8 / 30
第8話 役立たずなお姉ちゃんでごめんね泣
しおりを挟む
あのときいきなりオークに遭遇したので、森にはオークが数多く棲息しているのかと思ったが、どうやらそれほどでもないらしい。
あれから出会ったオークは二体だけだ。
オーク肉(豚肉と言い張るのはやめた)は私たちにとって、ごくたまに入手できる御馳走といった位置づけである。
……もはや私も食べるのに慣れてしまって、むしろ「今日はオーク出ないかなぁ」と待ち望むほどになってしまった。
やっぱり美味しいものには敵わないよねー。仕方ない仕方ない。
ところでレオルくんが大活躍しているので、自分も頑張らなくちゃ! と私は意気込んだ。
最初に思いついたのは料理だった。
なにせ私は料理文化が成熟した日本で生まれ育ったわけで、その知識レベルはチートと言っても過言ではないだろう。
作る方はほとんどやったことないけど、食べる方は二十七年もの経歴があるわけだし、きっと大丈夫なはずだ。
料理系は異世界モノの中でも人気のジャンルだしね!
……うん、大丈夫じゃなかったです。
見たことはあってもレシピが分からなきゃどうしようもない。
しかも食材が森で手に入るものだけで、調味料もないのだ。
食べる専門にはハードルが高過ぎた。
けれどそんな私を後目に、レオナちゃんが徐々にその才能を発揮し始める。
あるとき彼女がどこからか採ってきたのは、山菜や木の実、それにキノコ。
「すごい、こんなに沢山あったの?」
「うん、その辺にたくさんあるよ」
「毒とか大丈夫?」
「たぶん!」
たぶんて……その割に自信満々だよね?
「リューがどくみしてくれた!」
「クルルル!」
さすがドラゴン。少々の毒など問題ないらしい。
実際、普通に美味しく食べることができた。
「よく食べられるってわかったね? 知ってたの?」
「ううん。……かん?」
勘て。
どうも彼女は山菜やキノコなどの知識を持っているわけではないらしい。
なんとなく食べれそうか食べられなさそうか、見ただけで分かるのだという。
「これは食べられる?」
「ううん、たぶんどくキノコだよ」
「こっちは?」
「たぶん食べれるけどおいしくない」
と、採取に同行してみるたところ、彼女はそんな感じでパッと見ただけで判別していく。
異能かよ。
いや、レオルくんといい、もしかしたらその手のスキルを持っているのかもしれない。
私はもちろんまったく区別がつかなかった。
最初はそうした山の幸も、肉や魚と同じように直火で焼くだけだった。
やがてそこに、熱した石をフライパン代わりにして焼く石焼きが加わる。
山菜やキノコを炒めたり、肉をステーキにして食べたりできるようになった。
「美味しい!? しかもなんか味が付いてる? ……これ、もしかして胡椒?」
「木の実をかんそうさせてみたの」
どうやら森に胡椒の木が生えていたらしい。
採取したそれを魔法で乾燥させた後、石ですり潰して粉末状にしたそうだ。
「香辛料の作り方なんて知ってたの!?」
「……かん?」
勘て。
しかも手作りだというのに、日本で市販されている胡椒とほとんど変わらない。
「他にもいろいろありそう」
どうもこの森には多彩な植物が生育しているようで、探せば他の香辛料も手に入るかもしれないという。
さらにレオナちゃんは土の中から芋っぽいのを見つけてきた。
見た目はじゃがいもによく似ている。
レオナちゃんが葉っぱを一か所に集め始めた。
どうやら焼き芋にするらしい。
サツマイモなら小学生の頃にやった記憶がある。
野外で食べるとなぜかすごく美味しいんだよねぇ~。
でも焼き加減がなかなか難しい。
「もうそろそろかな?」
「まだだよ!」
「……そ、そろそろいいかな?」
「もうちょっと!」
我慢できないお姉ちゃんでごめんね……。
大人しくレオナちゃんの指示に従い、できあがった芋を棒で取り出す。
「美味しい! ほくほくだし!」
皮は焦げていたけど、中身はちょうどいい塩梅の焼き加減だった。塩があればよかったけれど、素材の味だけで十分に美味しい。
完全に野性の芋で、品種改良なんてしていないはずなのに。
森には果物もあった。
代表的なのがヤシの実だ。
果汁はすごく甘く、美味しい。貴重な糖分だね。
他にもイチゴっぽいやつ、サクランボっぽいやつ、ブルーベリーっぽいやつなんかが見つかった。
「これはたぶん食べれるよ?」
「ほんとだ。でも酸っぱい」
イチゴっぽいのはちょっと酸っぱかったけど、食べられなくはない。美味しいかと言われると微妙なところだ。
「こっちは美味しい」
サクランボっぽいのは甘くてかなり美味しかった。日本で食べるサクランボよりも甘いかもしれない。
ただしあまり実を付けないらしく、量は取れないようだ。
「これはすっぱい」
「~~~~っ!」
ブルーベリーっぽいのはめちゃくちゃすっぱかった。梅干しやレモンの非じゃない。
「クルゥッ!」
毒でも平気なリューでさえ口に入れると悶え始めたほどだ。
ある日、レオナちゃんとレオルくんが協力し、石と土を使って何やら山のようなものを作り始めた。
砂場遊び的な感じかな? 何だかんだで二人ともやっぱり子供なんだなぁ、と微笑ましく思っていると、なんとできあがったのは〝窯(かま)〟だった。
「これで火力があがるよ!」
「おんどもちょうせつできるよ!」
窯の利点を解説してくれながら完成を喜ぶ二人はそれだけに飽き足らず、今度は粘土質の土を捏ねてあるものを作り始めた。
「これってもしかして……器?」
「うん! そうだよ!」
どうやら窯を使って土器を作る気らしい。
確かにご飯のとき、お皿がなくて不便だなって思ってたけど、まさか自分で作ろうなんて発想まったくなかったよ!
何でも簡単に揃う文明社会で生きてきた弊害かも……。
「おねーちゃんも作る?」
「やりたい!」
私も手伝うことにした。
みんなで和気藹々と何かを作っていると、結構楽しい。
それにしても粘土を捏ねるなんて、中学の技術の授業以来かも。
「クルル……」
リューも手伝ってくれたけど、人間と違って細かな動きが苦手なドラゴンの前脚では上手く造れず、しょげてしまった。
できあがったものをいったん乾燥させてから、前述の窯で焼く。
すると――
「「できた!」」
「すごい……」
マジで土器ができちゃったよ。
「もしかして作り方、知ってたの?」
「「……かん?」」
いやこれ、人類の歴史を変えてしまうレベルの大発明だと思うんですけど?
もちろん実物を見たことあるのとないのとでは大違いだろうけど、それでも一から作ってしまったのはすごい。
しかも焼いたときに割れたり罅が入ったりしていない。レオルくんが、粘土にすり潰した草を混ぜると割れにくくなりそう(勘)って言ってたけど、本当だったんだ。
あ、でも……私が作ったやつだけ罅入ってるし……なんでや……。
ともかくこれでもう少し文明的な生活ができそう。
と、私はそんなふうに単純にお皿としての使い道しか考えてけれど、これらが最大の威力を発揮したのは調理用としてだった。
そう、土鍋である。
新たに「煮炊き」という調理法が加わったのだった。
ちょっとこの子供たち凄すぎない?
大人の私が明らかに一番役に立ってないんですけど……泣。
◇ ◇ ◇
「ふっふっふ! ちょっと想定外のことが起こってしまいましたけど、結果が良ければすべてよしってやつですね! ある意味で計算通り! さっすがわたし!」
想定外なのになぜ計算通りなのか、ある意味と付ければ問題ないとでも思っているのか、そんなツッコミどころだらけのことを言うのは、見た目だけなら絶世の美女。
新川沙織を異世界へと転生させた女神である。
地上と交信することはできなくても、こちらから一方的に様子を確認することはできるのだ。
「それにしてもさすがEXスキルですねー。抜群のチートっぷりですよ!」
〈子育て〉などという、普通ならチートとは遠いスキル。
しかしEXというSをも凌駕するランクともなれば、ぶっ壊れた性能と化すのだった。
〈子育て EX〉の効果
・子供に懐かれる(特大)。種族を問わない。
・懐いた子供の才能開花(特大)、および成長加速(特大)
・子供が集まってくる(特大)
「さてさて、沙織さんがこれからどんなストーリーを描いていくのか、とぉっても楽しみですね!」
あれから出会ったオークは二体だけだ。
オーク肉(豚肉と言い張るのはやめた)は私たちにとって、ごくたまに入手できる御馳走といった位置づけである。
……もはや私も食べるのに慣れてしまって、むしろ「今日はオーク出ないかなぁ」と待ち望むほどになってしまった。
やっぱり美味しいものには敵わないよねー。仕方ない仕方ない。
ところでレオルくんが大活躍しているので、自分も頑張らなくちゃ! と私は意気込んだ。
最初に思いついたのは料理だった。
なにせ私は料理文化が成熟した日本で生まれ育ったわけで、その知識レベルはチートと言っても過言ではないだろう。
作る方はほとんどやったことないけど、食べる方は二十七年もの経歴があるわけだし、きっと大丈夫なはずだ。
料理系は異世界モノの中でも人気のジャンルだしね!
……うん、大丈夫じゃなかったです。
見たことはあってもレシピが分からなきゃどうしようもない。
しかも食材が森で手に入るものだけで、調味料もないのだ。
食べる専門にはハードルが高過ぎた。
けれどそんな私を後目に、レオナちゃんが徐々にその才能を発揮し始める。
あるとき彼女がどこからか採ってきたのは、山菜や木の実、それにキノコ。
「すごい、こんなに沢山あったの?」
「うん、その辺にたくさんあるよ」
「毒とか大丈夫?」
「たぶん!」
たぶんて……その割に自信満々だよね?
「リューがどくみしてくれた!」
「クルルル!」
さすがドラゴン。少々の毒など問題ないらしい。
実際、普通に美味しく食べることができた。
「よく食べられるってわかったね? 知ってたの?」
「ううん。……かん?」
勘て。
どうも彼女は山菜やキノコなどの知識を持っているわけではないらしい。
なんとなく食べれそうか食べられなさそうか、見ただけで分かるのだという。
「これは食べられる?」
「ううん、たぶんどくキノコだよ」
「こっちは?」
「たぶん食べれるけどおいしくない」
と、採取に同行してみるたところ、彼女はそんな感じでパッと見ただけで判別していく。
異能かよ。
いや、レオルくんといい、もしかしたらその手のスキルを持っているのかもしれない。
私はもちろんまったく区別がつかなかった。
最初はそうした山の幸も、肉や魚と同じように直火で焼くだけだった。
やがてそこに、熱した石をフライパン代わりにして焼く石焼きが加わる。
山菜やキノコを炒めたり、肉をステーキにして食べたりできるようになった。
「美味しい!? しかもなんか味が付いてる? ……これ、もしかして胡椒?」
「木の実をかんそうさせてみたの」
どうやら森に胡椒の木が生えていたらしい。
採取したそれを魔法で乾燥させた後、石ですり潰して粉末状にしたそうだ。
「香辛料の作り方なんて知ってたの!?」
「……かん?」
勘て。
しかも手作りだというのに、日本で市販されている胡椒とほとんど変わらない。
「他にもいろいろありそう」
どうもこの森には多彩な植物が生育しているようで、探せば他の香辛料も手に入るかもしれないという。
さらにレオナちゃんは土の中から芋っぽいのを見つけてきた。
見た目はじゃがいもによく似ている。
レオナちゃんが葉っぱを一か所に集め始めた。
どうやら焼き芋にするらしい。
サツマイモなら小学生の頃にやった記憶がある。
野外で食べるとなぜかすごく美味しいんだよねぇ~。
でも焼き加減がなかなか難しい。
「もうそろそろかな?」
「まだだよ!」
「……そ、そろそろいいかな?」
「もうちょっと!」
我慢できないお姉ちゃんでごめんね……。
大人しくレオナちゃんの指示に従い、できあがった芋を棒で取り出す。
「美味しい! ほくほくだし!」
皮は焦げていたけど、中身はちょうどいい塩梅の焼き加減だった。塩があればよかったけれど、素材の味だけで十分に美味しい。
完全に野性の芋で、品種改良なんてしていないはずなのに。
森には果物もあった。
代表的なのがヤシの実だ。
果汁はすごく甘く、美味しい。貴重な糖分だね。
他にもイチゴっぽいやつ、サクランボっぽいやつ、ブルーベリーっぽいやつなんかが見つかった。
「これはたぶん食べれるよ?」
「ほんとだ。でも酸っぱい」
イチゴっぽいのはちょっと酸っぱかったけど、食べられなくはない。美味しいかと言われると微妙なところだ。
「こっちは美味しい」
サクランボっぽいのは甘くてかなり美味しかった。日本で食べるサクランボよりも甘いかもしれない。
ただしあまり実を付けないらしく、量は取れないようだ。
「これはすっぱい」
「~~~~っ!」
ブルーベリーっぽいのはめちゃくちゃすっぱかった。梅干しやレモンの非じゃない。
「クルゥッ!」
毒でも平気なリューでさえ口に入れると悶え始めたほどだ。
ある日、レオナちゃんとレオルくんが協力し、石と土を使って何やら山のようなものを作り始めた。
砂場遊び的な感じかな? 何だかんだで二人ともやっぱり子供なんだなぁ、と微笑ましく思っていると、なんとできあがったのは〝窯(かま)〟だった。
「これで火力があがるよ!」
「おんどもちょうせつできるよ!」
窯の利点を解説してくれながら完成を喜ぶ二人はそれだけに飽き足らず、今度は粘土質の土を捏ねてあるものを作り始めた。
「これってもしかして……器?」
「うん! そうだよ!」
どうやら窯を使って土器を作る気らしい。
確かにご飯のとき、お皿がなくて不便だなって思ってたけど、まさか自分で作ろうなんて発想まったくなかったよ!
何でも簡単に揃う文明社会で生きてきた弊害かも……。
「おねーちゃんも作る?」
「やりたい!」
私も手伝うことにした。
みんなで和気藹々と何かを作っていると、結構楽しい。
それにしても粘土を捏ねるなんて、中学の技術の授業以来かも。
「クルル……」
リューも手伝ってくれたけど、人間と違って細かな動きが苦手なドラゴンの前脚では上手く造れず、しょげてしまった。
できあがったものをいったん乾燥させてから、前述の窯で焼く。
すると――
「「できた!」」
「すごい……」
マジで土器ができちゃったよ。
「もしかして作り方、知ってたの?」
「「……かん?」」
いやこれ、人類の歴史を変えてしまうレベルの大発明だと思うんですけど?
もちろん実物を見たことあるのとないのとでは大違いだろうけど、それでも一から作ってしまったのはすごい。
しかも焼いたときに割れたり罅が入ったりしていない。レオルくんが、粘土にすり潰した草を混ぜると割れにくくなりそう(勘)って言ってたけど、本当だったんだ。
あ、でも……私が作ったやつだけ罅入ってるし……なんでや……。
ともかくこれでもう少し文明的な生活ができそう。
と、私はそんなふうに単純にお皿としての使い道しか考えてけれど、これらが最大の威力を発揮したのは調理用としてだった。
そう、土鍋である。
新たに「煮炊き」という調理法が加わったのだった。
ちょっとこの子供たち凄すぎない?
大人の私が明らかに一番役に立ってないんですけど……泣。
◇ ◇ ◇
「ふっふっふ! ちょっと想定外のことが起こってしまいましたけど、結果が良ければすべてよしってやつですね! ある意味で計算通り! さっすがわたし!」
想定外なのになぜ計算通りなのか、ある意味と付ければ問題ないとでも思っているのか、そんなツッコミどころだらけのことを言うのは、見た目だけなら絶世の美女。
新川沙織を異世界へと転生させた女神である。
地上と交信することはできなくても、こちらから一方的に様子を確認することはできるのだ。
「それにしてもさすがEXスキルですねー。抜群のチートっぷりですよ!」
〈子育て〉などという、普通ならチートとは遠いスキル。
しかしEXというSをも凌駕するランクともなれば、ぶっ壊れた性能と化すのだった。
〈子育て EX〉の効果
・子供に懐かれる(特大)。種族を問わない。
・懐いた子供の才能開花(特大)、および成長加速(特大)
・子供が集まってくる(特大)
「さてさて、沙織さんがこれからどんなストーリーを描いていくのか、とぉっても楽しみですね!」
171
あなたにおすすめの小説
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活
アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。
妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。
貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。
しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。
小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました
追放された引きこもり聖女は女神様の加護で快適な旅を満喫中
四馬㋟
ファンタジー
幸福をもたらす聖女として民に崇められ、何不自由のない暮らしを送るアネーシャ。19歳になった年、本物の聖女が現れたという理由で神殿を追い出されてしまう。しかし月の女神の姿を見、声を聞くことができるアネーシャは、正真正銘本物の聖女で――孤児院育ちゆえに頼るあてもなく、途方に暮れるアネーシャに、女神は告げる。『大丈夫大丈夫、あたしがついてるから』「……軽っ」かくして、女二人のぶらり旅……もとい巡礼の旅が始まる。
精霊の森に捨てられた少女が、精霊さんと一緒に人の街へ帰ってきた
アイイロモンペ
ファンタジー
2020.9.6.完結いたしました。
2020.9.28. 追補を入れました。
2021.4. 2. 追補を追加しました。
人が精霊と袂を分かった世界。
魔力なしの忌子として瘴気の森に捨てられた幼子は、精霊が好む姿かたちをしていた。
幼子は、ターニャという名を精霊から貰い、精霊の森で精霊に愛されて育った。
ある日、ターニャは人間ある以上は、人間の世界を知るべきだと、育ての親である大精霊に言われる。
人の世の常識を知らないターニャの行動は、周囲の人々を困惑させる。
そして、魔力の強い者が人々を支配すると言う世界で、ターニャは既存の価値観を意識せずにぶち壊していく。
オーソドックスなファンタジーを心がけようと思います。読んでいただけたら嬉しいです。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~
御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。
十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。
剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。
十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。
紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。
十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。
自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。
その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。
※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる