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第012部 空の旅は安心安全にみんなで会いにいこう
終戦のナギep.4
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「魔王の仕業ですか」
「むごい…酷い」
「酷い…なのです…姿が掴めません」
「我々の妨害も……」
「風早達の介入も妨害ですか」
「……此方が出来る事は?」
「……物を運ぶ事はできそうだな」
「魔人に傷を負わせた少年も気になる」
「ふむ、《ガンネ国》の様子も視えない…」
「後手に回り過ぎです…」
「魔神皇の超長距離転移に賭けますか?」
「それでは心許ない」
《神の庭》状況の伝達が妨害により遅れている神々、使える手立てが少ない。
「………千眼と外神……そうか…では我々は爆破魔法の解除に手を貸そう」
「ああ、恐らくは魔王の事だ用意周到に準備をしている」
「ふむ、まだまだ爆破魔法を掛けらた民はいる筈」
「爆破魔法も巧妙ですね、爆破寸前に魔力の流れが変わるようになりそれ以前は分からない」
「罠を仕込んでいるかもしれない」
「それを分かるようにし、呪符を外しても魔法が作動しない様にすれば」
「では、すぐに準備を」
「魔神皇に名を付けられた彼らにも魔神皇と共に行って貰います」
「急ぐなのです!」
「早く…やる…」
「よし、急ごう!魔神皇にメッセージ送っとくぞ」
「少しだけ時間が掛かりますが」
「さあ、始めます」
神々もこんな悲惨な状況は許しがたい、状況は刻一刻と残酷な方へと向かっていく、一瞬の停滞が波乱を呼ぶそんな状況で神々も何が出来るかを考えた…。
「シュリ、問題ないか」
「ああ」
「いえ、シュリさん血を失い過ぎています。これを…」
「外神…」
「シュリ、外神にはお見通しだ、焦るな」
「はい」
「よし、腕も治ったぞ。飯を食べててくれ、弟の方もな」
「沢山食べて下さい」
「うう…ありがとうござまいます…」
傷をいやしたシュリにマユラが聞けば問題ないと答えるが、外神が血を失っていると赤い飴玉をシュリに渡しマユラが笑う、セバドンナの身体は燃やし、国王の人形は収納袋にしまった状態で崇幸が回復札で少年の傷や腕を修復した。
トイが食事を置いてやり弟と食べるように言えば泣きながら食事にありつく、弟にモギのミルクを渡し美味しそうに飲んでいた。
「数が読めない…爆破は今止まっている…」
「先ほどのは警告かアピールでしょう、戦場に行き戻った兵や傭兵や奴隷を集めましょう」
「それが良いわ、戦場にいる兵士も気になるけど…神様ズからこちらでも爆破解除の手伝いをするって、やっと送れたらしい」
「分かりました、放送します。千眼さんの蝶は薬を運べますか?」
「……やる」
外神が銃を使い呼びかけを行おうとした所で、ゴーレム姿の風早とナビがイシュターに連れられて此処に入って来る。
『申し訳ありません、妨害がありこの姿で皆様のフォローをさせて頂きます』
【おそくなりました、この国おかしいです』
「爆破魔法か…魔王もいたようだ」
ゴーレム姿の風早とナビ、妨害が入り連絡が付かずゴーレム姿で周囲の確認をイシュターと共に行い此処に来た。
「ありがとうございます」
「助っ人登場ー」
【それが勇んで来たんですが…妨害で】
『出来る事は少ないですが』
「ありがとう、来てくれてそれで充分さ」
「そ、さんきゅ」
「ありがとうござます、では、この城に兵士と傭兵、奴隷を集めるアナウンスと、怪我をしている人々には蝶が運ぶ薬を受け取り飲むよう伝えて下さい」
【分かりました!】
「私も手伝おう、詠斗達は元気に過ごしている。食事を預かっている」
なんとも言いにくそうな風早とナビに礼を言い、イシュターも加わり街全体にナビのアナウンスと薬が配られていった。
「ここが最前線か」
「殆どなんもないな、これじゃ戦にならねぇ」
「探しましょう、魔人と互角の少年を」
「兵を引き上げさせて、《ガンネ》と交渉の流れでおけ?」
「それが1番早く終わりそうだ」
最前線に着いたジラ達、ぼろ布を張ったテントが幾つかと疲弊した兵士や、傭兵、奴隷達が蹲り戦う気力も生きる気力も無い、状況の酷さにフォンが吐き捨てフェシェスタが此処での流れを確認した。
「それで良い」
「あれ、おにーさん達《ノゼバ国》に雇われた傭兵?」
背後から籠にキノコや草を入れた少年が声を掛ける、ジラとトゥナーがその少年の姿に目を見開いた。
『ナギ?』
「俺の名前しってんの?《ノゼバ国》敗けちゃった?」
あの日と変わらない同じ姿、笑顔、声、この国で失った友の姿…。
「ああ、俺達は援軍てとこだ。悪いなこの人数で」『師匠、鑑定は?』
「ええ、すみません。物資は持ってきました」『ナギ、16歳、火魔法・水魔法としか』
「じゃ、物資運ぶよ。食事にしよ」『隠蔽の感じもないねぇ』
「本当!?みんなー補給が来たぞー!」
ぱあっと笑顔が零れる、薄い空に溶け込むような色の髪と何処までも澄んだ碧い輝く瞳、ジラとトゥナーは戦場では決して気を抜かない停戦中だろうが、見張りと後退し一休みしている間も、寝ている時さえも気を緩めた事がないそんな2名をナギという少年は戦場で混乱の淵に叩き落とした。
「………生きていたのか」
「全くの他人の空似ではないですね」
ジラとトゥナーは戸惑いながらもテントに向かい、兵士達の様子や怪我の具合に魔人の話を聞く事にした…。
「むごい…酷い」
「酷い…なのです…姿が掴めません」
「我々の妨害も……」
「風早達の介入も妨害ですか」
「……此方が出来る事は?」
「……物を運ぶ事はできそうだな」
「魔人に傷を負わせた少年も気になる」
「ふむ、《ガンネ国》の様子も視えない…」
「後手に回り過ぎです…」
「魔神皇の超長距離転移に賭けますか?」
「それでは心許ない」
《神の庭》状況の伝達が妨害により遅れている神々、使える手立てが少ない。
「………千眼と外神……そうか…では我々は爆破魔法の解除に手を貸そう」
「ああ、恐らくは魔王の事だ用意周到に準備をしている」
「ふむ、まだまだ爆破魔法を掛けらた民はいる筈」
「爆破魔法も巧妙ですね、爆破寸前に魔力の流れが変わるようになりそれ以前は分からない」
「罠を仕込んでいるかもしれない」
「それを分かるようにし、呪符を外しても魔法が作動しない様にすれば」
「では、すぐに準備を」
「魔神皇に名を付けられた彼らにも魔神皇と共に行って貰います」
「急ぐなのです!」
「早く…やる…」
「よし、急ごう!魔神皇にメッセージ送っとくぞ」
「少しだけ時間が掛かりますが」
「さあ、始めます」
神々もこんな悲惨な状況は許しがたい、状況は刻一刻と残酷な方へと向かっていく、一瞬の停滞が波乱を呼ぶそんな状況で神々も何が出来るかを考えた…。
「シュリ、問題ないか」
「ああ」
「いえ、シュリさん血を失い過ぎています。これを…」
「外神…」
「シュリ、外神にはお見通しだ、焦るな」
「はい」
「よし、腕も治ったぞ。飯を食べててくれ、弟の方もな」
「沢山食べて下さい」
「うう…ありがとうござまいます…」
傷をいやしたシュリにマユラが聞けば問題ないと答えるが、外神が血を失っていると赤い飴玉をシュリに渡しマユラが笑う、セバドンナの身体は燃やし、国王の人形は収納袋にしまった状態で崇幸が回復札で少年の傷や腕を修復した。
トイが食事を置いてやり弟と食べるように言えば泣きながら食事にありつく、弟にモギのミルクを渡し美味しそうに飲んでいた。
「数が読めない…爆破は今止まっている…」
「先ほどのは警告かアピールでしょう、戦場に行き戻った兵や傭兵や奴隷を集めましょう」
「それが良いわ、戦場にいる兵士も気になるけど…神様ズからこちらでも爆破解除の手伝いをするって、やっと送れたらしい」
「分かりました、放送します。千眼さんの蝶は薬を運べますか?」
「……やる」
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『申し訳ありません、妨害がありこの姿で皆様のフォローをさせて頂きます』
【おそくなりました、この国おかしいです』
「爆破魔法か…魔王もいたようだ」
ゴーレム姿の風早とナビ、妨害が入り連絡が付かずゴーレム姿で周囲の確認をイシュターと共に行い此処に来た。
「ありがとうございます」
「助っ人登場ー」
【それが勇んで来たんですが…妨害で】
『出来る事は少ないですが』
「ありがとう、来てくれてそれで充分さ」
「そ、さんきゅ」
「ありがとうござます、では、この城に兵士と傭兵、奴隷を集めるアナウンスと、怪我をしている人々には蝶が運ぶ薬を受け取り飲むよう伝えて下さい」
【分かりました!】
「私も手伝おう、詠斗達は元気に過ごしている。食事を預かっている」
なんとも言いにくそうな風早とナビに礼を言い、イシュターも加わり街全体にナビのアナウンスと薬が配られていった。
「ここが最前線か」
「殆どなんもないな、これじゃ戦にならねぇ」
「探しましょう、魔人と互角の少年を」
「兵を引き上げさせて、《ガンネ》と交渉の流れでおけ?」
「それが1番早く終わりそうだ」
最前線に着いたジラ達、ぼろ布を張ったテントが幾つかと疲弊した兵士や、傭兵、奴隷達が蹲り戦う気力も生きる気力も無い、状況の酷さにフォンが吐き捨てフェシェスタが此処での流れを確認した。
「それで良い」
「あれ、おにーさん達《ノゼバ国》に雇われた傭兵?」
背後から籠にキノコや草を入れた少年が声を掛ける、ジラとトゥナーがその少年の姿に目を見開いた。
『ナギ?』
「俺の名前しってんの?《ノゼバ国》敗けちゃった?」
あの日と変わらない同じ姿、笑顔、声、この国で失った友の姿…。
「ああ、俺達は援軍てとこだ。悪いなこの人数で」『師匠、鑑定は?』
「ええ、すみません。物資は持ってきました」『ナギ、16歳、火魔法・水魔法としか』
「じゃ、物資運ぶよ。食事にしよ」『隠蔽の感じもないねぇ』
「本当!?みんなー補給が来たぞー!」
ぱあっと笑顔が零れる、薄い空に溶け込むような色の髪と何処までも澄んだ碧い輝く瞳、ジラとトゥナーは戦場では決して気を抜かない停戦中だろうが、見張りと後退し一休みしている間も、寝ている時さえも気を緩めた事がないそんな2名をナギという少年は戦場で混乱の淵に叩き落とした。
「………生きていたのか」
「全くの他人の空似ではないですね」
ジラとトゥナーは戸惑いながらもテントに向かい、兵士達の様子や怪我の具合に魔人の話を聞く事にした…。
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