モンスター娘を絶滅から救うため、俺は種付け係に任命されてしまいました

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第二章 竜の魔王とモンスター娘四天王

第四十一話 アラクネ娘がアルラウネ娘に緊縛される話

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 びゅくっ! どびゅるるるっ!

「……何回射精したら気が済むのですの? そろそろ精根尽き果ててしまってもよろしい頃ではございません?」

 ランチュリに捕まってからそれなりに時間が経過したが、際限なく射精と勃起を繰り返す俺にランチュリは苛立ちを見せるようになっていた。

「悪いが俺は早漏だが射精の回数には自信があるんだ。何度でも勃ち上がるぞ」
「ドヤ顔で言い張ることではないでしょう! 私、手が疲れてきましたわ!」
「おっと、四天王ともあろう女がもう弱音を吐くのか? 俺はまだ射精出来るぞ。気を緩めたら、お前やお前の主人を持て余した性欲の赴くままに犯すかもしれないな」
「くっ、この男、縛られているのになんという余裕……まさか、何か策があるとでも言うのですの?」

 どびゅっ! どびゅっ! びゅくくっ!

 ランチュリはそう言いながらも肉棒を扱いて俺を射精させ続ける。

「ああ……私の手が子種汁でべとべとですわ。早く洗い落としてしまいたい」

 ランチュリが嫌悪感を隠さずに端正な顔を歪ませて俺を射精させてくれる姿は背徳感があって欲情出来る。

「こ、この男……私が嫌がる姿を見て喜んでいやがりますわ! こうなったら……」

 すると、彼女は胸の谷間を広げてぶら下がった肉棒を包み込む。

「おっぱいが好きなのでしょう? 私の高貴なおっぱいで射精させて差し上げますわ」

 ランチュリは柔らかいおっぱいで肉棒を包み込んで揉みしだいた。

 ぶびゅるっ! ぶびゅるるるるっ!

 吐き出された精液は谷間から流れ落ちていく。

「嘘……まだ固くなるのですの? もうこの汚らわしい棒は切り落とすしか……」
「あっ、おい! それだけは止めてく――」

 しかし、俺が言いかけた瞬間、地面から一輪の花が咲き、茎が蔓となって、ランチュリの肩から下を縛り上げる。

「これはなんですの!?」
「蔦? ……いや、この花、見覚えがあるような……」

「だーりんを虐めるなんて許せないなぁ……」

 突然、マドラの声が聞こえて俺とランチュリが周囲を見渡す。
 だが、周囲にマドラの姿はない。

「はぁ……だーりんの花粉、濃厚だよぉ♡」

 気づくと、マドラは拘束された俺の真下に開いた花から顔だけ出してこぼれ落ちる精液を自分の舌で受け止めていた。

「んっ……こくっ……ふぅ……」

 精液の雫を飲み込んだマドラが花から身体を伸ばして現れる。

「そんなっ……! あなたどうやってここに……」
「だーりんに会いたくてここまで根を伸ばして来たんだよ。私は蔦や根が届く範囲なら、本体を移動出来るの」

 ようやく、マドラがどんな手段で移動していたのか謎が解けた。

「あなた、アルラウネですわよね? アルラウネは植わった場所から動けないはずでは?」
「そうだよ。でも、私は違うの。だーりんに会いたいと思って自力でこの能力を編み出したの。だから、これはだーりんとの愛の力なんだよ。あなたには分からないだろうけど、私はだーりんと深く愛し合っているからこんなことが出来るんだよね。逆に言えば、だーりんを愛していないあなたがだーりんの射精管理をするなんて許されない行いだよ。だーりんが好きだから襲ってしまうのは許す。だーりんは素敵な人だもの。襲いたくなる気持ちは理解出来るよ。でも、あなたみたいな愛もないのにだーりんを弄ぶ女は神様が許しても私は許さないよ。あなたには罰が必要だよね。だーりんの貴重な花粉を無駄に地面に撒き散らした罰をあげなくちゃね」

 マドラの蔦状触手がランチュリの手足を縛って未動きを奪う。
 ランチュリは両手を背中に繋ぎ止められただけでなく、生殖器に蔦を這わされ、俺に向って胸を突き出すような体勢にされた。

「そんな……この私が緊縛されるなんて……」
「だーりんにえっちな姿を見せて恥辱に溺れなさい」

 生殖器を隠していた前掛けを外されたランチュリは身体に食い込みながらしゅるしゅると蠢く触手によって辱めを受ける。

「くぁっ! 蔦がクリトリスに擦れて……だ、駄目っ! それ以上は……ああんっ♡」

 クリトリスを攻められ、その痴態を敵の俺に見られていることでランチュリの顔は屈辱の感情をあらわにする。

「ひゃんっ♡ わ、私は高貴な淑女なのに……このような扱いをして……んあっ♡ ……ただで済むとは、ふああっ♡ 思わないことねっ!」
「だーりん、蜘蛛の糸を解いてあげるね」
「あ、ああ。しかし、お前はどうやってここに俺がいると分かったんだ?」

「それは私が教えたからだよ!」

 蜘蛛の糸を解かれて自由になった俺にプーカが宙に浮かびながら胸を張ってそう言った。

「花畑で引きこもっていたら、このフェアリーの女の子がやってきて、事情を全部教えてくれたの。だーりんがピンチになっているって知ったから居ても立っても居られなくて……」
「そうか。俺を心配してくれていたんだな。ありがとう」

 俺がマドラに礼を言うと、マドラは顔を赤らめた。

「お、お礼なんて言わないで……元はと言えば私が悪かったんだから。私を追いかけてきてくれたせいでこんなことになってしまったんだから」
「全く、心配かけさせるな。屋敷に帰ろう。他のみんなも心配しているんだぞ」
「……それは出来ないよ。だって、私はこれまでだーりんやみんなに迷惑かけちゃったし。私なんていなくてもだーりんを愛してくれる女の子は沢山いるんだから、大丈夫でしょう?」
「いや、お前もいなくちゃ駄目なんだ! 繁殖の使命とかだけじゃなくて、俺もお前のことが好きなんだよ! 本当は初めて出会った時に一目惚れしていたんだ! お前ともっと一緒にいたいんだ!」
「私、惚れ薬を使ったり、束縛したりするような女だよ?」
「これから改善していけばいいんだよ! そのためにもまずは交尾をするぞ!」

 俺はマドラに抱きついて勃起した肉棒を膣口に押し付ける。

「今すぐに交尾するの!?」
「二人の愛を確かめ合いたいんだ!」

 そう言って、肉棒を蜜壺に突き入れ、注送を開始する。

「はうぅっ♡ だーりんのおしべ、いつもより逞しいような……んんっ♡」

 俺は両手でマドラを優しく愛撫しながら腰は激しく動かしていた。

「ひぇ~、これが本物の子作りなんだ~」

 プーカは生で見る男女の営みに気まずそうな表情をしていた。

「あ、あなたたち! 私を差し置いてイチャイチャとしないでくださるかしら!」
「はぁはぁ……邪魔な人はそこで大人しくしていて」

 マドラがランチュリを一瞥すると、蔦の締め付けが強くなり、蔦がミシミシと音を立てる。
 
「んひぃっ♡ ふぁ♡ んふあああああっ♡」

 ランチュリは締め付けによって絶頂して全身を震わせる。

「ら、らめぇ♡ イッたばかりなのに強く縛らないでぇ♡ あっ♡ ああああああああっ♡」

 連続で絶頂したランチュリのイキ声が俺の耳に届いてくる。

「だーりん、私と交尾している最中に他の女の声で興奮したらいけないよ?」
「わ、分かってるさ」

 マドラは耳栓代わりに花を俺の両耳に被せてくる。

「これで、私のことしか気にならなくなったよね?」
「俺はもうとっくにお前に夢中だ! マドラ、膣内に射精すぞ!」
「いいよっ♡ だーりんの愛情たっぷりな花粉で私たちの赤ちゃん作ろ♡」

 びゅくっ! ぶびゅるるるるるっ! どぷっ! びゅくんっ! びゅくんっ!

「ふああああああああああっ♡」
「ううっ……」

 マドラの胎内に全力の射精をして、俺とマドラは強く抱きしめ合った。

「だーりん……好きぃ♡」
「それなら、俺はマドラが大好きだよ」
「ずるいよぉ♡ それだと私はだーりんのこと大大大好きになるしかないのに♡」

「あ……あぁ……もう無理ですわ……申し訳ありませんペルーダ様……がくっ」

 俺とマドラが愛し合っているその傍でランチュリは力尽きて気を失ったのだった。
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