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おまけコーナー(読まなくても大丈夫です)

おまけ(作者の裏話コーナーのため、ネタバレ注意)

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 ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
 ここからはおまけという名の言い訳コーナーです!
 本編に入れられなかった設定などを語っていきたいと思いますので、お付き合いいただけると嬉しいです!

 入れられなかった設定を質問形式で書いていきます! では、スタート!

 Q)リュドヴィックはなんでポーリス近海の船の中にいたの?
 A)海洋系の魔物の調査のためです。そのため船に乗っていました。

 Q)そんな危険なところに義妹のベルを連れて行ったの?
 A)ベルがうっかりついてきてしまったからです。もちろん、リュドヴィックにしては珍しく怒り、泣かせてしまい謝りまくっていた……という裏設定があります。

 Q)リュドヴィックとベルが義理の兄妹な理由は?
 A)リュドヴィックが聖騎士団に入隊してまもなく、孤児となったベルを救ったのがきっかけで義理の兄妹関係になりました。二人の歳の差は大体十歳以上です。

 Q)オクタヴィアンが劇の時に見せた表情やらの意味は?
 A)作中でも少し記載しましたが、彼は劇団員の夫婦の間に生まれた子です。将来は跡を継ぐ予定でしたが、騎士になりかったオクタヴィアンは反対を押し切って騎士団員になりました。なので、複雑だったのでしょう。

 Q)この世界はゲーム? 異世界? どっちなの?
 A)両方です。ゲーム世界をベースに異世界として確立された? 少々ややこしいですが、ゲームでありゲームでない世界です。不思議に思ってもらえるとその方が作者としては助かります。

 Q)サテュロスとサジタリウスって結局なんなの?
 A)『サジタリウス』の世界の母体となった世界のシステムであり、元は作中でも言及していた通り、同一の存在でした。しかし、ある時二つに別れてしまい、サテュロスは破壊を、サジタリウスは創造を司るようになりました。作中では、破壊の力が均等を破りつつあったため、封印されることになりました。

 Q)なんで封印? 倒せないの?
 A)倒したら世界のバランスが崩れるので、封印が最適解でした。

 Q)ゼナイドが聖女から魔女になった理由は?
 A)啓示を受け救った後、意図せずして世界の根源に触れてしまった彼女をサジタリウスが後から現れる『勇者』達の導き手として選んだため、彼女は自らを魔女と名乗るようになりました。なので、サジタリウス視点からすると、ゼナイドは今でも聖女なのです。

 Q)なんで気のいい奴しかいないの?
 A)登場したネームドキャラは、ゲームとしてのサジタリウスの世界では『勇者』を手助けするサポートキャラだったからです。そういう役割を持っていたため気のいい奴が多く登場しましたが、普通に嫌な奴もいます。登場させていないだけですね。

 Q)そもそもなんで『サジタリウス』なの?
 A)作者が星座の中でいて座が好きだからです。元々は短編として出した時、ふと頭に浮かんだ単語が『サジタリウス』でした。本編はそこから話を膨らませた形となります。(短編はこちらには載せていません。申し訳ございません)

 Q)元々の『サジタリウス』のゲームはどんな設定?
 A)元々は、選んだ職業によってゲーム開始時の都市が変わり、そこに存在している隊へ入隊し世界を冒険する物語の設定でした。

 Q)種族は関係あるの?
 A)ゲーム的には関係ありません。世界の種族概念的にはよくあるイメージ設定を使用しているため、本編のイグナートのようなキャラメイクをしたりすると、突っ込みが入る遊びが設定されていました。なので、リュドヴィックの反応は実はNPCとしての反応となります。

 Q)ランベールって結局何者?
 A)実はかつて別の勇者とともに戦った人……という裏設定がありました。当然、ゼナイドとも面識があります。
 
 以上、入れらなかった設定でした!
 ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!
 本編はここで終わりますが、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです!
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