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1-38「MVP」
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1-38「MVP」
準決勝進出が決まった日のお好み焼きがんちゃんでのパーティーは「乱痴気騒ぎ」になった。夏子は、すっかり影の主役で、門工サバゲー部の4人の男子部員ホストに囲まれて、気分上々だった。
上坊も大会公式発表の「チームタフガイ」の課金強化の内容を見て驚いていた。ターミネーターは、M2ブラッドレー歩兵戦闘車並みの防御力となっており、TAC50なら正面からなら5発当てないとヒット扱いにならず、未来の新銃のラプアマグナムでは効果がなかったことが分かった。
「うーん、こんなもん認めとったら、サバゲールールじゃあかんよな!おまけに「ダイハード」の致命傷は顔面と胸の中心部φ150ミリの回避率設定やとさ!
まあ、陸自がなんぼの課金を取ってるんか知らんけど、まあ、そんなバケモンみたいなチームによお勝ったもんやなぁ…。」
上坊はみんなに言った。
すかさず、幣巴が
「今回の勝利の要素は3つ!第3位は張尊の「運」!「魔法使い」との戦いといい、「ターミネーター」との戦いでもサバゲーの神様が味方してくれたとしか思われへんヒットの仕方やったもんな!日頃の努力を神様は見ててくれたってことやろ!」
とウーロン茶を片手大声を張り上げた。
夏子は、幣巴に向かって聞いた。
「じゃあ、2位は何なん?」
幣巴は、ビールを夏子のグラスになみなみと注ぎ
「それは、門工サバゲー部の女神様、「坂川夏子」さんのご協力でーす!さっき上坊先生が言ったように、それまでの装備では「ターミネーター」と「ダイハード」は倒されへんかったってことですよねー!
「カールグスタフ」と当日用意してくれはった「散弾銃」!この二つ無しには、僕らの完全勝利はありませんでしたー!もちろん、第3ゲームの未来ちゃんを全体のスポッターにするっていう作戦もばっちりでしたー!
ここで、改めて、我らが女神の「夏子さん」に万歳三唱を送りたいと思いまーす!」
サバゲー部の6人に会場に来ていたやろうぜ会のメンバーも参加しての夏子への「万歳三唱」に夏子はこれ以上はない「どや顔」で応えた。
「確かに、今回の試合はなっちゃんのはまり込み様は凄かったもんなぁ!ほんまに、ホストも一回もいかんとみんなの装備の手配をアメリカのアグネスとマチルダに頼んで一生懸命動いてたもんなぁ!」
陽菜が裏事情を説明した。
「おいおい、陽菜ちゃん、それは言わぬが花なんよ!ホストなんか行かんでも、今日、こうして4人のイケメンに接待してもらったら、それでええんよ。なんちゅうても娘の明日と未来ちゃんも含めて門工のかわいい後輩たちやないの!この調子で準決勝も頑張ってや!
そんでもって幣巴君、勝因の1位はなんや?」
ご機嫌の夏子が再度尋ねた。
「はい、1位は、「未来ちゃんのスポッター能力と情報伝達」ですねー!偵察衛星や早期警戒機やレーダー無しで近代戦が勝たれへんっていうことが未来ちゃんによって証明されたみたいなもんですやん。もちろん、夏子さんの作戦がベースにはありますけどね。
僕の中では準々決勝のMVPは未来ちゃんでーす!」
「せやな、幣巴が言うように、俺も索敵と情報伝達の必要性をこのゲームで改めて認識したわ。副長としてもMVPは未来ちゃんで決定や!」
「あーん、二人でええとこ持っていかんとってよ!私も可偉瑠も張尊君も同意見やで!未来ちゃんの情報は凄く戦いやすかったわ。お母さんの思い付きの作戦を具体的にゲームに活かしたんは、未来ちゃんの「視力5.0」の索敵能力と相手の移動を先読みする分析力やもんな!2年生、1年生も未来ちゃんのMVPに投票でーす!」
「えー、そんなに褒められても、何も出ないですよ!ただ、夏子さんの作戦通りに私は索敵してインカムで伝えただけですから…。だから、MVPは「夏子さん」ですよ!」
照れて真っ赤になって未来はそれだけ言うので精いっぱいだった。
酔って真っ赤になった夏子が立ち上がって言った。
「うーん、未来ちゃん、偉い!真の英雄は自らを英雄と言わへんもんや!未来ちゃんのその謙虚さはMVPに値するで!私も未来ちゃんに1票!」
「そんなー、夏子さん、酔っぱらってはるでしょう!もう堪忍してくださいよー!」
未来は泣きそうな声で答えた。
「あかん!堪忍でけへん!この謙虚でキュートな門工のヒロインをみんなで胴上げや!」
夏子がみんなを煽った。
「ぎょへー、今日はミニスカートなんですから、それこそ堪忍してくださいー!」
逃げようとする未来を夏子はガシッと捕まえると叫んだ。
「みんな、表で胴上げやー!」
未来は、店の表の道路でみんなに強引に十数回胴上げされた。(きゃー、「シマエナガちゃん」のパンツはいてる時に限ってなんでこんな目にあっちゃうのー!わー、みんなにパンツ丸見えやー!)必死にスカートのお尻を抑えるが、しっかりと明日のスマホで「シマエナガちゃん」がはっきりとわかるくらいクッキリと動画撮影されてしまった。
準決勝進出が決まった日のお好み焼きがんちゃんでのパーティーは「乱痴気騒ぎ」になった。夏子は、すっかり影の主役で、門工サバゲー部の4人の男子部員ホストに囲まれて、気分上々だった。
上坊も大会公式発表の「チームタフガイ」の課金強化の内容を見て驚いていた。ターミネーターは、M2ブラッドレー歩兵戦闘車並みの防御力となっており、TAC50なら正面からなら5発当てないとヒット扱いにならず、未来の新銃のラプアマグナムでは効果がなかったことが分かった。
「うーん、こんなもん認めとったら、サバゲールールじゃあかんよな!おまけに「ダイハード」の致命傷は顔面と胸の中心部φ150ミリの回避率設定やとさ!
まあ、陸自がなんぼの課金を取ってるんか知らんけど、まあ、そんなバケモンみたいなチームによお勝ったもんやなぁ…。」
上坊はみんなに言った。
すかさず、幣巴が
「今回の勝利の要素は3つ!第3位は張尊の「運」!「魔法使い」との戦いといい、「ターミネーター」との戦いでもサバゲーの神様が味方してくれたとしか思われへんヒットの仕方やったもんな!日頃の努力を神様は見ててくれたってことやろ!」
とウーロン茶を片手大声を張り上げた。
夏子は、幣巴に向かって聞いた。
「じゃあ、2位は何なん?」
幣巴は、ビールを夏子のグラスになみなみと注ぎ
「それは、門工サバゲー部の女神様、「坂川夏子」さんのご協力でーす!さっき上坊先生が言ったように、それまでの装備では「ターミネーター」と「ダイハード」は倒されへんかったってことですよねー!
「カールグスタフ」と当日用意してくれはった「散弾銃」!この二つ無しには、僕らの完全勝利はありませんでしたー!もちろん、第3ゲームの未来ちゃんを全体のスポッターにするっていう作戦もばっちりでしたー!
ここで、改めて、我らが女神の「夏子さん」に万歳三唱を送りたいと思いまーす!」
サバゲー部の6人に会場に来ていたやろうぜ会のメンバーも参加しての夏子への「万歳三唱」に夏子はこれ以上はない「どや顔」で応えた。
「確かに、今回の試合はなっちゃんのはまり込み様は凄かったもんなぁ!ほんまに、ホストも一回もいかんとみんなの装備の手配をアメリカのアグネスとマチルダに頼んで一生懸命動いてたもんなぁ!」
陽菜が裏事情を説明した。
「おいおい、陽菜ちゃん、それは言わぬが花なんよ!ホストなんか行かんでも、今日、こうして4人のイケメンに接待してもらったら、それでええんよ。なんちゅうても娘の明日と未来ちゃんも含めて門工のかわいい後輩たちやないの!この調子で準決勝も頑張ってや!
そんでもって幣巴君、勝因の1位はなんや?」
ご機嫌の夏子が再度尋ねた。
「はい、1位は、「未来ちゃんのスポッター能力と情報伝達」ですねー!偵察衛星や早期警戒機やレーダー無しで近代戦が勝たれへんっていうことが未来ちゃんによって証明されたみたいなもんですやん。もちろん、夏子さんの作戦がベースにはありますけどね。
僕の中では準々決勝のMVPは未来ちゃんでーす!」
「せやな、幣巴が言うように、俺も索敵と情報伝達の必要性をこのゲームで改めて認識したわ。副長としてもMVPは未来ちゃんで決定や!」
「あーん、二人でええとこ持っていかんとってよ!私も可偉瑠も張尊君も同意見やで!未来ちゃんの情報は凄く戦いやすかったわ。お母さんの思い付きの作戦を具体的にゲームに活かしたんは、未来ちゃんの「視力5.0」の索敵能力と相手の移動を先読みする分析力やもんな!2年生、1年生も未来ちゃんのMVPに投票でーす!」
「えー、そんなに褒められても、何も出ないですよ!ただ、夏子さんの作戦通りに私は索敵してインカムで伝えただけですから…。だから、MVPは「夏子さん」ですよ!」
照れて真っ赤になって未来はそれだけ言うので精いっぱいだった。
酔って真っ赤になった夏子が立ち上がって言った。
「うーん、未来ちゃん、偉い!真の英雄は自らを英雄と言わへんもんや!未来ちゃんのその謙虚さはMVPに値するで!私も未来ちゃんに1票!」
「そんなー、夏子さん、酔っぱらってはるでしょう!もう堪忍してくださいよー!」
未来は泣きそうな声で答えた。
「あかん!堪忍でけへん!この謙虚でキュートな門工のヒロインをみんなで胴上げや!」
夏子がみんなを煽った。
「ぎょへー、今日はミニスカートなんですから、それこそ堪忍してくださいー!」
逃げようとする未来を夏子はガシッと捕まえると叫んだ。
「みんな、表で胴上げやー!」
未来は、店の表の道路でみんなに強引に十数回胴上げされた。(きゃー、「シマエナガちゃん」のパンツはいてる時に限ってなんでこんな目にあっちゃうのー!わー、みんなにパンツ丸見えやー!)必死にスカートのお尻を抑えるが、しっかりと明日のスマホで「シマエナガちゃん」がはっきりとわかるくらいクッキリと動画撮影されてしまった。
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