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第7部 異世界帰りの魔王様はチートで無双したりしなかったり~サラリーマンの1から始める異世界ビジネスプラン~
14 飛行ダンジョン入り口
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「ここが飛行ダンジョンか、雰囲気があるね」
「どうして飛行ダンジョンと呼ばれてるんだ?」
千歳の転移魔法で飛行ダンジョン、洞窟の入り口に立て看板で『飛行ダンジョン』とある質素な物だった。
「飛ぶ魔物しかいないダンジョンだから」
「ドロップ品と飛び道具や魔法の消費と釣り合いが取れず人気が無いダンジョンです」
「初のダンジョンだからね、楽しみだなー」
千歳はウキウキと足取り軽く先頭を歩き一歩入り口に踏み出そうとした所で入り口に壁のような物が生まれ、文字が出現し千歳の行く手を阻む。
「これは?『破壊魔法保有魔王立入厳禁』」
「なに、千歳!出禁くらってんの!?ダンジョンに?」
「……俺達は状態異常無効だから入れるんじゃないのか?」
「そうだね!大河君!行こう」
千歳が文字を読み上げればジラが吹き出す、大河が突っ込めば千歳はめげずに進もうとする、ラジカは成り行きを見守った。
「大丈夫だよ、破壊魔法使わないから。少しだけ、ね、少しだけ遊んだら帰るから」
ダンジョンのご機嫌を取りつつ(?)足を踏み入れようとした所で、入り口の壁から大量のアイテムが放出された。
「完全に拒絶されましたね」
「あちゃードロップ品全部渡すから入るなって?まさか他の全部のダンジョンもこれか?」
ラジカが冷静に判断し更にジラが笑う、千歳はこれでも強引に入ろうかなと考えていた。
「おや?最終階層のボスドロップ品がないようですね」
「なら、それだけでも取りに…」
言い掛けた所で壁からベッと宝箱が吐き出され、『本日の営業は終了』と表記がされた。
「あーははっは!何もしてないのにダンジョン攻略してるーあー面白!写真撮って皆に見せよう」
ジラがもう堪らんとばかりにスマホで写真を撮ってラインに載せる、大河はそっとアイテムを回収しラジカは素直に感嘆していた。
「大丈夫です千歳さん、天空ダンジョンならきっと入れますよ」
「そうだね、気を取り直して今から行っても良いかな?ジラさんとラジカさんは?賭けはどうするのかな?」
「あ」
「私達だけなら行けますが、どのみち今日は入れないようですから。私達も天空ダンジョンに行きますか?」
「行く、本当に入れるか見たい」
「僕の転移魔法ならここから行けるようだから行こうか」
転移魔法で天空ダンジョンへ転移する、これが俗にフラグと言うものだ…。
目の前の巨大な岩に空いた入り口の前に転移し、ダンジョンに考える間を与えず進もうとしたが透明な壁が立ちはだかり入れない、『破壊魔法保有魔王立入厳禁』と壁に文字が浮かぶ。
「千歳!ここも!?もうここがダメならこの世界のダンジョン全部出禁じゃん!」
「大丈夫。ほらドロップ品出てないから、今の内に行っちゃおう」
「まあ、入れば魔物はいるだろうからな」
強引に千歳が進もうとすれば壁が大量のドロップ品を吐き出しに掛かる、大河がそのまま止まるまで収納し続ける、ジラは爆笑しながらその光景を動画に納めていた。
「無理ですね」
「量がすごいな…」
「うん、よし入ろう!魔物いなくても見てみたいし」
「待って下さい、神々から電話が…もしもし?ああ…懐記君に聞かないと…ああ…分かった。千歳さん、嫌がるダンジョンに入るのは止めて欲しいとの事で、その代わりにカジノの空いている階層に千歳さんの為に新たにダンジョンを作るそうだ」
「……ええ…」
まだドロップ品が大河の収納に入っていく様を千歳は眺め、不満そうな声をあげて漸く引いた。
「最後に聖剣と魔剣まで吐き出しましたね、これで終わりのようですよ」
ドラゴンですら容易く傷を負わせる程の《アタラクシア》最強のダンジョンも、破壊魔法の前には簡単に降参する『本日の営業は終了』と表記が現れダンジョンは沈黙した。
「ジラさん、さあどうぞ」
「は?やだ、もう武器はいらない」
ラジカが地面に落ちた魔剣と聖剣を拾うようジラを促す、ジラは首を振る大河が仕方ないと収納に納めた。
「そのうち使うかもしれないからな、《ガルディア》に戻るぞ」
「ダンジョン入りたかったな」
「千歳、カジノのダンジョンが出来たら遊ぼうぜ!」
ジラが千歳の肩を叩く、千歳も気を取り直して《ガルディア》へ戻る、が、しかし後に《カジノダンジョン》と謳われるようになる《アタラクシア》最高峰にして最悪のダンジョン、神々と魔王達と異界人にドラゴン達の最強コラボによってやベーダンジョンが誕生する事になるのは…ちょい先の話し…。
「このお菓子おいしいね!」
「ですよね!」
一方少し時間は遡りラジカと入れ替わりで率の元へとやって来た詠斗は仲良くのほほんとお菓子を食べている、チグリスも呼ぼうかと思ったが懐記の元で今夜の鍋料理の手伝いをしている。
「他の店も行こうか」
「あっちにお茶を売ってるお店がありました!」
「千眼さんのお土産にいいね!」
きゃきゃしながら歩いていると、フードを被った人が目の前で転び率が駆け寄る。
「大丈夫ですか?立てますか?」
「……」
ふるふると無言で首を振る、詠斗と率は互いに顔を見合せその人の手を取る。
「家は近くですか?肩を貸しますよ」
フードの人物はこくりと頷き詠斗の肩に手を回し指で方向を示す、それに従って詠斗と率はその人物を運ぶ。
薄暗い路地裏に着くと奥からガタイの良い男達が数名にやつきながら出て来る、詠斗と率は互いに顔を見合せ転移魔法を発動させようとする。
「ご、ごめんなさい!人を連れて来ないと友達に酷い事をするって!だから…」
ここに詠斗達を連れて来たフードの人物がフードを取ると愛くるしい顔立ちの少年が泣き出しそうな顔で叫ぶ、詠斗と率はそう言われてしまえば逃げ出すのを一旦止めて状況を確認する。
「中々良さそうなガキどもだな!連れてけ」
「お友達にあいたきゃ、お前も大人しくこい!」
詠斗達の後ろ手に縄を縛り、少年の肩を押して奥へと連れて行った…。
「どうして飛行ダンジョンと呼ばれてるんだ?」
千歳の転移魔法で飛行ダンジョン、洞窟の入り口に立て看板で『飛行ダンジョン』とある質素な物だった。
「飛ぶ魔物しかいないダンジョンだから」
「ドロップ品と飛び道具や魔法の消費と釣り合いが取れず人気が無いダンジョンです」
「初のダンジョンだからね、楽しみだなー」
千歳はウキウキと足取り軽く先頭を歩き一歩入り口に踏み出そうとした所で入り口に壁のような物が生まれ、文字が出現し千歳の行く手を阻む。
「これは?『破壊魔法保有魔王立入厳禁』」
「なに、千歳!出禁くらってんの!?ダンジョンに?」
「……俺達は状態異常無効だから入れるんじゃないのか?」
「そうだね!大河君!行こう」
千歳が文字を読み上げればジラが吹き出す、大河が突っ込めば千歳はめげずに進もうとする、ラジカは成り行きを見守った。
「大丈夫だよ、破壊魔法使わないから。少しだけ、ね、少しだけ遊んだら帰るから」
ダンジョンのご機嫌を取りつつ(?)足を踏み入れようとした所で、入り口の壁から大量のアイテムが放出された。
「完全に拒絶されましたね」
「あちゃードロップ品全部渡すから入るなって?まさか他の全部のダンジョンもこれか?」
ラジカが冷静に判断し更にジラが笑う、千歳はこれでも強引に入ろうかなと考えていた。
「おや?最終階層のボスドロップ品がないようですね」
「なら、それだけでも取りに…」
言い掛けた所で壁からベッと宝箱が吐き出され、『本日の営業は終了』と表記がされた。
「あーははっは!何もしてないのにダンジョン攻略してるーあー面白!写真撮って皆に見せよう」
ジラがもう堪らんとばかりにスマホで写真を撮ってラインに載せる、大河はそっとアイテムを回収しラジカは素直に感嘆していた。
「大丈夫です千歳さん、天空ダンジョンならきっと入れますよ」
「そうだね、気を取り直して今から行っても良いかな?ジラさんとラジカさんは?賭けはどうするのかな?」
「あ」
「私達だけなら行けますが、どのみち今日は入れないようですから。私達も天空ダンジョンに行きますか?」
「行く、本当に入れるか見たい」
「僕の転移魔法ならここから行けるようだから行こうか」
転移魔法で天空ダンジョンへ転移する、これが俗にフラグと言うものだ…。
目の前の巨大な岩に空いた入り口の前に転移し、ダンジョンに考える間を与えず進もうとしたが透明な壁が立ちはだかり入れない、『破壊魔法保有魔王立入厳禁』と壁に文字が浮かぶ。
「千歳!ここも!?もうここがダメならこの世界のダンジョン全部出禁じゃん!」
「大丈夫。ほらドロップ品出てないから、今の内に行っちゃおう」
「まあ、入れば魔物はいるだろうからな」
強引に千歳が進もうとすれば壁が大量のドロップ品を吐き出しに掛かる、大河がそのまま止まるまで収納し続ける、ジラは爆笑しながらその光景を動画に納めていた。
「無理ですね」
「量がすごいな…」
「うん、よし入ろう!魔物いなくても見てみたいし」
「待って下さい、神々から電話が…もしもし?ああ…懐記君に聞かないと…ああ…分かった。千歳さん、嫌がるダンジョンに入るのは止めて欲しいとの事で、その代わりにカジノの空いている階層に千歳さんの為に新たにダンジョンを作るそうだ」
「……ええ…」
まだドロップ品が大河の収納に入っていく様を千歳は眺め、不満そうな声をあげて漸く引いた。
「最後に聖剣と魔剣まで吐き出しましたね、これで終わりのようですよ」
ドラゴンですら容易く傷を負わせる程の《アタラクシア》最強のダンジョンも、破壊魔法の前には簡単に降参する『本日の営業は終了』と表記が現れダンジョンは沈黙した。
「ジラさん、さあどうぞ」
「は?やだ、もう武器はいらない」
ラジカが地面に落ちた魔剣と聖剣を拾うようジラを促す、ジラは首を振る大河が仕方ないと収納に納めた。
「そのうち使うかもしれないからな、《ガルディア》に戻るぞ」
「ダンジョン入りたかったな」
「千歳、カジノのダンジョンが出来たら遊ぼうぜ!」
ジラが千歳の肩を叩く、千歳も気を取り直して《ガルディア》へ戻る、が、しかし後に《カジノダンジョン》と謳われるようになる《アタラクシア》最高峰にして最悪のダンジョン、神々と魔王達と異界人にドラゴン達の最強コラボによってやベーダンジョンが誕生する事になるのは…ちょい先の話し…。
「このお菓子おいしいね!」
「ですよね!」
一方少し時間は遡りラジカと入れ替わりで率の元へとやって来た詠斗は仲良くのほほんとお菓子を食べている、チグリスも呼ぼうかと思ったが懐記の元で今夜の鍋料理の手伝いをしている。
「他の店も行こうか」
「あっちにお茶を売ってるお店がありました!」
「千眼さんのお土産にいいね!」
きゃきゃしながら歩いていると、フードを被った人が目の前で転び率が駆け寄る。
「大丈夫ですか?立てますか?」
「……」
ふるふると無言で首を振る、詠斗と率は互いに顔を見合せその人の手を取る。
「家は近くですか?肩を貸しますよ」
フードの人物はこくりと頷き詠斗の肩に手を回し指で方向を示す、それに従って詠斗と率はその人物を運ぶ。
薄暗い路地裏に着くと奥からガタイの良い男達が数名にやつきながら出て来る、詠斗と率は互いに顔を見合せ転移魔法を発動させようとする。
「ご、ごめんなさい!人を連れて来ないと友達に酷い事をするって!だから…」
ここに詠斗達を連れて来たフードの人物がフードを取ると愛くるしい顔立ちの少年が泣き出しそうな顔で叫ぶ、詠斗と率はそう言われてしまえば逃げ出すのを一旦止めて状況を確認する。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
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