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第18話 チートらしくなってきた気がする
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みんなの成長が異様に早いのって、どう考えても〈子育て〉スキルのせいじゃん。
女神様から直々に貰ったチートが、単に子供に懐かれやすいだけなんて変だと思ってたよ。
「おれ、こっちに来てからどんどん成長してるよ。村にいるころは、なにやってもだめだったのに」
「ぼくも」
「わたしも」
ほら。
リューやシャルもどんどん大きくなっているし、きっと普通より早く成長しているんだろう。
そういえばレオナちゃんが栽培している植物、特に芽が出てくるまでが早いって言ってたけど、これだってスキルの影響かも。
トットももう私の背丈を越えちゃってるし。
私が将棋でみんなに敵わなくなったのも、決して私が弱いからじゃないわけだ、うん。
気づいたからといって、別に何かが変わるわけじゃない。
このスキルは確かに私の持ってる力なんだけど、人から貰ったものだし、正直あんまり自分のって感じがしないしね。
だから相変わらず、自分が一番役に立ってないなー、って思いながら生活してます。
使えない大人でごめんね。
それはともかく、もうすっかり春が来た。
ぽかぽかとした陽気が心地いい日が続いている。
春は山菜の季節。
森では今までなかったような山菜も採れるようになり、冬場と違って色んな味を楽しめるようになった。
レオナちゃんの畑でも春が旬のものが収獲されている。
越冬でどうなるか心配だったけど、ほとんどのものがちゃんと育っているらしい。
特に小麦っぽいやつがちゃんと発芽していたのが嬉しい。ていうかもう、小麦でいいや。
これが収獲できるようになれば、食事もさらに豊かになるだろう。
個人的には麺類が食べたいです。
レオルくんたちも狩りを再開している。
冬の間に成長したライオくんたちの活躍もあって、毎日豊猟だ。
「おねえちゃん! 一人でアルミラージつかまえたよ!」
「ぼくらなんて、二人がかりだけどオークをたおしたぜ!」
ケモミミーズからそんな戦果報告が上がってくる。
三人とも出会った頃はやせ細ってたけど、今ではしっかりと肉が付いている。
私と違って大半が筋肉だ。
もう今なら村に帰っても受け入れてもらえるんじゃない……?
追い出されたという経緯から考えると、当人たちはそんな気にはなれないかもしれない。
でもそこが彼らの故郷であり、家族がいる場所なのだ。
だからそれとなく訊いてみると、
「やだよ! おれ、ずっとここにいたい!」
「ぼくも! おねえちゃんとはなれたくない!」
「わたしも!」
めっちゃ泣かれた。
「ごめんね! お姉ちゃんもみんなと別れたくないよ!」
なんだかすごく嬉しかった。
もう私たちすっかり家族みたいな関係になってるんだなって思った。
ある日、ライオくんが体調を崩した。
狩りから帰ってきてちょっと様子がおかしかったので、訊いてみたら全身がすごくダルいという。
おでこを触ってみると、少し熱があるようだった。
考えてみたら、この森に来てから、怪我をすることはあっても、身体を壊すなんてことは一度も、誰一人としてなかった。
それも〈子育て〉スキルの効果なのかもしれない。
じゃあ何でライオくんが急に調子が悪くなったのだろう?
訊いてみても、何かきっかけがあったわけではないらしい。
「まほうが効かないの」
レオナちゃんが回復魔法をかけても、まるで効果がなかった。
原因がまったく思い至らない。
「……ねむい」
「うん、こういうときはしっかり寝た方がいいよ」
とにかく大事を取って、ご飯を食べたらすぐに休んでもらうことにした。
まさかそれから丸二日も眠りつづけるなんて、思ってもみなかったけど。
「んん~」
声をかけても身体を揺すってもまったく起きなくて、物凄く心配していたけれど、二日後の夕方に突然、むくりと身体を起こして伸びをし始めた。
「ライオくん!? 大丈夫なの!?」
「へ?」
きょとんとした顔を向けてくるライオくん。
「どうしたのおねえちゃん? そんなにあわてて」
「あれからずっと寝てたんだから!」
「……? ……ああ!」
寝起きのせいか、しばらくピンときてないようだったけど、ようやく思い出したらしい。
「おれ、どれくらいねてたの?」
「丸二日!」
「ええっ、そんなにっ?」
寝ている間の記憶はまったくないという。
「それで身体はどう? おかしなところない?」
「うん、平気。でも……」
「でも?」
「……なんだか、力がみなぎってくる」
バトル漫画みたいな台詞が出てきたんですけど。
「あれ?」
そこで私は違和感を覚える。
「顔つき、ちょっと変わった?」
「……そう?」
その後、ライオくんは何事もなかったかのように元気になったけれど、同時に身体に今までになかった異変が現れはじめた。
まず、髪がやたらと伸びるようになった。
顎鬚まで生え始めて、放っておくとすぐに顔全体を毛が覆い尽くすようになってしまう。
体格が急によくなった。背も伸びているけど、それ以上に肩幅が広くなり、腕や足がどんどん太くなってきた。それにともなって腕力も増し、レオルくんたちと腕相撲をすると三人がかりでも負けてしまうほど。
「おれ、今ならリューにかてるかも!」
「クルルルルー(しょーぶだー)」
さすがにリューには瞬殺されたけどね。
逆になぜか尻尾は細くなっていた。そして先端だけ瘤のように色違いの毛でもさっとなっている。
ニャー族は成長するとこうなるのかと思ったけど、村で似たような事例を見たことはないという。
ていうかこれ、どう見ても猫からライオンになってない……? ライオだけに。
実はライオくん、ニャー族じゃなかった説。
さすがにそれはないか。
新たな異変はヒューネちゃんに起こった。
彼女もある日突然、調子が悪いと言って寝込んでから、ほぼ二日間、まったく目覚めることがなかった。
そしてライオくんのときと同じように、目を覚ますとすっかり元気になっていた。
その後、髪の毛やケモミミ、それから尻尾なんかに不思議な斑点が浮かび上がってくる。
大阪のおばちゃんが好きな柄だ。
つまり豹柄。
身体付きの変化はライオくんほどじゃないけれど、背が伸びて前以上にすらっとしてきた。
完璧なモデル体型だ。
「羨ましい……」
「おねえちゃん?」
彼女は飛んだり跳ねたり木に登ったりといった、アクロバットな動きが得意になった。あと気配を消すのが異常に上手い。
うん、完全に豹だね……。
ライオくん、ヒューネちゃんときたら、もちろんチタくんにも同様のことが起こるわけで。
ヒューネちゃんに遅れて半月ほど。
チタくんもしばらく死んだように眠った後にあっさりと目を覚まし、そしてめちゃくちゃ足が速くなっていた。
「よーい、どん!」
ギュン!
「ゴール!」
ボ○トもびっくりな速さだ。ほとんどバイク並み。
どう考えてもチーターじゃん。
足が長くなり、背が伸びても顔は小さいまま。細身だった身体はいっそう細く感じられ、ライオくんとは対照的な体型だ。
彼も体毛に斑点が現れている。
「三人とも強くなってるよ!」
レオルが驚いているように、前みたいにレオルくんが相手をしても、簡単には勝てなくなっていた。というか、三対一や二対一だと勝負にならず、一対一でほぼ互角といった感じだ。
それぞれ特化した能力を得たことで、狩りも上手くなったという。
チタくんなんかは走力だけでアルミラージにも追いつけるらしい。
……もしかしてこれ、いわゆる〝レベルアップ〟ってやつ?
女神様から直々に貰ったチートが、単に子供に懐かれやすいだけなんて変だと思ってたよ。
「おれ、こっちに来てからどんどん成長してるよ。村にいるころは、なにやってもだめだったのに」
「ぼくも」
「わたしも」
ほら。
リューやシャルもどんどん大きくなっているし、きっと普通より早く成長しているんだろう。
そういえばレオナちゃんが栽培している植物、特に芽が出てくるまでが早いって言ってたけど、これだってスキルの影響かも。
トットももう私の背丈を越えちゃってるし。
私が将棋でみんなに敵わなくなったのも、決して私が弱いからじゃないわけだ、うん。
気づいたからといって、別に何かが変わるわけじゃない。
このスキルは確かに私の持ってる力なんだけど、人から貰ったものだし、正直あんまり自分のって感じがしないしね。
だから相変わらず、自分が一番役に立ってないなー、って思いながら生活してます。
使えない大人でごめんね。
それはともかく、もうすっかり春が来た。
ぽかぽかとした陽気が心地いい日が続いている。
春は山菜の季節。
森では今までなかったような山菜も採れるようになり、冬場と違って色んな味を楽しめるようになった。
レオナちゃんの畑でも春が旬のものが収獲されている。
越冬でどうなるか心配だったけど、ほとんどのものがちゃんと育っているらしい。
特に小麦っぽいやつがちゃんと発芽していたのが嬉しい。ていうかもう、小麦でいいや。
これが収獲できるようになれば、食事もさらに豊かになるだろう。
個人的には麺類が食べたいです。
レオルくんたちも狩りを再開している。
冬の間に成長したライオくんたちの活躍もあって、毎日豊猟だ。
「おねえちゃん! 一人でアルミラージつかまえたよ!」
「ぼくらなんて、二人がかりだけどオークをたおしたぜ!」
ケモミミーズからそんな戦果報告が上がってくる。
三人とも出会った頃はやせ細ってたけど、今ではしっかりと肉が付いている。
私と違って大半が筋肉だ。
もう今なら村に帰っても受け入れてもらえるんじゃない……?
追い出されたという経緯から考えると、当人たちはそんな気にはなれないかもしれない。
でもそこが彼らの故郷であり、家族がいる場所なのだ。
だからそれとなく訊いてみると、
「やだよ! おれ、ずっとここにいたい!」
「ぼくも! おねえちゃんとはなれたくない!」
「わたしも!」
めっちゃ泣かれた。
「ごめんね! お姉ちゃんもみんなと別れたくないよ!」
なんだかすごく嬉しかった。
もう私たちすっかり家族みたいな関係になってるんだなって思った。
ある日、ライオくんが体調を崩した。
狩りから帰ってきてちょっと様子がおかしかったので、訊いてみたら全身がすごくダルいという。
おでこを触ってみると、少し熱があるようだった。
考えてみたら、この森に来てから、怪我をすることはあっても、身体を壊すなんてことは一度も、誰一人としてなかった。
それも〈子育て〉スキルの効果なのかもしれない。
じゃあ何でライオくんが急に調子が悪くなったのだろう?
訊いてみても、何かきっかけがあったわけではないらしい。
「まほうが効かないの」
レオナちゃんが回復魔法をかけても、まるで効果がなかった。
原因がまったく思い至らない。
「……ねむい」
「うん、こういうときはしっかり寝た方がいいよ」
とにかく大事を取って、ご飯を食べたらすぐに休んでもらうことにした。
まさかそれから丸二日も眠りつづけるなんて、思ってもみなかったけど。
「んん~」
声をかけても身体を揺すってもまったく起きなくて、物凄く心配していたけれど、二日後の夕方に突然、むくりと身体を起こして伸びをし始めた。
「ライオくん!? 大丈夫なの!?」
「へ?」
きょとんとした顔を向けてくるライオくん。
「どうしたのおねえちゃん? そんなにあわてて」
「あれからずっと寝てたんだから!」
「……? ……ああ!」
寝起きのせいか、しばらくピンときてないようだったけど、ようやく思い出したらしい。
「おれ、どれくらいねてたの?」
「丸二日!」
「ええっ、そんなにっ?」
寝ている間の記憶はまったくないという。
「それで身体はどう? おかしなところない?」
「うん、平気。でも……」
「でも?」
「……なんだか、力がみなぎってくる」
バトル漫画みたいな台詞が出てきたんですけど。
「あれ?」
そこで私は違和感を覚える。
「顔つき、ちょっと変わった?」
「……そう?」
その後、ライオくんは何事もなかったかのように元気になったけれど、同時に身体に今までになかった異変が現れはじめた。
まず、髪がやたらと伸びるようになった。
顎鬚まで生え始めて、放っておくとすぐに顔全体を毛が覆い尽くすようになってしまう。
体格が急によくなった。背も伸びているけど、それ以上に肩幅が広くなり、腕や足がどんどん太くなってきた。それにともなって腕力も増し、レオルくんたちと腕相撲をすると三人がかりでも負けてしまうほど。
「おれ、今ならリューにかてるかも!」
「クルルルルー(しょーぶだー)」
さすがにリューには瞬殺されたけどね。
逆になぜか尻尾は細くなっていた。そして先端だけ瘤のように色違いの毛でもさっとなっている。
ニャー族は成長するとこうなるのかと思ったけど、村で似たような事例を見たことはないという。
ていうかこれ、どう見ても猫からライオンになってない……? ライオだけに。
実はライオくん、ニャー族じゃなかった説。
さすがにそれはないか。
新たな異変はヒューネちゃんに起こった。
彼女もある日突然、調子が悪いと言って寝込んでから、ほぼ二日間、まったく目覚めることがなかった。
そしてライオくんのときと同じように、目を覚ますとすっかり元気になっていた。
その後、髪の毛やケモミミ、それから尻尾なんかに不思議な斑点が浮かび上がってくる。
大阪のおばちゃんが好きな柄だ。
つまり豹柄。
身体付きの変化はライオくんほどじゃないけれど、背が伸びて前以上にすらっとしてきた。
完璧なモデル体型だ。
「羨ましい……」
「おねえちゃん?」
彼女は飛んだり跳ねたり木に登ったりといった、アクロバットな動きが得意になった。あと気配を消すのが異常に上手い。
うん、完全に豹だね……。
ライオくん、ヒューネちゃんときたら、もちろんチタくんにも同様のことが起こるわけで。
ヒューネちゃんに遅れて半月ほど。
チタくんもしばらく死んだように眠った後にあっさりと目を覚まし、そしてめちゃくちゃ足が速くなっていた。
「よーい、どん!」
ギュン!
「ゴール!」
ボ○トもびっくりな速さだ。ほとんどバイク並み。
どう考えてもチーターじゃん。
足が長くなり、背が伸びても顔は小さいまま。細身だった身体はいっそう細く感じられ、ライオくんとは対照的な体型だ。
彼も体毛に斑点が現れている。
「三人とも強くなってるよ!」
レオルが驚いているように、前みたいにレオルくんが相手をしても、簡単には勝てなくなっていた。というか、三対一や二対一だと勝負にならず、一対一でほぼ互角といった感じだ。
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