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021 懇願
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俺は自宅前でシェリルと目が合った瞬間、すぐさま踵を返し全力で駆け出した。
「わ!ちょっ、わあ~っ!やだやだやだ!」などと叫びながら駆け出した。
急に動いた俺の肩からバーグルーラがパッと飛び立ち、「ちょっとどこ行くの!」「ティモシーさん!?」というシシリー、レミーの呼びかけにも答えずに、ただひたすらに走り出した。
カーライルの街の中を時おり脚をもつれさせながら、倒けつ転びつの大逃走。路地裏のゴミ箱をひっくり返し、すべって転び、生ゴミを全身に浴び、それでもなお運動不足の体に喝を入れ、涙を流して俺は走った。
無様。
どこからどう見ても無様そのものであったが、それでも俺は、どれだけ無様な姿になろうとも、あのラノアール王国のクソみたいな労働地獄にはもう戻りたくなかった。
しかしまあ、相手は魔法学園を主席で卒業した文武両道の天才、シェリル。
走り出した俺に稲妻のような反射神経で反応し、階段を飛び降り驚異的な速度で追いかけてきた。
しかもこちらは生来の虚弱体質に加えて長年の運動不足。
1分も経たないうちにぜえぜえと息が切れ、路地の角を曲がったあとで脚がもつれてズシャアッ!と地面に転がり、「もうダメだ」と諦めて地面から上半身だけを持ち上げて自分が曲がった角のほうを振り返ると、シェリルは角からその顔だけを出してこちらを見ている。
じっと。
目と目が合う。
シェリルは動かない。
薄く薄く、この世のすべてを凍らせるかのような微笑みを浮かべながら。
なんだ。
一体、なんなんだ。
捕まえないのか?
その意図がわからず、記憶探知で探ろうとシェリルの心に魔力を送ったが、彼女の心の外郭に俺の魔力が触れた途端、例えるならまるで台所の洗い場の隅に溜まった野菜クズに触ってしまった時のように「うぇっ!」となって、思わず魔力を引っ込めた。
なんか、湿ってる。
べっちょべちょに湿ってる。
ヌルヌルしてネバネバもして、魔力を引っ込めた時には糸まで引いた。ような気がする。
ダメだ。俺こういうのダメ。
まさか魔力障壁の他にも、俺の記憶探知に対してこういう防ぎ方があったとは。
さすがはシェリル。ラノアール王国イチの才女。
しかしシェリルは動かない。
俺も蛇に睨まれた蛙のように動けない。もう言葉で聞くしかない。
「つ、捕まえないの…?」
シェリルはなぜか顔を紅潮させ息を荒くし、答えた。
「…つ、捕まえないわ」
どういうことだ。
…………………………………………
とりあえず事情を聞くため俺はシェリルと一緒に自宅に戻り、2Fリビングのソファにレミー、シシリーとともに座っている。
バーグルーラはソファのそばにある本棚の上にチョコンととまっている。
あたたかいお茶をすすり、まずは恐る恐る俺が切り出す。
「え…と、一応確認なんだけど、そもそもシェリルはどうして、ここに…?」
俺の向かいのソファにシェリル。俺の両隣にシシリー、レミーも座っている。
シェリルはなぜか照れたようにモジモジしながら言った。
「え、ええ。それは、その、フランネル財務大臣からティモシーを連れて帰るように言われて…」
「…だよね、そうだよね。で、なんで、俺を捕まえないわけ?」
沈黙が流れる。
シェリルは変わらずモジモジしている。
なぜ照れる。
王宮で「氷の女帝」とまで恐れられた才女が、一体何を照れるようなことがあるのか。
それともあれか。尿意か。または嗜虐心か何かでテンション上がってるのか。
これから俺をラノアール王国まで連行するにあたって、俺を大人しくさせるためにどうやって痛めつけてやろうか、みたいな。
でも俺を捕まえるつもりはないのだと言う。一体どういうことか。
わからない。記憶探知が通じない以上、言ってもらわなければわかるわけもない。
レミーはむしゃむしゃとお菓子を食べながら古代機械の部品をいじっており、きっと話なんか聞いていないんだろう。
シシリーはなぜかニヤニヤと笑みを浮かべ、いかにも興味津々という様子だ。
バーグルーラは本棚の上で大きなあくびをした。
シェリルはまだ答えない。
埒が明かないので、俺は少し聞き方を変える。
「まあ、とにかく、シェリルは俺をラノアール王国には連れ帰らないってこと?」
シェリルは冷静さを取り戻すように、咳払いをひとつして答えた。
「ええ、連れ帰らないわ」
俺はほっとする。
「それはつまり、命令に背く、ってこと?」
「そう…そうね。私はラノアール王国を裏切ることになるわ」
「だ、大丈夫なの?追手が来たり、しない?」
「…それは、きっとそうなるでしょうね」
「それでも、裏切りたいの?」
「ええ……そういうことになるわ」
「…そっか」と呟いて、俺はお茶をすする。
まあ、シェリルの気持ちはわかる。
シェリルは俺と違ってエリートコースど真ん中ではあったが、あの財務大臣の直属だ。
そりゃあ、もうこんなところには居たくないと思うようにもなるだろう。
ただ、問題は追手だ。
シェリルが俺を連れ帰らないとしても、ラノアール王国は必ずその次の追手を差し向けるだろう。
最終的には、ラノアール王国とカーライル王国の国際問題にもなりかねない。
どうしたものか。
悩む俺に、シェリルが思いつめた表情で懇願した。
「……あの、迷惑なのは、わかるわ。でも、どうか私を、ここに置いてもらえないかしら」
「お願いします」と頭を下げるシェリルに、お菓子をもぐもぐしたまま、何でもないことのようにレミーが言い放った。
「別に、いいんじゃないですか?私は全然いいですよ?」
「え、ちょっとレミー、だいぶ軽い感じだけど、本当に意味わかってる?」
「わかってますよ。ラノアールに居たくないからウチに置いてくれってことでしょ?」
「まあ、そうだけど」
「別に全然いいじゃないですか。何か問題でも?」
「いや、だってほら、ラノアールから追手とか来るんだよ?」
「そんなの、ティモシーさんの通信魔術で帰らせちゃえばいいじゃないですか」
「いやいや、魔力障壁をかけた大群で来られでもしたら、無理だってば」
<大群。つまり戦争ということか>
本棚の上から尊大な様子でバーグルーラ。寝てると思ったら聞いてたのか。
「え、うん。最悪、その可能性もあるかなって」
竜の表情はよくわからないが、バーグルーラは不敵に微笑ったように見えた。
<そんなもの、我が蹴散らしてくれるわ>
まあ、確かに。もし本当に戦争ということになれば、それでいいのか。
少数で攻めてくるなら俺と、場合によってはレミーとシシリーの協力があれば、たぶん、何とかなる、ような気がする。それにシェリルもこちら側だ。
そしてもし国家として正式に戦争、ということであれば、そもそもラノアールよりカーライルのほうが国力は高いし、そこにバーグルーラの戦力を加えてたぶん、なんとかなる。
まあ、それでいいのか。
カーライルの王様には一応言っておいたほうがよさそうだけど、まあ、そんなもんか。
バーグルーラの言葉を受けて「決まりね!じゃあ私がシェリルの部屋も作ってあげる!」とシシリーが明るく言い放った。
レミーは「ふふふ、シェリルさんには我が魔導具店の経理をお任せしたいですね」とニンマリ笑い、シェリルは「ありがとうございます」と頭を下げた。
そうして、シェリルは俺たちと一緒に暮らすことになった。
「わ!ちょっ、わあ~っ!やだやだやだ!」などと叫びながら駆け出した。
急に動いた俺の肩からバーグルーラがパッと飛び立ち、「ちょっとどこ行くの!」「ティモシーさん!?」というシシリー、レミーの呼びかけにも答えずに、ただひたすらに走り出した。
カーライルの街の中を時おり脚をもつれさせながら、倒けつ転びつの大逃走。路地裏のゴミ箱をひっくり返し、すべって転び、生ゴミを全身に浴び、それでもなお運動不足の体に喝を入れ、涙を流して俺は走った。
無様。
どこからどう見ても無様そのものであったが、それでも俺は、どれだけ無様な姿になろうとも、あのラノアール王国のクソみたいな労働地獄にはもう戻りたくなかった。
しかしまあ、相手は魔法学園を主席で卒業した文武両道の天才、シェリル。
走り出した俺に稲妻のような反射神経で反応し、階段を飛び降り驚異的な速度で追いかけてきた。
しかもこちらは生来の虚弱体質に加えて長年の運動不足。
1分も経たないうちにぜえぜえと息が切れ、路地の角を曲がったあとで脚がもつれてズシャアッ!と地面に転がり、「もうダメだ」と諦めて地面から上半身だけを持ち上げて自分が曲がった角のほうを振り返ると、シェリルは角からその顔だけを出してこちらを見ている。
じっと。
目と目が合う。
シェリルは動かない。
薄く薄く、この世のすべてを凍らせるかのような微笑みを浮かべながら。
なんだ。
一体、なんなんだ。
捕まえないのか?
その意図がわからず、記憶探知で探ろうとシェリルの心に魔力を送ったが、彼女の心の外郭に俺の魔力が触れた途端、例えるならまるで台所の洗い場の隅に溜まった野菜クズに触ってしまった時のように「うぇっ!」となって、思わず魔力を引っ込めた。
なんか、湿ってる。
べっちょべちょに湿ってる。
ヌルヌルしてネバネバもして、魔力を引っ込めた時には糸まで引いた。ような気がする。
ダメだ。俺こういうのダメ。
まさか魔力障壁の他にも、俺の記憶探知に対してこういう防ぎ方があったとは。
さすがはシェリル。ラノアール王国イチの才女。
しかしシェリルは動かない。
俺も蛇に睨まれた蛙のように動けない。もう言葉で聞くしかない。
「つ、捕まえないの…?」
シェリルはなぜか顔を紅潮させ息を荒くし、答えた。
「…つ、捕まえないわ」
どういうことだ。
…………………………………………
とりあえず事情を聞くため俺はシェリルと一緒に自宅に戻り、2Fリビングのソファにレミー、シシリーとともに座っている。
バーグルーラはソファのそばにある本棚の上にチョコンととまっている。
あたたかいお茶をすすり、まずは恐る恐る俺が切り出す。
「え…と、一応確認なんだけど、そもそもシェリルはどうして、ここに…?」
俺の向かいのソファにシェリル。俺の両隣にシシリー、レミーも座っている。
シェリルはなぜか照れたようにモジモジしながら言った。
「え、ええ。それは、その、フランネル財務大臣からティモシーを連れて帰るように言われて…」
「…だよね、そうだよね。で、なんで、俺を捕まえないわけ?」
沈黙が流れる。
シェリルは変わらずモジモジしている。
なぜ照れる。
王宮で「氷の女帝」とまで恐れられた才女が、一体何を照れるようなことがあるのか。
それともあれか。尿意か。または嗜虐心か何かでテンション上がってるのか。
これから俺をラノアール王国まで連行するにあたって、俺を大人しくさせるためにどうやって痛めつけてやろうか、みたいな。
でも俺を捕まえるつもりはないのだと言う。一体どういうことか。
わからない。記憶探知が通じない以上、言ってもらわなければわかるわけもない。
レミーはむしゃむしゃとお菓子を食べながら古代機械の部品をいじっており、きっと話なんか聞いていないんだろう。
シシリーはなぜかニヤニヤと笑みを浮かべ、いかにも興味津々という様子だ。
バーグルーラは本棚の上で大きなあくびをした。
シェリルはまだ答えない。
埒が明かないので、俺は少し聞き方を変える。
「まあ、とにかく、シェリルは俺をラノアール王国には連れ帰らないってこと?」
シェリルは冷静さを取り戻すように、咳払いをひとつして答えた。
「ええ、連れ帰らないわ」
俺はほっとする。
「それはつまり、命令に背く、ってこと?」
「そう…そうね。私はラノアール王国を裏切ることになるわ」
「だ、大丈夫なの?追手が来たり、しない?」
「…それは、きっとそうなるでしょうね」
「それでも、裏切りたいの?」
「ええ……そういうことになるわ」
「…そっか」と呟いて、俺はお茶をすする。
まあ、シェリルの気持ちはわかる。
シェリルは俺と違ってエリートコースど真ん中ではあったが、あの財務大臣の直属だ。
そりゃあ、もうこんなところには居たくないと思うようにもなるだろう。
ただ、問題は追手だ。
シェリルが俺を連れ帰らないとしても、ラノアール王国は必ずその次の追手を差し向けるだろう。
最終的には、ラノアール王国とカーライル王国の国際問題にもなりかねない。
どうしたものか。
悩む俺に、シェリルが思いつめた表情で懇願した。
「……あの、迷惑なのは、わかるわ。でも、どうか私を、ここに置いてもらえないかしら」
「お願いします」と頭を下げるシェリルに、お菓子をもぐもぐしたまま、何でもないことのようにレミーが言い放った。
「別に、いいんじゃないですか?私は全然いいですよ?」
「え、ちょっとレミー、だいぶ軽い感じだけど、本当に意味わかってる?」
「わかってますよ。ラノアールに居たくないからウチに置いてくれってことでしょ?」
「まあ、そうだけど」
「別に全然いいじゃないですか。何か問題でも?」
「いや、だってほら、ラノアールから追手とか来るんだよ?」
「そんなの、ティモシーさんの通信魔術で帰らせちゃえばいいじゃないですか」
「いやいや、魔力障壁をかけた大群で来られでもしたら、無理だってば」
<大群。つまり戦争ということか>
本棚の上から尊大な様子でバーグルーラ。寝てると思ったら聞いてたのか。
「え、うん。最悪、その可能性もあるかなって」
竜の表情はよくわからないが、バーグルーラは不敵に微笑ったように見えた。
<そんなもの、我が蹴散らしてくれるわ>
まあ、確かに。もし本当に戦争ということになれば、それでいいのか。
少数で攻めてくるなら俺と、場合によってはレミーとシシリーの協力があれば、たぶん、何とかなる、ような気がする。それにシェリルもこちら側だ。
そしてもし国家として正式に戦争、ということであれば、そもそもラノアールよりカーライルのほうが国力は高いし、そこにバーグルーラの戦力を加えてたぶん、なんとかなる。
まあ、それでいいのか。
カーライルの王様には一応言っておいたほうがよさそうだけど、まあ、そんなもんか。
バーグルーラの言葉を受けて「決まりね!じゃあ私がシェリルの部屋も作ってあげる!」とシシリーが明るく言い放った。
レミーは「ふふふ、シェリルさんには我が魔導具店の経理をお任せしたいですね」とニンマリ笑い、シェリルは「ありがとうございます」と頭を下げた。
そうして、シェリルは俺たちと一緒に暮らすことになった。
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