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第8部 晴れた空の下手を繋いで…
STAGE.3-8 岩ダンジョンへ行く
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「お、おかえりーグリ《黄昏の瞳》で岩ダンジョンいかね?」
「…行く…」
「俺も行く」
祭りを見終わり先に戻ったグローリーとイザラとベルン達、レストランにいたジラにグローリーが誘われ快諾するとイザラも行きたいと言うが武器が無かった。
「んー、連れていくのは良いけど武器がなー岩ダンジョンは水魔法、土魔法と風魔法に打撃系があると楽だぞー」
「ない…行く」
「イザラ、無謀と挑戦は違うぞ」
「……おいてくの?」
「……俺は《黄昏の瞳》のリーダーだがら…仲間に危ない事させちゃダメ…キリングも言ってた…お留守番して?」
「やだ」
ジラもグローリーも説得するが頑なに付いて行くと言って聞かないイザラに、仕方ないと宙に浮かぶラピスがイザラの目線の高さで並ぶ。
「俺も《黄昏の瞳》のメンバーだからな!特別だぞ!手を出せ」
「うん」
ラピスが髪の毛を1本引き抜いてイザラの手に乗せて魔力を注げば、細長い柄の銀色のハンマーがイザラの手の上に確かな質感を持って生まれた。
「やる」
「………」
「イザラ?ありがとうして…?」
「妖精嫌いだけどありがとう」
「ふん、俺も好きじゃないぞ!使わない時は腕輪になるぞ」
「ありがとう、ラピス」
「ふん、妖精王の武器だからな!壊れたりしないぞ!俺はダンジョン行かないからな、ベルン達と遊ぶから」
「うん、ラピスありがとう。舵は?」
「え!?い、行かないよ!夜また祭りに行くから!」
「んじゃ、《黄昏の瞳》の俺が行くわ」
グローリーの視線が舵に行き、一緒に行く誘えば大袈裟に首を横に振っている、懐記が厨房から出て行く旨を伝えた。
「ティスとライガルに連絡したら来るって、トラングはカジノの仕事あるからパスで、今回は7人で行くぞ」
「うん」
「行く」
大河達も戻り明日の準備や仕込みや、ホテルの客の状況を確認しながら休憩を取った。
「イザラさん、今日はよろしくお願いします」
「うん…はい」
「ライガルさん…魔法教えて」
「ええ、分かりました」
「じゃ、行ってくるわ」
『いってらっしゃいー』
皆で持ち込んだ晩御飯を食べた後、懐記、グローリー、ジラ、ティス、ライガル、イザラとカルとカルの大事な相棒のバレットストーンズバードのディオスで岩ダンジョンに転移した。
「えー全部で、7階層で大分昔に攻略されてるらしい。ラスボスは岩の猿だ。じゃ行くか」
「……その鳥きれい」
「ありがとう、ディオスだよ」
『ぴぴ』
夜の不気味な岩で出来たダンジョンの入り口を進む、カルの肩に止まるディオスをグローリーと手をつないだイザラが見つめ、正直な気持ちを伝えればカルがニコと微笑む。
「もうそろそろ、来ますね。イザラさん魔法属性を確めましょうか、頭の中で水が流れるの様を思い浮かべて下さい」
暗い洞窟を進むと少し開けた場所でライガルが立ち止まり、ライガルの魔法の授業が始まる。
「水…」
イザラが目を閉じて水が流れるイメージを浮かべる、その場にいた全員魔力の巨大な流れを感じ結界を張った。
「魔力…グリより制御できねーのかよ」
「我々の気配で怯えていた魔物が全て水に流れましたね…」
「アイテム回収するわ」
「大きい馬…」
「カルナラー石あるよ、ディオスも食べる?」
『ぴぴ』
カルナラー石をライガルが程よい大きさにし、水魔法の余力で産まれた馬を入れイザラに渡した。
「ボスいないのかもなー、ギルマスに今日はこの時間他の冒険者立ち入り禁止にしたし」
「じゃ、次の階層行こ」
奥へ行くと上に昇る階段を確認し、皆で上がっていく。
「岩の塊が転がってくる…」
「カル、ティス足止めして下さい」
「はい」
「んー」
「次は……風にします?」
「だな」
第2階層は床にゴロゴロ転がる岩が出迎えてくれたので、カルとティスが足で蹴り飛ばしていく。
「では、頭の中で風を想像して下さい…優しい穏やかな風ですね」
「結界頼むわ、グリ」
「うん…」
「風…」
「こりゃ暴れ狂う風だな」
「またグリはヒヨコでイザラは馬ねぇ」
ライガルの言葉にイザラが穏やかな風を思い浮かべる…が周辺の岩の魔物の磨り潰す暴風が出現し広範囲に広がり風の馬となり少し先の第2階層のボスをどうやら前足で砕いた様で悲鳴が聞こえてクリアとなる。
「馬連れて次行くか…」
「だな、懐記ー回収頼むわ」
「んー」
「……」
「大丈夫ですよ、イザラさん。すぐに制御出来ますから」
「うん…」
ライガルが大丈夫だと声を掛ければ、イザラがコクりと頷き懐記がアイテム回収を行い第3階層へ進んだ。
『ぴぴ』
「ディオス、行く?」
『ぴぴ』
「ここでは、火魔法を…ティスとカルで結界を強めにお願いします」
「はい」
「分かった」
「あの馬遠くに行っちまったぞー」
第3階層の岩のワニの様な魔物達を粉々に蹴散らし、風の馬が駆けて行きカルナラー石いた水の馬も勝手に出てボスに向かって行った。
「言うこと聞かない奴らだな、親に似たか?」
「む…」
ジラがからかうようようにイザラを見るとむっとしつつ、火魔法…人の営みに使う焚き火を連想すれば、地面からどろどろとした熔岩が産まれ地面ごと溶かして全ての魔物を炭してしまう。
「これは…火魔法では無く極炎魔法ですね…」
「火魔法の最上位魔法の1つじゃん、普通の魔法使えないのか?」
「魔力量が凄まじいからね…カルナラー石を持ちながら魔法を使おうか…」
「そうしましょう、カル」
熔岩で出来た馬も他の馬と共にパシャパシとまだ熔岩でどろどろしている地面を蹴ってあそんでいるのを横目に、カルナラー石をイザラに渡して第4階層に向かった。
「ではカルナラー石に魔力を注ぎながら、もう一度水魔法を発動させてみて下さい」
「うん」
「まだまともに魔物も見てないわ」
「今までコイツが魔法使わずに来て良かったな、国軽く1つや2つ滅んでたぞ」
魔法の馬3頭がさっさと第4階層に登り魔物を全く見る事なく、懐記がアイテム回収して終わりとなる、ついでに魔法の練習をしておく事にした。
「うん…」
今度は小川の水を思い浮かべれば水が膨大な量が出るがすぐに止まる、グローリーのヒヨコサイズの馬が生まれたが威力は弱い。
「うん、良いですね。この感じでカルナラー石を持たず威力を挑戦出来るようにしていきましょう」
「うん」
「カルナラー石沢山あるよ、使ってね」
「ありがとう」
「んー、カルナラー石が聖魔石に変わってんじゃん」
懐記がカルナラー石の模様が白と黒の渦巻きに変わっているのに気付き、鑑定すると聖魔石に変化していた。
「千ちゃんにあげるか、ちょーだい」
「うん」
「おーい、馬の小さいのも上行ったぞ」
イザラから聖魔石を受け取れば、ティスが馬4頭がさっさと上に上がったのを教えてくれ、もうラスボス終わってるんじゃないかと全員思いつ向かった。
「ラピスがくれたハンマー使わなかった…」
第5、第6、第7階層の散々たる現場からアイテムを懐記が回収し、第7階層に着いた頃には暴れに暴れてすっきりした4頭が座って此方をちらりと見てあ、来たみたいな顔をして休んでいた。
「じゃ、帰るか…」
「イザラさん、また今度魔法を教えますから。今日は休んで下さい」
「うん、ありがとうございます…」
「コイツらもグリのヒヨコみたいにずっといるのか?デカイな」
「カルナラー石にも入らないから、小さくしようか…」
『ぴぴ』
「うん、分かった。イザラ…小さくなるように言ってみるといいよ、ディオスが教えてくれた」
「分かった、小さくなれ」
カルにディオスが話してイザラが納得し命令すると、しばし悩んだ3頭が互いの顔を見て一応言うこと聞いとくかーみたいな雰囲気でヒヨコサイズに変化した。
「帰るか、また今度来るか」
『ぴぴ』
「面白かった?ディオス」
「千歳に頼んで、鉱物ダンジョンと空間繋げて貰うか」
「うん…お願いしようか…」
ディオスが嬉しそうにカルの肩に止まり、懐記が転移魔法を発動させホテルに戻った。
「…行く…」
「俺も行く」
祭りを見終わり先に戻ったグローリーとイザラとベルン達、レストランにいたジラにグローリーが誘われ快諾するとイザラも行きたいと言うが武器が無かった。
「んー、連れていくのは良いけど武器がなー岩ダンジョンは水魔法、土魔法と風魔法に打撃系があると楽だぞー」
「ない…行く」
「イザラ、無謀と挑戦は違うぞ」
「……おいてくの?」
「……俺は《黄昏の瞳》のリーダーだがら…仲間に危ない事させちゃダメ…キリングも言ってた…お留守番して?」
「やだ」
ジラもグローリーも説得するが頑なに付いて行くと言って聞かないイザラに、仕方ないと宙に浮かぶラピスがイザラの目線の高さで並ぶ。
「俺も《黄昏の瞳》のメンバーだからな!特別だぞ!手を出せ」
「うん」
ラピスが髪の毛を1本引き抜いてイザラの手に乗せて魔力を注げば、細長い柄の銀色のハンマーがイザラの手の上に確かな質感を持って生まれた。
「やる」
「………」
「イザラ?ありがとうして…?」
「妖精嫌いだけどありがとう」
「ふん、俺も好きじゃないぞ!使わない時は腕輪になるぞ」
「ありがとう、ラピス」
「ふん、妖精王の武器だからな!壊れたりしないぞ!俺はダンジョン行かないからな、ベルン達と遊ぶから」
「うん、ラピスありがとう。舵は?」
「え!?い、行かないよ!夜また祭りに行くから!」
「んじゃ、《黄昏の瞳》の俺が行くわ」
グローリーの視線が舵に行き、一緒に行く誘えば大袈裟に首を横に振っている、懐記が厨房から出て行く旨を伝えた。
「ティスとライガルに連絡したら来るって、トラングはカジノの仕事あるからパスで、今回は7人で行くぞ」
「うん」
「行く」
大河達も戻り明日の準備や仕込みや、ホテルの客の状況を確認しながら休憩を取った。
「イザラさん、今日はよろしくお願いします」
「うん…はい」
「ライガルさん…魔法教えて」
「ええ、分かりました」
「じゃ、行ってくるわ」
『いってらっしゃいー』
皆で持ち込んだ晩御飯を食べた後、懐記、グローリー、ジラ、ティス、ライガル、イザラとカルとカルの大事な相棒のバレットストーンズバードのディオスで岩ダンジョンに転移した。
「えー全部で、7階層で大分昔に攻略されてるらしい。ラスボスは岩の猿だ。じゃ行くか」
「……その鳥きれい」
「ありがとう、ディオスだよ」
『ぴぴ』
夜の不気味な岩で出来たダンジョンの入り口を進む、カルの肩に止まるディオスをグローリーと手をつないだイザラが見つめ、正直な気持ちを伝えればカルがニコと微笑む。
「もうそろそろ、来ますね。イザラさん魔法属性を確めましょうか、頭の中で水が流れるの様を思い浮かべて下さい」
暗い洞窟を進むと少し開けた場所でライガルが立ち止まり、ライガルの魔法の授業が始まる。
「水…」
イザラが目を閉じて水が流れるイメージを浮かべる、その場にいた全員魔力の巨大な流れを感じ結界を張った。
「魔力…グリより制御できねーのかよ」
「我々の気配で怯えていた魔物が全て水に流れましたね…」
「アイテム回収するわ」
「大きい馬…」
「カルナラー石あるよ、ディオスも食べる?」
『ぴぴ』
カルナラー石をライガルが程よい大きさにし、水魔法の余力で産まれた馬を入れイザラに渡した。
「ボスいないのかもなー、ギルマスに今日はこの時間他の冒険者立ち入り禁止にしたし」
「じゃ、次の階層行こ」
奥へ行くと上に昇る階段を確認し、皆で上がっていく。
「岩の塊が転がってくる…」
「カル、ティス足止めして下さい」
「はい」
「んー」
「次は……風にします?」
「だな」
第2階層は床にゴロゴロ転がる岩が出迎えてくれたので、カルとティスが足で蹴り飛ばしていく。
「では、頭の中で風を想像して下さい…優しい穏やかな風ですね」
「結界頼むわ、グリ」
「うん…」
「風…」
「こりゃ暴れ狂う風だな」
「またグリはヒヨコでイザラは馬ねぇ」
ライガルの言葉にイザラが穏やかな風を思い浮かべる…が周辺の岩の魔物の磨り潰す暴風が出現し広範囲に広がり風の馬となり少し先の第2階層のボスをどうやら前足で砕いた様で悲鳴が聞こえてクリアとなる。
「馬連れて次行くか…」
「だな、懐記ー回収頼むわ」
「んー」
「……」
「大丈夫ですよ、イザラさん。すぐに制御出来ますから」
「うん…」
ライガルが大丈夫だと声を掛ければ、イザラがコクりと頷き懐記がアイテム回収を行い第3階層へ進んだ。
『ぴぴ』
「ディオス、行く?」
『ぴぴ』
「ここでは、火魔法を…ティスとカルで結界を強めにお願いします」
「はい」
「分かった」
「あの馬遠くに行っちまったぞー」
第3階層の岩のワニの様な魔物達を粉々に蹴散らし、風の馬が駆けて行きカルナラー石いた水の馬も勝手に出てボスに向かって行った。
「言うこと聞かない奴らだな、親に似たか?」
「む…」
ジラがからかうようようにイザラを見るとむっとしつつ、火魔法…人の営みに使う焚き火を連想すれば、地面からどろどろとした熔岩が産まれ地面ごと溶かして全ての魔物を炭してしまう。
「これは…火魔法では無く極炎魔法ですね…」
「火魔法の最上位魔法の1つじゃん、普通の魔法使えないのか?」
「魔力量が凄まじいからね…カルナラー石を持ちながら魔法を使おうか…」
「そうしましょう、カル」
熔岩で出来た馬も他の馬と共にパシャパシとまだ熔岩でどろどろしている地面を蹴ってあそんでいるのを横目に、カルナラー石をイザラに渡して第4階層に向かった。
「ではカルナラー石に魔力を注ぎながら、もう一度水魔法を発動させてみて下さい」
「うん」
「まだまともに魔物も見てないわ」
「今までコイツが魔法使わずに来て良かったな、国軽く1つや2つ滅んでたぞ」
魔法の馬3頭がさっさと第4階層に登り魔物を全く見る事なく、懐記がアイテム回収して終わりとなる、ついでに魔法の練習をしておく事にした。
「うん…」
今度は小川の水を思い浮かべれば水が膨大な量が出るがすぐに止まる、グローリーのヒヨコサイズの馬が生まれたが威力は弱い。
「うん、良いですね。この感じでカルナラー石を持たず威力を挑戦出来るようにしていきましょう」
「うん」
「カルナラー石沢山あるよ、使ってね」
「ありがとう」
「んー、カルナラー石が聖魔石に変わってんじゃん」
懐記がカルナラー石の模様が白と黒の渦巻きに変わっているのに気付き、鑑定すると聖魔石に変化していた。
「千ちゃんにあげるか、ちょーだい」
「うん」
「おーい、馬の小さいのも上行ったぞ」
イザラから聖魔石を受け取れば、ティスが馬4頭がさっさと上に上がったのを教えてくれ、もうラスボス終わってるんじゃないかと全員思いつ向かった。
「ラピスがくれたハンマー使わなかった…」
第5、第6、第7階層の散々たる現場からアイテムを懐記が回収し、第7階層に着いた頃には暴れに暴れてすっきりした4頭が座って此方をちらりと見てあ、来たみたいな顔をして休んでいた。
「じゃ、帰るか…」
「イザラさん、また今度魔法を教えますから。今日は休んで下さい」
「うん、ありがとうございます…」
「コイツらもグリのヒヨコみたいにずっといるのか?デカイな」
「カルナラー石にも入らないから、小さくしようか…」
『ぴぴ』
「うん、分かった。イザラ…小さくなるように言ってみるといいよ、ディオスが教えてくれた」
「分かった、小さくなれ」
カルにディオスが話してイザラが納得し命令すると、しばし悩んだ3頭が互いの顔を見て一応言うこと聞いとくかーみたいな雰囲気でヒヨコサイズに変化した。
「帰るか、また今度来るか」
『ぴぴ』
「面白かった?ディオス」
「千歳に頼んで、鉱物ダンジョンと空間繋げて貰うか」
「うん…お願いしようか…」
ディオスが嬉しそうにカルの肩に止まり、懐記が転移魔法を発動させホテルに戻った。
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【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
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イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
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楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
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【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
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