クラス転移した俺のスキルが【マスター◯―ション】だった件 (新版)

スイーツ阿修羅

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第二膜 異世界ダンジョンハーレム編

三十九射目「オ◯二ーを知らないリリィさん」

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「あの、リリィさんは、特殊スキルをいくつ持ってるんですか??」

 俺は泣き止むと、リリィさんに素朴な疑問を投げかけた。

 リリィさんは、魔法で何でも出来る。
 乾燥機、洗濯機、電子レンジ、扇風機、エアコンに照明だって、魔法で再現できてしまうのだ。
 一家に一人リリィさんが居れば、ほとんどの家電は必要なくなるだろう。
 もし結婚するとしたら、家事には困らないな。
 それに、無茶苦茶可愛いし。



「実はあたしは、特殊スキルを使えないんです。あたしが使えるのは、応用スキルだけなので……。」

 リリィさんは、暗い顔でそう言った。
 だが俺は、「応用スキル」というのは初耳である。
 なんだそれ??
 クソ仮面男ギャベルは、「特殊スキル」としか説明しなかったぞ?? 

「ご存知ないんですか??
 スキルというのは、大きく分けると三種類あるんです。

 一つ目に、基礎スキルです。
 これは、【火素フレイム】【水素アクア】【風素ウィンド】【土素アース
 の四つのスキルの事を指し、純粋なエネルギーの塊です。
 魔法学校では最初に修得します。
 
 次に、応用スキルです。
 これは、四つの基礎スキルを組み合わせて作られるスキルで、名前のあるものは200個程存在します。
 簡単なものから難しいものまで幅広く。魔法学校では、長い時間をかけて習得していきます。

 基礎スキルと応用スキルは、どんな人でも努力すれば、理論上修得可能なスキルです。
 あたしが使えるスキルは、応用スキルまでの範囲内なんです。

 最後に、特殊スキルです。
 これは、生まれつきの性質や遺伝の影響が強く、資質のない者が幾ら努力しても、修得不可能なスキルです。

 例外として、行宗ゆきむねさんのような、異世界からの転移者は、無条件で一つ以上の特殊スキルを持って召喚されるみたいですが。

 そう言えば行宗ゆきむねさん、あなたのスキルについて、ちゃんと聞けていませんでしたね。
 いい加減教えて下さい。」


 リリィさんのスキル解説に耳を傾けていると、リリィさんは思い出したように、俺の特殊スキルへの追及を再開した。
 金髪ツインテ少女の青い瞳は、俺の顔を正確に捉えて、絶対に逃がさないと訴えている。
 に、逃げられません。

「え…??いや…。リリィさんには言えないです……。大人の話題といいますか…卑猥な話といいますか……」

「何言ってるんですか!?今から救出作戦を立てるというのに、互いのスキルを打ち明けないでどうするんですか!?
 心配ありません。あたしは行宗ゆきむねさんよりも賢くて博識です。さあ白状してください。」

 リリィは、怒った顔で、小さな胸を張ってそう言った。
 子供扱いをすると怒るタイプのようだ。
 だが実際に、彼女は頭がよくて、語彙も豊富である。
 俺よりも賢いのは確かだろう。

「ま…【自慰マスター〇ーベーション】っていうスキルです。分かりますか??オ〇ニーというか…自〇行為というか……」

「なんですかそれ!?…聞いたことないです!」

 リリィさんは、大きな声を上げて身を乗り出してきた。
 ツインテールがふわりと揺れる。
 興味深々の様子である。

 どうやら博識のリリィさんでも、オ〇ニーはご存じないみたいだ。
 ……仕方ない、教えるしかないようだ。

「ええ…と……。【自慰マスター○-ション】というのは、オ〇ン〇ンを、手で〇って、上下に擦っていく行為のことです。
 そして、〇い液〇が出た後、10分間のあいだ、ステータスが3倍となり、賢者となれるのです。」

「え!?たったそれだけでステータスが三倍になるんですか!?有り得ないです!!行宗ゆきむねさん!!やって見せて下さい。」
 
「えぇ!??」

 リリィさんは青い瞳をキラキラと輝かせながら、俺の側へと寄って来た。
 まるで、新発見をした科学者のように、知的好奇心に溢れた眼差しを、俺の下半身へと集中させる。

「まっ!!待って!!勘弁してくださいっ!!恥ずかしいんですっ!!」

「はぁ??何を恥ずかしがってるんですか??緊急事態ですよ。協力する上で、確認しておきたいんです。」

「えっと、その……実はっ!!
 このスキルには、デメリットがあるんです。
 …このスキルを使えば、体力を消耗して、しばらく動けなくなるので、
 本番まで温存したいんですっ!!」

「な、なるほど……むぅぅ……」

 リリィさんは、難しそうな顔で唸り声を上げた。
 俺は、嘘は言っていない。
 実際、先程温泉で一度抜いているから、射〇しづらくなっているだろう。
 よし、何とか、オ〇ニー鑑賞会を回避した。
 性を知らないロリ少女に、見せつけながらというのは、確かに興奮するシュチュエーションだが、
 流石に恥ずかしすぎる。
 それに、大好きな新崎にいざきさんに対して、申し訳ない気持ちもある。

「……分かりました。仕方がないですね……。」

 リリィさんは、残念そうに引き下がった。
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