モンスター娘を絶滅から救うため、俺は種付け係に任命されてしまいました

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第三章 妖精の女王と収穫祭

第六十四話 カリスト娘に蜜塗れちんぽをしゃぶらせる話

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「そういう事情があったのか……」

 俺はエイトから説明されて落とし穴が仕掛けられていた理由に納得した。

 フォレスとエイトの農園に今度は蜂蜜泥棒か現れたらしい。
 エイトの話によると、蜂蜜泥棒は作物などに手はつけず蜂蜜だけを夜な夜な奪いにくるようだ。
 蜂蜜泥棒は毛むくじゃらで大きな体格をしており、獣人であることは確かなようだ。

「それにしてもまた泥棒、しかも獣人が犯人なのか。この農園は泥棒に入られ過ぎじゃないか?」
「しょうがないっすよ。ヴァーギナル島には野生動物なんてほとんどいないですし、獣避けの罠なんかは大抵、獣人には効果がないですし」
「だからって落とし穴もどうかと思うが」
「だったら創造主様がなんとかしてくださいっすよ」
「……え?」

 そんなこんなで俺は蜂蜜泥棒の退治をすることになってしまった。

「けれども、蜂蜜泥棒の退治か……前回のように餌で釣ってみるのが効果的かもしれないな」
「残った蜂蜜なら使ってもいいっすよ」

 エイトは樽に入った蜂蜜を持ってきてくれる。
 樽に穴を開けると甘ったるい匂いが周囲に広がった。

「うん。これを使ってみよう。念の為、少し分けておいて――」

 俺は夜になるまで物陰で待っていることにした。

「なんで私まで蜂蜜泥棒退治を手伝うことに……」

 背後のティターニアが不満そうな表情をしていた。

「別にお前は帰っても良かったんだぞ」
「……もしかしたら面白いものが見れるかもしれないからいいわよ」

 夜も更けてきた頃、農園に見知らぬ人影が現れる。
 今度の犯人はアンバーではない別のモンスター娘のようだ。
 黒い毛並の大柄な体格の持ち主であり、その姿は熊に似ている。
 人間の身体に熊の手足を持つそのモンスター娘は蜂蜜の樽に手を突っ込むと蜂蜜を掬い取ってがぶがぶと飲み始めた。

「蜂蜜泥棒よ! どうするの!?」
「落ち着けティターニア。俺には考えがある」

 そう言って俺は服を脱いで全裸になる。
 そして、分けて取っておいた蜂蜜を全身に塗って蜂蜜泥棒の前に立つ。

「よう、蜂蜜大好き女。罠にかかったようだな」

 全身蜂蜜塗れの俺が近づくと蜂蜜泥棒は俺の方に振り向いた。

 母体:マーク
 交尾回数:0
 出産回数:0
 状態:処女
 妊娠、出産共に可能

「……だ、誰?」

 蜂蜜泥棒のマークは俺を見てビクリと震える。

「俺は創造主だ。この農園に現れる蜂蜜泥棒の退治を命じられている」
「に、逃げないと……」
「待て、逃げるんじゃない。逃げても無駄だぞ。俺はワーウルフに変身してお前を嬲ることも出来る」

 マークの顔が恐怖で引きつっていた。

「なあ、どうして蜂蜜泥棒なんてしているんだ?」
「そ、それは……蜂蜜が好きだから……」
「そんなもの、俺が命令すればいくらでも手に入る」
「ほ、本当?」
「本当だ。しかし、泥棒は良くないな」
「私、捕まっちゃうの?」
「そうだな。でも、俺が農園の奴らを説得すればお咎めなしってこともある。俺の言うことを聞いてくれたらな」
「な、何をすれば……」
「俺の身体を舐めてくれないか?」

 俺はマークの正面で仁王立ちをした。

「そ、それはちょっと……」
「俺の身体がよく見えないのか?」
「――蜂蜜!」

 マークは蜂蜜でテカテカと光る俺の身体を見て蕩けそうな表情になる。
 次の瞬間、マークが俺に抱きついて身体を夢中で舐め始めた。

「おいおい、くすぐったいな」
「はぁ……はぁ……蜂蜜♡ 蜂蜜♡」

 マークは上半身を舐め終わると下半身も舐め始め、肉棒を口に咥え込む。
 飴のように肉棒をしゃぶるマークの頭を俺は両手で掴む。

「自分から咥えに来るとはな!」

 容赦なくイラマチオを開始してマークの口を性欲処理の道具として扱う。

「男の蜂蜜もたっぷり飲めよ!」

 どくんっ! どくんっ! びゅるるるっ!

 俺はマークの咥内に蜂蜜とは程遠い白く濁った苦味のある液体を一滴残らず注ぎ込んだ。
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