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1-53「優勝」
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1-53「優勝」
優勝をかけた第3ゲームは市街戦ステージとなっている。開始5分前に、突然、開始時間が30分延期されることが運営側から発表があった。
池田一尉が門工チームの控室にその旨の説明にやってきた。
「池田さん、何があったんですか?」
幣巴がみんなを代表して尋ねた。
「うーん、帝都工大チームが相当混乱してるようで…。詳しくはわからないんだけど、向こうのチームのキャプテンと操作システムとメカロボが1台、行方不明になったみたいなんだ。
運営側も施設内を探しているんだけど、いったい何がどうなっているのか…?まあ、いつでも出られるように、集中力だけは切らさないようにしてくださいね。」
上坊が、池田に話しかけ、二人で部屋を出て行った。上坊は、それっきり戻ってこなかった。グループラインに「急用ができたので戻れません。後は陽菜先生の指示に従うように」とメッセージが来たっきりで、幣巴が送ったメッセージに「既読」が付くことはなかった。
「いったいどうなってしまうのかな?不戦勝とか、両者優勝なんて判断もあり得るのかな?」
未来は明日に聞いた。
「うん、今の時点では何もわからんよな。上坊先生まで戻ってけえへん理由もわからんし…。陽菜先生、何か聞いてはります?」
明日は陽菜に質問した。
「うーん、今、みんなに話せることはあれへんなぁ…。まあ、今は、第3ゲームに集中して!普通に考えたら、6対5で勝負することになるんやろうけどな。」
陽菜はそう答えると、明日と未来の頭をポンポンと撫でた。
その時、陽菜のスマホが鳴った。
「あー、なっちゃん?(・・・)良太郎と合流したん?(・・・)私は、試合が終わるまで、ここを離れられへんから、頼むわね。じゃあ、なにかあったらラインに入れてな。」
短い会話で電話は切られた。
サバゲー部の6名は幣巴と才策夫の仕切りで作戦の再確認を行った。メカロボが1体減っても基本の方針は変わらず、ドローン対策とメカロボ対策を復習した。
25分後、池田が再度、控室を訪れた。
「皆さん、6対5で試合開始です。メカロボが1台減ってます。中立の立場で言うことではありませんが、皆さんにはチャンスです。頑張ってくださいね!」
陽菜と池田を控室に残し、6人はフィールドに向かって行った。
場内アナウンスで第3ゲームの開始が告げられた。明らかに、帝都工大チームの統制は乱れていて、未来の索敵情報と指示で、あっという間に、3機のドローンはヒットした。
メカロボの動きも単純になっており、幣巴のカールグスタフと才策夫のTAC-50がともに1発で仕留め、6対0であっさりと門工サバゲー部の優勝が決まった。
6人はかわるがわる胴上げをして喜びを分かち合った。特に、勝因の主となった未来はみんなより多く胴上げされた。
控室に戻りスマホを確認すると夏子から「優勝おめでとう!明日のユニバは私らも一緒にいくわな!アグネスとマチルダも来るってさ!今日のパーティーは思いっきりはっちゃけよなー!お疲れさん!P.S.良太郎から「今日もサインは厳禁」って言っておいてくれとの事でーす!」とラインにメッセージが来ていた。
閉会式が行われ、夜のホテルでのレセプションを迎えた。夏子が用意してくれた、パーティードレス姿の未来と明日はマスコミやファンにもみくちゃにされた。多くの、マスコミのインタビューに答え、写真撮影に応じた。
パーティーの最後に表彰式が行われ、未来は最優秀選手賞を受賞し、幣巴と才策夫も優秀選手賞を受賞し、陸上自衛隊への特別条件採用の証書が手渡された。幣巴と才策夫はうれし泣きして、抱き合って喜んでいた。(あぁ、部長も副長もよかったですね。まあ、私は、今のところ「入隊」は保留やけどね…)未来は目を細めて二人を見つめた。
優勝をかけた第3ゲームは市街戦ステージとなっている。開始5分前に、突然、開始時間が30分延期されることが運営側から発表があった。
池田一尉が門工チームの控室にその旨の説明にやってきた。
「池田さん、何があったんですか?」
幣巴がみんなを代表して尋ねた。
「うーん、帝都工大チームが相当混乱してるようで…。詳しくはわからないんだけど、向こうのチームのキャプテンと操作システムとメカロボが1台、行方不明になったみたいなんだ。
運営側も施設内を探しているんだけど、いったい何がどうなっているのか…?まあ、いつでも出られるように、集中力だけは切らさないようにしてくださいね。」
上坊が、池田に話しかけ、二人で部屋を出て行った。上坊は、それっきり戻ってこなかった。グループラインに「急用ができたので戻れません。後は陽菜先生の指示に従うように」とメッセージが来たっきりで、幣巴が送ったメッセージに「既読」が付くことはなかった。
「いったいどうなってしまうのかな?不戦勝とか、両者優勝なんて判断もあり得るのかな?」
未来は明日に聞いた。
「うん、今の時点では何もわからんよな。上坊先生まで戻ってけえへん理由もわからんし…。陽菜先生、何か聞いてはります?」
明日は陽菜に質問した。
「うーん、今、みんなに話せることはあれへんなぁ…。まあ、今は、第3ゲームに集中して!普通に考えたら、6対5で勝負することになるんやろうけどな。」
陽菜はそう答えると、明日と未来の頭をポンポンと撫でた。
その時、陽菜のスマホが鳴った。
「あー、なっちゃん?(・・・)良太郎と合流したん?(・・・)私は、試合が終わるまで、ここを離れられへんから、頼むわね。じゃあ、なにかあったらラインに入れてな。」
短い会話で電話は切られた。
サバゲー部の6名は幣巴と才策夫の仕切りで作戦の再確認を行った。メカロボが1体減っても基本の方針は変わらず、ドローン対策とメカロボ対策を復習した。
25分後、池田が再度、控室を訪れた。
「皆さん、6対5で試合開始です。メカロボが1台減ってます。中立の立場で言うことではありませんが、皆さんにはチャンスです。頑張ってくださいね!」
陽菜と池田を控室に残し、6人はフィールドに向かって行った。
場内アナウンスで第3ゲームの開始が告げられた。明らかに、帝都工大チームの統制は乱れていて、未来の索敵情報と指示で、あっという間に、3機のドローンはヒットした。
メカロボの動きも単純になっており、幣巴のカールグスタフと才策夫のTAC-50がともに1発で仕留め、6対0であっさりと門工サバゲー部の優勝が決まった。
6人はかわるがわる胴上げをして喜びを分かち合った。特に、勝因の主となった未来はみんなより多く胴上げされた。
控室に戻りスマホを確認すると夏子から「優勝おめでとう!明日のユニバは私らも一緒にいくわな!アグネスとマチルダも来るってさ!今日のパーティーは思いっきりはっちゃけよなー!お疲れさん!P.S.良太郎から「今日もサインは厳禁」って言っておいてくれとの事でーす!」とラインにメッセージが来ていた。
閉会式が行われ、夜のホテルでのレセプションを迎えた。夏子が用意してくれた、パーティードレス姿の未来と明日はマスコミやファンにもみくちゃにされた。多くの、マスコミのインタビューに答え、写真撮影に応じた。
パーティーの最後に表彰式が行われ、未来は最優秀選手賞を受賞し、幣巴と才策夫も優秀選手賞を受賞し、陸上自衛隊への特別条件採用の証書が手渡された。幣巴と才策夫はうれし泣きして、抱き合って喜んでいた。(あぁ、部長も副長もよかったですね。まあ、私は、今のところ「入隊」は保留やけどね…)未来は目を細めて二人を見つめた。
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