吸血鬼の血に目覚めた悪役令嬢は、別の世界の扉を開いて変態聖女にキスをする。
「いっそ悲劇のヒロインとして死んだほうがマシだったわ…」
婚約破棄を言い渡され断首刑に処された侯爵令嬢リリアスは、首を落とされてなお死ななかった。
処刑をきっかけに、眠っていた吸血鬼の血が目覚めてしまったのだ。
凶悪な魔力を前に断頭台を取り囲む民衆も衛兵たちも誰もがその場にへたり込んだ。
「神に背く呪われし者、このわたくしが祓ってみせますわ」
そう言って立ちはだかったのは、リリアスから許嫁の王太子を奪った聖女ローザ。
吸血鬼になんかなりたくないリリアスはローザに対して聖女の力で自分を普通の人間に戻すよう要求するが、うっかり発動させた力でローザを骨抜きにしてしまう。
「ああ…わたくしはたった今からリリアス様の肉奴隷ですわ」
――お、女の子同士で一体何を言っているの、この変態聖女は…!
すがるようについてくる聖女とともに、リリアスは王都を逃げ出す。
どうにかして吸血鬼から普通の女の子に戻りたい。
そして、なんとか普通の男性と普通に結ばれて、普通に平穏に暮らすのだ。
そんな想いとは裏腹に、リリアスは女性に心惹かれていく。
複数の女性に。次々と。
――ダメ、絶対ダメ、そんなの。神様に背く行為だわ。
それは吸血鬼としての本能か、それとも自分自身の隠された本性か。
理性や道徳心や信仰心で抗いながらも、女性を求める心は加速する。
血に飢えて欲望にまみれ、リリアスを中心に尊さのかけらもない百合ハーレムが形成されていく。
様々な世界を股にかけ、その運命に立ち向かっていくリリアス。そして最後は聖女ローザと…。
※本当に尊さのかけらもないです。ハーレムの形成過程で多少ドロドロしますので、苦手な方はご注意ください。
※少年漫画のラブコメ的なテンションでちょっとエッチな百合表現がありますので、苦手な方はご注意ください。
※「バトル・冒険」と「百合・恋愛」の割合は6対4くらいでしょうか。書きながらコロコロ変わると思います。ご容赦ください。
※第一章完結しました。
※第二章開始しました。
婚約破棄を言い渡され断首刑に処された侯爵令嬢リリアスは、首を落とされてなお死ななかった。
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そして、なんとか普通の男性と普通に結ばれて、普通に平穏に暮らすのだ。
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血に飢えて欲望にまみれ、リリアスを中心に尊さのかけらもない百合ハーレムが形成されていく。
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※本当に尊さのかけらもないです。ハーレムの形成過程で多少ドロドロしますので、苦手な方はご注意ください。
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