モンスター娘を絶滅から救うため、俺は種付け係に任命されてしまいました

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第一章 孕ませ創造主と異種族ハーレム

第十一話 無表情なスライム少女と交尾の勉強をする話

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謎のスライム娘ズゥと交尾をした翌日の昼、
 俺は今日も居城の材料集めのために森へ来ていた。

「さて、今日もマイホームのためにバリバリ働くぞ!」

 そう言って、気合いを入れる俺の前に何者かが飛び出してきた。

「…………なんだ、ズゥか」
「また会ったね」

 ズゥは相変わらずの無表情で俺と目を合わせてじっとしていた。

「どう見ても偶然通りかかった動きじゃなかったが」
「うん。創造主が来るの、ずっと待ってた。今日もレイプ、する?」
「あのなぁ。俺がレイプ魔みたいに言うのは止めてくれよ」
「でも、私、レイプしか知らない。創造主、他の交尾、教えて」
「……それ、誘ってるつもりなのか?」

 ズゥが自分の秘所に手を当て、膣口をくぱぁと開いた。

「好きにして、いいよ」

 俺は斧を置き、ズゥをオカズに肉棒を扱いて勃起をさせ、それを彼女の膣に差し込んだ。

「創造主、私の膣内、気持ちいい?」
「どうだろうな。物珍しさはあるかもしれないけど、反応が薄いとつまらないかもな」

 性欲処理がしたい時ならともかく、彼女と交尾をしても終始無表情なのでオナニーしているのと変わらない気分になる。

「反応……あ、ああんっ♡ 創造主のおちんちん、私の膣内に入ってきてる♡ イっ、イっちゃうよ~♡」

 ズゥは突然艶めかしい声を出す。
 しかし、表情はちっとも変わってないので一発で演技だと分かってしまう。

「目を瞑れば悪くないが、表情どうにかならないのか?」
「無理。スライムには人間の感情、分からない」
「感情か……」

 元々亜人でもないスライムのズゥに感情を豊かなプレイを要求するのは難しそうだ。

「でも、感情の再現は恐らく可能。だから、創造主の精液をもっとたくさん欲しい。私は、交尾をする程色々学べるから」
「確かに一回分の精液でここまで言葉が話せるなら、それっぽい演技もいつかは出来るようになるかもしれないな」
「そういうことだから、射精して」
「道のりが長そうだな……」

 俺はズゥの膣内に激しく肉棒の出し入れを繰り返す。

「あっ♡ あっ♡ はぁっ♡ しゅごい♡ そうぞうしゅのおちんちんしゅごいよぉ♡ もっとついてっ♡ すらいむおまんこにこんこんしてぇ♡」

 ズゥは突かれながらそれっぽく喘ぎ声を出すが、表情にちっとも変化がないのはやはりアンバランス感がある。

「まあ、それでも、これはこれで……」

 表情と声のアンバランス感が逆にそそると思わなくもない。

「はぁっ♡ はぁっ♡ 射精すの? もう射精る? ……出していいよ♡ 交尾のお勉強、もっとしたいもん♡ 精液ちょうだい♡」
「ぐっ……!」

 どびゅどびゅっ! びゅくん! びゅくん!

 ズゥの胎内に精液を吐き出し、俺は気持ちを落ち着けるために深呼吸する。
 ズゥは精液を泡の中に取り込み、核を接触させる。
 前回分かれた核は別の泡に包まれてうかんでおり、泡の中で核の周りをスライムが覆い始めていた。

「スライムの胎児か。丸見えだと孕ませた実感とか感じさせられるな」
「やーん。えっち。そんなところ見ちゃらめぇ」
「……お前はそんな言葉どうやって覚えた」
「創造主の遺伝子に組み込まれてた」
「嘘つけ! そんな俗っぽい言葉遣いまで遺伝子に刻まれてたまるか!」
「生き物の遺伝子は意外と変な情報もたくさん詰まってる。これまで抱いた雌との思い出とか」
「つまり、お前には俺のことが全部お見通しって訳か。恥ずかしいな」
「私は羨ましい。私も彼女たちのように豊かな感情が欲しい」
「だから、俺に近づいてきたのか。お前、最初から繁殖よりもそっちが目的だったんだな」
「違う。最初はただ本能のままに生きていたら、創造主にレイプされた」
「お前、もしかしてあの時のこと恨んでる?」
「訂正。私は創造主に心を教えてもらった。決して恨んでない。寧ろ感謝してる」
「それはよかった……のか?」
「私は妊娠してる。創造主に孕まされた。スライムには家族という関係は存在しない。だから、愛情もよく分からない。でも、不思議と悪い気分はしない。今日はこの辺でさようなら。また交尾しようね」

 そう言って、ズゥはまたしてもすさまじい速さで森の中に姿を消してしまった。
 結局、よく分からない子である点は変わらないが、きっとまた会いにくるのだろうとなんとなく思った。
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