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第1章
8 侯爵令嬢はテストを受ける
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すっかりあたりが暗くなった頃、馬車は打ち捨てられた礼拝堂の近くに停められた。
御者台から降りたアルミラが扉を開けてくれる。
「今夜はここに泊まるの…?」
馬車から降りながら私がそう尋ねると、アルミラはため息をついて呆れた表情を見せた。
「何を言っている。今夜はここから歩いて山の麓の街へ行って食事をして、朝までにここに戻ってきて朝日とともに眠るのだ」
アルミラが親指でクイッと示したほうを見ると、暗闇の中にいくつもの灯りが見える。
暗闇の中に、とは言うものの、私の視界では家々の輪郭までくっきりと見えている。
どうやらあの街はクレアティーノ王国の直轄領の外れ、サンドレアテウス山脈の一座であるケアーブ山の麓の街、ピレーヌのようだ。
ちなみに私が初級火炎球で撃ち抜いてしまったのはケアーブ山の隣りの山なので、たぶん、ピレーヌの街に被害はないと思う。たぶん。
「どうして馬車で街まで行きませんの?もう暗くて危険だからですか?」
ローザの質問ももっともだった。灯りのあるほうまではけっこうな距離がある。
歩いていくよりは馬車で行ったほうが早いに決まっている。ピレーヌの街は王都ほどではないがそれなりの規模のようだし、馬車を停める宿屋くらいあるだろう。
「暗さは関係ない。この馬は特別で夜目が効く。しかし馬車で行けば多少は目立ってしまうだろう。アタシたちは誰にも気付かれず街に入って静かに食事をし、誰にも気付かれずに街を出る必要があるのだ」
その言葉で、ようやく私はアルミラの言う『食事』の意味がわかった。
ピレーヌの街の人を襲って血を吸う、ということなのだ。
私の横でローザも気が付いたようで、強張った気配を纏っている。
ローザの前に一歩、私は歩み出る。
「アルミラ、あなたこれから人を殺すつもりなの?」
アルミラは「ふふっ」と小さく笑う。
「一度の吸血で殺すほどは飲まんさ。吸われた者を屍食鬼や吸血鬼に変えることもしない。せいぜい翌日に貧血を感じる程度だ」
私とローザが少し安心した様子を見て、アルミラが続ける。
「ところでリリアスよ、お前まだ食事を済ませていないのだな。せっかくの聖女なのだろう?」
アルミラが舌なめずりをする。美しい顔の中で鋭い犬歯だけが異様な凶悪さを醸し出している。
「お前がいらないというなら、アタシがいただくが?」
私はローザの前でバッと両手を広げる。
アルミラはそれを見て愉快そうに微笑う。
「…ふふ、いいだろう。食前の運動に、誇り高き吸血鬼の闇騎士であるアタシが少し稽古をつけてやるか」
アルミラが左手の手のひらを上にすると、そこからズズズ…と剣の柄が出てくる。右手で一気にそれを引き抜いて、鞘がついたままのサーベルに似た剣を私に放り投げる。
私がそれを反射的に受け取ると、アルミラは背中の大剣を抜いて構えた。
「さあ来い、教育係として課す最初のテストだ。及第点を得られなければ、お前の大切な聖女を私が食ってしまうぞ?」
私はローザを下がらせ、サーベルを鞘から引き抜く。
月明かりを受けて濡れたように刃が輝く。
剣先をアルミラに突き付け、私はジリジリと間合いを詰める。
アルミラは大剣を片手で持って肩に担いだまま微笑みを浮かべて棒立ちになっている。
ああもう、どうして一体こんなことに…。
ついこの間まで王太子妃候補の侯爵令嬢として平和に暮らしていた私が、闇夜で吸血鬼と一騎打ちだなんて。
でも仕方ない、やるしかないわ。これでも剣術は苦手じゃない。山猿令嬢の本気を見せてあげる。
私は一気に踏み込んでアルミラに斬りかかる。
「先手必勝よ!風切りの刃!!!」
剣を振り抜くとその先の森の木々がスパッと切れてゆっくりと倒れるが、そこにアルミラはいない。
私の背後でアルミラが大剣を振り下ろす。
私も同じようにトプン、と闇の中に消えてアルミラの背後に回り返した瞬間、アルミラの大剣がズドンッ!と私がいた地面に叩きつけられる。
私はアルミラの背中を逆袈裟で斬り上げる。振り返ったアルミラの大剣が私のサーベルを受け止める。ギンッ!と金属音とともに火花が飛び散る。
「少しは剣術をかじっているようだな」
「…これでも12歳までは学園で一番だったのよ」
そうは言っても大剣の圧力には分が悪く、私は後ろに飛び退いて今度は下段にサーベルを構える。
「ほう、変わった構えだな」
確かにアルミラの言う通りだった。
学園の剣術師範にも、何度も正しい構えを教えられたが、実戦になるとどうもその通りには動けなかった。何と言うか、教えられる剣術の型はどうにも力任せの男性向けのような気がして、私はもっと猫のようにしなやかに動きたかった。
「では、これにはどう対処する…?」
アルミラがそう言って大剣を持っていないほうの左手をこちらに向けると、そこから数頭の黒い狼が生まれて私に飛びかかった。
私は下段の構えからさらに地を這うように低く伏せ、一番手前の狼を斬り伏せる。
返す刀でもう一頭を斬り上げ、その奥のもう一頭に斬り下ろそうとしたが私の視界を突然あらわれた蝙蝠が遮り、そこにできた隙に飛び込んだ狼が私の右肩に食らいつく。
「ああぁぁあぁっ!」
私は身をよじるが狼は離れない。左手の人差し指で狼の眉間に狙いを定める。
「初級火炎球!」
狼の頭部が爆散し、火の玉は夜空に消えていった。
その瞬間、私の目の前にアルミラがあらわれ、大剣を振り下ろした。
闇の中に消えようとしたが間に合わない。斬られる。
ガキィンッ!
私の目の前でアルミラの大剣は、光の盾に弾き返された。
「そこまでですわ!」
私の背後でローザが両手に眩い光を纏っている。
「ふ、まあいいだろう」
アルミラはそう言って大剣を背中に納めた。
「二人あわせて及第点、ということにしておいてやるか」
狼に食いちぎられた私の右肩はシュウウウッと煙を吹いて肉や皮膚だけでなく服も一緒に元通りになった。
アルミラはそのまま背中を見せて歩いていく。
「ど、どこに行くの!?」
私が問いかけるとアルミラは歩きながら振り返って言った。
「食前の運動、と言っただろう。ついてこい」
御者台から降りたアルミラが扉を開けてくれる。
「今夜はここに泊まるの…?」
馬車から降りながら私がそう尋ねると、アルミラはため息をついて呆れた表情を見せた。
「何を言っている。今夜はここから歩いて山の麓の街へ行って食事をして、朝までにここに戻ってきて朝日とともに眠るのだ」
アルミラが親指でクイッと示したほうを見ると、暗闇の中にいくつもの灯りが見える。
暗闇の中に、とは言うものの、私の視界では家々の輪郭までくっきりと見えている。
どうやらあの街はクレアティーノ王国の直轄領の外れ、サンドレアテウス山脈の一座であるケアーブ山の麓の街、ピレーヌのようだ。
ちなみに私が初級火炎球で撃ち抜いてしまったのはケアーブ山の隣りの山なので、たぶん、ピレーヌの街に被害はないと思う。たぶん。
「どうして馬車で街まで行きませんの?もう暗くて危険だからですか?」
ローザの質問ももっともだった。灯りのあるほうまではけっこうな距離がある。
歩いていくよりは馬車で行ったほうが早いに決まっている。ピレーヌの街は王都ほどではないがそれなりの規模のようだし、馬車を停める宿屋くらいあるだろう。
「暗さは関係ない。この馬は特別で夜目が効く。しかし馬車で行けば多少は目立ってしまうだろう。アタシたちは誰にも気付かれず街に入って静かに食事をし、誰にも気付かれずに街を出る必要があるのだ」
その言葉で、ようやく私はアルミラの言う『食事』の意味がわかった。
ピレーヌの街の人を襲って血を吸う、ということなのだ。
私の横でローザも気が付いたようで、強張った気配を纏っている。
ローザの前に一歩、私は歩み出る。
「アルミラ、あなたこれから人を殺すつもりなの?」
アルミラは「ふふっ」と小さく笑う。
「一度の吸血で殺すほどは飲まんさ。吸われた者を屍食鬼や吸血鬼に変えることもしない。せいぜい翌日に貧血を感じる程度だ」
私とローザが少し安心した様子を見て、アルミラが続ける。
「ところでリリアスよ、お前まだ食事を済ませていないのだな。せっかくの聖女なのだろう?」
アルミラが舌なめずりをする。美しい顔の中で鋭い犬歯だけが異様な凶悪さを醸し出している。
「お前がいらないというなら、アタシがいただくが?」
私はローザの前でバッと両手を広げる。
アルミラはそれを見て愉快そうに微笑う。
「…ふふ、いいだろう。食前の運動に、誇り高き吸血鬼の闇騎士であるアタシが少し稽古をつけてやるか」
アルミラが左手の手のひらを上にすると、そこからズズズ…と剣の柄が出てくる。右手で一気にそれを引き抜いて、鞘がついたままのサーベルに似た剣を私に放り投げる。
私がそれを反射的に受け取ると、アルミラは背中の大剣を抜いて構えた。
「さあ来い、教育係として課す最初のテストだ。及第点を得られなければ、お前の大切な聖女を私が食ってしまうぞ?」
私はローザを下がらせ、サーベルを鞘から引き抜く。
月明かりを受けて濡れたように刃が輝く。
剣先をアルミラに突き付け、私はジリジリと間合いを詰める。
アルミラは大剣を片手で持って肩に担いだまま微笑みを浮かべて棒立ちになっている。
ああもう、どうして一体こんなことに…。
ついこの間まで王太子妃候補の侯爵令嬢として平和に暮らしていた私が、闇夜で吸血鬼と一騎打ちだなんて。
でも仕方ない、やるしかないわ。これでも剣術は苦手じゃない。山猿令嬢の本気を見せてあげる。
私は一気に踏み込んでアルミラに斬りかかる。
「先手必勝よ!風切りの刃!!!」
剣を振り抜くとその先の森の木々がスパッと切れてゆっくりと倒れるが、そこにアルミラはいない。
私の背後でアルミラが大剣を振り下ろす。
私も同じようにトプン、と闇の中に消えてアルミラの背後に回り返した瞬間、アルミラの大剣がズドンッ!と私がいた地面に叩きつけられる。
私はアルミラの背中を逆袈裟で斬り上げる。振り返ったアルミラの大剣が私のサーベルを受け止める。ギンッ!と金属音とともに火花が飛び散る。
「少しは剣術をかじっているようだな」
「…これでも12歳までは学園で一番だったのよ」
そうは言っても大剣の圧力には分が悪く、私は後ろに飛び退いて今度は下段にサーベルを構える。
「ほう、変わった構えだな」
確かにアルミラの言う通りだった。
学園の剣術師範にも、何度も正しい構えを教えられたが、実戦になるとどうもその通りには動けなかった。何と言うか、教えられる剣術の型はどうにも力任せの男性向けのような気がして、私はもっと猫のようにしなやかに動きたかった。
「では、これにはどう対処する…?」
アルミラがそう言って大剣を持っていないほうの左手をこちらに向けると、そこから数頭の黒い狼が生まれて私に飛びかかった。
私は下段の構えからさらに地を這うように低く伏せ、一番手前の狼を斬り伏せる。
返す刀でもう一頭を斬り上げ、その奥のもう一頭に斬り下ろそうとしたが私の視界を突然あらわれた蝙蝠が遮り、そこにできた隙に飛び込んだ狼が私の右肩に食らいつく。
「ああぁぁあぁっ!」
私は身をよじるが狼は離れない。左手の人差し指で狼の眉間に狙いを定める。
「初級火炎球!」
狼の頭部が爆散し、火の玉は夜空に消えていった。
その瞬間、私の目の前にアルミラがあらわれ、大剣を振り下ろした。
闇の中に消えようとしたが間に合わない。斬られる。
ガキィンッ!
私の目の前でアルミラの大剣は、光の盾に弾き返された。
「そこまでですわ!」
私の背後でローザが両手に眩い光を纏っている。
「ふ、まあいいだろう」
アルミラはそう言って大剣を背中に納めた。
「二人あわせて及第点、ということにしておいてやるか」
狼に食いちぎられた私の右肩はシュウウウッと煙を吹いて肉や皮膚だけでなく服も一緒に元通りになった。
アルミラはそのまま背中を見せて歩いていく。
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