んだのを確認し、Y実さんは僕から離れ、「ごめんね」と言いました。
2人は4階の部屋に入ったようでした。
4階は4部屋ありましたが、一つだけが入室になっていたので、隣が空いていました。
「まだ時間あるし、行くとこもないから、隣の部屋に入っちゃっていい?」
Y実さんは屈託のない顔でそう言いますが、僕は昨夜のこともあり戸惑っていました。
「やだ、変なこと考えたでしょう?違うの、さっきの2人を偵察するの。ダメ?」
そして僕たちは先の2人が入った隣の部屋に入りました。
ラブホだけに薄明かりで、広いダブルベッドに掛かった深紅のシーツがとても淫らに見えました。
「隣はこっちだよね」
そう言ってY実さんが壁に耳を当てます。
ラブホですから防音はかなり効いているはずですので、聞こえるとはとても思えませんが、まるで冒険している子供のように目を輝かせY実さんは耳をそばだてます。
僕はソファに座りタバコを吸おうと手に取ると、
「あっ、聞こえる!」
Y実さんがこっちを向いて手招きします。
(そんなはずはないだろう)と思いながら僕も壁に耳を当てると、会話の内容は聞こえませんが確かに話し声が聞こえます。
このまま2人は事に及ぶのだろうか?
僕も少し興味津々になり、Y実さんと並んで壁の向こうの声に全神経を注いでいました。
続
見ると、Y実さんが追いかけた2人がタッチパネルで部屋を選んでいました。やがてそのひとつを押してエレベーターに乗り込んだのを確認し、Y実さんは僕から離れ、「ごめんね」と言いました。
2人は4階の部屋に入ったようでした。
4階は4部屋ありましたが、一つだけが入室になっていたので、隣が空いていました。
「まだ時間あるし、行くとこもないから、隣の部屋に入っちゃっていい?」
Y実さんは屈託のない顔でそう言いますが、僕は昨夜のこともあり戸惑っていました。
「やだ、変なこと考えたでしょう?違うの、さっきの2人を偵察するの。ダメ?」
そして僕たちは先の2人が入った隣の部屋に入りました。
ラブホだけに薄明かりで、広いダブルベッドに掛かった深紅のシーツがとても淫らに見えました。
「隣はこっちだよね」
そう言ってY実さんが壁に耳を当てます。
ラブホですから防音はかなり効いているはずですので、聞こえるとはとても思えませんが、まるで冒険している子供のように目を輝かせY実さんは耳をそばだてます。
僕はソファに座りタバコを吸おうと手に取ると、
「あっ、聞こえる!」
Y実さんがこっちを向いて手招きします。
(そんなはずはないだろう)と思いながら僕も壁に耳を当てると、会話の内容は聞こえませんが確かに話し声が聞こえます。
このまま2人は事に及ぶのだろうか?
僕も少し興味津々になり、Y実さんと並んで壁の向こうの声に全神経を注いでいました。
続
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