モンスター娘を絶滅から救うため、俺は種付け係に任命されてしまいました

文字の大きさ
38 / 92
第二章 竜の魔王とモンスター娘四天王

第三十八話 掌サイズのフェアリー娘にシコシコしてもらう話

しおりを挟む
「マドラーッ! マドラーッ! いるのなら返事しろーっ!」

 マドラが失踪してから数十分後、俺やエメスたちは散り散りになってマドラを捜索していた。

「くそっ、街にはいないか。どこまで行ったんだ?」

 他のモンスター娘たちの何人かも協力してくれたが、マドラは一向に見つからなかった。

「まさか、森の方まで逃げたんじゃ……」

 普通は動けないアルラウネがどうやって移動したのかは気になるが、今はマドラの連れ戻すことが最優先に考えるべきことだ。

「もしかすると、例の花畑に行ったのかも知れないな」

 俺の脳裏に浮かんだのはマドラと初めて出会った花畑。
 俺はそこで彼女と仲を深め、陵辱された。

 心当たりがあるとすればそこだけだったが、悩んでいる暇はないと考え、夜の森に突き進んでいった。

✕ ✕ ✕

 俺は一人で足元も真っ暗で先も見えない森の獣道を進んでいく。
 手には一応ランタンを持っているが、灯りとしては心許ない。

「花畑を探そうと行動したはいいが、暗くて道が分からないな……」

 そもそも、最近はあの花畑にほとんど近寄っていなかったので、場所の記憶すらも曖昧だ。

 しかし、次の瞬間、俺は道の先で白い光がふわふわと飛んでいる光景を目撃する。

「うおっ!? 火の玉か!?」

 白い光は俺の声に反応すると、慌てた様子で宙を跳ね回り、森の奥に逃げていった。

「ま、待て! 待ってくれ!」

 思わず俺はその光を追いかけた。
 正体は不明だが、マドラを探すための手がかりになるかもしれない。

 草木をかき分け、走りながら光を捕まえようとするが、光は速く、どんどん俺を引き離していった。
 だが、光はぐんぐんと速度を上げていったせいか、目の前の木を避けきれず、幹にぶつかって、地面にぽとりと落ちてしまった。

 俺が近づいてよく見てみると、光の正体は蝶のような羽が背中から生えた掌程度の大きさしかないモンスター娘だった。

 母体:プーカ
 交尾回数:0
 出産回数:0
 状態:処女
 交尾、妊娠共に可能。

「こいつは……フェアリーか?」

 フェアリーは亜人の一種であり、一般的な妖精のイメージとして知られている。
 掌程度の大きさしかない身体のため、体型も幼児的で可愛らしい。

「ふぎゅ~。目が回る~」
「しっかりしろ。大丈夫か?」

 俺はプーカを拾い上げて、その姿をじっくりと観察する。
 フェアリーはめったに多種族と交流しないので、こうして近くで見られるのは貴重な体験だ。

「はわわっ!? だ、大丈夫! ほら、この通り!」

 プーカは目を覚ますと、掌からぴょんと跳ねて、羽から淡い光を放ち、宙に浮かんだ。

「お前、フェアリーだな?」
「そうだよ! 食べても美味しくないよ!」
「別に食べたくて追いかけてきた訳じゃない。この辺りでアルラウネを探しているんだが、見かけなかったか?」
「アルラウネ? うーん、見たような見なかったような……」
「頼む。思い出してくれ」
「うん。思い出したよ」

 プーカの一言に俺は一筋の光を見つけた。

「でも、教えてあーげないっ♪」
「…………なんだって?」

 しかし、プーカは悪戯っぽく笑い、俺は唖然とする。

「こういうのってコーショーが必要だよね。お兄さんの人探しを手伝ってあげてもいいけど、その代わりに何か面白いこと教えて!」
「面白いこと?」

 ホブコといい、アスティといい、最近は精神年齢の低いモンスター娘と関わることが増えてきた気がする。

「お兄さん、人間でしょ? 私、人間とは初めて喋るの。パパもママも人間は怖い生き物だから関わっちゃ駄目って言うんだ」
「人間に興味があるのか。……じゃあ、イイコトを教えてやろう」

 そう言って、俺はズボンを脱ぎ、肉棒を外に晒す。

「わわっ! お兄さんのおちんちんおっきいね! 太くて固くて、パパのおちんちんとは全然違う!」

 フェアリーの勃起していないちんこと比べれば確かに大きいだろう。
 逆に俺が娘でちんこを大きくしていることを遠回しに非難された気がして若干心が傷つく。
 今更だが、俺のちんこは会ったばかりのプーカにもこんなに大きくして、見境がなさ過ぎる。

「このおちんちんでお兄さんと今から遊ぼうか」
 
 俺はプーカを掴むと、竿の上に跨がらせた。

「俺のおちんちんを沢山撫でて元気にしてみろ」
「撫でればいいの?」

 プーカは小さな手で跨っている肉棒を触り始める。

「あっ、どんどん固くなっていくよ! お馬さんみたいだね!」
「フェアリーにも乗馬の文化があるのか?」
「ううん! 人間みたいにお馬さんに乗るのは無理だから、ネズミさんに乗ったりしているんだ!」
「だったら、俺のおちんちんをお前のお馬さんにしてもいいぞ」
「やったあ! おちんちんのお馬さんだ!」
「どちらかといえば、お馬さんと言うより戦車だな。大砲も撃てるぞ」
「大砲!? すごーい! 発射してみて!」
「いいけど、そのためにはお前にも手伝ってもらわなくちゃいけない」
「どうすればいいの?」
「そうだな……裸になって密着したり、先っぽを舐めたりしてくれるといいぞ」
「やってみる!」

 プーカが服を脱いで平坦な胸板とお腹を肉棒に擦り合わせてくる。
 更に亀頭の笠の内側を舐めてくれたおかげで、俺は順調に興奮を高めていた。

「ぺろっ、ぺろっ、舐めたり擦ったりしたら元気になるって不思議だね」
「おちんちんが喜んでいる証拠だな。……うっ、そろそろ発射するぞ」
「そうなの!? よーし! おちんちん砲! 目標前方に目掛けて発射ぁ!」

 どくんっ! どびゅるるるるっ!

 プーカの操縦によって、精液を装填したおちんちん砲は虚空に向かって白濁液の弾丸を放った。

「ふおおおおっ! おちんちん砲かっこいい! ……って、ひゃあああっ! 落ちるっ!?」

 射精を終えて固さを失った肉棒は徐々に垂れ下がり、プーカは必死になってしがみつく。

「ひゃっ! おちんちん砲の先っちょぬるぬるしてる……」

 しかし、彼女はなんとか羽を使って宙に浮き、落下を免れた。

「どうだった?」
「とっても楽しかったよ! こういうのって秘密ヘーキって言うんでしょ?」
「そうだな。俺の必殺技みたいなものだ」
「また発射出来る?」
「時間が経てば出来るようになる」
「それなら、メンテナンスはしておかないとね!」

 プーカはそう言って、脱いだ服で肉棒から垂れる精液を拭った。
 その光景は女の子にパンツで手コキをされているような感触に近く、俺のおちんちん砲は再び固さを取り戻したのだった。
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

一人の騎士に群がる飢えた(性的)エルフ達

ミクリ21
BL
エルフ達が一人の騎士に群がってえちえちする話。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...