12 / 92
第一章 孕ませ創造主と異種族ハーレム
第十ニ話 孤独なアルラウネの話し相手をしていたら子作りを求められた話
しおりを挟む
ズゥに遭遇する度に交尾をしながら相変わらず木材を集めていたある朝、俺が森を歩いていると、森の中に小さな花畑を見つけた。
「へぇ……綺麗なところだな」
そして、花畑の中心には一際大きな花の蕾があり、その大きさは俺の肩くらいまであった。
「これも花……なのか?」
俺が蕾に触れると、蕾は花開き、中から可憐な少女か現れた。
「人間!? ……じゃないな。この特徴――『アルラウネ』か?」
アルラウネといえば、上半身は人間で下半身は花になっている植物モンスターだ。
しかし、アルラウネはあまりいい噂を聞かない。
世間曰く、アルラウネというのは外見こそ麗しく、人間の男はその姿に一目惚れをしてしまうが、その本性は凶悪で、誘惑した男を食い殺してしまうと云われている。
「……『妊娠確認』」
母体:マドラ
交尾回数:0
出産回数:0
状態:処女
交尾非推奨。母体栄養失調中。
「栄養失調? 元気がないのか?」
マドラは顔に触っても目を覚まさず、美しい姿のまま眠っていた。
「水をあげれば元気になるだろうか? ――『真水生成』!」
俺がスキル名を叫ぶと、右の手のひらからコップ一杯分の水が噴き出した。
マドラは頭から水を被り、しばらくしてぴくりと身体が動き始めた。
「……あ、あれ? 私……一体どれだけ眠って……」
目を覚ましたマドラと俺は目が合った。
「お、おはようございます」
「えっ……男の人? もしかして、あなたが創造主様?」
「まあ、みんなからはそう呼ばれているな」
マドラは俺をまじまじと見つめてくる。
モンスターとわかっていても、上半身は人間と全く変わらない上にとんでもない美人なので流石に見つめられると緊張してくる。
「は、はじめまして。私、マドラっていいます。種族は…………アルラウネです」
「ああ、その姿を見たら分かる」
「えっと……私を見て、逃げたりしないんですか?」
マドラは何故か不安そうな表情で恐る恐る尋ねてきた。
「いや? どうして?」
「だって、私、アルラウネですよ? アルラウネの噂は聞いたことありませんか?」
「知ってるさ。植物の姿をしたモンスターだろ? 亜人とかでもなくて、植物が人間に擬態しているだけだと聞いていたから、ここまで流暢に会話出来るとは思ってなかったが」
俺にはズゥという前例がある。
ズゥは人間の遺伝情報から学習する能力があったが、最初は人間に似た姿をしているだけだったので、アルラウネもそうなのではと思っていた。
「いえ、そっちじゃなくて……」
「…………あ~」
意外とおしとやかなマドラの様子に俺は言い出しにくさを感じていたが、どうやら向こうも覚悟はしているようだ。
「人間の男を誘惑して食うって話だろ? にわかには信じがたいな。お前みたいに大人しそうな子がそんな凶悪なモンスターにはとても思えん」
「そ、そうなんです! 誤解なんです! アルラウネはそんなアバズレみたいな種族じゃありません!」
マドラは鼻息を荒げながら俺に顔を近づけてそう言ってきた。
「ちょっ、顔が近い!」
「……あっ、ごめんなさい。つい興奮しちゃって」
俺もなんだか今日は自分の反応に戸惑っている。
ピュイやドーナやズゥなど、何人もの女の子と触れ合ってきた経験があるのに、マドラに対してはまるで童貞みたいな反応をしてしまう。
アルラウネには男を童貞にする何らかの能力でもあるのだろうか?
「……取り敢えず、俺はお前のことを先入観で嫌ったりはしない。こうして話も通じるんだからな」
「ありがとうございます……アルラウネって植物だから動けないし、変な噂があるから男の人と会話したことないんですよね。良かったら、お話とかどうですか?」
「話くらいならいくらでも付き合うぞ」
「わあっ……ありがとうございます! そ、そうだ! つまらないものですが……」
マドラの腰と花びらの間から植物の茎が伸びてきた。
茎の先には蕾があり、その蕾は俺の目の前で花開く。
花の中からは甘い香りが漂ってきた。
「底の方に蜜が溜まっているので、良かったら飲んでください」
「マドラの花蜜……」
響きだけで性的にそそられるものがあるが、飲んでいいのだろうか?
「こ、この蜜をあげるのは将来を誓った男の人だけなんですけど……もう男の人は他にいないし、あなたはいい人だと思うから……特別ですよ?」
……こんな綺麗な子にそこまで言われたら男として飲まない訳にはいかないだろう。
「い、いただきます……」
じゅる、じゅる、ずずっ、
「うっ! ……ひゃっ♡ ああっ♡」
俺が花びらの底に溜まった蜜に吸いつくと、マドラは艶めかしい声を出す。
将来を誓った男にしか舐めさせてはいけないというのは、この花自体が性感帯になっているからなのだろう。
「……ごちそう様でした」
「はあぁ……男の人の前であんな声を出しちゃうなんて……いやらしい女の子だと思いましたか?」
「いや、それでいいんじゃないか? どうせ後になってもっといやらしいことはするんだし、ちょっといやらしいくらいが可愛いと思う」
俺の言葉にマドラは顔をカッと赤く染める。
「あ、あの……それって私のこと…………いえいえ! ま、まだそういうのは早いですよね! もっとお互いをよく知ってからじゃないと!」
「……ああ、そうだな。また明日、マドラの話をよく聞かせてくれ」
マドラの貞操観念は堅いようで、すぐに肉体関係を迫ることは出きなさそうだ。
しかし、たまにはこういう普通の恋愛らしい距離感から始めるのもいいかもしれない。
――それから、俺は毎日マドラの元へ足繁く通い、彼女に水をあげたり、色々と話をした。
マドラはピュイに匹敵かそれ以上に純粋な子で、俺も彼女に会いにいくのが楽しみになっていた。
「あ、あのね……今日はまだお話があるんだけど……」
そんなある日の夕方、帰ろうとしていた俺をぎこちない様子のマドラが引き留めた。
最近のマドラは初めて会った時よりも口調が砕けて親しみやすくなっていた。
「ん? どうした?」
「実は……その……私……」
言いにくそうにしていたマドラだったが、少し経って、ついに意を決した雰囲気で口を開く。
「あなたのこと……好きなんだ……」
「そ、そうか……」
そうじゃないかと薄々気づいてはいたが、口に出して言われるとどうにも照れくさい。
「す、好きっていうのは友達としてとかじゃなくて! 恋愛対象的な意味で! って私何言ってんだろう……」
「慌てなくていいから。俺もマドラが好きだよ」
「~~~~っ!」
こんなに甘酸っぱくて本当にいいのかと思うくらいマドラの反応は愛らしかった。
「ずっと一緒に……いてくれる?」
「ああ。当然だろ」
「……じゃあ、だーりん、って呼んでもいい?」
「ッ!? それは……!」
気が早過ぎる、と言いたかったが、ピュイなどの例があるので、告白から一気に婚約まで進んでもそこまでの問題はない。
「い、いいぞ。そういう呼ばれ方は初めてだからこそばゆい気もするけど」
「だーりん、だーりん……だーりん♡」
マドラはその呼び名を自分に刻み込ませるように繰り返し口に出した。
「だーりん♡ あのね……交尾、したいな」
そう言うと、マドラの下腹部を覆っていた蕾が花開き、蜜で濡れた彼女の生殖器が顕になった。
「急に大胆になったな……」
「だって……私たち、将来を誓い合った仲でしょう?
それに、前に言ってくれたよね? ちょっといやらしいくらいが可愛いって」
「ちょっとどころじゃない。こんな風に誘われたら俺は……」
下半身の肉棒が滾っていくのを感じる。
「お願い……だーりんの白い花粉をここに欲しいの。……来て♡」
マドラの腰の下から生えた茎が蔦のように俺の身体中に絡みつき、下半身の花びらの上まで引き寄せた。
「私の身体……いっぱい触って……」
俺は早速、マドラの膣口を指先で触れた。
膣口はすでに蜜でトロトロになっており、指一本であればすっぽりと入ってしまった。
「あっ……あの、私……処女だよ。でも、一人交尾も好きだから最近はだーりんをオカズにしちゃってるの。許してくれる?」
「許すも許さないもマドラが俺をオカズにオナニーしてくれるなんて嬉しいに決まってるだろ」
大人しそうな顔して意外と性欲旺盛なマドラに抑えきれなくなって、俺はキスをしながら肉棒を膣に挿入した。
ちゅっ、じゅるるっ、ずずっ、
マドラの唾液は前に吸った花蜜の数倍甘く、もっと吸いたいと俺は息が続く限り彼女の口内を貪った。
下半身の方も蜜で満たされ、程よく締まった膣壁が肉棒をねっとりと包み、腰を振らずにはいられなかった。
「んっ……だーりんとのちゅー、気持ちいい……」
俺はマドラがブラ代わりに巻いていた花びらを剥がし、左右の胸を揉みしだく。
「おっぱい……触りたいの?」
マドラはそう言って、俺を抱き寄せ、密着して胸を押しつけてきた。
「ああ……マドラ、膣に射精すぞ」
「うんっ♡ 射精して♡ だーりんの赤ちゃん作りたいのっ♡」
「くっ……マドラ! 俺はマドラが好きだっ!」
「わ、私も好きっ♡ だーりん♡ だーりん♡♡ だーりんっ♡♡♡」
どくっ! どくどくどくっ! どびゅるるるっ!
「うっ――」
「ひゃあああああああっ♡♡♡♡」
俺とマドラは同時に絶頂して、しばらくの間、汗ばむ身体を抱き合わせながら、その余韻に浸った。
「マドラ……お前、目が……」
俺はマドラの目にハートマークのような紋様が現れていることに気づいた。
「アルラウネは男の人と結ばれると目に紋様が現れるの。紋様がはっきりしている程、相手との相性がいいと云われているよ。私の紋様はどうかな?」
「すごくはっきりと浮かび上がってるぞ。遠目でも一目で分かりそうなくらいだ」
「本当!? じゃあ、だーりんが私にとって運命の人だったんだ……」
「運命の人か……」
ロマンチックな言い方だが、悪い気はしない。
「さて、俺はもう帰らないと。今日は楽しかった。また明日も来るよ」
「帰っちゃうの?」
マドラは植物の茎を解いてはくれなかった。
どうやら彼女は俺に帰って欲しくないらしい。
「せっかく交尾したんだから、もう少しだけ一緒にいてよ」
「……そうだな。俺が悪かった」
交尾したらさようならは流石に酷かったかもしれない。
今夜一晩は……いや、二、三日程度ならピュイやドーナには事後報告でなんとかなるだろう。
マドラのことは彼女たちには言っていないがいつかは紹介したい。
ピュイが拗ねるのはなんとなく想像出来るが、マドラの性格なら仲良くなれると思う。
何より、今の俺はもっとマドラの身体を堪能したかった。
だが、このことが後にあんな事件になるとはこの時思いもしていなかった。
「へぇ……綺麗なところだな」
そして、花畑の中心には一際大きな花の蕾があり、その大きさは俺の肩くらいまであった。
「これも花……なのか?」
俺が蕾に触れると、蕾は花開き、中から可憐な少女か現れた。
「人間!? ……じゃないな。この特徴――『アルラウネ』か?」
アルラウネといえば、上半身は人間で下半身は花になっている植物モンスターだ。
しかし、アルラウネはあまりいい噂を聞かない。
世間曰く、アルラウネというのは外見こそ麗しく、人間の男はその姿に一目惚れをしてしまうが、その本性は凶悪で、誘惑した男を食い殺してしまうと云われている。
「……『妊娠確認』」
母体:マドラ
交尾回数:0
出産回数:0
状態:処女
交尾非推奨。母体栄養失調中。
「栄養失調? 元気がないのか?」
マドラは顔に触っても目を覚まさず、美しい姿のまま眠っていた。
「水をあげれば元気になるだろうか? ――『真水生成』!」
俺がスキル名を叫ぶと、右の手のひらからコップ一杯分の水が噴き出した。
マドラは頭から水を被り、しばらくしてぴくりと身体が動き始めた。
「……あ、あれ? 私……一体どれだけ眠って……」
目を覚ましたマドラと俺は目が合った。
「お、おはようございます」
「えっ……男の人? もしかして、あなたが創造主様?」
「まあ、みんなからはそう呼ばれているな」
マドラは俺をまじまじと見つめてくる。
モンスターとわかっていても、上半身は人間と全く変わらない上にとんでもない美人なので流石に見つめられると緊張してくる。
「は、はじめまして。私、マドラっていいます。種族は…………アルラウネです」
「ああ、その姿を見たら分かる」
「えっと……私を見て、逃げたりしないんですか?」
マドラは何故か不安そうな表情で恐る恐る尋ねてきた。
「いや? どうして?」
「だって、私、アルラウネですよ? アルラウネの噂は聞いたことありませんか?」
「知ってるさ。植物の姿をしたモンスターだろ? 亜人とかでもなくて、植物が人間に擬態しているだけだと聞いていたから、ここまで流暢に会話出来るとは思ってなかったが」
俺にはズゥという前例がある。
ズゥは人間の遺伝情報から学習する能力があったが、最初は人間に似た姿をしているだけだったので、アルラウネもそうなのではと思っていた。
「いえ、そっちじゃなくて……」
「…………あ~」
意外とおしとやかなマドラの様子に俺は言い出しにくさを感じていたが、どうやら向こうも覚悟はしているようだ。
「人間の男を誘惑して食うって話だろ? にわかには信じがたいな。お前みたいに大人しそうな子がそんな凶悪なモンスターにはとても思えん」
「そ、そうなんです! 誤解なんです! アルラウネはそんなアバズレみたいな種族じゃありません!」
マドラは鼻息を荒げながら俺に顔を近づけてそう言ってきた。
「ちょっ、顔が近い!」
「……あっ、ごめんなさい。つい興奮しちゃって」
俺もなんだか今日は自分の反応に戸惑っている。
ピュイやドーナやズゥなど、何人もの女の子と触れ合ってきた経験があるのに、マドラに対してはまるで童貞みたいな反応をしてしまう。
アルラウネには男を童貞にする何らかの能力でもあるのだろうか?
「……取り敢えず、俺はお前のことを先入観で嫌ったりはしない。こうして話も通じるんだからな」
「ありがとうございます……アルラウネって植物だから動けないし、変な噂があるから男の人と会話したことないんですよね。良かったら、お話とかどうですか?」
「話くらいならいくらでも付き合うぞ」
「わあっ……ありがとうございます! そ、そうだ! つまらないものですが……」
マドラの腰と花びらの間から植物の茎が伸びてきた。
茎の先には蕾があり、その蕾は俺の目の前で花開く。
花の中からは甘い香りが漂ってきた。
「底の方に蜜が溜まっているので、良かったら飲んでください」
「マドラの花蜜……」
響きだけで性的にそそられるものがあるが、飲んでいいのだろうか?
「こ、この蜜をあげるのは将来を誓った男の人だけなんですけど……もう男の人は他にいないし、あなたはいい人だと思うから……特別ですよ?」
……こんな綺麗な子にそこまで言われたら男として飲まない訳にはいかないだろう。
「い、いただきます……」
じゅる、じゅる、ずずっ、
「うっ! ……ひゃっ♡ ああっ♡」
俺が花びらの底に溜まった蜜に吸いつくと、マドラは艶めかしい声を出す。
将来を誓った男にしか舐めさせてはいけないというのは、この花自体が性感帯になっているからなのだろう。
「……ごちそう様でした」
「はあぁ……男の人の前であんな声を出しちゃうなんて……いやらしい女の子だと思いましたか?」
「いや、それでいいんじゃないか? どうせ後になってもっといやらしいことはするんだし、ちょっといやらしいくらいが可愛いと思う」
俺の言葉にマドラは顔をカッと赤く染める。
「あ、あの……それって私のこと…………いえいえ! ま、まだそういうのは早いですよね! もっとお互いをよく知ってからじゃないと!」
「……ああ、そうだな。また明日、マドラの話をよく聞かせてくれ」
マドラの貞操観念は堅いようで、すぐに肉体関係を迫ることは出きなさそうだ。
しかし、たまにはこういう普通の恋愛らしい距離感から始めるのもいいかもしれない。
――それから、俺は毎日マドラの元へ足繁く通い、彼女に水をあげたり、色々と話をした。
マドラはピュイに匹敵かそれ以上に純粋な子で、俺も彼女に会いにいくのが楽しみになっていた。
「あ、あのね……今日はまだお話があるんだけど……」
そんなある日の夕方、帰ろうとしていた俺をぎこちない様子のマドラが引き留めた。
最近のマドラは初めて会った時よりも口調が砕けて親しみやすくなっていた。
「ん? どうした?」
「実は……その……私……」
言いにくそうにしていたマドラだったが、少し経って、ついに意を決した雰囲気で口を開く。
「あなたのこと……好きなんだ……」
「そ、そうか……」
そうじゃないかと薄々気づいてはいたが、口に出して言われるとどうにも照れくさい。
「す、好きっていうのは友達としてとかじゃなくて! 恋愛対象的な意味で! って私何言ってんだろう……」
「慌てなくていいから。俺もマドラが好きだよ」
「~~~~っ!」
こんなに甘酸っぱくて本当にいいのかと思うくらいマドラの反応は愛らしかった。
「ずっと一緒に……いてくれる?」
「ああ。当然だろ」
「……じゃあ、だーりん、って呼んでもいい?」
「ッ!? それは……!」
気が早過ぎる、と言いたかったが、ピュイなどの例があるので、告白から一気に婚約まで進んでもそこまでの問題はない。
「い、いいぞ。そういう呼ばれ方は初めてだからこそばゆい気もするけど」
「だーりん、だーりん……だーりん♡」
マドラはその呼び名を自分に刻み込ませるように繰り返し口に出した。
「だーりん♡ あのね……交尾、したいな」
そう言うと、マドラの下腹部を覆っていた蕾が花開き、蜜で濡れた彼女の生殖器が顕になった。
「急に大胆になったな……」
「だって……私たち、将来を誓い合った仲でしょう?
それに、前に言ってくれたよね? ちょっといやらしいくらいが可愛いって」
「ちょっとどころじゃない。こんな風に誘われたら俺は……」
下半身の肉棒が滾っていくのを感じる。
「お願い……だーりんの白い花粉をここに欲しいの。……来て♡」
マドラの腰の下から生えた茎が蔦のように俺の身体中に絡みつき、下半身の花びらの上まで引き寄せた。
「私の身体……いっぱい触って……」
俺は早速、マドラの膣口を指先で触れた。
膣口はすでに蜜でトロトロになっており、指一本であればすっぽりと入ってしまった。
「あっ……あの、私……処女だよ。でも、一人交尾も好きだから最近はだーりんをオカズにしちゃってるの。許してくれる?」
「許すも許さないもマドラが俺をオカズにオナニーしてくれるなんて嬉しいに決まってるだろ」
大人しそうな顔して意外と性欲旺盛なマドラに抑えきれなくなって、俺はキスをしながら肉棒を膣に挿入した。
ちゅっ、じゅるるっ、ずずっ、
マドラの唾液は前に吸った花蜜の数倍甘く、もっと吸いたいと俺は息が続く限り彼女の口内を貪った。
下半身の方も蜜で満たされ、程よく締まった膣壁が肉棒をねっとりと包み、腰を振らずにはいられなかった。
「んっ……だーりんとのちゅー、気持ちいい……」
俺はマドラがブラ代わりに巻いていた花びらを剥がし、左右の胸を揉みしだく。
「おっぱい……触りたいの?」
マドラはそう言って、俺を抱き寄せ、密着して胸を押しつけてきた。
「ああ……マドラ、膣に射精すぞ」
「うんっ♡ 射精して♡ だーりんの赤ちゃん作りたいのっ♡」
「くっ……マドラ! 俺はマドラが好きだっ!」
「わ、私も好きっ♡ だーりん♡ だーりん♡♡ だーりんっ♡♡♡」
どくっ! どくどくどくっ! どびゅるるるっ!
「うっ――」
「ひゃあああああああっ♡♡♡♡」
俺とマドラは同時に絶頂して、しばらくの間、汗ばむ身体を抱き合わせながら、その余韻に浸った。
「マドラ……お前、目が……」
俺はマドラの目にハートマークのような紋様が現れていることに気づいた。
「アルラウネは男の人と結ばれると目に紋様が現れるの。紋様がはっきりしている程、相手との相性がいいと云われているよ。私の紋様はどうかな?」
「すごくはっきりと浮かび上がってるぞ。遠目でも一目で分かりそうなくらいだ」
「本当!? じゃあ、だーりんが私にとって運命の人だったんだ……」
「運命の人か……」
ロマンチックな言い方だが、悪い気はしない。
「さて、俺はもう帰らないと。今日は楽しかった。また明日も来るよ」
「帰っちゃうの?」
マドラは植物の茎を解いてはくれなかった。
どうやら彼女は俺に帰って欲しくないらしい。
「せっかく交尾したんだから、もう少しだけ一緒にいてよ」
「……そうだな。俺が悪かった」
交尾したらさようならは流石に酷かったかもしれない。
今夜一晩は……いや、二、三日程度ならピュイやドーナには事後報告でなんとかなるだろう。
マドラのことは彼女たちには言っていないがいつかは紹介したい。
ピュイが拗ねるのはなんとなく想像出来るが、マドラの性格なら仲良くなれると思う。
何より、今の俺はもっとマドラの身体を堪能したかった。
だが、このことが後にあんな事件になるとはこの時思いもしていなかった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる