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第29話 ついむしゃくしゃして言った。ちょっと後悔してる
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ヤンキー女は懲罰としてここに残るよう族長から命令されたらしい。
いやうちの村を懲罰に使われても……って思ったけど、どうやら最初に略奪者めいたことを仕出かしたことへの懲罰らしい。
「なので幾らでも扱き使ってくれて構わない」
「そういうことなら」
シシオさんのお墨付きを得て、私は意地悪く口端を吊り上げた。
ふっふっふ、ならばきりきり働いてもらおうか。
「納得いかねぇ! なんでアタシが人族の女の命令なんか……」
「そうか。では族長に報告するとしよう」
「ちょっと待ってくれ!? 分かった! 分かったから!」
ヤンキー女、強い者には弱い説。
何かあったらリューを呼ぼうかな?
人がたくさん増えたら、当然住む場所が必要になる。
というわけで新しく家を作ることにした。とりあえず三軒ほど。
もちろん私は見てるだけで、設計からすべてレオルくん主導だけど。
できあがるまでは最初に作ったテント的なやつで我慢してもらおう。
「リリちゃんも建築部隊ねー」
「変な呼び方すんじゃねぇ! ぶん殴られてぇか!」
「クルルル~」
「ひっ!?」
「ちなみにリューも一緒だから仲良くね?」
リューの脅しが効いたのか、ヤンキー女は真面目に働き出した。やっぱり強い者には弱いみたい。
ある程度大きい年長組にも手伝ってもらうことにした。
切った木を運んだり、枝葉を取って綺麗にしたり。獣人は身体能力が高いので、子供でもこれくらいの作業はできるようだ。
すでに狩りを経験しているということで、何人かはライオくんたち三人と一緒に猟に出てもらった。人数が増えたので今まで以上にお肉が必要になるもんね。
「おねーしゃん、おてちゅだい、しゅるよー?」
「しゅるよー?」
五歳前後の子供たちが自分たちも何かしたいとやってきた。えらいねー、じゃあ、おねーしゃんと一緒にがんばろーか。
畑のお手伝いをしてもらうことにした。雑草を抜いたり、作物を食べちゃうような虫を取り除いたり。無農薬だしね。
「ざっそー、いっぱいとれたのー」
「とれたー」
「みんな偉いねー」
「むしさんもいっぱいつかまえたー」
「つかまえたー」
「みんな偉いねー。でも虫さんはお姉ちゃんに見せなくていいから……」
それにしてまた畑が広がってない?
レオナちゃん、いつの間にか知らない山菜を採ってきては栽培をはじめちゃうからね。お陰でどんどん料理の種類も豊富になってきてるけど。
人数が増えたので食事を用意するのも一苦労だ。
例のごとくニャー族は料理が下手であまり戦力にはならないので、レオナちゃんと私で頑張るしかない。
「ここのごはん、いつもおいしい!」
「おかわりしていい?」
でもみんな美味しそうに食べてくれるので、頑張り甲斐がある。沢山作ってるから、いっぱいおかわりしていいよ!
そんな感じで新しい仲間が加わり、賑やかに過ごしていたある日のこと。
新しい家もすでに二軒ができあがって、今日には最後の一軒が完成しそう、もうひと頑張りだ、って感じでみんながいつも以上に張り切って作業を始めた、まさにそのとき。
突然、辺りが暗くなった。
さっきまで雲一つない快晴だったのに、急に雨雲でもやってきたのだろうか?
そう思って空を見上げて……戦慄した。
「ど、ど、ドラゴン!?」
怖ろしく大きなドラゴンが悠々と空を飛んでいた。
辺りが暗くなったのは、その巨体が太陽を隠してしまったからのようだ。
しかもこっちに向かってくる!?
ズドオンッ、という大きな地響きを立てて、ドラゴンが村の敷地内に着地した。その振動で身体が地面から五センチくらいは浮き上がったかもしれない。
めっちゃでかい。
全長はたぶん二十メートル以上あるだろう。尾の一部が塀を破壊して村の外に出ている。
そんな巨大生物が目の前に現れたなら、普通は悲鳴を上げて逃げ出すだろう。
なのにどういうわけか、その巨躯に魅入ってしまっていた。
信じられないくらい美しかったのだ。
陽光を浴びてキラキラと輝く桃色の鱗。それはまるで宝石のようで、このドラゴンは巨大な鉱物を削って生み出された宝石細工ではないかと思ってしまうほど。
でも空を飛んできたわけだし、間違いなく生き物だ。
赤みの強い大きな瞳が瞬きをしているし、吐いた息が熱風となって吹いてくる。
その視線がリューへと向いた。
『ようやく見つけたぞ、我が子よ』
「クルルルー?」
なんかそんな気がしてたけど、やっぱりリューの親だったよ!
ていうことは、このドラゴンが、冒険者くんたちが言ってた桜竜王? 世界に七体いるって言われてる伝説のドラゴンのうちの一体?
そりゃ伝説になるわー。
『何をしている。早くこっちに来るのだ。我はお前の親なのだぞ』
「ク、クルル~……」
リューは怯えたように後退り、そして桜竜王ではなく、私のところにやってきた。
そして、ぼくの親はおねーちゃんだもん! とでも言いたげに、鼻面を押しつけてくる。
桜竜王さんが私を睨んでくる。ひいいいっ!
『貴様……我の巣から卵を持ち去ったばかりか、我が子を誑かしたか……っ!』
いやいやいや、私、盗んでなんかいないんですけど!?
それ絶対あの奴隷商の仕業だよね!? 何やってんのよコンチクショウ!
「クルルル! クルルーッ!」
『なに? 違うだと? ふん、下等な生き物の仕業であることは変わるまい』
必死にリューが主張してくれたけど(よく通じたね)、どうやら桜竜王さんにとっては人間という種族は一括りで、個体を区別する気はないらしい。
完全に虫の類いと一緒の扱いやで!
『邪魔をするなら踏み潰すまでだ』
桜竜王がズンズンとこっちに向かってきた。
ひぃっ、殺される!?
「クルルゥーッ!」
リューがそうはさせまいと突進していく。
『ふん』
「クルゥッ!?」
桜竜王は横綱相撲よろしくあっさりリューを受け止めると、前脚で持ち上げ、放り投げてしまった。
強っ!? リューだって最近また大きくなって、全長は十メートルを超えてるってのに!
それがまるで赤子扱いだ。
実際、桜竜王からすれば子供なんだろうけど。
さらに、地面に叩きつけられて苦しむリューを、後脚で蹴り飛ばす。
「クルルルゥ~!?」
『少々躾が必要なようだ』
リューが鳴き声を上げるが、桜竜王は構うことなく攻撃を繰り返した。
めっちゃ体罰じゃん! ドラゴンの世界にもあるんだねぇ……って感心してる場合じゃない。
『我が子ならこの程度で泣くな。みっともない。やはり下等生物のせいで軟弱に育ってしまったか』
……なんかすっごいムカついてきたんですけど!
何なの、この毒親? 見た目は綺麗だけど、中身はクソじゃん!
卵を盗まれたって、それはあんたが大事な卵から目を離したからじゃん!
そりゃ盗んだやつも悪いだろうけど、あたしはそいつと関係ないし、ましてや産まれた子供に罪があるわけじゃないでしょ!
理不尽な責任転嫁すんなっての!
『……ほう』
……あれ? なんか桜竜王サン、めっちゃ怒気に溢れた目で私の方を睨んできたんですけど?
『下等生物ごときが、この我に説教をするか?』
え? ちょっ、もしかして私、今の全部、口に出しちゃってた!?
「ち、違うんです。今のはその、なんていうか……」
……いや、やめた。
どうせもう完全に敵認定されちゃってるし、今さら誤魔化しても仕方がない。
はっきり言ってやれ。
「そうよ! 間違ったことやってるやつに間違ってるって言って、何が悪いのよ! 桜竜王とか呼ばれてて偉いのかもしんないけど、あんたなんか、子育てもロクにできないアホドラゴンじゃんか!」
『っ……貴様っ、下等生物の分際で、我らドラゴンのやり方を愚弄するかぁっ!』
いやうちの村を懲罰に使われても……って思ったけど、どうやら最初に略奪者めいたことを仕出かしたことへの懲罰らしい。
「なので幾らでも扱き使ってくれて構わない」
「そういうことなら」
シシオさんのお墨付きを得て、私は意地悪く口端を吊り上げた。
ふっふっふ、ならばきりきり働いてもらおうか。
「納得いかねぇ! なんでアタシが人族の女の命令なんか……」
「そうか。では族長に報告するとしよう」
「ちょっと待ってくれ!? 分かった! 分かったから!」
ヤンキー女、強い者には弱い説。
何かあったらリューを呼ぼうかな?
人がたくさん増えたら、当然住む場所が必要になる。
というわけで新しく家を作ることにした。とりあえず三軒ほど。
もちろん私は見てるだけで、設計からすべてレオルくん主導だけど。
できあがるまでは最初に作ったテント的なやつで我慢してもらおう。
「リリちゃんも建築部隊ねー」
「変な呼び方すんじゃねぇ! ぶん殴られてぇか!」
「クルルル~」
「ひっ!?」
「ちなみにリューも一緒だから仲良くね?」
リューの脅しが効いたのか、ヤンキー女は真面目に働き出した。やっぱり強い者には弱いみたい。
ある程度大きい年長組にも手伝ってもらうことにした。
切った木を運んだり、枝葉を取って綺麗にしたり。獣人は身体能力が高いので、子供でもこれくらいの作業はできるようだ。
すでに狩りを経験しているということで、何人かはライオくんたち三人と一緒に猟に出てもらった。人数が増えたので今まで以上にお肉が必要になるもんね。
「おねーしゃん、おてちゅだい、しゅるよー?」
「しゅるよー?」
五歳前後の子供たちが自分たちも何かしたいとやってきた。えらいねー、じゃあ、おねーしゃんと一緒にがんばろーか。
畑のお手伝いをしてもらうことにした。雑草を抜いたり、作物を食べちゃうような虫を取り除いたり。無農薬だしね。
「ざっそー、いっぱいとれたのー」
「とれたー」
「みんな偉いねー」
「むしさんもいっぱいつかまえたー」
「つかまえたー」
「みんな偉いねー。でも虫さんはお姉ちゃんに見せなくていいから……」
それにしてまた畑が広がってない?
レオナちゃん、いつの間にか知らない山菜を採ってきては栽培をはじめちゃうからね。お陰でどんどん料理の種類も豊富になってきてるけど。
人数が増えたので食事を用意するのも一苦労だ。
例のごとくニャー族は料理が下手であまり戦力にはならないので、レオナちゃんと私で頑張るしかない。
「ここのごはん、いつもおいしい!」
「おかわりしていい?」
でもみんな美味しそうに食べてくれるので、頑張り甲斐がある。沢山作ってるから、いっぱいおかわりしていいよ!
そんな感じで新しい仲間が加わり、賑やかに過ごしていたある日のこと。
新しい家もすでに二軒ができあがって、今日には最後の一軒が完成しそう、もうひと頑張りだ、って感じでみんながいつも以上に張り切って作業を始めた、まさにそのとき。
突然、辺りが暗くなった。
さっきまで雲一つない快晴だったのに、急に雨雲でもやってきたのだろうか?
そう思って空を見上げて……戦慄した。
「ど、ど、ドラゴン!?」
怖ろしく大きなドラゴンが悠々と空を飛んでいた。
辺りが暗くなったのは、その巨体が太陽を隠してしまったからのようだ。
しかもこっちに向かってくる!?
ズドオンッ、という大きな地響きを立てて、ドラゴンが村の敷地内に着地した。その振動で身体が地面から五センチくらいは浮き上がったかもしれない。
めっちゃでかい。
全長はたぶん二十メートル以上あるだろう。尾の一部が塀を破壊して村の外に出ている。
そんな巨大生物が目の前に現れたなら、普通は悲鳴を上げて逃げ出すだろう。
なのにどういうわけか、その巨躯に魅入ってしまっていた。
信じられないくらい美しかったのだ。
陽光を浴びてキラキラと輝く桃色の鱗。それはまるで宝石のようで、このドラゴンは巨大な鉱物を削って生み出された宝石細工ではないかと思ってしまうほど。
でも空を飛んできたわけだし、間違いなく生き物だ。
赤みの強い大きな瞳が瞬きをしているし、吐いた息が熱風となって吹いてくる。
その視線がリューへと向いた。
『ようやく見つけたぞ、我が子よ』
「クルルルー?」
なんかそんな気がしてたけど、やっぱりリューの親だったよ!
ていうことは、このドラゴンが、冒険者くんたちが言ってた桜竜王? 世界に七体いるって言われてる伝説のドラゴンのうちの一体?
そりゃ伝説になるわー。
『何をしている。早くこっちに来るのだ。我はお前の親なのだぞ』
「ク、クルル~……」
リューは怯えたように後退り、そして桜竜王ではなく、私のところにやってきた。
そして、ぼくの親はおねーちゃんだもん! とでも言いたげに、鼻面を押しつけてくる。
桜竜王さんが私を睨んでくる。ひいいいっ!
『貴様……我の巣から卵を持ち去ったばかりか、我が子を誑かしたか……っ!』
いやいやいや、私、盗んでなんかいないんですけど!?
それ絶対あの奴隷商の仕業だよね!? 何やってんのよコンチクショウ!
「クルルル! クルルーッ!」
『なに? 違うだと? ふん、下等な生き物の仕業であることは変わるまい』
必死にリューが主張してくれたけど(よく通じたね)、どうやら桜竜王さんにとっては人間という種族は一括りで、個体を区別する気はないらしい。
完全に虫の類いと一緒の扱いやで!
『邪魔をするなら踏み潰すまでだ』
桜竜王がズンズンとこっちに向かってきた。
ひぃっ、殺される!?
「クルルゥーッ!」
リューがそうはさせまいと突進していく。
『ふん』
「クルゥッ!?」
桜竜王は横綱相撲よろしくあっさりリューを受け止めると、前脚で持ち上げ、放り投げてしまった。
強っ!? リューだって最近また大きくなって、全長は十メートルを超えてるってのに!
それがまるで赤子扱いだ。
実際、桜竜王からすれば子供なんだろうけど。
さらに、地面に叩きつけられて苦しむリューを、後脚で蹴り飛ばす。
「クルルルゥ~!?」
『少々躾が必要なようだ』
リューが鳴き声を上げるが、桜竜王は構うことなく攻撃を繰り返した。
めっちゃ体罰じゃん! ドラゴンの世界にもあるんだねぇ……って感心してる場合じゃない。
『我が子ならこの程度で泣くな。みっともない。やはり下等生物のせいで軟弱に育ってしまったか』
……なんかすっごいムカついてきたんですけど!
何なの、この毒親? 見た目は綺麗だけど、中身はクソじゃん!
卵を盗まれたって、それはあんたが大事な卵から目を離したからじゃん!
そりゃ盗んだやつも悪いだろうけど、あたしはそいつと関係ないし、ましてや産まれた子供に罪があるわけじゃないでしょ!
理不尽な責任転嫁すんなっての!
『……ほう』
……あれ? なんか桜竜王サン、めっちゃ怒気に溢れた目で私の方を睨んできたんですけど?
『下等生物ごときが、この我に説教をするか?』
え? ちょっ、もしかして私、今の全部、口に出しちゃってた!?
「ち、違うんです。今のはその、なんていうか……」
……いや、やめた。
どうせもう完全に敵認定されちゃってるし、今さら誤魔化しても仕方がない。
はっきり言ってやれ。
「そうよ! 間違ったことやってるやつに間違ってるって言って、何が悪いのよ! 桜竜王とか呼ばれてて偉いのかもしんないけど、あんたなんか、子育てもロクにできないアホドラゴンじゃんか!」
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