あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第013部 序列第13位と生きた山脈×まだまだ続くよ空の旅

第7幕 第1話《黒鳶》にて会議 ×Stage.7‐1 面倒ごとはまとめて

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第7幕  第1話《黒鳶》にて会議
「明日朝に山に向かうメンバーだけど、外神君のバスと俺の車で二手に分かれて行こう思う。巨大な山脈だし何があるか神様達も分からないけれど、魔王とノイズ君の親友達の安否も心配だ」
「俺は良いぜーただしコイツとは別な」
「フォンちゃん寂しい事言わないでよ~」
「ふん」
「ま、フォンとフェスなら分かれた方がバランスが良いと思う」
「ならそうしよう」
《黒鳶》の大会議しつ黒の壁面、黒に大理石めいた鉱物のテーブルとイスに座る面々、巨大モニターの前に崇幸がリーダーとなって話が進んでいく、フォンが兄のフェシェスタと分れる事を希望しギーギスも納得する。
「後、それと、グリ君、イザラとイデアとエスティアは今回《黒鳶》に残ってくれ」
「私もそれが良いと思う」
「そうだな、ゆっくり休んで晴海達や子ども達と連絡を取り合うと良い」
「………崇幸…」
「グリ、君が思っている以上に君は無理している。タナトス君と蒐集家さんから連絡が入っているからなエクトとセレネのゴーレム達も留守番だ。この飛行船を頼む、必ず守り通して欲しい」
「グリっち家族で過ごして待っといて」
「……分かった…守る…でも、みんなも無事に戻ってね」
「待ってる、手伝いする」
「行ってみたいけどな!待ってる」
「父上達がそうするならいる…」
崇幸にラインでタナトスと蒐集家からメッセージが来たのは今朝方、超長距離転移で無茶をしたとだからと言って両者共に休んだ方が良い、体調はどうだの心配などの言葉がないのがらしいと言えばらしいなと崇幸は思い出し笑いをしつつ、グローリー達が納得してくれたので話しを進めていく。
「バスの方は外神君がリーダーだ、車は俺がリーダーで。各自もし万が一に備えて食料や装備は収納袋に入れておいてくれ。メンバーだが魔物はいるとノイズの話しだからバランスを考えていこう」
「崇幸っちには千ちゃん行くっしょ、俺は外神っちと行くわ」
「じゃ、俺はそっちな懐記の飯食うわ」
「俺は崇幸の方ね」
「では、私が外神の方へ。シュリは崇幸の方へ行くと良い」
「承知しました」
「それなら、俺とノイズは外神の方へ。千眼がいるなら眼や視界は広がるだろ、山の地形は変わってはいるが地理が有利なノイズと千眼は分けておこう」
「俺は崇幸の方へ行くよ」
「俺は外神達の方だな」
「俺も崇幸の方に行くよ」
「よし、それで行こう。じゃ皆少し休んだら町の人たちの看病の交代をしにいこう」
『了解』
振り分けが終わり、外神と懐記をリーダーにバスチームにはフォン、マユラ、ギーギス、ノイズ、が乗り込むことにした。
崇幸の車チームには千眼、フェシェスタ、シュリ、ジラ、チェカが乗り込む事になり各自の準備を行う事にした。

「崇幸さん達は魔王と救助に山に行くんですね」
『暫く連絡は取りづらくなると思う…』
「分かりました、皆さんが無事なら…トゥナーさんはまだ起きないんですか?」
『まだ起きない、相当ダメージを受けたらしいから眠っていた方が良いと千眼さんが言っているし…顔色は良くない』
「そうですか、無茶はしないでくださいね」
『善処はするよ』
「……嘘はついて欲しくはないので」
『俺も嘘は言いたくないから』
「はい、また連絡します。風早からも話は聞きますよ、今は《エンビ》という街の上空にいます。とても楽しい街なので此処に暫く滞在しようと思います、此処で合流も考えているので…」
『ああ、分かった。なるべく早く救助して向かうようにするから』
「はい、分かりました…」
『それじゃあ』
そう言って綴が電話の向こうの相手崇幸との通話が終わる、現在《アタラクシア号》は紙と本の街《エンビ》の上空にいた。
子ども達も行きたいだろうと分けて行くことにし、今は詠斗と晴海とチグリスが子ども達を連れて
行っている、綴とラウラスが残った子ども達と食事の準備をマンドランドや野菜お化けやゴーレム達と行っていた。
「ラウラスせんせーおいしいーこれー」
「ポテトサラダすよー」
「こっちもおいしいー」
「はふはふする」
「唐揚げす、熱いから冷まして食べるすよ」
『はーい』
ラウラスもトゥナーが倒れたと聞いて驚いていた、未だ目覚めない事を心配していたが子ども達の前では顔に出さずせっせと唐揚げを揚げていた。
『ぴぎゃ』
「ウズラさんもどうぞ」
『ぴぎゃ』
見た目ペンギン?のウズラが唐揚げをラウラスから食べさせて貰い嬉しそうに食べている、綴も食事の手伝いにと野菜を切り始めた。

Stage.7‐1 面倒ごとはまとめて
「ち」
「気持ちは分る」
カジノタワーの中層階の1フロア全てユラヴィレオとメルガドール達の居住区として与えられていた、その共有室でユラヴィレオが送られて来た書状に目を通し舌打ちし紙を握り潰す。
ソファでに座りミルクティーを飲むメルガドール、使用人達は《ホウラク》でお菓子やパンの教室や作法の講義を教室で行ってい、商業エリアの店の運営の為現在このフロアにはこの2名しかいない。
「明日には《ナイジアナ皇国》だというのに」
「金で話しが済むならそれで良いのでは?ユラヴィカ嬢は行きたくはないのだから」
メルガドールが乱暴に手紙を火魔法で灰にし、メルガドールが飲んでいたミルクティーを奪い飲む。
「飲みたいのならば言えば良い、淹れる位はする」
およそ貴族らしからぬ態度にメルガドールが嘆息し、水と火魔法で調節した湯をポットにいれて紅茶を淹れ直す。
「面倒だ」
「全く、ユラヴィカ嬢には見せられない」
「お前にしか見せてない」
「知っている、そこまで態度に出るならさっさと返事を出してくれ。当たられる方の身になって欲しい」
「他の連中の催促も煩い」
「裏市場も此方を伺っている」
淹れた紅茶に角砂糖2つとミルクを多めに入れた物をソーサーに乗せユラヴィレオに渡す、テーブルに乗った燃えた書状を捲いていた紐には剣と杖と葉の緑の封蝋は貴族と平民が通う学院からの物、ユラヴィレオが通っていた学院でもある《コレメキバ学院》からの物。
「さっさと返信すれば良い」
「ああ」
メルガドールは幼少から身体が弱く後継者として家庭教師が付き《ガルディア》からまともに出た事がない、《コレメキバ学院》の評判は悪くはない、教室で行われている授業こそがこの世界最高峰だとメルガドールもユラヴィレオを思っている、このユラヴィカを学院にという書状も要は寄付金目的の意味合いが強い。
ユラヴィカは行かないだろうし、面倒ごとは片付けてゆっくり茶を飲みたいとメルガドールはようやく落ち着いたユラヴィレオを眺めそう思った…。
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