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第8部 晴れた空の下手を繋いで…
第3話 渡る世間は美形ばかり by舵
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「今から2人くるけど、魔王の方は魔法が使えない?スキルも無く、状態異常無効も付与出来ず、知識もつかなかった。状態異常無効は外側から補助したのでよろしくだって…え?」
「…何故…」
「大変だ!魔法の腕輪作って渡せばいいかな!」
詠斗が神々からのラインのメッセージを読む、千歳が考え込み晴海は忙いでビーズや鉱物と札を出して魔法を付与していく、千眼や千華にナイル、ラウラスからも魔法を札に付与して貰っている。
「もしや…13位か…」
「可能性はありますね」
「ああ、そうだね」
「うえ、着いた?」
「そうだな」
宇宙の様な空間が宙から出現し2人がそっと着地する、1人はくたびれたコンビニ店員の中年、もう1人は作業着を着た血色の悪い肌が白というより青白い率と同じ背丈の華奢な2人組がキョロキョロと辺りを見渡す、詠斗達が口を揃えた。
『あ、コンビニ店員さん…』
「ん?」
「どうも、皆藤 崇幸です。よろしく」
「あ、ども、羽佐間 舵です」
「時永 詠斗です!最初に《アタラクシア》に来ました」
「俺は、峯尾 大河2番目に来た。よろしく」
「僕は成澤 率です。3番目に来ました!よろしくお願いします」
「僕は更科 綴です。4番目にここ《アタラクシア》に来ましたよろしくお願いします」
「俺は有守 晴海!5番目に来たよ!」
「俺は東川 懐記、6番ね。よろー」
「僕は穂高 千歳です…7番目に来ました。序列第4位序 禍喰の魔王やってます…会えて嬉しいよ、ようこそ」
買い出しに出ていた、大河、率、綴やチグリス、ラウラス、ジラ、ラジカも戻り自己紹介を行う。
千歳が舵を見て微笑む、舵も戸惑いつつ顔を赤くして下を向いた。
「まさか最後の異界人が馴染みのコンビニ店員だとはこれも運命なんでしょうか」
「いやーそう言えば最近見ない常連さんがいたなーと思ってたんだが」
「こちらに来ると向こうでの存在が薄れるって…言われてるから」
綴が言えば崇幸が頭を搔く、詠斗もお茶を飲みながら伝える。
「あ、あの、あの時の店員さんだよね!遠足で俺のグループの1人が転んだ時にバンソーコーくれた店員さん!」
「お、ああ。何かケンカしてた中学生か、あの日バイトが1人休みで15時間勤務中だったから覚えてるよ。もう漸く解放される手前で店の前でケンカ始まって」
「うわー、コンビニバイト辛いね。そう、なんか俺のグループ一番キツイルートを選んでグループがイライラして…降りる駅間違えて…転んで怪我した子が泣きながら怒ってさ、そしたら店員さんが…バンソーコーくれて先生に連絡しろって…それで車で迎えに来て貰って遠足終わった」
晴海が遠くを見るように話すと崇幸が頭を撫でる、ぼんやりとだが覚えてた、そのグループの中でイラつき不安も不満も見せず淡々とバンソーコーを貼っていた少年の感情を押し殺した顔は今この異世界でとても子供らしい表情をしていた。
「で、こっちは何で顔を赤くして下をむいてんの?体調よくないの?辛い?」
懐記が下を向いたまま固まっている舵に声を掛ける、詠斗達も舵に視線を向けた。
「常態異常無効が上手く使えてないのか?」
「魔王って薬効くのか?」
「…私には無効だ…」
「私にも効かないですが」
大河が下を向いたままの舵を心配げに見つめ、ジラや千眼、千華もじっと舵の様子を伺っていると、目をぐるぐる回しながらとうとう舵が立ち上がった。
「う、どうしてみんなイケメンなんだよ!どこ見ても綺麗、可愛い、かっこいいしかない!唯一の癒し処は崇幸兄だけ!目が痛い!見れない!キラキラしてるー!はあ、しんどい!」
『………』
「体調が悪くないならいいかな?」
「俺が癒しで良かったなー」
「うん!ヤバくない!?みんなアイドルとかモデルとか俳優とかみたいだし、声もみんなヤバい!乙女ゲーみたいじゃん!はあー俺2次元しかないと思ってたけど3次元もいける!推せる!俺、異世界これて良かったー!ありがとう神様々!」
『………』
「喜んでくれてるなら良かったです」
千歳も綴も元気ならと一安心し、今自分たちが行っている事や他の魔王の話し等も伝えた。
「成る程なー他の魔王とかってのはまだ来たばかりだからな、せっかくのスキルを活かしてカジノタワーの商業エリアでコンビニでもするか?バイトを雇ってオーナー生活」
「へーいいじゃん。俺はーうーん」
「何もしないのもありだよ?」
「え?」
「働かなくてもいいし、ゲーム三昧でもいいよ。お金はあげるよ」
「え?」
「ま、いいんじゃないか?俺も稼ぐし、綴君は日本の自分のいた施設に神様達に頼んでお金を送金しているんだよな?」
「はい、寄付として経営が上手くいってなかったので…」
「俺も俺と舵を育ててくれた施設に金を送りたいからな、舵は好きな事してもいい。せっかくの故郷だ楽しめ」
「お金ならダンジョン行けば稼げるよ!」
「ゲームのRPGは得意だけど、本物は怖い」
「千歳さん連れて行けば大丈夫ですよ!ダンジョン入る前にダンジョンがアイテム吐き出してくれますよ」
「何それチートってやつですか?」
「僕もダンジョンで遊びたいのだけれど、入れて貰えないんだよね」
千歳が困った表情を浮かべる、薄く口元に笑みを浮かべた様はよく似合っていた。
「はーなんかすごいなー」
「話しも一段落ですかね、お風呂はどうですか?今日はゆっくりしましょう」
「お風呂?いいね」
「お風呂もあるの?すごいね」
2人共に仕事した後の姿で異世界に来たのだ綴の提案にそのまま乗り皆で風呂へ向かう、その時崇幸が見上げた空は何処まで蒼く澄み渡り神々の言う通り美しい見事なものだった…。
「…何故…」
「大変だ!魔法の腕輪作って渡せばいいかな!」
詠斗が神々からのラインのメッセージを読む、千歳が考え込み晴海は忙いでビーズや鉱物と札を出して魔法を付与していく、千眼や千華にナイル、ラウラスからも魔法を札に付与して貰っている。
「もしや…13位か…」
「可能性はありますね」
「ああ、そうだね」
「うえ、着いた?」
「そうだな」
宇宙の様な空間が宙から出現し2人がそっと着地する、1人はくたびれたコンビニ店員の中年、もう1人は作業着を着た血色の悪い肌が白というより青白い率と同じ背丈の華奢な2人組がキョロキョロと辺りを見渡す、詠斗達が口を揃えた。
『あ、コンビニ店員さん…』
「ん?」
「どうも、皆藤 崇幸です。よろしく」
「あ、ども、羽佐間 舵です」
「時永 詠斗です!最初に《アタラクシア》に来ました」
「俺は、峯尾 大河2番目に来た。よろしく」
「僕は成澤 率です。3番目に来ました!よろしくお願いします」
「僕は更科 綴です。4番目にここ《アタラクシア》に来ましたよろしくお願いします」
「俺は有守 晴海!5番目に来たよ!」
「俺は東川 懐記、6番ね。よろー」
「僕は穂高 千歳です…7番目に来ました。序列第4位序 禍喰の魔王やってます…会えて嬉しいよ、ようこそ」
買い出しに出ていた、大河、率、綴やチグリス、ラウラス、ジラ、ラジカも戻り自己紹介を行う。
千歳が舵を見て微笑む、舵も戸惑いつつ顔を赤くして下を向いた。
「まさか最後の異界人が馴染みのコンビニ店員だとはこれも運命なんでしょうか」
「いやーそう言えば最近見ない常連さんがいたなーと思ってたんだが」
「こちらに来ると向こうでの存在が薄れるって…言われてるから」
綴が言えば崇幸が頭を搔く、詠斗もお茶を飲みながら伝える。
「あ、あの、あの時の店員さんだよね!遠足で俺のグループの1人が転んだ時にバンソーコーくれた店員さん!」
「お、ああ。何かケンカしてた中学生か、あの日バイトが1人休みで15時間勤務中だったから覚えてるよ。もう漸く解放される手前で店の前でケンカ始まって」
「うわー、コンビニバイト辛いね。そう、なんか俺のグループ一番キツイルートを選んでグループがイライラして…降りる駅間違えて…転んで怪我した子が泣きながら怒ってさ、そしたら店員さんが…バンソーコーくれて先生に連絡しろって…それで車で迎えに来て貰って遠足終わった」
晴海が遠くを見るように話すと崇幸が頭を撫でる、ぼんやりとだが覚えてた、そのグループの中でイラつき不安も不満も見せず淡々とバンソーコーを貼っていた少年の感情を押し殺した顔は今この異世界でとても子供らしい表情をしていた。
「で、こっちは何で顔を赤くして下をむいてんの?体調よくないの?辛い?」
懐記が下を向いたまま固まっている舵に声を掛ける、詠斗達も舵に視線を向けた。
「常態異常無効が上手く使えてないのか?」
「魔王って薬効くのか?」
「…私には無効だ…」
「私にも効かないですが」
大河が下を向いたままの舵を心配げに見つめ、ジラや千眼、千華もじっと舵の様子を伺っていると、目をぐるぐる回しながらとうとう舵が立ち上がった。
「う、どうしてみんなイケメンなんだよ!どこ見ても綺麗、可愛い、かっこいいしかない!唯一の癒し処は崇幸兄だけ!目が痛い!見れない!キラキラしてるー!はあ、しんどい!」
『………』
「体調が悪くないならいいかな?」
「俺が癒しで良かったなー」
「うん!ヤバくない!?みんなアイドルとかモデルとか俳優とかみたいだし、声もみんなヤバい!乙女ゲーみたいじゃん!はあー俺2次元しかないと思ってたけど3次元もいける!推せる!俺、異世界これて良かったー!ありがとう神様々!」
『………』
「喜んでくれてるなら良かったです」
千歳も綴も元気ならと一安心し、今自分たちが行っている事や他の魔王の話し等も伝えた。
「成る程なー他の魔王とかってのはまだ来たばかりだからな、せっかくのスキルを活かしてカジノタワーの商業エリアでコンビニでもするか?バイトを雇ってオーナー生活」
「へーいいじゃん。俺はーうーん」
「何もしないのもありだよ?」
「え?」
「働かなくてもいいし、ゲーム三昧でもいいよ。お金はあげるよ」
「え?」
「ま、いいんじゃないか?俺も稼ぐし、綴君は日本の自分のいた施設に神様達に頼んでお金を送金しているんだよな?」
「はい、寄付として経営が上手くいってなかったので…」
「俺も俺と舵を育ててくれた施設に金を送りたいからな、舵は好きな事してもいい。せっかくの故郷だ楽しめ」
「お金ならダンジョン行けば稼げるよ!」
「ゲームのRPGは得意だけど、本物は怖い」
「千歳さん連れて行けば大丈夫ですよ!ダンジョン入る前にダンジョンがアイテム吐き出してくれますよ」
「何それチートってやつですか?」
「僕もダンジョンで遊びたいのだけれど、入れて貰えないんだよね」
千歳が困った表情を浮かべる、薄く口元に笑みを浮かべた様はよく似合っていた。
「はーなんかすごいなー」
「話しも一段落ですかね、お風呂はどうですか?今日はゆっくりしましょう」
「お風呂?いいね」
「お風呂もあるの?すごいね」
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