モンスター娘を絶滅から救うため、俺は種付け係に任命されてしまいました

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第二章 竜の魔王とモンスター娘四天王

第四十話 アラクネ娘に蜘蛛糸で緊縛されながら搾精される話

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「――という訳で、俺はお前を出来心で孕ませてしまった。本当に申し訳ない」

 俺は勝手に種付けしてしまったことをプーカに謝った。

「孕ませ? なんのこと?」
「お前を妊娠させてしまったんだ」
「妊娠?」

 だが、プーカは首を傾げて初めて聞いた言葉のように繰り返して言った。

「妊娠というのはお腹に赤ちゃんが生まれた状態のことだ。知らないのか?」
「へー、赤ちゃんってそんな風に出来るんだ~。キスしたら出来るものだと思ってた」

 赤ちゃんの作り方も知らないなんて、まるで初めて出会った時のピュイのようだ。

「お兄さんって面白いこといっぱい知っているんだね! これからももっと面白いこと教えて!」
「いいけど、それなら俺の赤ちゃんを産んでもらわないとな」
「うんっ! 私、お兄さんの赤ちゃんいっぱい産むよ!」

 簡単に言ってくれるが、彼女はまだ妊娠の重大さに気づいていないだろう。
 プーカは街に連れて帰ってちゃんと保護してあげた方がいいかもしれない。

「目は覚めたのか?」
「ばっちりだよ! お兄さんのマッサージ凄かったもん……♡」

 幼い顔立ちに似合わない艶のある声を出して、プーカは頬を赤らめていた。

✕ ✕ ✕

「こっちが花畑だよ!」

 宙に浮かんで先導するプーカを俺は走って追いかけた。
 どうやら遊びたい欲求は満足してくれたらしく、すいすいと飛んで俺を花畑まで案内してくれる。
 初めからそうしてくれるとありがたかったのだが、そんな気分屋のようなところもフェアリーらしい。

「きゃんっ!」

 しかし、突然目の前を飛んでいたプーカが動きを止める。

「プーカ?」
「は、羽が何かに引っかかって動けないよー」

 宙に浮いたまま、藻掻くプーカをよく見ると、木と木の間には蜘蛛の巣が張られていた。

「なんだ……蜘蛛の巣に捕まったんだな。仕方ない奴だ」

 俺はプーカを助けてやろうと彼女に近づき、彼女を蜘蛛の巣から剥がした。
 だが、直後に俺の身体は宙に舞い上がる。

「う、うおおおおっ!?」

 背後から服を何かに引っ張られた俺は何本もの糸の束に絡め取られて拘束されてしまった。

「くふふ、簡単に捕まってくれましたわね」

 弛んだ蜘蛛糸によって地面スレスレで宙に浮いたまま縛られていた俺の前に黒い巨大な蜘蛛の下半身を持つ女が現れた。

「何者だ!」
「私はモンスター娘四天王の一人、アラクネのランチュリですわ」

 六本の足でカサカサと歩くランチュリは拘束されて身動きの取れない俺を間近で嘲笑う。

「こんな時に四天王と出くわすとは……」
「くふふ、あなた方が花畑を目指していたようなので、先回りして罠を張らせていただきましたわ。どうです? 私の糸は力尽くでは解けないでしょう?」
「蜘蛛糸なら燃やしてしまえば――」
「火を点けるともれなくとあなたまでこんがり焼けてしまいますがよろしいですの?」
「くっ、創造スキルでの脱出も無理か」
「お兄さん……」
「プーカ! お前だけでもどうにか逃げろ!」

 プーカは俺の叫びに戸惑いながらも従って逃げ出した。

「あら? フェアリーの娘に逃げられてしまいましたわね。……ですが、あの娘はどうでもいいのです。私の目的はあなたを捕まえることですから」

 ランチュリは俺の股間に手を伸ばし、ズボンの上から肉棒を撫でる。

「くふふふふ。あなたの弱点は分かっていますのよ」

 そして、ランチュリの手によってズボンの前を開かれた俺の股間から肉棒がこぼれ落ちた。

「まぁ……汚らわしいおちんぽ様ですわね」

 ランチュリが俺の肉棒を見てせせら笑う。

「ですが、ペルーダ様の元へお連れした時に襲われると厄介ですから、ここで子種を搾り取っておきましょう」

 すると、彼女は右手の親指と人差し指で輪っかを作り、その輪っかで肉棒を掴んだ。

「ええと、確か聞いた話ですとこれで殿方は射精するのでしたわね」

 ぎゅっ、ぎゅっ、とランチュリが指で上から下に締め付けてくる。
 それはまるで牛の乳搾りをしているような光景だった。

「こ、こんな家畜のような扱いを……」
「不満ですの? その割に身体の方は正直なようですけれど?」

 気づくと俺の肉棒は大きくなってしまっていた。

「縛られて虐げらているにも関わらず興奮しているなんて、創造主様はとんだ変態様ですのね」
「俺にそういう趣味があるのは……否定出来ないか」

 思い返せばこれまで様々なモンスター娘に搾られてきた。
 いい加減、自分にマゾに資質があることは認めなくてはならないかもしれない。

「でしたら、このまま私の手で果てるといいですわ。あなたにとってはご褒美なのでしょう?」

 ランチュリの握る力が急に強くなり、俺はゾクゾクとする快楽を感じた。

「今にも射精したそうな顔をしていますわね。射精したいのならすればいいですわよ」
「はぁ……はぁ……そ、そうか。それならお言葉に甘えるとしよう」
「くふっ、変態様の分際で私に甘えるとは生意気ですわね。さっさとイッておしまいなさい!」
「ぐうっ――」

 どびゅっ! びゅっ! びゅっ! びゅるるっ!

「……うっ、おおおっ」

 俺は感嘆の声を上げながら地面に精液を吐き捨てた。

「あら、本当に射精してしまったのですわね。殿方のくせにみっともない」

 ランチュリはクスクスと笑うが、俺は最早陵辱されても悔しさなど感じなくなってしまっていた。
 俺の肉棒は再び大きくなって更なる快楽を欲していた。

「まだ満足していないのですの? 卑しいおちんぽ様ですわね」
「今度は交尾したい……お前を孕ませたい……」
「ゲスですわね! 恥を知りなさい!」

 ランチュリは激昂して肉棒を握りしめてくる。

「あなたなど、手で情欲を処理してもらえるだけでも喜ぶべきですわ! そんなにも精力が有り余っているのなら、一滴残らずここで搾り取って差し上げますわよ!」

 ランチュリがさっきよりも乱暴に肉棒を扱き始める。

「ううっ!」

 びゅるっ! びゅくっ! びゅるるるっ!

 続けて射精した俺だったが、肉棒はまたすぐに勃起してランチュリの手コキを求めるのだった。

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