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第1話
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ここは夢と野望を掲げ、腕に自信のある者達が集まる街
ナスティアである
ここに集まる猛者たちは冒険者と呼ばれる。
冒険者というのは、モンスター討伐、盗賊の捕縛などなど、地域から寄せられる多種多様な依頼をこなすもの達を言う。
あるものは武器を取り、あるものは魔法を使い、あるものはそのどちらも使う。
戦い方は千差万別である。
そんな街で例に漏れず冒険者として活動する、ちょっと不思議な1人の男の物語だ。
「.....あぁ、やっと着いた」
俺の名はカザリ。
元々の仕事場はナスティアではないのだが、なんやかんやあって、今は俺の生まれ育ったこの場所で冒険者をやっている。
昔とは色々と風景は変わったが、昔と変わらず町は活気に溢れている。
何人か顔なじみも居るから、俺にとってはとても過ごしやすい。
「あら、カザリくん、おかえりなさい、今回はちょっと時間かかったみたいだね」
カザリ「あぁ、ちょっと色々と面倒事に巻き込まれちまってね」
この女性はこの街のギルド職員のシーナ。
誰に対しても分け隔てなく仲良くしてくれる優しい女性だ。
シーナ「へぇ、面倒事にね~....なんかあったの?」
カザリ「依頼にあった場所の近くに、ちょっと強めのモンスターが生息してるから注意ってあったろ?」
シーナ「あぁ、そういえばそんな事が書いてあったわね、もしかして遭遇しちゃったの?」
カザリ「物の見事にな、依頼以外のモンスターと遭遇する確率なんて相当低いのによ」
そう、そもそもそういう注意喚起が依頼書にあること自体が珍しい。
なんでこんな依頼を受けてしまったのか、答えは簡単、俺にギリギリ適正のある依頼はそれしか残ってなかった。
シーナ「あらら....それは災難ね、でも良かったじゃない、その分報酬も弾むよ」
カザリ「はは、そりゃありがたい」
シーナ「まぁ、そういうことがあっても無事で帰ってくるだけほんと凄いと思うわ。とてもじゃないけど、Cランクには見えない。」
Cランク、冒険者にはそれぞれの強さや実績に応じてランクが決められている。
下から順に、Dランク、Cランク、Bランク、Aランク、Sランク。
俺は下から二番目だ。
カザリ「買い被りすぎさ、これでも俺は手一杯なんだから」
シーナ「ふーん、まぁなんでもいいけどね、とりあえず今回の討伐したモンスターの魂核(こんかく)をちょうだい、換算してくる」
カザリ「はいよ~」
魂核とは、モンスターの核となる石のようなものである。
モンスターはダメージを与えられて、絶命すると魂核を残し体は消滅する。
形、色、大きさはモンスターによって異なっており、どんな衝撃でも壊すことは出来ない。
よって不正は出来ないということだ。
その石を分析し、それに見合った報酬を冒険者に渡す。
シーナ「はい、終わったよ、今回の報酬は2200N(ネリス)」
カザリ「ありがと、それじゃ俺はこれで」
シーナ「はーい、じゃあ次のお越しをお待ちしてまーす」
さて、報酬も貰ったことだし、少し寄り道していくかな。
そうして歩いてると少し黄色い声が聞こえた。
「神姫とそのパーティーが帰ってきたぞ!!」
「わぁ、綺麗~」
なんかパーティーの仲間がついでみたいになってんな、可哀想に。
と言っても、神姫という名前はここじゃ知らない人間は居ない。
神姫 リオーネ
ヘブンズパーティーに所属する冒険者。
容姿端麗、そして強さも化け物レベルと来た。
ランクはもちろん最高のSランク。
ヘブンズパーティー自体みんなすごい人たちなんだけど。
リオーネ「.......」
たしかに綺麗だよなぁ.....冒険者じゃなくても仕事わんさか貰えそうだし。
まぁ俺があの人と関わることは多分無いだろうけど。
とりあえず行きたいとこ向かうか。
そしてしばらく歩いて、目的地に着いた。
カザリ「よぉ、入るぜ~、ナッシュ」
ナッシュ「あいよ、いらっしゃい....てお前かよ」
お前かよってなんだよ。
カザリ「酷いなおい」
ナッシュ「別嬪な美女だったらめちゃくちゃ嬉しいんだけどな」
悪かったな男で。
こいつはナッシュ、武器屋をやりながら鍛冶をしている男だ。
歳は俺と同じの25歳と若いが武器を見る目と鍛冶の腕は1級品だ、昔からの顔見知りで心を開ける俺の友達だ。
ナッシュ「それで、今日はどうしたんだ?」
カザリ「この武器をちょっと見てくれ」
ナッシュ「あぁ、これな、てかお前これいつまで使うんだよ」
カザリ「いつまでって.....お前に貰ったものだし、大事に長く使いたいだろ」
俺の使っている武器は刀だ。
ナッシュから貰ったものだ。
出来るなら長く使いたい。
ナッシュ「.........そういうことじゃねぇよ」
カザリ「ん?なんだ?」
ナッシュ「なんでもねぇ、ほら、よこしな」
カザリ「あ、あぁ、ありがとう」
ナッシュ「それじゃ、少し見てみるからそこで待ってろ」
カザリ「了解」
口は悪いが、いつも見てくれている。
そうやって待っていると、他の客が来たみたいだ。
「ご、ごめんくださ~い」
カザリ「すまん、今俺の武器を見てもらっててな、少し席を外してるんだ」
「あ、そうなんですね.....」
カザリ「すぐ来ると思うから、ここで待ってるといい」
「あ、はい.....」
人見知りなのだろうか、かなりよそよそしい。
て、初対面だから当たり前か。
異性だし。
「あ、あの.....」
カザリ「ん?」
「冒険者の方....ですか?」
カザリ「あ、あぁ、まぁそうだが」
「そうなんですね....私も冒険者なんです」
カザリ「へぇ、そうだったんだな、君も依頼から帰ってるとこなのか?」
「はい、そうです....あ、私エラって言います」
カザリ「俺はカザリ、よろしくな」
エラ「はい!よろしくお願いします」
どうしよう、めちゃくちゃ礼儀正しいな。
俺なんて気品の欠けらも無いのに。
なんかこの子と話してるのが申し訳なく思えてきた。
カザリ「そ、そんなにかしこまらなくていいんだぞ?ランクもそんなに上じゃないしさ、大した冒険者じゃないんだから」
エラ「え?そうなんですか?かなり強そうだったので、凄い人なのかと」
カザリ「いやいや、そんな」
ナッシュ「おい」
カザリ「うぉっ!」
な、なんだよ、ナッシュかよ。
心臓飛び出るかと思った。
ナッシュ「ったく、さっきから呼んでんのに全然気づかねんだもんよ」
カザリ「いやぁ、わりぃわりぃ」
ナッシュ「まぁ別にいいけどよ、ほらよ、できたぞ」
カザリ「お!できたか」
ナッシュ「モンスター討伐してきた分、刀に負担もあるだろうから多少研いでおいた、切れ味も問題無いだろうと思うぜ」
カザリ「おぉ、すまねぇな毎度」
ナッシュ「別にいいさ」
さすがはナッシュだ、やっぱ持つべきは鍛冶屋の友達だぜ。
ナッシュ「あ、そうだ、お姉さんや」
エラ「は、はい!」
ナッシュ「さっき言ってたことだが、このカザリって男の強さ、本物だぜ?」
カザリ「お、おい、ナッシュ」
ナッシュ「なんだよぉ、別にいいじゃんか友達の自慢くらいよ」
そういうのは俺のいないところでしてくれよ、普通に恥ずかしい。
エラ「やっ、やっぱりそうなんですか!?」
ほら見ろ変に信じ込んだじゃないか。
カザリ「いやいや、そうじゃないから、頼むそんなに期待するような目で見ないでくれ」
ナッシュ「はぁ.....まぁいいけどよ、お前それでいいのか?」
カザリ「はい?」
ナッシュ「はい?じゃねぇよ、"あれ"どうするんだ?」
エラ「あれ?」
カザリ「......さぁな」
ナッシュ「....そうかよ、深くは言わねぇさ、でも使いたくなったらいつでも来い、ちゃんと保管しとくから」
カザリ「....ほんとすまんな」
ナッシュ「気にすんな」
エラ「あ、あの.....」
おっと、いけねぇ、エラを置き去りにしていた。
俺もそろそろ帰るか。
カザリ「それじゃ、俺は帰るぜ、ほらお代」
ナッシュ「はいよ、毎度あり」
カザリ「じゃあな」
そうして、おれは帰路に着いた。
話にでてきた"あれ"の事は、また今度だ。
To be continued
ナスティアである
ここに集まる猛者たちは冒険者と呼ばれる。
冒険者というのは、モンスター討伐、盗賊の捕縛などなど、地域から寄せられる多種多様な依頼をこなすもの達を言う。
あるものは武器を取り、あるものは魔法を使い、あるものはそのどちらも使う。
戦い方は千差万別である。
そんな街で例に漏れず冒険者として活動する、ちょっと不思議な1人の男の物語だ。
「.....あぁ、やっと着いた」
俺の名はカザリ。
元々の仕事場はナスティアではないのだが、なんやかんやあって、今は俺の生まれ育ったこの場所で冒険者をやっている。
昔とは色々と風景は変わったが、昔と変わらず町は活気に溢れている。
何人か顔なじみも居るから、俺にとってはとても過ごしやすい。
「あら、カザリくん、おかえりなさい、今回はちょっと時間かかったみたいだね」
カザリ「あぁ、ちょっと色々と面倒事に巻き込まれちまってね」
この女性はこの街のギルド職員のシーナ。
誰に対しても分け隔てなく仲良くしてくれる優しい女性だ。
シーナ「へぇ、面倒事にね~....なんかあったの?」
カザリ「依頼にあった場所の近くに、ちょっと強めのモンスターが生息してるから注意ってあったろ?」
シーナ「あぁ、そういえばそんな事が書いてあったわね、もしかして遭遇しちゃったの?」
カザリ「物の見事にな、依頼以外のモンスターと遭遇する確率なんて相当低いのによ」
そう、そもそもそういう注意喚起が依頼書にあること自体が珍しい。
なんでこんな依頼を受けてしまったのか、答えは簡単、俺にギリギリ適正のある依頼はそれしか残ってなかった。
シーナ「あらら....それは災難ね、でも良かったじゃない、その分報酬も弾むよ」
カザリ「はは、そりゃありがたい」
シーナ「まぁ、そういうことがあっても無事で帰ってくるだけほんと凄いと思うわ。とてもじゃないけど、Cランクには見えない。」
Cランク、冒険者にはそれぞれの強さや実績に応じてランクが決められている。
下から順に、Dランク、Cランク、Bランク、Aランク、Sランク。
俺は下から二番目だ。
カザリ「買い被りすぎさ、これでも俺は手一杯なんだから」
シーナ「ふーん、まぁなんでもいいけどね、とりあえず今回の討伐したモンスターの魂核(こんかく)をちょうだい、換算してくる」
カザリ「はいよ~」
魂核とは、モンスターの核となる石のようなものである。
モンスターはダメージを与えられて、絶命すると魂核を残し体は消滅する。
形、色、大きさはモンスターによって異なっており、どんな衝撃でも壊すことは出来ない。
よって不正は出来ないということだ。
その石を分析し、それに見合った報酬を冒険者に渡す。
シーナ「はい、終わったよ、今回の報酬は2200N(ネリス)」
カザリ「ありがと、それじゃ俺はこれで」
シーナ「はーい、じゃあ次のお越しをお待ちしてまーす」
さて、報酬も貰ったことだし、少し寄り道していくかな。
そうして歩いてると少し黄色い声が聞こえた。
「神姫とそのパーティーが帰ってきたぞ!!」
「わぁ、綺麗~」
なんかパーティーの仲間がついでみたいになってんな、可哀想に。
と言っても、神姫という名前はここじゃ知らない人間は居ない。
神姫 リオーネ
ヘブンズパーティーに所属する冒険者。
容姿端麗、そして強さも化け物レベルと来た。
ランクはもちろん最高のSランク。
ヘブンズパーティー自体みんなすごい人たちなんだけど。
リオーネ「.......」
たしかに綺麗だよなぁ.....冒険者じゃなくても仕事わんさか貰えそうだし。
まぁ俺があの人と関わることは多分無いだろうけど。
とりあえず行きたいとこ向かうか。
そしてしばらく歩いて、目的地に着いた。
カザリ「よぉ、入るぜ~、ナッシュ」
ナッシュ「あいよ、いらっしゃい....てお前かよ」
お前かよってなんだよ。
カザリ「酷いなおい」
ナッシュ「別嬪な美女だったらめちゃくちゃ嬉しいんだけどな」
悪かったな男で。
こいつはナッシュ、武器屋をやりながら鍛冶をしている男だ。
歳は俺と同じの25歳と若いが武器を見る目と鍛冶の腕は1級品だ、昔からの顔見知りで心を開ける俺の友達だ。
ナッシュ「それで、今日はどうしたんだ?」
カザリ「この武器をちょっと見てくれ」
ナッシュ「あぁ、これな、てかお前これいつまで使うんだよ」
カザリ「いつまでって.....お前に貰ったものだし、大事に長く使いたいだろ」
俺の使っている武器は刀だ。
ナッシュから貰ったものだ。
出来るなら長く使いたい。
ナッシュ「.........そういうことじゃねぇよ」
カザリ「ん?なんだ?」
ナッシュ「なんでもねぇ、ほら、よこしな」
カザリ「あ、あぁ、ありがとう」
ナッシュ「それじゃ、少し見てみるからそこで待ってろ」
カザリ「了解」
口は悪いが、いつも見てくれている。
そうやって待っていると、他の客が来たみたいだ。
「ご、ごめんくださ~い」
カザリ「すまん、今俺の武器を見てもらっててな、少し席を外してるんだ」
「あ、そうなんですね.....」
カザリ「すぐ来ると思うから、ここで待ってるといい」
「あ、はい.....」
人見知りなのだろうか、かなりよそよそしい。
て、初対面だから当たり前か。
異性だし。
「あ、あの.....」
カザリ「ん?」
「冒険者の方....ですか?」
カザリ「あ、あぁ、まぁそうだが」
「そうなんですね....私も冒険者なんです」
カザリ「へぇ、そうだったんだな、君も依頼から帰ってるとこなのか?」
「はい、そうです....あ、私エラって言います」
カザリ「俺はカザリ、よろしくな」
エラ「はい!よろしくお願いします」
どうしよう、めちゃくちゃ礼儀正しいな。
俺なんて気品の欠けらも無いのに。
なんかこの子と話してるのが申し訳なく思えてきた。
カザリ「そ、そんなにかしこまらなくていいんだぞ?ランクもそんなに上じゃないしさ、大した冒険者じゃないんだから」
エラ「え?そうなんですか?かなり強そうだったので、凄い人なのかと」
カザリ「いやいや、そんな」
ナッシュ「おい」
カザリ「うぉっ!」
な、なんだよ、ナッシュかよ。
心臓飛び出るかと思った。
ナッシュ「ったく、さっきから呼んでんのに全然気づかねんだもんよ」
カザリ「いやぁ、わりぃわりぃ」
ナッシュ「まぁ別にいいけどよ、ほらよ、できたぞ」
カザリ「お!できたか」
ナッシュ「モンスター討伐してきた分、刀に負担もあるだろうから多少研いでおいた、切れ味も問題無いだろうと思うぜ」
カザリ「おぉ、すまねぇな毎度」
ナッシュ「別にいいさ」
さすがはナッシュだ、やっぱ持つべきは鍛冶屋の友達だぜ。
ナッシュ「あ、そうだ、お姉さんや」
エラ「は、はい!」
ナッシュ「さっき言ってたことだが、このカザリって男の強さ、本物だぜ?」
カザリ「お、おい、ナッシュ」
ナッシュ「なんだよぉ、別にいいじゃんか友達の自慢くらいよ」
そういうのは俺のいないところでしてくれよ、普通に恥ずかしい。
エラ「やっ、やっぱりそうなんですか!?」
ほら見ろ変に信じ込んだじゃないか。
カザリ「いやいや、そうじゃないから、頼むそんなに期待するような目で見ないでくれ」
ナッシュ「はぁ.....まぁいいけどよ、お前それでいいのか?」
カザリ「はい?」
ナッシュ「はい?じゃねぇよ、"あれ"どうするんだ?」
エラ「あれ?」
カザリ「......さぁな」
ナッシュ「....そうかよ、深くは言わねぇさ、でも使いたくなったらいつでも来い、ちゃんと保管しとくから」
カザリ「....ほんとすまんな」
ナッシュ「気にすんな」
エラ「あ、あの.....」
おっと、いけねぇ、エラを置き去りにしていた。
俺もそろそろ帰るか。
カザリ「それじゃ、俺は帰るぜ、ほらお代」
ナッシュ「はいよ、毎度あり」
カザリ「じゃあな」
そうして、おれは帰路に着いた。
話にでてきた"あれ"の事は、また今度だ。
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