20 / 20
20話
しおりを挟む
「来い!」
ロイスとレオンは走り回って挑発する。
「はっ!」
ボンッボンッボンッ!
走りながら黒炎を放つが、竜種らしからぬ俊敏な体捌きで全て躱された。
「さっさと息吹を放って来い!」
一定の距離を保って息吹を待っているのだが、中々放って来ない。
初めて会った時は息吹を連発したくせに、いざ待ってみると全然来ない。流石にまだ策は読まれていないだろうがムカつく奴だ。
「ん?…来た!」
待ちに待った息吹が来る。
前兆はないと思っていたが、黒竜は息吹や空気弾を放つ時必ず前脚に力を入れる。恐らく息吹や空気弾を放つ時の衝撃に耐える為だろう。
この事にレオンが気付かない訳がない。ならばただ信じて行動するだけだ。
「精霊共…力を貸せ!」
連続で爆発を起こす場合は、黒い魔法より精霊本来の魔法の方が使い勝手が良い。威力はかなり落ちてしまうが今回はそれでも問題ない。
「素早く…そして丁寧に…」
まず火の契約紋で小さな火球を無数に生み出す。全てを操作する力量はまだ無いが今回は必要ない。
直ぐに火球の支配権を放棄し、契約紋を風に変化させる。そして火球一つ一つを風で包み込むと、その全てを一つに纏める。言わば大きなボールの中に小さなボールが無数に入っている状態だ。
ロイスはこの魔法をほんの一瞬で構築して見せた。
契約紋の魔法は本当に不思議で面白い。
一度に操作出来る魔法の数は訓練次第で変化し、ロイスは現在8個が限界だ。しかし、操作出来なくても生み出すだけならもっと多くの魔法を発動出来る。
更に、風の魔法は水や火と違って形の無い魔法なので、数ではなく風量で決められている。つまり、8個しか操作出来ないロイスでも無数の火球を風で包む事が可能だ。
そして黒竜が口を開いた瞬間に魔法を放つ。
「良いタイミングだ!」
レオンは褒めながら、息吹の支配権を奪う。良いタイミングなのはこっちのセリフだ。
ボン!
レオンが支配権を奪った息吹を消滅させた瞬間、ロイスの魔法が黒竜の口に命中した。
だが体内にはまだ入っていない。異物をそう簡単に飲み込みはしないので、ここはごり押しだ。
口で魔法を噛み潰される前に押し込んでやる。
「行け!」
魔法を包む風を高速回転させて無理やり押し込んでいく。
ゴクン…
黒竜は魔法を飲み込んだ。
ガッガッガッと咳き込む様にもがいて吐き出そうとするがもう遅い。
「張り裂けろ!」
ドン!
黒竜の中で爆発が起こり、胸部辺りが一瞬膨らんだ。だがこれで終わる訳がない。本命はこれからだ。
ドン、ドドドドドドドドドドドドドドドド!
一回目の爆発に連動し、他の火球も次々と爆発していく。
ガ…グ……ガ…
黒竜は血を大量に吐きながら、ドスンと地に倒れた。
「手こずらせやがって…」
魔力も精神力もガリガリと削られたが、これで依頼を達成出来る。
ふぅっと一息吐いたロイスは、爆発によって薄くなった皮膚を切り開いて心臓を取り出した。
ドクン…ドクン…ドクン
流石は禁忌の魔獣。生命力が強く、心臓を手に持ってもまだ鼓動し続けている。
「さて、この死体をどうしようか。素材にするか売るか…」
どちらにしても価値のある物に変わりはない。鱗は高性能な防具になるだろうし、爪牙はよく斬れる武器になる。売り物としては値段を付けられない可能性もあるだろう。
一先ず目の前の宝の山を解体しよう。
そう考えていたロイスは完全に油断していた。
ドクン…ドクン…ドクン
心臓を抜き取ったはずの黒竜から、聞こえる筈の無い鼓動音に直ぐに気付けなかったのだ。
普段なら絶対にしないミスだ。しかし、ここが未開拓地ではないのと心臓を抜き取ったという事実が油断を生んでしまったのかもしれない。
「ん?…何だこの音…」
「逃げろロイス!まだ生きてる!」
「な……くっ!」
突然動き出した黒竜の尻尾がロイスを薙ぎ払おうと襲い掛かる。
「…くそ、心番か…」
レオンが叫んだお陰でギリギリ避ける事は出来たものの、まさか心番とは……油断していなければ心臓を抜き取った際に気付けたことだ。
心番とは突然変異で心臓を複数所持した魔獣の総称で、完全に息の根を止めるには全ての心臓を潰さなければならない厄介な魔獣だ。
バサッバサッバサッ
「逃げる気か!」
黒竜は翼を羽ばたかせて重たい体を浮き上がらせる。
「ロイス!目標は果たしたんだ!深追いするな!」
「む…それもそうか」
レオンの言う通りだ。調達対象は黒竜の心臓。それは既に手に入れたので黒竜が生きていようと依頼は達成だ。それに黒竜は心臓を一つ失ったので、逃げた後再びトーレリアス領内に来る可能性は低いだろう。
復讐心が無ければの話だが…
「禁忌の魔獣…か…これほどとは…」
「心番なのは俺も驚いた」
レオンも黒竜が心番だと知らないとは驚いた。確かに知っていれば忠告の1つでも寄越したはずだ。
「恐らく…心臓を使い分ける事が出来るんだろうな」
「使い分け?なんだそりゃ」
レオンの言っている意味が分からない。心臓が二つある事とどう違うのか…
「心番は基本的に全ての心臓が常に動いている。だが黒竜は心臓を失って初めてもう一つの心臓が動き出すのかもな。それなら俺とロイスが鼓動音に気付かなかったのも頷ける」
「独立した心臓という事か…なるほど」
「ただし、油断した事は事実だ」
「分かってる」
今回の戦いで反省点や改善点は多く見つかった。悔しいがレオンが居なければ黒竜に勝つ事は出来なかっただろう。
それに…本当はレオン1人でも黒竜に勝てたんじゃないか?……そう思えてならない。
ロイスは様々な思いを抱きながら、飛び去っていく黒竜の姿を見上げていた。
ロイスとレオンは走り回って挑発する。
「はっ!」
ボンッボンッボンッ!
走りながら黒炎を放つが、竜種らしからぬ俊敏な体捌きで全て躱された。
「さっさと息吹を放って来い!」
一定の距離を保って息吹を待っているのだが、中々放って来ない。
初めて会った時は息吹を連発したくせに、いざ待ってみると全然来ない。流石にまだ策は読まれていないだろうがムカつく奴だ。
「ん?…来た!」
待ちに待った息吹が来る。
前兆はないと思っていたが、黒竜は息吹や空気弾を放つ時必ず前脚に力を入れる。恐らく息吹や空気弾を放つ時の衝撃に耐える為だろう。
この事にレオンが気付かない訳がない。ならばただ信じて行動するだけだ。
「精霊共…力を貸せ!」
連続で爆発を起こす場合は、黒い魔法より精霊本来の魔法の方が使い勝手が良い。威力はかなり落ちてしまうが今回はそれでも問題ない。
「素早く…そして丁寧に…」
まず火の契約紋で小さな火球を無数に生み出す。全てを操作する力量はまだ無いが今回は必要ない。
直ぐに火球の支配権を放棄し、契約紋を風に変化させる。そして火球一つ一つを風で包み込むと、その全てを一つに纏める。言わば大きなボールの中に小さなボールが無数に入っている状態だ。
ロイスはこの魔法をほんの一瞬で構築して見せた。
契約紋の魔法は本当に不思議で面白い。
一度に操作出来る魔法の数は訓練次第で変化し、ロイスは現在8個が限界だ。しかし、操作出来なくても生み出すだけならもっと多くの魔法を発動出来る。
更に、風の魔法は水や火と違って形の無い魔法なので、数ではなく風量で決められている。つまり、8個しか操作出来ないロイスでも無数の火球を風で包む事が可能だ。
そして黒竜が口を開いた瞬間に魔法を放つ。
「良いタイミングだ!」
レオンは褒めながら、息吹の支配権を奪う。良いタイミングなのはこっちのセリフだ。
ボン!
レオンが支配権を奪った息吹を消滅させた瞬間、ロイスの魔法が黒竜の口に命中した。
だが体内にはまだ入っていない。異物をそう簡単に飲み込みはしないので、ここはごり押しだ。
口で魔法を噛み潰される前に押し込んでやる。
「行け!」
魔法を包む風を高速回転させて無理やり押し込んでいく。
ゴクン…
黒竜は魔法を飲み込んだ。
ガッガッガッと咳き込む様にもがいて吐き出そうとするがもう遅い。
「張り裂けろ!」
ドン!
黒竜の中で爆発が起こり、胸部辺りが一瞬膨らんだ。だがこれで終わる訳がない。本命はこれからだ。
ドン、ドドドドドドドドドドドドドドドド!
一回目の爆発に連動し、他の火球も次々と爆発していく。
ガ…グ……ガ…
黒竜は血を大量に吐きながら、ドスンと地に倒れた。
「手こずらせやがって…」
魔力も精神力もガリガリと削られたが、これで依頼を達成出来る。
ふぅっと一息吐いたロイスは、爆発によって薄くなった皮膚を切り開いて心臓を取り出した。
ドクン…ドクン…ドクン
流石は禁忌の魔獣。生命力が強く、心臓を手に持ってもまだ鼓動し続けている。
「さて、この死体をどうしようか。素材にするか売るか…」
どちらにしても価値のある物に変わりはない。鱗は高性能な防具になるだろうし、爪牙はよく斬れる武器になる。売り物としては値段を付けられない可能性もあるだろう。
一先ず目の前の宝の山を解体しよう。
そう考えていたロイスは完全に油断していた。
ドクン…ドクン…ドクン
心臓を抜き取ったはずの黒竜から、聞こえる筈の無い鼓動音に直ぐに気付けなかったのだ。
普段なら絶対にしないミスだ。しかし、ここが未開拓地ではないのと心臓を抜き取ったという事実が油断を生んでしまったのかもしれない。
「ん?…何だこの音…」
「逃げろロイス!まだ生きてる!」
「な……くっ!」
突然動き出した黒竜の尻尾がロイスを薙ぎ払おうと襲い掛かる。
「…くそ、心番か…」
レオンが叫んだお陰でギリギリ避ける事は出来たものの、まさか心番とは……油断していなければ心臓を抜き取った際に気付けたことだ。
心番とは突然変異で心臓を複数所持した魔獣の総称で、完全に息の根を止めるには全ての心臓を潰さなければならない厄介な魔獣だ。
バサッバサッバサッ
「逃げる気か!」
黒竜は翼を羽ばたかせて重たい体を浮き上がらせる。
「ロイス!目標は果たしたんだ!深追いするな!」
「む…それもそうか」
レオンの言う通りだ。調達対象は黒竜の心臓。それは既に手に入れたので黒竜が生きていようと依頼は達成だ。それに黒竜は心臓を一つ失ったので、逃げた後再びトーレリアス領内に来る可能性は低いだろう。
復讐心が無ければの話だが…
「禁忌の魔獣…か…これほどとは…」
「心番なのは俺も驚いた」
レオンも黒竜が心番だと知らないとは驚いた。確かに知っていれば忠告の1つでも寄越したはずだ。
「恐らく…心臓を使い分ける事が出来るんだろうな」
「使い分け?なんだそりゃ」
レオンの言っている意味が分からない。心臓が二つある事とどう違うのか…
「心番は基本的に全ての心臓が常に動いている。だが黒竜は心臓を失って初めてもう一つの心臓が動き出すのかもな。それなら俺とロイスが鼓動音に気付かなかったのも頷ける」
「独立した心臓という事か…なるほど」
「ただし、油断した事は事実だ」
「分かってる」
今回の戦いで反省点や改善点は多く見つかった。悔しいがレオンが居なければ黒竜に勝つ事は出来なかっただろう。
それに…本当はレオン1人でも黒竜に勝てたんじゃないか?……そう思えてならない。
ロイスは様々な思いを抱きながら、飛び去っていく黒竜の姿を見上げていた。
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(37件)
あなたにおすすめの小説
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
究極妹属性のぼっち少女が神さまから授かった胸キュンアニマルズが最強だった
盛平
ファンタジー
パティは教会に捨てられた少女。パティは村では珍しい黒い髪と黒い瞳だったため、村人からは忌子といわれ、孤独な生活をおくっていた。この世界では十歳になると、神さまから一つだけ魔法を授かる事ができる。パティは神さまに願った。ずっと側にいてくれる友達をくださいと。
神さまが与えてくれた友達は、犬、猫、インコ、カメだった。友達は魔法でパティのお願いを何でも叶えてくれた。
パティは友達と一緒に冒険の旅に出た。パティの生活環境は激変した。パティは究極の妹属性だったのだ。冒険者協会の美人受付嬢と美女の女剣士が、どっちがパティの姉にふさわしいかケンカするし、永遠の美少女にも気に入られてしまう。
ぼっち少女の愛されまくりな旅が始まる。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
更新待ってるぜよ!う!
頑張ります!
とてもよいよい!
ありがとうとう!
全体的に読みやすいけど、なんだろ。なんか読みにくいきがする。
文章力がまだまだ乏しく…温かい目で見てくれると助かります!