M嬢のM嬢によるM嬢のためのS執事の育て方

采女

文字の大きさ
35 / 72

マッサージ

しおりを挟む
「おかえり。いっぱい出てたね」
 ほっとした表情でトイレから出てきた瑞姫に、そう声を掛けた。
「………!」
 途端に瑞姫の顔が真っ赤に染まった。口をパクパクさせている。
「……聞いてた、の……?」
 つまりはそういうことだ。だいぶ我慢していた瑞姫の『音』を、僕はトイレの外で聞いていて、そのことに瑞姫が気付いて赤面している、と。
「今日は、『夜まで、ずっと気持ちいいことと恥ずかしいことだけをしてあげる』って約束したからね。恥ずかしがらせるの成功」
 瑞姫はといえば、羞恥のあまり目を逸らして手のひらで頬を包んでいる。反論をする余裕はないらしい。
 そんな瑞姫を後ろから抱いて、耳元で囁く。
「次は、気持ちいいことをしようね」

 『次は気持ちいいことを』と言ったものの、結果的には次もその次も『恥ずかしいこと』になった。
 まずは、長く入れっぱなしだったバイブとプラグで肌が荒れたりしていないかを確認した。つまりは、大きくM字開脚させて、前も後ろも穴と穴の中をじっくりと調べたわけだ。特に目立って肌が荒れたりはしていなかったが、念の為に馬油を塗って少し休ませることにした。僕としてはこれはケアの時間だったものの、瑞姫には羞恥の時間だったらしく、かなり濡れてくるのが見て取れた。
 次に、オイルマッサージをするために、服を脱いでもらったのだが、これまた瑞姫には羞恥プレイだったようだ。
 赤いドレスを脱ぐと、下は丸見えだし、上はエッチなブラジャー。普通に全裸よりだいぶエロい。もちろん、そのまま脱がせず、まずは両胸の中央にあるリボンを解かせた。すでにぷっくりと膨らんでいる乳首がぱっと顔を覗かせる。これまたエロい。チュッと吸うと、一瞬で硬度を増した。
「ま、だ……?」
 しばらくそのままの状態で眺めていると、恥ずかしさに耐えられなくなった瑞姫が口を開いた。
「瑞姫はそんなに脱ぎたいの? 瑞姫は本当に淫乱だなぁ」
 そう煽れば、また恥ずかしそうに腰を揺らす。
(うわ……もうこのまま縛りあげたい……)
 そうは思うものの、せっかくの連休だ。今日は瑞姫の身体の感度を上げることが目標なので、僕のSっ気はちょっと引っ込んでいてもらうことにして、かえってエッチになっていたブラジャーを取り去った。

 タオルケットを敷いたベッドに寝かせて、アロマオイルを垂らす。
 瑞姫はそれだけでぴくぴくと身体を震わせ、時折甘い吐息を漏らした。ようやく『気持ちいいこと』のターンだ。
 手で塗り拡げていくと、さらに身体をくねらせながら、「んっ、ふぅ、」と小さな声を漏らす。特に敏感な部分を触らなくても、体中どこでも気持ち良さそうだ。

 全身をゆっくりと撫であげて、瑞姫が少し慣れてきたところで、胸を中心にマッサージを始めた。
 少し落ち着いていた呼吸が途端に荒く短くなっていく。
「んっ、ふっ、んんっ、あっ、あっ、」
 両手で円を描くように撫でると、手のひらで硬い突起がクリクリと主張してくる。まるで「もっと虐めて」と言っているようだ。
 もっとも、瑞姫自身もそんな顔をしている。いつもはかなり痛いくらいの強い刺激で責められるのに、今日はゆっくりとした優しい愛撫ばかり。気持ちいいけれど物足りない刺激に、切なそうな顔をしている。が、今日はおあずけだ。
 代わりに、股の間に手を滑らせて、同じようにぷっくりと硬くなっているクリを撫でた。
 瑞姫の身体が大きく跳ねる。
「やっ、はぁっ、ああっ!」
「ダメ?」
「……そのくらい、やさしくなら、へい、き……んっ、ふっ、んっ、あっ」
 膝を立てて脚を開かせると、とろり、と愛液が零れ落ちた。自分でもわかったようで、「や……」と小さく喘いだ。
 アロマオイルよりもこっちは馬油のほうが肌に良さそうなので、タオルで手を拭いて馬油の小瓶を手にした。瑞姫のおかげで、馬油の減りが早い。また買っておかなければ。

 実に一時間ほど、瑞姫の身体を触り倒すと、もう瑞姫の身体はかなり敏感になっていた。
 上も下も、もちろん、前も後ろも。突起は僕の息子なんかよりよほど硬いし、穴は耳以外、口も含めて、全てがぱくぱくヒクヒクと動いている。

「じゃあ瑞姫、お風呂に入って出かける準備をしようか」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

処理中です...