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第012部 空の旅は安心安全にみんなで会いにいこう
第023話 なんとか完成(※大変でした SさんとTさんより)
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アシューやサウ、ゴーレム達や子ども達と一緒に店造りを行い半分位程進んだ所で丁度いい時間になり、皆で《空船》へと引き上げた。
「お疲れさま、ヴェリちゃんは《トイタナ》の孤児院に行くって、今夜は肉丼だよー」
「皆さん、おかえりなさい。子供たちがヴェリちゃんを離さなくて」
《空船》で出迎えてくれた舵と燈火、どうやら数外個体魔王の名前はヴェリになったらしい。
「2人ともありがとう、名前も付けてくれて。明日会いに行くよー」
「うん、明日はベルンちゃん達と街に行くよ」
「僕も、明日ニスムさん達とお店の手伝いしますね、ご飯出来てますよ。お風呂にします?先に食事にします?」
「ありがとう、楽しみだな。ラジカ、コーカスさん先に風呂に行くかい?」
「そうですね、行きます」
「私は自室の風呂に行きますよ、食事はアガニータ様達と頂きますね」
コーカスはニコリと微笑み自室に向かう、ラジカと千歳は風呂に向かう事にした。
『……なんで?』
「ごめんなさい…」
夜、グローリーが家を抜け出し森で、タナトスと蒐集家と待ち合わせをしてから長距離転移の為の魔法具を生み出そうとするとコロコロとまん丸い斑模様の大きなヒヨコが産まれてしまう、ゴーレム達は嬉しそうにそのヒヨコ達を引き取っていく。
タナトスと蒐集家の声が重なりグローリーは謝る、材料は蒐集家が用意した魔石と鉱物、必要なのはそれをグローリーの魔力に馴染ませ、外神のような銃を造り出す事…だが、コロコロ丸々の斑ヒヨコしか出来ない、ならばこのヒヨコを使うかという話しになればヒヨコ達から猛抗議、ストライキを起こされ産まれた端からゴーレムの王国(絶賛建国中)に行ってしまう。
「お前、不器用じゃ無い筈なんだが」
「因果が邪魔をしていますね、今は機ではないと」
「……やだ…」
「元々は下位のおそらく空間と生物生成系の魔人なのでしょう」
「言われた物、命じられた物しか造れない、0から何かを造るのが難しいのか」
グローリーが諦めたくないとタナトスも蒐集家も別の角度からグローリーを見て、何か案があるか考える。
「好きな物は?」
「みんな」
「それ以外」
「……キリング…」
「10位の魔王か…」
「10位の魔王は剣の魔王ですか」
「キリングはすごい、強い……」
「…魔王だから強いだろう」
「剣…それなら創造しやすいですね」
「なるほど」
剣ならばと蒐集家とタナトスが話し合い、魔石と鉱物を混ぜ合わせていく。
「では、もう1度説明する。転移魔法、長距離魔法、超長距離転移は似て非なる魔法だ。転移魔法の魔法具はお前が造れ、長距離転移の魔法具は私が造る、超長距離転移の魔法具はこいつが造る」
「うん」
「因果が邪魔するのならばそれが妥当ですね、」
真夜中の森の中、灯りも無し(全員夜目が効く)粘土を捏ねる青年達3名…。
「出来たな……お前…」
「どうしてもこうなる…」
「問題なさそうで……問題ありですね、私が造りますか…」
「お前制御しろよ」
タナトスと蒐集家が数本のナイフ、タナトスは銀色と灰色のナイフを、蒐集家は蔦が絡みつく黒と血色のナイフ…グローリーは何故か小さいヒヨコの置物…ゴーレム達が回収していく。
蒐集家が仕方ないと転移用のナイフを造っていく、タナトスが呆れかえった。
「まず、転移魔法を発動させ空間を裂く、外神がやっていたのを見ていたなそれで空間を固定する。次に長距離転移を発動させる、此処と長距離転移の空間固定が最も難しいだろう、気を緩めるなそして超長距離転移を発動させる、お前の肉体を持ってなせる業だ」
「出来ましたよ、眼を付けておきました。私とタナトスさんのナイフは戦場で出しておいて下さい。アドバイス程度は可能にしておきました、知られても構いません」
「ちっ」
「言わない…ありがとう…」
蒐集家の勝手にタナトスが舌打ちする、転移魔法が使えると知られたくはないがグローリーは言わないと約束した。
「行くなら朝に周囲に言ってから行け、私は休むお前なら行ける」
「問題ないでしょう、因果はこれで変わりましたから」
「うん、おやすみなさい」
グローリーは家族が眠る寝室へ戻る、蒐集家は大河がいる自室へ、タナトスは…。
「おかえり」
「………」
「ほら、ミルク用意したぞ。温かいの」
「……はあ」
面倒ごとを片付けてグローリーは寝室へ、タナトスはいつもの自分の定位置の居間に戻ればウォルゾガがタナトスをミルクを用意して待っていた。
「グリは戻ったのか、よく我慢したな」
「止めましたよ、朝にしろと言ったんです」
「そうか、ありがとうタナトス」
「………」
「朝はオムレツにするよ」
「……チーズ入れて下さい」
「ああ、いいよ」
「……」
ウォルゾガが優し気に笑いミルクを飲む、タナトスはゆっくり口を開く。
「責めないんですか?」
「しないさ、グリが無茶しようとしたんだろ?」
「そんなつもりはありませんよ、借りを作っただけです」
「そうか、グリは大きな借りが出来たな」
「……さあ、もう休みます」
「おやすみ、タナトス」
「おやすみ」
居心地の良さと悪さが混じる、ウォルゾガの家族を見る目、居心地が悪い…ミルクを飲んで立ち上がり何処までも優しい優しい声で夜の挨拶をしてくれた。
「戻ったのか」
「起きてたんですか?」
「ああ、何か飲むか?」
「果実水を」
自室に戻れば大河がソファで本を読んでいた、蒐集家はその向かいのソファに腰を掛け足を組み、大河が冷蔵庫から果実水のボトルを取り出しグラスに入れて手渡す、最近はこんな感じだ、大河はまた読書に戻る、読んでいるのは昔の勇者の物語のようだ、興味は湧かない。
「指に何か付いている」
「ああ」
蒐集家の白い指に先ほどの鉱物の欠片がキラキラと輝いている、つまらなさそうに指を払う。
「お前が何をしているか大して興味は無いが何をしていたんだ」
「教えない」
「そうか」
蒐集家は面倒だと思いその一言で切り捨てる、説明もしたくない。
「寝たらどうです?夜も深い」
「そうさせて貰う、おやすみ」
蒐集家は寝ない、大河がベッドに向かう、タナトスの問いは正解だ一緒には寝ていないが…。
「ええ」
大河は寝室に向かう、呑気な物だ彼方は面倒な事になっているというのに…蒐集家は口元を大きく歪ませ嗤った…チリン…。
「お疲れさま、ヴェリちゃんは《トイタナ》の孤児院に行くって、今夜は肉丼だよー」
「皆さん、おかえりなさい。子供たちがヴェリちゃんを離さなくて」
《空船》で出迎えてくれた舵と燈火、どうやら数外個体魔王の名前はヴェリになったらしい。
「2人ともありがとう、名前も付けてくれて。明日会いに行くよー」
「うん、明日はベルンちゃん達と街に行くよ」
「僕も、明日ニスムさん達とお店の手伝いしますね、ご飯出来てますよ。お風呂にします?先に食事にします?」
「ありがとう、楽しみだな。ラジカ、コーカスさん先に風呂に行くかい?」
「そうですね、行きます」
「私は自室の風呂に行きますよ、食事はアガニータ様達と頂きますね」
コーカスはニコリと微笑み自室に向かう、ラジカと千歳は風呂に向かう事にした。
『……なんで?』
「ごめんなさい…」
夜、グローリーが家を抜け出し森で、タナトスと蒐集家と待ち合わせをしてから長距離転移の為の魔法具を生み出そうとするとコロコロとまん丸い斑模様の大きなヒヨコが産まれてしまう、ゴーレム達は嬉しそうにそのヒヨコ達を引き取っていく。
タナトスと蒐集家の声が重なりグローリーは謝る、材料は蒐集家が用意した魔石と鉱物、必要なのはそれをグローリーの魔力に馴染ませ、外神のような銃を造り出す事…だが、コロコロ丸々の斑ヒヨコしか出来ない、ならばこのヒヨコを使うかという話しになればヒヨコ達から猛抗議、ストライキを起こされ産まれた端からゴーレムの王国(絶賛建国中)に行ってしまう。
「お前、不器用じゃ無い筈なんだが」
「因果が邪魔をしていますね、今は機ではないと」
「……やだ…」
「元々は下位のおそらく空間と生物生成系の魔人なのでしょう」
「言われた物、命じられた物しか造れない、0から何かを造るのが難しいのか」
グローリーが諦めたくないとタナトスも蒐集家も別の角度からグローリーを見て、何か案があるか考える。
「好きな物は?」
「みんな」
「それ以外」
「……キリング…」
「10位の魔王か…」
「10位の魔王は剣の魔王ですか」
「キリングはすごい、強い……」
「…魔王だから強いだろう」
「剣…それなら創造しやすいですね」
「なるほど」
剣ならばと蒐集家とタナトスが話し合い、魔石と鉱物を混ぜ合わせていく。
「では、もう1度説明する。転移魔法、長距離魔法、超長距離転移は似て非なる魔法だ。転移魔法の魔法具はお前が造れ、長距離転移の魔法具は私が造る、超長距離転移の魔法具はこいつが造る」
「うん」
「因果が邪魔するのならばそれが妥当ですね、」
真夜中の森の中、灯りも無し(全員夜目が効く)粘土を捏ねる青年達3名…。
「出来たな……お前…」
「どうしてもこうなる…」
「問題なさそうで……問題ありですね、私が造りますか…」
「お前制御しろよ」
タナトスと蒐集家が数本のナイフ、タナトスは銀色と灰色のナイフを、蒐集家は蔦が絡みつく黒と血色のナイフ…グローリーは何故か小さいヒヨコの置物…ゴーレム達が回収していく。
蒐集家が仕方ないと転移用のナイフを造っていく、タナトスが呆れかえった。
「まず、転移魔法を発動させ空間を裂く、外神がやっていたのを見ていたなそれで空間を固定する。次に長距離転移を発動させる、此処と長距離転移の空間固定が最も難しいだろう、気を緩めるなそして超長距離転移を発動させる、お前の肉体を持ってなせる業だ」
「出来ましたよ、眼を付けておきました。私とタナトスさんのナイフは戦場で出しておいて下さい。アドバイス程度は可能にしておきました、知られても構いません」
「ちっ」
「言わない…ありがとう…」
蒐集家の勝手にタナトスが舌打ちする、転移魔法が使えると知られたくはないがグローリーは言わないと約束した。
「行くなら朝に周囲に言ってから行け、私は休むお前なら行ける」
「問題ないでしょう、因果はこれで変わりましたから」
「うん、おやすみなさい」
グローリーは家族が眠る寝室へ戻る、蒐集家は大河がいる自室へ、タナトスは…。
「おかえり」
「………」
「ほら、ミルク用意したぞ。温かいの」
「……はあ」
面倒ごとを片付けてグローリーは寝室へ、タナトスはいつもの自分の定位置の居間に戻ればウォルゾガがタナトスをミルクを用意して待っていた。
「グリは戻ったのか、よく我慢したな」
「止めましたよ、朝にしろと言ったんです」
「そうか、ありがとうタナトス」
「………」
「朝はオムレツにするよ」
「……チーズ入れて下さい」
「ああ、いいよ」
「……」
ウォルゾガが優し気に笑いミルクを飲む、タナトスはゆっくり口を開く。
「責めないんですか?」
「しないさ、グリが無茶しようとしたんだろ?」
「そんなつもりはありませんよ、借りを作っただけです」
「そうか、グリは大きな借りが出来たな」
「……さあ、もう休みます」
「おやすみ、タナトス」
「おやすみ」
居心地の良さと悪さが混じる、ウォルゾガの家族を見る目、居心地が悪い…ミルクを飲んで立ち上がり何処までも優しい優しい声で夜の挨拶をしてくれた。
「戻ったのか」
「起きてたんですか?」
「ああ、何か飲むか?」
「果実水を」
自室に戻れば大河がソファで本を読んでいた、蒐集家はその向かいのソファに腰を掛け足を組み、大河が冷蔵庫から果実水のボトルを取り出しグラスに入れて手渡す、最近はこんな感じだ、大河はまた読書に戻る、読んでいるのは昔の勇者の物語のようだ、興味は湧かない。
「指に何か付いている」
「ああ」
蒐集家の白い指に先ほどの鉱物の欠片がキラキラと輝いている、つまらなさそうに指を払う。
「お前が何をしているか大して興味は無いが何をしていたんだ」
「教えない」
「そうか」
蒐集家は面倒だと思いその一言で切り捨てる、説明もしたくない。
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「そうさせて貰う、おやすみ」
蒐集家は寝ない、大河がベッドに向かう、タナトスの問いは正解だ一緒には寝ていないが…。
「ええ」
大河は寝室に向かう、呑気な物だ彼方は面倒な事になっているというのに…蒐集家は口元を大きく歪ませ嗤った…チリン…。
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