あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第018部 友よ、また…/はじめまして、こんにちは、さようなら

第069話 約束破壊1-29(蒐集家事変case1-29 大河の)/第069話 《アシュエット》偏 外神の

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第069話 約束破壊1-29(蒐集家事変case1-29 大河の)
「凍結が進んでいるね、綴さん此処は任せて僕達は崇幸さん達の元へ向かう事にするよ。収納空間の中で瘴気の分離や元に戻そうと試みてはいるけれど…神々や外神君や蒐集家さんの意見も聞きたいしね」
「はい、お願いします。……どうか気をつてけ…」
黒雲の凍結状態はかなり進み一際濃い黒雲の中心部へ向かっている、その下が村だ。
千歳が収納空間から車を出しラジカとタナトスとカイムが来ると言うので乗り込む、綴は生徒達と共にここで瘴気が消え去るのを待つ、走る車を見送り皆の無事を願った…。

大河はセフトを見ていた、イトーズがセフトにとって何よりも大事な存在だったのが伝わる。
イトーズはセフトを切り捨てた、きっぱりとはっきりと来世を賭けて、イトーズの迷いのない選択に大河はイトーズの方に感情が向く。
イトーズもセフトが大事だった、でも色々あり離れる事を決めたのだ、それは大河も分かる。
「なんで…どうして…何が…悪かったんだよ…」
「…もう終わりだ、俺は番人を放棄した。だから瘴気が溢れて国がこうなった、全ては俺が選んだ事だ。俺がここに戻ったのは村人達がどうなったかを確かめる為だ。あんた、この村人達はどやったら殺せる?」
「そうですね、ほうっておけばいつかは枯れるでしょう。明日か数百年後かは分かりません。今すぐどうにかしたいのであれば凍結魔法が最適です」
「そうか、分かった」
「や、止めて!」
イトーズが蒐集家に植物化した人々の殺し方を尋ね、セフトが叫ぶ。
「イトーズ、この件は俺に預からせて欲しい。お前は自由に生きればいい、セフトとこの村の人々に二度と会わなくても忘れてもいい、だが、お前の気持ちで彼らの命を奪うのは違うだろう。最初は本当に飢えてそれしか食う物がなかったから喰った。次からは食べたくて喰った…それは罪だとお前が言うのなら罪だろう、その彼らをここで殺せばお前も彼らと変わらない。引いてくれイトーズ」
「…だったら力づくで止めてみろ、俺は止まらない。凍結魔法は…」
「イトーズ!」
大河の話しを最後まで聞き結論は変わらない、いやイトーズの瞳は分かっているという感情を込めて大河を見据えそして凍結魔法を発動させようとしたが…殺意が無くただ膝をついていたセフトがいきなりイトーズの真横に移動したと思えば手にしたナイフで彼の脇腹を刺し大河が叫んだ…。

第069話 外神の
「ルンカがセフトを通したな…」
シュリが画面を眺め呟く、ルンカはセフトの傍らにいたのだ何か動作を起こせば止められた筈、それを通したのだ、ルンカは画面越しにセフトとルンカの光景を見つめ笑っていた。
「…ああ、イトーズはこれを望んでいたのかも」
「セフト君に殺して貰いたかったって事?」
「終わりにしたかったから避けなかった、イトーズなら避けられてた」
佳月は酒を飲みながらああと合点がいったように言い蒼夜の問いに返す、瘴気もドミニオンズが吸い込み瘴気も無くなってきている。
「一緒に生きて行くって事は出来ないのかな、少しの罪に目を瞑って植物化した人々を置いて村を出て一緒に暮らせなかったのか」
「セフトの願いは番人としてこれからも一緒に村で暮らし続ける、イトーズは家族を喰った村人達を許せないから村を出て最期を見届けに来た。イトーズもセフトと一緒にいたいと言う気持ちはあるかもしれない。でもそれは村の中じゃない」
「イトーズは助かる感じ?」
「番人としてそれなりに魔力やスキルを獲得しています、肉体もそれに合わせて変化しているので助かります。ですが、本人にその意思がないならこれで終わりです」
懐記が静かに外神に問い、外神もまた画面越しにイトーズに駆け寄った大河と崇幸に視線を向けながら答える、万能薬や蒐集家に対応させるがイトーズから生きる意思は感じられない、セフトは血に濡れた両手とナイフを見つめている様子をイトーズに気を取られている大河達に外神は伝えるつもりはなかった…。







あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~売れない男は異世界で夢を見るけど現実も見る~
track.096 何を売ろうか
「よし、船賃を稼ごう。クモが作った商品とダンジョンのドロップ品と…食べ物か…」
『マスターミックが弓矢を造ったのでそれも売りたいそうです』
「お、ミックありがとう」
「出来は良いよ、丈夫だし。俺が保証する」
「保存食はどうですか?干し肉は売れますよ、後は木の実や水も売れます」
「冷えた果実水とかも売れる、基本飲み物って生ぬるいし」
朝、食堂で朝食を食べる鍔騎達、スープとパンと後は各自好きなおかずをアコーズに出して貰う、それを食べながら何を売るか話し合い、ミックが木を削って作った弓矢を売りたいと言うので鍔騎が礼を言い、後は保存食や水等が上がる。
「水と果実水はいいな!木の実もあるし、干し肉はこれから作るか」
『ちょうど出来ました、試食をして下さい』
アコーズが収納空間で作っていたと言うガブが狩って来た肉を加工した葉に包んだ干し肉がテーブルに置かれた。
「お、塩辛くて噛み応えがあって噛めば甘みもあって…ジャーキーだな」
「美味しいですね、これは売れます」
「あーうま、俺、狩りに行ってくる。沢山作れば金が稼げる、アルト、行くぞー」
「あー」
『はい、お願いします。アルト様は採取をお願いします』
「あうー」
干し肉を気に入ったガブがやる気を出しアルトを連れ森に向かう、鍔騎はサックと共にさっそく店の開店準備を始めた…。

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