あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第09部 魔王たちの産声 歪

STAGE.4-21 空飛ぶどピンク子ゾウさん(ダ●ボ?)

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『おはようございます、皆様。南エリアの前に到着致しました。朝食後入ります』
「おはよう、風早分かった」
「おはよう大河…早いね」
「……ああ、こういう時はな」
「うん…パンにする?ご飯にする?」
「飯で」
「おはようー大河」
「おはよう…」
「ああ…俺は結婚願望とかないが家庭がある気分に陥るな…」
「興味が出たのでは?」
朝風早の車内放送で目覚めベッドから出て身支度を整え食堂に向かえば、グローリーとイザライデア、ラジカと収集家達がいて朝食の内容を確認してくる相手がいる…両親もこんな感じだったと声に出せば背後で収集家が魚と卵焼きに腸詰焼きと、具沢山味噌汁と炊き立てのご飯を食べながら大河に教える。
「大河…俺も伴侶いないけど…家庭がある…」
「グリ…」
「なんだ親父結婚したいの?」
「父さんやっぱり…相手はどんな人でも良いよ」
「…………うん…?」
「良い息子達だな、俺は蒐集家が食っているのと同じ物だ」
「おはよ、大河も相手欲しければ選び放題だな、俺も飯。肉多めで」
「いや、グリの流れがこう…家庭的だったからそう思っただけだ」
デュスノアもジラも和食を選び卓に着く、ラジカはパンとミルクとハムエッグにサラダ果物を食べ、チキたちもゴーレムに食べさせて貰いながらおにぎりや果物を食べていた。
「そうか、お前の家族がそんな感じだったのだろう、いただきます」
「ああ…いただきます」
「俺の親父たちもそんな感じだったな、必ず母さんが早く起きて朝食の支度を始めていたな、頂きます」
「うん、いつもはウォルとカーテスパパが早く起きてご飯準備している…いただきます」
『いただきまーす』
「ウォルとカーテスパパとエクトとセレネに会いたい」
「ん、俺もーあいつらうるさいけど、みんなで飯食いたい」
「うん、もうじき…」
「さっさと魔人連れて帰るぞ、俺もモギ達のミルク飲みたいし」
「まだストックあるだろう?」
「あいつらに囲まれて飲みたいんだよ、詠斗達にも会いたいだろう?」
「そうか…もちろん」
大河が緑茶を呑みながらジラの言葉に早く皆に会いたいと思う、まだスタート地点にも立っていない状態だが早く帰ろうと心に決めた。

「あーう」
「うん」
「さ、朝ご飯出来たよ」
「沢山食えよー」
『いただきます』
グローリー宅の朝、ウォルゾガとカーテスが朝食の準備を終わらせゴーレム達が遊び相手をしていたエクトとセレネを座らせタナトスも座り食事が始まる。
「今日は、教室に行ってその後は…」
「ゴーレム達の店の手伝いに行くけど親父は?」
「セレネちゃんとエクトちゃんとドワーフさんの所で遊んで、皇国のおやつ教室に行こうか」
「あう」
「うん」
エクト達の朝食をゴーレム達が食べさせ、カーテスとウォルゾガもハムエッグに昨日のピザの余りの食材を炒めた物と味噌汁と果物を食べ、カーテスがトゥナーから貰った野菜を塩を掛けて食べる。昨日懐記から教えて貰った食べ方だ美味しくてはまりそうだった。
「それもいいですが、彼らには皇国から腕時計の注文がまた来ています」
「お前達本当にすごいなよなー!」
「ほんとう!賢くて可愛いなんてねー」
「うん!」
「うー!」
タナトスの言葉にカーテスが2人の頭を撫でる、千歳達がしている腕時計を見た2人が鉱物と魔聖石や聖魔石で腕時計を作りニジェルガとライガルにプレゼントした所大層喜んだ2人が常に身に付けているのをきっかけに腕時計と時計の需要が高まり、エクトとセレネにも注文が来ているが何せ喋らない、気まぐれな為作ってくれたら売るというスタイルで商売をしていた?
「すごいはすごいですが私まで手伝わされていい迷惑です」
食べおわったタナトスの食器をゴーレム達が片付ける、腕の部分はタナトスとゴーレム達が作っているし、このまま行けば時計まで作らされそうで心底嫌そうな顔をしていた。
「ちゃんと給料支払っているんだから文句いうなよ?」
ウォルゾガから言われそっぽを向く、会話しているうちにセレネが紙に設計図を描き、エクトが付け加えてゴーレム達に渡すとそれを見たゴーレム達がコクコク頷き準備を始めた。
「ゴーレム達に頼むの?」
「うん!」
「うー!」
「飽きたな」
「ま、コイツらも器用だからな」
じろっとタナトスが2人を睨めば同時にそっぽを向いてカーテスに抱き着いて出掛けたいと伝え教室に行く事にした。
「働き過ぎだろ、誰に似たのか」
タナトスが絵を描いたゴーレム達、鉱物に魔力を込めて時計にしていく、その姿に呆れながらタナトスも何だかんだ作業を開始した…。

『来ます!』
南エリアに入り車を走らせ1時間余りを過ぎた頃、短い風早からの警告に車を止めて外に全員飛び出し構えた。
『来たのね~ここからは通さないのよ~』
『はぁ?』『来たぞ…見た目あんなんだが…強いぞ!』
『見た目は関係ないのよ~私強いのよ~』
宙に浮かぶこの森のもう1体の番外個体魔王の姿にチキ意外全員から疑問の声が漏れる、間延びした声からは予想も近い圧…どピンクの耳の大きい子供の象の姿をした生物に大河は目を見開いた。
「ダ●ボ?」
意外にも彼、大河はクールな見た目とは裏腹にディ●ニー映画が好きだった…。
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