モンスター娘を絶滅から救うため、俺は種付け係に任命されてしまいました

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第二章 竜の魔王とモンスター娘四天王

第四十二話 発情ワーウルフ娘と洗脳交尾をする話

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 ある日の夜、屋敷の寝室で蜘蛛の女がベッドで仰向けになっている男の上で一心不乱に腰を振っていた。

「はぁ♡ んはぁ♡ しゅごい♡ おちんぽ様に突かれると、私、頭が真っ白になってしまいますわ♡ もっとぉ♡ もっとおちんぽ様でお腹をこんこんして欲しいですのぉ♡」

 どぷんっ! どぷっ! びゅぐぐっ! びゅぐっ!

 俺が射精すると、ランチュリは息を止めて自身の膣内に吐き出された精液を受け止めた。
 
「おちんぽ様ぁ♡ こんなに射精したらまた妊娠しちゃいますわ♡」

 つい先日まで敵対していたはずのランチュリだが、今ではただの孕み袋となり、俺の肉棒の虜となってしまっていた。

「さて……ランチュリ、四天王についてお前が知っていることを話してもらおうか」
「え、ええ……おちんぽ様のためでしたら知っていることはなんでもお話いたしますわ♡」

 ランチュリも初めは未経験だったこともあり、強く拒絶していたが、素質があったのか、数日で簡単に快楽堕ちした。
 ペルーダの情報を聞き出すために恨まれるのも覚悟で拷問も兼ねて犯したのが発端なのだが、ここまで従順になるとある意味不気味に感じてしまう。

「それなら尋ねるが、ペルーダは何者なんだ?」
「あのお方は神に等しき力を持つドラゴンメイドですわ。なんでも、大洪水を自分の力のみで生き残ったのだとか」

 過去に神様が言っていた話の通りだが、ペルーダはやはり大洪水を自力で乗り越えていたらしい。
 神様に等しい力を持っているというのも納得出来る。

「ペルーダ様は数々の権能を持ち、我ら四天王にスキルとして分け与えました。しかし、スキルはペルーダ様のものですから、おちんぽ様に敗北した際に取り上げられてしまいますわ。私もスキルをもらっていたのですが、おちんぽ様に屈したことで今はスキルを使えないのですの」
「だからホブコもアスティも今は大人しいのか」
「四天王は残り一人となりましたが、最後の四天王であるデュラハンのスリープも強敵ですわよ」
「デュラハンが最後の四天王か。しかし、そいつを倒せばあとはペルーダだけになるな」
「……例え、創造主様がスリープを破ったとしてもきっとペルーダ様に太刀打ち出来ないですわ」

 ペルーダ打倒への道筋がやっとはっきりしたような気分になった俺だったが、ランチュリは真剣な表情でそんなことを言うのだった。

✕ ✕ ✕

「ご主人様、街の住民から害獣駆除の依頼が来ております」
「害獣駆除?」

 翌日の朝、執務室にやってきたエメスの言葉に俺は首を傾げる。

「ここのところ、街で狼のようなモンスター娘が頻繁に出没して、食料を盗んだり、住民に襲いかかったりしているようなのです」
「狼のようなモンスター娘か。なんでそんなことをするんだ?」
「それは私たちも知りたいことです。そのモンスター娘は相当気が立っている様子で、こちらの言葉に耳を貸してくれず、ご主人様に直接出向いていただくしかないのかと」
「そういうことなら行くしかないか」

✕ ✕ ✕

 街に出た俺たちは被害が多い郊外の農園に到着する。

「おやおや、創造主様がわざわざ来てくださるとは感謝感激ですねぇ」

 農園を管理しているドリアードのフォレスは俺を恭しく出向かえてくれた。
 ドリアードは身体の半分以上が木で出来ているモンスター娘だ。
 幹の真ん中から女性の上半身が突き出しており、腕は木の枝が人間の手になったような形をしている。

「せんぱ~い、今日の受粉終わりましたっすよ~……って、創造主様!? 何故ここに!?」

 バケツを両手で持って空を飛んできたキラービーのエイトは俺を見ると、バケツを地面に落とす程に驚いていた。
 キラービーはミツバチと人間が合わさったような姿のモンスター娘だ。
 背中からは羽が生えており、尻の先端からは針が生えている。
 首の周りには触ると気持ちいいふわふわの白い毛が生えている。

「ご苦労様ですよ、エイトちゃん。今日は例の作物泥棒の件で創造主様が来ていただけましたよ」
「あ~、その件だったんすか。てっきり、また交尾をしに来たのだと思いましたっすよ」

 エイトは冷ややかな目で俺を見てくる。
 彼女たちは正式な街の住民であり、俺は何度か彼女たちを孕ませたことがある。
 二人は仲がよく、この農園で食料となる果物や野菜の栽培をしてもらっている。

「もちろん、この件を解決するついでにお前たちと交尾もしていきたいと思っているが……」
「この男、ついでに私たちを孕ませるつもりっすけど、いいんすか、先輩!?」
「いいですよぉ。後で是非とも種付けをお願いいたしますねぇ」
「ううっ……先輩は別に交尾が嫌いじゃないからいいっすよね……」
「ところで、例のモンスター娘について詳しく教えて欲しい。どんな奴だ?」
「それが、私たちにもよく分からないことだらけなんですよねぇ。作物は持ち逃げせずに食べ散らかしていて、現れるのは決まって晴れた日の夜で、狼の耳と尻尾がある小さな女の子としか……」
「恐らく、特徴的にワーウルフかもしれないな。とにかく、俺たちで農園を見張ることにしよう」

✕ ✕ ✕

「――とは言ったが、流石に眠くなってきたな」
「四天王やマドラ様の件などで休まらない日々が続いておりましたからね。ご主人様は少し休んでいてください。ここからは私が監視をいたします」
「なんだよ。今日はやけに優しいじゃないか。いつもは平然と沢山の仕事を押しつけてくるくせに」
「私はいつも優しいですが? ご主人様が限界を迎えて倒れないようにケアすることが私の使命です」
「つまり、限界ギリギリまで働かせるつもりなんだな」

 柵の陰に隠れていた俺は目を瞑る。
 そして、ウトウトと微睡みの中に沈んでいった。

「ご主人様、現れましたよ」
「……ん? あぁ……すまん、眠っていた」
「疲れが溜まっていたのですから仕方がありません。それより、狼の耳と尻尾を持つ小さな子供……あれが件のモンスター娘ではないでしょうか?」

 陰から除き見ると、農園に仕掛けておいた罠に一人の少女が近づいていた。
 少女の背丈は低く、手の届く高さにある果物をもぎ取って食べていた。
 それから、少女は収穫済の果物が積まれた籠に興味を示して手を付け始めた。

「罠にかかったな。あとは例の果実を食べてくれるかどうかだが……」

 少女が一つの果物を手に取り、見たことのないその果物に訝しげな表情を浮かべる。
 だが、少女はその果物を食べてしまった。

「クククッ」

 俺は作戦が上手くいったことに思わず笑い声をあげた。

 次の瞬間、少女は地面をのたうち回り始める。

「エメス96号! 作物泥棒を捕まえるぞ!」
「畏まりました!」

 俺とエメスは急いで少女の傍に近寄った。

「ッッ! グッ! アアアアッ!」

 少女は顔を火照らせて叫んでいたが、逃げ出すことは出来なかった。

 母体:アンバー
 交尾回数:0
 出産回数:0
 状態:処女
 妊娠、交尾共に可能

「アンバー、俺を見ろ」
「う……あ……」

 俺はアンバーの頭を掴み、強引に振り向かせる。

「あ……あっ♡ アンタ、誰だ?」
「俺は創造主。お前の旦那様だよ」
「だ、旦那様? ……あぁ♡ アタシの旦那様だ♡」

 アンバーが尻尾を振って俺の腰に抱きついてくる。

「旦那様♡ 旦那様♡ アタシの愛しい旦那様♡」
「よーしよしよし、可愛い奴だな~」

 俺は右手でアンバーの頭をモフモフと撫でて、左手で自分のズボンのベルトを外す。

「本当に食べちゃいたいくらい可愛い女だよ」

 ズボンから勃起した肉棒がアンバーの目の前に飛び出す。

「旦那様のおちんぽ……」
「俺たちはつがいなんだからヤることヤらないとな」
「アタシ、さっきから身体が熱くておまんこがうずいてるんだ……」
「それは早く治療しないとな」

 地面に胡座をかいて座った俺はアンバーを抱き寄せて彼女の膣内に肉棒を突き入れた。

「いぐっ!? 旦那様おちんぽがアタシの膣内に――」
「動けるか?」
「ああ、これくらい平気だ。旦那様のおちんぽなんだからな!」

 アンバーは痛みを堪えて一生懸命腰を振り始めた。

「ぐっ、ぐおおっ♡ だ、旦那様♡ 旦那様♡ アタシのおまんこで気持ちよくなって子種をびゅーびゅー注ぎやがれ♡」

 アンバーの腰振りは乱暴だったが、俺を心から愛していることは充分に伝わってくる。

 ――その愛情はアルラウネの果実による紛い物ではあるのだが。

「くっ♡ はぁ♡ あっ♡ どうだ? 子種出そうか?」
「もうそろそろ射精しそうかな?」
「ああっ♡ あっ♡ ああっ♡ いいぞ♡ アタシの子宮にどくどく射精しろ♡ あんっ♡」
「それじゃあ、遠慮なく――」

 どくっ! どくっ! ぶびゅっ! どくんっ!

 数回に分けて肉棒から放たれた精液はアンバーの子宮口を狙い撃ちして彼女の身体を震わせた。

「あ、ああっ♡ 旦那様の子種がアタシの子宮に入ってくる……」

 交尾を終えたアンバーは徐々に冷静さを取り戻していく。
 アンバーの顔の火照りも引いていった。

「……あ、あれ? アタシ、なんで裸に……」

 すると、アンバーは正気に戻り、自分が今まで行っていたことに気づく。

「なっ……なんだこれ……アタシ、なんてことを……」

 全てを理解したアンバーは頭が耐えきれなくなったのか再び顔を真っ赤にして気絶した。
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