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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解
《クナアンジ二ツ国》偏 no.49 おむかえ/《アーケディア》 偏 dress:107 佳月の過去と未来
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《クナアンジ二ツ国》偏 no.49 おむかえ
「ヴァルキア様!」
「サニドツノス」
蒐集家とルンカがダエーカの寄生花を取り除いてい間に《魔王録ダンジョン》の内部について話しを千歳達としている最中に、少しくたびれた姿のサニドツノスが転移で訪れヴァルキアの姿を確認し駆け寄り抱きしめた。
特に驚きもしないヴァルキア、周囲は少し驚きつつ見なかった振りをして話しを続けた。
「連絡がとれないと報告が…」
「それで来たのか…職務は?」
『それは大丈夫、全部片づけて来たからちょっとよれてるけど許してあげて』
来るならば仕事を終わらせてから来いという指示を守ったと千早の声、ならばいいとヴァルキアは身体の力を抜いた。
「ヴァルキア様、戻られたのであれば帝国へ送ります。貴方は帝国の至宝なのですから…」
「…帝国の至宝か…良いだろう、戻るとする。支配人、奴隷やここで優秀な者がいれば回せ」
「公平に回しますよ」
「眼達も来るか?…お前達も来るか…グレスナー達に任せるとしよう」
「私が抱いて行きます」
サニドツノスが至宝と熱い眼差しで伝えるがヴァルキアは冷ややかな声でサニドツノスの手を取り、バスにいた眼達がヴァルキアの服に付きタナトスに人財確保を頼む。
足元にはハスター達といた魔人の子ども 2名がやって来て手を伸ばす、どうやらついて来るようなのでサニドツノスが抱えて《カテラント帝国》へ戻って行った。
「ヴリ、戻ってきたって聞いたから迎えに来たぞ」
「ヤクハ、何故ここに?」
「そりゃ、迎えに来たんだ。子ども達といっしょにちらし寿司また作ったから帰ろう」
続いてヴリトゥユが戻ったと聞いたヤクハがヴリトゥユを迎えに来る、ヴリトゥユは首を傾げたがちらし寿司と聞いて席を立つ。
「では戻る、支配人ダンジョンのアイテムの分配と人材の采配を頼む」
「分かりました、采配は公平に行います」
「ああ……来るのか?眼は?」
「お、じゃ、帰るか。みんなまたな」
ヴリトゥユも抜け目なくタナトスに後を頼み、眼達が服に付き寄って来た魔人の子ども1名をヤクハが抱え転移で《ナイジアナ皇国》へと戻って行った…。
《アーケディア》 偏 dress:107 佳月の過去と未来
「外神君は知っていると思う、俺が《アンツクイア》でまだこの髪が黒くて目もまともだった頃に時空を渡って未来から来たという松榮 唯苳(まつえ いぶき)という人物に出逢った……」
「はい、唯苳さんですね…僕も《アタラクシア》で助けて貰いました」
「へえ、その唯苳っちって今何処にいるかわからない感じ?」
「外神が助けて貰った?始めて聞いたな」
佳月が少し遠くを見るように片目を細める、外神も頷き遠い過去を思い出す、懐記がその人物の現在の所在を聞きギーギスが首を傾げた。
「300年以上前の1人で《アタラクシア》を旅していた時に蒐刻魔王とやり合い助けて貰いました」
「どっち?2人?」
「…少年の方です、強いですから…」
「そうね」
蒐刻魔王と言えば2名いる、顔色の悪い青年と生意気な少年だが実力と知識は折り紙付きだ。
「圧倒的な実力差で唯苳さんは彼を退けました」
「そうそ、強い。おかげで命拾いした」
「私も会ってみたいですわ」
「また会えるって言ってたし、きっと唯苳君なら蒐集家さん?を驚かせると思う」
「そうですね、時間逆行はとても難しい魔法でいくつものスキルを同時に使って為せる技です。僕にはそれが為せるスキルが今は無いので出来ません…」
結羅も会ってみたいと言い懐記も頷く、どこかの異界に召喚されたらしい唯苳という人物、彼ならば蒐集家の想定を超える事が出来ると外神は思っている。
「行く先の異界にいるかもな……ってあれヤドのじーさんか、なんだあんな格好で腹冷やすだろ」
ジラが佳月達の話に耳を傾けながら画面を眺めていれば、どこかで見覚えのある顔を発見し口をぽかりと開けている、隣のイシュターが首を傾げた…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~怪異異端蒐集忌憚~
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「……死臭…喰っているな」
「……」
階段を降りれば降りる程強く濃くなる腐臭と死臭、穀雨は顔を顰め万桜は握る手に力を込める。
「すぐに終わらせる」
「うん」
穀雨は背中から布を出し万桜の口元に布を被せ後ろで縛ってやる、気休め程度だが無いよりかはマシだと穀雨は進む、階段を降りた先、バリ…ぼり……ごり…と何かを砕く厭な音、暗がりの中灯りを照らすと奥に大量の骸を噛み砕き呑み込む上半身女の裸、下半身がタコのような怪異がこちらを睨み付けた。
『邪神!上の奴を封じたのか!』
「食事に集中し過ぎたな、それ程美味いか?人の骨は」
『きひひ、美味美味。貴様が来たせいで興が削がれた、邪神は不味そうだ。その子供は可愛がってやろう』
怪異は手に持った骨を放り穀雨達を睨み挑発を受けてニタリと挑発し返す、老婆のようなしなびた身体で唇は人の血に濡れている。
「貴様のような怪異を相手にするのが一番解せん、さっさと終わらせる」
『ここで骸を沢山喰らった、邪神も糧にする』
「断る」
下半身のタコのような足が伸び穀雨に絡みつこうとするが、穀雨はそれを躱し懐からナイフを2本正確に怪異の額に投擲するが別の足で薙ぎ払うが…その隙を突いて刀を1本力任せに怪異に向かって投げる、一瞬の隙が生じ刀が腹に突き刺さる。
『うがぁ、この程度…』
「その程度と見くびれば酷い目に遭う」
『う、うぎゃぎゃあああ』
腹に刺さった刀から稲妻が迸る、穀雨は冷静に怪異を痛めつけていった…。
「ヴァルキア様!」
「サニドツノス」
蒐集家とルンカがダエーカの寄生花を取り除いてい間に《魔王録ダンジョン》の内部について話しを千歳達としている最中に、少しくたびれた姿のサニドツノスが転移で訪れヴァルキアの姿を確認し駆け寄り抱きしめた。
特に驚きもしないヴァルキア、周囲は少し驚きつつ見なかった振りをして話しを続けた。
「連絡がとれないと報告が…」
「それで来たのか…職務は?」
『それは大丈夫、全部片づけて来たからちょっとよれてるけど許してあげて』
来るならば仕事を終わらせてから来いという指示を守ったと千早の声、ならばいいとヴァルキアは身体の力を抜いた。
「ヴァルキア様、戻られたのであれば帝国へ送ります。貴方は帝国の至宝なのですから…」
「…帝国の至宝か…良いだろう、戻るとする。支配人、奴隷やここで優秀な者がいれば回せ」
「公平に回しますよ」
「眼達も来るか?…お前達も来るか…グレスナー達に任せるとしよう」
「私が抱いて行きます」
サニドツノスが至宝と熱い眼差しで伝えるがヴァルキアは冷ややかな声でサニドツノスの手を取り、バスにいた眼達がヴァルキアの服に付きタナトスに人財確保を頼む。
足元にはハスター達といた魔人の子ども 2名がやって来て手を伸ばす、どうやらついて来るようなのでサニドツノスが抱えて《カテラント帝国》へ戻って行った。
「ヴリ、戻ってきたって聞いたから迎えに来たぞ」
「ヤクハ、何故ここに?」
「そりゃ、迎えに来たんだ。子ども達といっしょにちらし寿司また作ったから帰ろう」
続いてヴリトゥユが戻ったと聞いたヤクハがヴリトゥユを迎えに来る、ヴリトゥユは首を傾げたがちらし寿司と聞いて席を立つ。
「では戻る、支配人ダンジョンのアイテムの分配と人材の采配を頼む」
「分かりました、采配は公平に行います」
「ああ……来るのか?眼は?」
「お、じゃ、帰るか。みんなまたな」
ヴリトゥユも抜け目なくタナトスに後を頼み、眼達が服に付き寄って来た魔人の子ども1名をヤクハが抱え転移で《ナイジアナ皇国》へと戻って行った…。
《アーケディア》 偏 dress:107 佳月の過去と未来
「外神君は知っていると思う、俺が《アンツクイア》でまだこの髪が黒くて目もまともだった頃に時空を渡って未来から来たという松榮 唯苳(まつえ いぶき)という人物に出逢った……」
「はい、唯苳さんですね…僕も《アタラクシア》で助けて貰いました」
「へえ、その唯苳っちって今何処にいるかわからない感じ?」
「外神が助けて貰った?始めて聞いたな」
佳月が少し遠くを見るように片目を細める、外神も頷き遠い過去を思い出す、懐記がその人物の現在の所在を聞きギーギスが首を傾げた。
「300年以上前の1人で《アタラクシア》を旅していた時に蒐刻魔王とやり合い助けて貰いました」
「どっち?2人?」
「…少年の方です、強いですから…」
「そうね」
蒐刻魔王と言えば2名いる、顔色の悪い青年と生意気な少年だが実力と知識は折り紙付きだ。
「圧倒的な実力差で唯苳さんは彼を退けました」
「そうそ、強い。おかげで命拾いした」
「私も会ってみたいですわ」
「また会えるって言ってたし、きっと唯苳君なら蒐集家さん?を驚かせると思う」
「そうですね、時間逆行はとても難しい魔法でいくつものスキルを同時に使って為せる技です。僕にはそれが為せるスキルが今は無いので出来ません…」
結羅も会ってみたいと言い懐記も頷く、どこかの異界に召喚されたらしい唯苳という人物、彼ならば蒐集家の想定を超える事が出来ると外神は思っている。
「行く先の異界にいるかもな……ってあれヤドのじーさんか、なんだあんな格好で腹冷やすだろ」
ジラが佳月達の話に耳を傾けながら画面を眺めていれば、どこかで見覚えのある顔を発見し口をぽかりと開けている、隣のイシュターが首を傾げた…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~怪異異端蒐集忌憚~
15醜 更に下へ
「……死臭…喰っているな」
「……」
階段を降りれば降りる程強く濃くなる腐臭と死臭、穀雨は顔を顰め万桜は握る手に力を込める。
「すぐに終わらせる」
「うん」
穀雨は背中から布を出し万桜の口元に布を被せ後ろで縛ってやる、気休め程度だが無いよりかはマシだと穀雨は進む、階段を降りた先、バリ…ぼり……ごり…と何かを砕く厭な音、暗がりの中灯りを照らすと奥に大量の骸を噛み砕き呑み込む上半身女の裸、下半身がタコのような怪異がこちらを睨み付けた。
『邪神!上の奴を封じたのか!』
「食事に集中し過ぎたな、それ程美味いか?人の骨は」
『きひひ、美味美味。貴様が来たせいで興が削がれた、邪神は不味そうだ。その子供は可愛がってやろう』
怪異は手に持った骨を放り穀雨達を睨み挑発を受けてニタリと挑発し返す、老婆のようなしなびた身体で唇は人の血に濡れている。
「貴様のような怪異を相手にするのが一番解せん、さっさと終わらせる」
『ここで骸を沢山喰らった、邪神も糧にする』
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下半身のタコのような足が伸び穀雨に絡みつこうとするが、穀雨はそれを躱し懐からナイフを2本正確に怪異の額に投擲するが別の足で薙ぎ払うが…その隙を突いて刀を1本力任せに怪異に向かって投げる、一瞬の隙が生じ刀が腹に突き刺さる。
『うがぁ、この程度…』
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『う、うぎゃぎゃあああ』
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