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第3話
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カザリ「あぁぁ、疲れた、酷い目にあったぁぁ」
依頼のモンスターを倒して、また別のモンスターに遭遇してなんとか倒したかと思えば、また別のモンスターが現れて.....
どこまでついてない男なんだ俺は....
「お疲れ様です、注文の料理できましたよ」
カザリ「あぁ、ありがとうレイナ」
レイナはここの酒場の店員だ。
礼儀正しく、いつも優しくしてくれる、そんな子が俺なんかと話してくれるんだ、癒し以外の何物でもない....ほんとありがとう。
レイナ「随分お疲れのようですけど、大丈夫ですか?」
カザリ「めちゃくちゃ疲れた、次から次へとモンスターに襲われてさ、お陰でボロボロだし、それでも何とか森で巻いて逃げれたんだが....」
レイナ「あぁ、それはまた....大変でしたね」
カザリ「ほんとだよ.....ん?お客さん来たみたいだぞ」
レイナ「あ、ほんと.....だ.....」
カザリ「ん?どうした?そんなに固ま.....」
ヘブンズパーティのメンバーの3人じゃないか。
しかもめちゃくちゃ有名人。
白虎アムラ、魔術師ギルメ.....そして、神姫リオーネ。
他のパーティのメンバーは居ないみたいだな、いやぁ驚いた。
カザリ「まさかここで見るなんてな....結構ここに通ってるけど....」
レイナ「わ、私も....ここに来ることがあるなんて.....知らなかったです」
いやまぁ店だから来ることもあるだろうよ。
アムラ「おーい!酒持ってきてくれ!!」
ギルメ「アムラ、はしたないですよ」
アムラ「んだようるさいな」
わぁ、結構できあがってんなぁ。
カザリ「行かなくていいのか?」
レイナ「あ、はい!ただいま持って参ります!」
大変だなぁ、俺だったら別の人に接客頼みたくなるわ。
レイナ「どうぞ!」
アムラ「おぉ、サンキュー!」
ギルメ「はぁ、すみません。彼結構酔ってて」
結構嫌な酔い方するんだなぁ、まぁ俺もあんまり人のこと言えねぇけど。
レイナ「はぁ....緊張しました」
カザリ「ははっ、おつかれ」
まっ、俺は気にせず食事を進めようとしますかね。
アムラ「それよりもよ、聞いたか?」
ギルメ「なにがですか?」
アムラ「モンスターから逃げてきた卑怯者の話だよ!」
わぁ、大声でよくそんなこと話せるなぁ。
アムラ「倒しても倒してもモンスターに追われて、運も実力もねぇんだとよ!笑えるぜ!」
ていうかこの話、なんか俺みたいだな。
アムラ「そもそも全部倒してなんぼだろ冒険者は、それもできねぇでボロボロになって帰ってきて....ふふ....はっはっはっはっ!!」
俺みたいってていうか、俺だな。
ギルメ「ちょっと」
アムラ「なんだよ、リオーネはどう思うんだよ」
リオーネ「......アムラ」
アムラ「あ?」
リオーネ「うるさいから黙って」
アムラ「ったく、つれねぇな」
いやぁ、変な場面に出くわしちまったなぁ。
まさか俺の話をここで大声で笑われるなんてな。
レイナ「.......」
カザリ「レイナ、よしな」
レイナ「っ、でも」
カザリ「ご飯食べ終わったし俺そろそろ行くよ、美味かった、ありがとな」
レイナ「ちょ、ちょっと」
カザリ「いいんだ、何も間違ったことは言われていない」
アムラ「あぁ?なんだお前?俺たちの話してんのか?」
げっ、帰ろうとしたそばから....めんどくさいな。
アムラ「まさかお前か?卑怯者は」
ギルメ「ちょっと、アムラ!」
カザリ「はぁ....そうですよ、俺ですよ」
ほんとめんどくさい、嫌いなんだよなこういうの。
カザリ「あんたらの酒のつまみになったみたいで良かったよ、今後も良い話があったらぜひ笑ってくれ、じゃあ俺はこれで」
とりあえず店を出よう、レイナたちに迷惑がかかる。
アムラ「ちょっと待て!!」
えぇぇ、まだなんかあんのかよ....
カザリ「えっと、なに?」
アムラ「舐めてんのかお前、ちょっとは言い返してみろよ腰抜け」
うわほんとにめんどくさいじゃん、なんでこんなに絡んでくんの。
カザリ「いやでも間違ってないし」
アムラ「じゃあ、あれか?お前俺のサンドバッグにでもなるか?」
いや困るぅ、なんか胸ぐら掴まれてるし....
カザリ「ちょっと勘弁してくれ」
ギルメ「いい加減にしなさい!アムラ!」
お、助かったかな
アムラ「ムカつくんだよ、お前みたいな性格した男はよ」
リオーネ「やめなさい」
うお、怖いな。
なんか申し訳ないなぁ、俺のためにここまで怒るなんて....いや別に俺のためではないか。
アムラ「っち.....冷めたわ、じゃあな、腰抜け」
カザリ「じゃあね~」
はぁ、やっと解放された。
リオーネ「....ごめんね」
カザリ「あ、あぁ、いやいや、良いんだ、むしろ変に喧嘩にならずに済んで良かった」
ギルメ「ほんとに申し訳ありません」
カザリ「大丈夫大丈夫、ほんとに気にしてないから」
ギルメ「そうですか....お詫びと言ったらなんですが、何か困ったことがあったらいつでも言ってください、力になります」
え!?マジ!?ラッキー!
たまには絡まれてみるもんだな。
カザリ「ありがとう、その時が来たら遠慮なく頼らせてもらうよ」
ギルメ「それじゃ、私達もこれでお暇させてもらいます、行きましょうリオーネ」
リオーネ「うん」
いやぁ、めちゃくちゃ良い人達だったな。
ちょっと騒ぎになったから評判落ちるかもしれないけど、まぁ今までの功績もあるしそこまで影響は無いだろ。
カザリ「さて、俺も帰るか」
帰って寝よ。
リオーネ「.......」
ギルメ「ん?どうしました?リオーネ」
リオーネ「.....何か来る予感がする」
To be continued
依頼のモンスターを倒して、また別のモンスターに遭遇してなんとか倒したかと思えば、また別のモンスターが現れて.....
どこまでついてない男なんだ俺は....
「お疲れ様です、注文の料理できましたよ」
カザリ「あぁ、ありがとうレイナ」
レイナはここの酒場の店員だ。
礼儀正しく、いつも優しくしてくれる、そんな子が俺なんかと話してくれるんだ、癒し以外の何物でもない....ほんとありがとう。
レイナ「随分お疲れのようですけど、大丈夫ですか?」
カザリ「めちゃくちゃ疲れた、次から次へとモンスターに襲われてさ、お陰でボロボロだし、それでも何とか森で巻いて逃げれたんだが....」
レイナ「あぁ、それはまた....大変でしたね」
カザリ「ほんとだよ.....ん?お客さん来たみたいだぞ」
レイナ「あ、ほんと.....だ.....」
カザリ「ん?どうした?そんなに固ま.....」
ヘブンズパーティのメンバーの3人じゃないか。
しかもめちゃくちゃ有名人。
白虎アムラ、魔術師ギルメ.....そして、神姫リオーネ。
他のパーティのメンバーは居ないみたいだな、いやぁ驚いた。
カザリ「まさかここで見るなんてな....結構ここに通ってるけど....」
レイナ「わ、私も....ここに来ることがあるなんて.....知らなかったです」
いやまぁ店だから来ることもあるだろうよ。
アムラ「おーい!酒持ってきてくれ!!」
ギルメ「アムラ、はしたないですよ」
アムラ「んだようるさいな」
わぁ、結構できあがってんなぁ。
カザリ「行かなくていいのか?」
レイナ「あ、はい!ただいま持って参ります!」
大変だなぁ、俺だったら別の人に接客頼みたくなるわ。
レイナ「どうぞ!」
アムラ「おぉ、サンキュー!」
ギルメ「はぁ、すみません。彼結構酔ってて」
結構嫌な酔い方するんだなぁ、まぁ俺もあんまり人のこと言えねぇけど。
レイナ「はぁ....緊張しました」
カザリ「ははっ、おつかれ」
まっ、俺は気にせず食事を進めようとしますかね。
アムラ「それよりもよ、聞いたか?」
ギルメ「なにがですか?」
アムラ「モンスターから逃げてきた卑怯者の話だよ!」
わぁ、大声でよくそんなこと話せるなぁ。
アムラ「倒しても倒してもモンスターに追われて、運も実力もねぇんだとよ!笑えるぜ!」
ていうかこの話、なんか俺みたいだな。
アムラ「そもそも全部倒してなんぼだろ冒険者は、それもできねぇでボロボロになって帰ってきて....ふふ....はっはっはっはっ!!」
俺みたいってていうか、俺だな。
ギルメ「ちょっと」
アムラ「なんだよ、リオーネはどう思うんだよ」
リオーネ「......アムラ」
アムラ「あ?」
リオーネ「うるさいから黙って」
アムラ「ったく、つれねぇな」
いやぁ、変な場面に出くわしちまったなぁ。
まさか俺の話をここで大声で笑われるなんてな。
レイナ「.......」
カザリ「レイナ、よしな」
レイナ「っ、でも」
カザリ「ご飯食べ終わったし俺そろそろ行くよ、美味かった、ありがとな」
レイナ「ちょ、ちょっと」
カザリ「いいんだ、何も間違ったことは言われていない」
アムラ「あぁ?なんだお前?俺たちの話してんのか?」
げっ、帰ろうとしたそばから....めんどくさいな。
アムラ「まさかお前か?卑怯者は」
ギルメ「ちょっと、アムラ!」
カザリ「はぁ....そうですよ、俺ですよ」
ほんとめんどくさい、嫌いなんだよなこういうの。
カザリ「あんたらの酒のつまみになったみたいで良かったよ、今後も良い話があったらぜひ笑ってくれ、じゃあ俺はこれで」
とりあえず店を出よう、レイナたちに迷惑がかかる。
アムラ「ちょっと待て!!」
えぇぇ、まだなんかあんのかよ....
カザリ「えっと、なに?」
アムラ「舐めてんのかお前、ちょっとは言い返してみろよ腰抜け」
うわほんとにめんどくさいじゃん、なんでこんなに絡んでくんの。
カザリ「いやでも間違ってないし」
アムラ「じゃあ、あれか?お前俺のサンドバッグにでもなるか?」
いや困るぅ、なんか胸ぐら掴まれてるし....
カザリ「ちょっと勘弁してくれ」
ギルメ「いい加減にしなさい!アムラ!」
お、助かったかな
アムラ「ムカつくんだよ、お前みたいな性格した男はよ」
リオーネ「やめなさい」
うお、怖いな。
なんか申し訳ないなぁ、俺のためにここまで怒るなんて....いや別に俺のためではないか。
アムラ「っち.....冷めたわ、じゃあな、腰抜け」
カザリ「じゃあね~」
はぁ、やっと解放された。
リオーネ「....ごめんね」
カザリ「あ、あぁ、いやいや、良いんだ、むしろ変に喧嘩にならずに済んで良かった」
ギルメ「ほんとに申し訳ありません」
カザリ「大丈夫大丈夫、ほんとに気にしてないから」
ギルメ「そうですか....お詫びと言ったらなんですが、何か困ったことがあったらいつでも言ってください、力になります」
え!?マジ!?ラッキー!
たまには絡まれてみるもんだな。
カザリ「ありがとう、その時が来たら遠慮なく頼らせてもらうよ」
ギルメ「それじゃ、私達もこれでお暇させてもらいます、行きましょうリオーネ」
リオーネ「うん」
いやぁ、めちゃくちゃ良い人達だったな。
ちょっと騒ぎになったから評判落ちるかもしれないけど、まぁ今までの功績もあるしそこまで影響は無いだろ。
カザリ「さて、俺も帰るか」
帰って寝よ。
リオーネ「.......」
ギルメ「ん?どうしました?リオーネ」
リオーネ「.....何か来る予感がする」
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