4 / 4
第4話
しおりを挟む
カザリ「ん~~.....朝か」
一昨日の依頼でボロボロだから、昨日1日休んだが....中々疲れは取れないな
カザリ「まぁいいや、とりあえず準備してギルドに行くか」
と言って、ギルドに来てみたが....
カザリ「依頼が全然無い....どういうことだ?」
シーナ「昨日からモンスターが全く見当たらないのよ」
カザリ「見当たらない?」
シーナ「うん、依頼にあるモンスター全てが、その場所に行っても見当たらなかった」
聞いたことがないな、そんな現象。
シーナ「まるで、なにかの準備をしてるみたいに」
カザリ「準備?」
すると、街の警報が鳴り響いた。
カザリ「な、なんだ?」
━━━━━南方から大量のモンスターが猛スピードで接近中!!一般住民の方は直ちに避難してください!繰り返します!南方から大量のモンスターが接近中!一般住民の方は直ちに避難してください!━━━━━
カザリ「モンスターが....?」
シーナ「まずいわ、カザリくん、恐らく冒険者は戦闘に加わるように命じられるはずよ、現場に向かってちょうだい」
カザリ「あ、あぁ、分かった」
急だな、モンスターの大群だなんて....
だが考えてる暇は無い、今すぐ向かおう!
カザリ「外壁はまだ破られてないみたいだな」
街は混乱している。
だれも逃げ遅れないといいんだが....
すると、そこに見知った顔が居た。
カザリ「エラ!」
エラ「!!カザリさん!」
カザリ「大変なことになっちまったな」
エラ「えぇ、ほんとに....何とか食い止めないと」
カザリ「モンスターがここに侵入してくるのも時間の問題だ、お互い無事で生きようぜ!じゃあな!」
エラ「ちょ、ちょっと!」
ナッシュ「あ!あんた!」
エラ「あ、貴方はナッシュさん!」
ナッシュ「すまねぇ、ちょっと頼まれてくれねぇか」
とりあえず出口付近に行こう、そこなら食い止められるはずだ。
━━━━━モンスターの侵入を確認しました!直ちに迎撃してください!━━━━━
カザリ「来たな....急がねぇと」
するとモンスターが目の前に現れた。
カザリ「E級モンスターのゴブリンか、雑魚だな、来い!」
現れたのは全部で5体、全てを切り倒していく。
だが休む暇もなく新たなモンスターが現れる。
カザリ「かなりの数だな...他の場所でも戦闘の音が聞こえる、音の位置からしてまだ大丈夫そうだな」
次はどいつが来るんだ?
少し大きめの地鳴りが聞こえる....これは
カザリ「C級のオーガか....」
体はかなりデカイな、ヨダレも垂らして....
カザリ「ふっ、そんなに俺の肉が美味そうか?俺を倒せたら思う存分味わいな!」
カザリはオーガの懐に飛び込み、逆袈裟斬りを繰り出した。
カザリ「おらっ!」
オーガにダメージは与えられたがまだ致命傷は与えられなかった。
オーガは反撃に出る、自分の持つナイフを振りかぶり、カザリに突き刺そうとする。
カザリ「そんなんじゃ当たらねぇよ!」
カザリは宙に飛び、攻撃を躱し、そのまま袈裟斬り。
カザリ「おらぁっ!」
なんとか致命傷を与え、オーガは息絶えた。
カザリ「はぁ....はぁ....なんとか倒したな」
他のところは大丈夫なのか....いやそれより、他にどんなモンスターが居るんだ。
「ママ....?どこ?」
まさか、逃げ遅れたのか!?
近くにはゴブリンが数体居る!
カザリ「まずい!!」
その場に居たゴブリンは切り倒し、なんとか女の子を守ることが出来た。
カザリ「危なかった、名前は?」
ヒナ「わ、私...ヒナ、ママが....居なくて」
恐らくハグれたんだろう
とりあえずここに居ても危険だ、急いで避難させないと
カザリ「もう大丈夫だ、必ずママに会わせる」
エラ「カザリさーん!!」
カザリ「エラ!なんでここに!」
エラ「っ!!カザリさん!危ない!!」
カザリ「え?....うおぉっ!!!!」
なにかに突進されたが、間一髪避けれた....
カザリ「ヒナちゃん、大丈夫か?」
ヒナ「うん...大丈夫」
カザリ「一体なんのモンスターが.....あれは....」
エラ「うそ.....こんなモンスターまで居るなんて....A級モンスター....ケルベロス」
カザリ「くそっ....とりあえず逃げるぞ!エラ!走れ!」
敵う敵わないの前に、今のままでは戦うにしても巻き込んでしまう、逃げるしかない。
リオーネ「ふんっ!!」
ギルメ「リオーネ!大丈夫ですか?」
リオーネ「うん、こっちは問題ない、他は?」
ギルメ「私も問題ありません、だけど、どこかでケルベロスが現れたって報告が」
リオーネ「分かった、私が捜索に向かうから、ここはアムラとギルメに任せる」
ギルメ「分かりました!」
カザリ「はぁ....はぁ....なんとか隠れることが出来た....大丈夫か?エラ、ヒナちゃん」
エラ「は、はい.....」
ヒナちゃんも大丈夫そうだ、だかあいつは鼻が利く、いつ見つかってもおかしくない。
エラ「そうだ.....カザリさん、あなたに渡したいものがあるんです」
カザリ「俺に?」
エラ「これ.....」
カザリ「これは....!!」
━━━━━ナッシュ「すまねぇ、ちょっと頼まれてくれねぇか」
エラ「なんですか?」
ナッシュ「これをカザリに渡してくれ」
エラ「なんですか?これ」
ナッシュ「説明してる暇は無い、あいつに渡せば分かるはずだ、俺はこれから避難所に向かう、くれぐれも気をつけてくれよ、それと」━━━━━
エラ「それと、もう自分を責めるのは辞めろ...とのことでした」
カザリ「......ナッシュ.....」
本当良いのか....."また"俺はこれ握って...本当に良いのか。
エラ「私にはなんの事か分からないですけど、もし自分で自分を縛っているのなら....解放してあげてください」
いや.....もうやめよう.....過去に縛られて、"アイツら"が喜ぶか?殴られるに決まってる。
勝手に償ってるつもりになってる自分とは.....もうおさらばだ。
カザリ「.....エラ......この娘を頼む。それと、ありがとうな....届けてくれて」
エラ「ちょ、ちょっと待ってください、1人は無茶ですよ!増援を呼びましょう!」
カザリ「大丈夫だ、俺1人でも負けねぇよ」
すまない....もう一度、俺は戦うぞ。
カザリ「.....久しぶりだな....相棒」
エラ「カザリさん!」
カザリ「頼んだぞ、エラ」
そして、俺はケルベロスの前に出た。
不思議と恐怖は全くない、負ける気がしない。
いつぶりだ...こんな感覚。
カザリ「.....そう睨むなよ、例え飛びかかってこようが、そのままていようが、勝負は一瞬だ....」
ケルベロスは体勢を低くし、飛びかかった。
エラ「カザリさん!!!」
カザリ「居合.....奥義」
エラ「え?.....」
カザリ「.....神羅万象」
エラ「.....うそ.....あのケルベロスが....一瞬で.....真っ二つに」
カザリ「ふぅ.....」
To be continued
一昨日の依頼でボロボロだから、昨日1日休んだが....中々疲れは取れないな
カザリ「まぁいいや、とりあえず準備してギルドに行くか」
と言って、ギルドに来てみたが....
カザリ「依頼が全然無い....どういうことだ?」
シーナ「昨日からモンスターが全く見当たらないのよ」
カザリ「見当たらない?」
シーナ「うん、依頼にあるモンスター全てが、その場所に行っても見当たらなかった」
聞いたことがないな、そんな現象。
シーナ「まるで、なにかの準備をしてるみたいに」
カザリ「準備?」
すると、街の警報が鳴り響いた。
カザリ「な、なんだ?」
━━━━━南方から大量のモンスターが猛スピードで接近中!!一般住民の方は直ちに避難してください!繰り返します!南方から大量のモンスターが接近中!一般住民の方は直ちに避難してください!━━━━━
カザリ「モンスターが....?」
シーナ「まずいわ、カザリくん、恐らく冒険者は戦闘に加わるように命じられるはずよ、現場に向かってちょうだい」
カザリ「あ、あぁ、分かった」
急だな、モンスターの大群だなんて....
だが考えてる暇は無い、今すぐ向かおう!
カザリ「外壁はまだ破られてないみたいだな」
街は混乱している。
だれも逃げ遅れないといいんだが....
すると、そこに見知った顔が居た。
カザリ「エラ!」
エラ「!!カザリさん!」
カザリ「大変なことになっちまったな」
エラ「えぇ、ほんとに....何とか食い止めないと」
カザリ「モンスターがここに侵入してくるのも時間の問題だ、お互い無事で生きようぜ!じゃあな!」
エラ「ちょ、ちょっと!」
ナッシュ「あ!あんた!」
エラ「あ、貴方はナッシュさん!」
ナッシュ「すまねぇ、ちょっと頼まれてくれねぇか」
とりあえず出口付近に行こう、そこなら食い止められるはずだ。
━━━━━モンスターの侵入を確認しました!直ちに迎撃してください!━━━━━
カザリ「来たな....急がねぇと」
するとモンスターが目の前に現れた。
カザリ「E級モンスターのゴブリンか、雑魚だな、来い!」
現れたのは全部で5体、全てを切り倒していく。
だが休む暇もなく新たなモンスターが現れる。
カザリ「かなりの数だな...他の場所でも戦闘の音が聞こえる、音の位置からしてまだ大丈夫そうだな」
次はどいつが来るんだ?
少し大きめの地鳴りが聞こえる....これは
カザリ「C級のオーガか....」
体はかなりデカイな、ヨダレも垂らして....
カザリ「ふっ、そんなに俺の肉が美味そうか?俺を倒せたら思う存分味わいな!」
カザリはオーガの懐に飛び込み、逆袈裟斬りを繰り出した。
カザリ「おらっ!」
オーガにダメージは与えられたがまだ致命傷は与えられなかった。
オーガは反撃に出る、自分の持つナイフを振りかぶり、カザリに突き刺そうとする。
カザリ「そんなんじゃ当たらねぇよ!」
カザリは宙に飛び、攻撃を躱し、そのまま袈裟斬り。
カザリ「おらぁっ!」
なんとか致命傷を与え、オーガは息絶えた。
カザリ「はぁ....はぁ....なんとか倒したな」
他のところは大丈夫なのか....いやそれより、他にどんなモンスターが居るんだ。
「ママ....?どこ?」
まさか、逃げ遅れたのか!?
近くにはゴブリンが数体居る!
カザリ「まずい!!」
その場に居たゴブリンは切り倒し、なんとか女の子を守ることが出来た。
カザリ「危なかった、名前は?」
ヒナ「わ、私...ヒナ、ママが....居なくて」
恐らくハグれたんだろう
とりあえずここに居ても危険だ、急いで避難させないと
カザリ「もう大丈夫だ、必ずママに会わせる」
エラ「カザリさーん!!」
カザリ「エラ!なんでここに!」
エラ「っ!!カザリさん!危ない!!」
カザリ「え?....うおぉっ!!!!」
なにかに突進されたが、間一髪避けれた....
カザリ「ヒナちゃん、大丈夫か?」
ヒナ「うん...大丈夫」
カザリ「一体なんのモンスターが.....あれは....」
エラ「うそ.....こんなモンスターまで居るなんて....A級モンスター....ケルベロス」
カザリ「くそっ....とりあえず逃げるぞ!エラ!走れ!」
敵う敵わないの前に、今のままでは戦うにしても巻き込んでしまう、逃げるしかない。
リオーネ「ふんっ!!」
ギルメ「リオーネ!大丈夫ですか?」
リオーネ「うん、こっちは問題ない、他は?」
ギルメ「私も問題ありません、だけど、どこかでケルベロスが現れたって報告が」
リオーネ「分かった、私が捜索に向かうから、ここはアムラとギルメに任せる」
ギルメ「分かりました!」
カザリ「はぁ....はぁ....なんとか隠れることが出来た....大丈夫か?エラ、ヒナちゃん」
エラ「は、はい.....」
ヒナちゃんも大丈夫そうだ、だかあいつは鼻が利く、いつ見つかってもおかしくない。
エラ「そうだ.....カザリさん、あなたに渡したいものがあるんです」
カザリ「俺に?」
エラ「これ.....」
カザリ「これは....!!」
━━━━━ナッシュ「すまねぇ、ちょっと頼まれてくれねぇか」
エラ「なんですか?」
ナッシュ「これをカザリに渡してくれ」
エラ「なんですか?これ」
ナッシュ「説明してる暇は無い、あいつに渡せば分かるはずだ、俺はこれから避難所に向かう、くれぐれも気をつけてくれよ、それと」━━━━━
エラ「それと、もう自分を責めるのは辞めろ...とのことでした」
カザリ「......ナッシュ.....」
本当良いのか....."また"俺はこれ握って...本当に良いのか。
エラ「私にはなんの事か分からないですけど、もし自分で自分を縛っているのなら....解放してあげてください」
いや.....もうやめよう.....過去に縛られて、"アイツら"が喜ぶか?殴られるに決まってる。
勝手に償ってるつもりになってる自分とは.....もうおさらばだ。
カザリ「.....エラ......この娘を頼む。それと、ありがとうな....届けてくれて」
エラ「ちょ、ちょっと待ってください、1人は無茶ですよ!増援を呼びましょう!」
カザリ「大丈夫だ、俺1人でも負けねぇよ」
すまない....もう一度、俺は戦うぞ。
カザリ「.....久しぶりだな....相棒」
エラ「カザリさん!」
カザリ「頼んだぞ、エラ」
そして、俺はケルベロスの前に出た。
不思議と恐怖は全くない、負ける気がしない。
いつぶりだ...こんな感覚。
カザリ「.....そう睨むなよ、例え飛びかかってこようが、そのままていようが、勝負は一瞬だ....」
ケルベロスは体勢を低くし、飛びかかった。
エラ「カザリさん!!!」
カザリ「居合.....奥義」
エラ「え?.....」
カザリ「.....神羅万象」
エラ「.....うそ.....あのケルベロスが....一瞬で.....真っ二つに」
カザリ「ふぅ.....」
To be continued
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる