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憧れの異世界!
嘘だ!
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俺はジークとギルの言っていることが1ミリも理解が出来なかった。
「嘘だろ?女が何か知らないのか?どういうことだ?全くわからん!」
もしかして、この世界は男しかいないのか?そんな最悪の考えが頭に駆け抜けた。
「カナの中でオンナってのはどう言うものなんだ?」
「いいか?女ってのは、俺らみたいにちんこがついてなくて、俺たちよりもデカくて柔らかいおっぱいを持ってるの!」
俺は必死になって身振り手振りで女の人の特徴について説明した。すると、2人はあぁ。あれね!みたいな納得した顔をしていた。
もしかすると、異世界で男女の呼び方は変わったりするんだろうか?
「なぁ、カナそれってルータの事じゃないのか?」
「ルータ???何それ?」
新しくでてきたワードを疑問に思っていると。突如頭の中でL〇NEの通知音みたいなのが流れた。
それを不思議に思った俺は、話は中途半端だったがどうしても気になり、トイレに行きアイテムボックスやステータスに何か変わったことがないか確認してみることにした。
「、、、ぅぅ。ごめん。漏れそうだからトイレ行ってきてもいい?」
少し恥ずかしいがお腹を抑えて2人にトイレに行きたいアピールをする。
「う、うん。いいよ。」
「あぁ、分かった。行ってこい。」
2人とも何か言いたそうにしながらも、俺の顔を見て許可を出す。しかし、これ以上なにか聞かれてしまうと、面倒くさいのでベッドのシーツを腰に巻いて、さっさとトイレに向かうことにした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「先にステータスから見るか。」
便座の上に座りさっきの通知音の正体を調べる。
ステータスと唱え前回と同じくフォンっと軽い音がなりステータスが開かれた。
しかし、以前と変わったところはどこにもなかったため。早々に無限収納へと移ることにした。
これまたステータスの時よりも低いブォン!という音がなり無限収納のパネルが開かれた。
開いてみると新しい項目ができていた。
「ん?なんかnewって書かれてるな。なんだこれ?リールンからの手紙その2?意味がわかんないな。あけてみるか。」
通知音の正体はリールンからの手紙だったらしい。
あまりトイレに長居はできないため、早速開けてみる。
『奏様へ。性別の所に疑問を抱いているようですので私がお答えします。まず奏様が心配している。女性はこの世界にいるのかという問題ですが、結論から言いうと、います。ですが、15人に1人くらいしかいません。なので恋愛の主流は同性愛なのです。また奏様が不思議に思われているルータは今現在いらっしゃる異世界では、女性を指す言葉になります。この世界でオンナと言えば神話時代にいた凶悪なモンスターを指す言葉になりますのでご注意ください。この手紙が役に立てば幸いです。リールンより。PSちなみに男性のことはギルと言います。』
俺はこの手紙を全て読み終わった頃プルプルと震えていた。
「あんのっばか!そう言うのは一番最初に言うべきだろ!!ここがこんな世界だってわかってたら掘られなくなるスキル貰ったのに!!」
少し見当違いなことを言いつつも俺は怒っていた。
だって普通こんな大事なこと一番最初に説明すべき。みんなもそう思うだろう?俺はとてもそう思う。
俺はもう少し、リールンへと言ってやりたい事は沢山あったがこれ以上長くいると、うんこが長いやつだと思われかねないのでトイレを素早く出た。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
………………………………………………………………
「それで、ルータが何かって話だっけ?」
部屋に戻り、先程の位置に着くとギルがそう問いかけてくる。
「うん、そうだね。でもトイレで少し冷静になって考えたらわかったよ。ルータの意味。だからもう大丈夫!」
「ふーん?わかった。」
やっぱり苦しい理由になってしまったが、一応は納得して貰えたので内心安堵の溜息を零した。
「じゃあ、朝ごはん食べようか!もう冷めちゃうよ!」
そしてギルが、俺とジークの下の話題はなかったように明るく言った。
「嘘だろ?女が何か知らないのか?どういうことだ?全くわからん!」
もしかして、この世界は男しかいないのか?そんな最悪の考えが頭に駆け抜けた。
「カナの中でオンナってのはどう言うものなんだ?」
「いいか?女ってのは、俺らみたいにちんこがついてなくて、俺たちよりもデカくて柔らかいおっぱいを持ってるの!」
俺は必死になって身振り手振りで女の人の特徴について説明した。すると、2人はあぁ。あれね!みたいな納得した顔をしていた。
もしかすると、異世界で男女の呼び方は変わったりするんだろうか?
「なぁ、カナそれってルータの事じゃないのか?」
「ルータ???何それ?」
新しくでてきたワードを疑問に思っていると。突如頭の中でL〇NEの通知音みたいなのが流れた。
それを不思議に思った俺は、話は中途半端だったがどうしても気になり、トイレに行きアイテムボックスやステータスに何か変わったことがないか確認してみることにした。
「、、、ぅぅ。ごめん。漏れそうだからトイレ行ってきてもいい?」
少し恥ずかしいがお腹を抑えて2人にトイレに行きたいアピールをする。
「う、うん。いいよ。」
「あぁ、分かった。行ってこい。」
2人とも何か言いたそうにしながらも、俺の顔を見て許可を出す。しかし、これ以上なにか聞かれてしまうと、面倒くさいのでベッドのシーツを腰に巻いて、さっさとトイレに向かうことにした。
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「先にステータスから見るか。」
便座の上に座りさっきの通知音の正体を調べる。
ステータスと唱え前回と同じくフォンっと軽い音がなりステータスが開かれた。
しかし、以前と変わったところはどこにもなかったため。早々に無限収納へと移ることにした。
これまたステータスの時よりも低いブォン!という音がなり無限収納のパネルが開かれた。
開いてみると新しい項目ができていた。
「ん?なんかnewって書かれてるな。なんだこれ?リールンからの手紙その2?意味がわかんないな。あけてみるか。」
通知音の正体はリールンからの手紙だったらしい。
あまりトイレに長居はできないため、早速開けてみる。
『奏様へ。性別の所に疑問を抱いているようですので私がお答えします。まず奏様が心配している。女性はこの世界にいるのかという問題ですが、結論から言いうと、います。ですが、15人に1人くらいしかいません。なので恋愛の主流は同性愛なのです。また奏様が不思議に思われているルータは今現在いらっしゃる異世界では、女性を指す言葉になります。この世界でオンナと言えば神話時代にいた凶悪なモンスターを指す言葉になりますのでご注意ください。この手紙が役に立てば幸いです。リールンより。PSちなみに男性のことはギルと言います。』
俺はこの手紙を全て読み終わった頃プルプルと震えていた。
「あんのっばか!そう言うのは一番最初に言うべきだろ!!ここがこんな世界だってわかってたら掘られなくなるスキル貰ったのに!!」
少し見当違いなことを言いつつも俺は怒っていた。
だって普通こんな大事なこと一番最初に説明すべき。みんなもそう思うだろう?俺はとてもそう思う。
俺はもう少し、リールンへと言ってやりたい事は沢山あったがこれ以上長くいると、うんこが長いやつだと思われかねないのでトイレを素早く出た。
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「それで、ルータが何かって話だっけ?」
部屋に戻り、先程の位置に着くとギルがそう問いかけてくる。
「うん、そうだね。でもトイレで少し冷静になって考えたらわかったよ。ルータの意味。だからもう大丈夫!」
「ふーん?わかった。」
やっぱり苦しい理由になってしまったが、一応は納得して貰えたので内心安堵の溜息を零した。
「じゃあ、朝ごはん食べようか!もう冷めちゃうよ!」
そしてギルが、俺とジークの下の話題はなかったように明るく言った。
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