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第四十八話:あばずれママとにゃんこ大作戦と因縁の王子
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螺旋階段を降りると食堂のほうから騒ぎ声が聞こえた。
おれは声の方に向かう。
食堂にはリサ・セネタース、将軍アストレア、リュネットという、いわゆるこの街の重鎮たちが集まっていた。
中心にいるのはもちろん、われらが指導者、女伯フォルザだ。
来たときと同じ水着同然の格好をしている。
肌色成分が多すぎて目のやり場に困るぞ。
相変わらず胸もケツもデカい。
前会った時よりますますデカくなっている。
しかもくびれまである。経産婦のくせして……。
ほんのりやけた肌は女子高生のようにぴちぴちとしているくせに、同時に人妻らしい怪しげな色香も漂わせている。
「まずはリュネット。報告を」
フォルザは手紙を抱えたリュネットを見た。
「王家御用達の酒蔵が破綻しました。踏み倒しのようです」
「いつものことね」フォルザはあくびをした。
「あとフォルザさまへのお悔やみのが多数届いております。あと何通かの恋文も」
フォルザが笑った。
「未亡人ってそんなに魅力的かしら」
「さあ……わたしは殿方ではないので」
リュネットはとぼける。
フォルザがおれのほうを流し目で見たあと、リュネットに視線を戻した。
「誰から?」
「マッタリア王陛下とその一人息子であられる王太子殿下からです」
フォルザは爆笑した。
「マッタリア王って……これ以上愛人増やしてどうすんのよ? 愛人同士でバトルロイヤルでもさせるつもり。あと王子? あの男も未練がましいわね」
「王太子とフォルザって知り合いなの?」
おれは小声でリサに聞いた。
「ああ、ルーは昔のこと知らなかったわね」
リサにかわってフォルザがこたえた。
「あと、わたしが王家とバカ王子と王都を嫌う理由も」
「なにがあった?」好奇心に誘われおれは聞いた。
「たいした事件じゃないわ。流血もなかったし、死人も出なかった。ただ誇りは大いに傷つけられたわ。聞きたい?」
おれはうなずいた。面白そうな事件である。
「あれは……あたしが十歳ぐらいのとき? よく覚えてないけれど」
フォルザはまだ存命だった親父殿に連れられ王都のダンスパーティに出かけた。
国王陛下も王太子殿下も出席する豪華なパーティだった。
フォルザはそこでジョーだか、ジョセフだとかいう公爵の息子とダンスを踊った。
王太子はそれが気に喰わなかったらしい。
彼は腹いせにダンスを踊るフォルザのドレスのすそを踏んづけた。
勢いあまってフォルザはすっころんだ。
床に頭をぶつけ、額にたんこぶができた。
フォルザは激怒した。
「あの頃はまだ若かったからね。血の気が多かったのよ」
フォルザはそういいながら、遠いまなざしを虚空にさまよわせた。
もちろん黙って恥辱を受け入れるフォルザではない。
小用か何かで王太子が一人きりになったのを見計らい、彼を宮殿の一室に押し込んだ。
王太子はもごもごといい訳をしたようだが、頭に血が上ったフォルザの耳には入らない。
タックルかまし王太子を床に押し倒すと、馬乗りになった。
フォルザは気が済むまで王太子の顔面を殴ったあと、素知らぬ顔でダンスホールに戻った。
ヤンチャはすぐにバレた。
罰が下った。
フォルザは親父殿からこっぴどく叱られたのち、宮殿の地下蔵に一晩中閉じ込められた。
「あのバカ王子が国王に告げ口したに違いないわ。あいつが悪いのになんであたしが怒られなくちゃいけないのよ」
事件の概要は理解できた。
フォルザのいい分もわかるが、そこまで報復しなくてもという感じもする。
「その恋文やらは焼き捨てて。返事を出すつもりもないわ。いや待てよ、なんかの脅迫に使えるかも」
フォルザはしばらくアゴに手をあて考え込んだ。
「とりあえず保留しましょう」
「かしこまりました」
「ほかには?」
「キターラとペンネの市長が連名で抗議文を送ってきました。要約すると磯臭い田舎貴族が我々の政治に口を出すな、フグでも食って毒にあたって死ね、とのことです」
「そこまでひどいこと、いう?」
フォルザは疑わし気な視線をリュネットに向ける。
リュネットはひとつ咳ばらいをした。
「いえ、そこまでは書いておりません。わたしの脚色が過ぎました。でもそれなりに皮肉たっぷりでフォルザさまをコケにする内容でした」
「見せて」
リュネットが手紙を渡す。
「フォルザがまた何かしたの」
おれは小声でリサにたずねる。
「――ええ」
整った眉をハの字に曲げたリサが、曖昧にこたえる。
フォルザは手紙に一瞥をくれたあと破り捨てた。紙吹雪が宙に舞う。
「おふたりとも気骨があるわねえ。やっぱり少し怖い思いをしてもらわなきゃダメかしら」
「なにか腹案がおありなのですか?」リサがおずおずといった。
「武装パレードとかどうかしら? 少しはビックリしてくれるんじゃない?」
「まさか、おねえさま……戦をお考えで?」
「そうはならない」フォルザはこたえる。
「なんの話だよ」おれの知らないところで、とてつもない謀略が進行しているようだ。
「いえ、ちょっと……」リサ・セネタースが口ごもりながら女伯をみる。
「いいんじゃない、べつに。すぐに明らかになることだし。せっかくだし、おさらいがてらルーにも伝えておきましょう」
フォルザはもったいぶりながら語り始めた。
ことの発端はネズミだった。
港町シグリアに突如ネズミが大量発生したのだ。
原因は不明だったが、お屋敷は上を下への大騒ぎとなった。
昼間っからあっちをみてもネズミ、こっちをみてもネズミ。
寝ている間に鼻をかじられた少女、ネズミの大群に襲われ小屋を走り回るニワトリたち。
これじゃあかん、とフォルザを筆頭に屋敷の者全員でほうきを握りしめた。
――が、ネズミどもの巣は入り組んだ地下水路にあった。大人じゃ入れない。
フォルザは討伐隊を送り込むことを決心した。
かくして屋敷の家ネコは全員集められ、決死のにゃんこ討伐隊が結成された。
しかし――
敵は強大であった。
汚水をものともせず、果敢に下水に潜り込んだ討伐隊はついに一匹たりとも帰還することはなかった。
港町には不穏なうわさが流れた。
やれ、栄養が良すぎて下水道のネズミはネコよりもでかい。
ネズミたちはエサとして食うため、にゃんこ討伐隊を待ち望んでいた。
近頃のネズミは、死んだ赤ん坊だけでなく生きた赤ん坊も食っている――などなど。いずれも、根拠はない。
フォルザは怒り狂った。
かん口令が敷かれた。
漁師の残飯を漁っていた怠惰なデブネコ一匹にいたるまで、街中のネコというネコが強制徴用された。
ネコと同様に子どもたちも集めた。
フォルザは惜しげもなく、パイだのキャンディーだの子どもたちにバラまいた。
七日間の厳しい訓練を経て、ネコと子どもは勇敢な戦士へと成長した。
作戦決行日当日、あふれんばかりに真水を下水に注いだ後、ネコと子どもからなる小さな勇士たちが水路に潜入した。
戦いは壮絶であった。
ネズミは見つかり次第、八つ裂きとなった。
屋敷の裏庭に設けられた死体収容所につみ重ねられたネズミの亡骸は優に五千体を越えたという。
死闘のすえ、ネズミは一掃された。
最後の一匹はフォルザがつかまえた。
ヒツジと見まごうほどの大きさだったという。
フォルザはそういい、両手を大きく広げて見せた。
フォルザはネズミをぶらさげ、街中を練り歩いた。
巨大ネズミはその後、三日三晩、街の広場に晒され、処刑された。
なんでも祝勝会の花火をケツに突っ込まれて、夜空の星になったらしい。
以上が港町にふってわいたどんちゃん騒ぎの顛末である。
なお、フォルザの亭主のシグリア伯はそんな緊急事態にも金髪巨乳の美女をはべらせ、別荘で優雅に昼寝と洒落こんでいたのである。
おれは声の方に向かう。
食堂にはリサ・セネタース、将軍アストレア、リュネットという、いわゆるこの街の重鎮たちが集まっていた。
中心にいるのはもちろん、われらが指導者、女伯フォルザだ。
来たときと同じ水着同然の格好をしている。
肌色成分が多すぎて目のやり場に困るぞ。
相変わらず胸もケツもデカい。
前会った時よりますますデカくなっている。
しかもくびれまである。経産婦のくせして……。
ほんのりやけた肌は女子高生のようにぴちぴちとしているくせに、同時に人妻らしい怪しげな色香も漂わせている。
「まずはリュネット。報告を」
フォルザは手紙を抱えたリュネットを見た。
「王家御用達の酒蔵が破綻しました。踏み倒しのようです」
「いつものことね」フォルザはあくびをした。
「あとフォルザさまへのお悔やみのが多数届いております。あと何通かの恋文も」
フォルザが笑った。
「未亡人ってそんなに魅力的かしら」
「さあ……わたしは殿方ではないので」
リュネットはとぼける。
フォルザがおれのほうを流し目で見たあと、リュネットに視線を戻した。
「誰から?」
「マッタリア王陛下とその一人息子であられる王太子殿下からです」
フォルザは爆笑した。
「マッタリア王って……これ以上愛人増やしてどうすんのよ? 愛人同士でバトルロイヤルでもさせるつもり。あと王子? あの男も未練がましいわね」
「王太子とフォルザって知り合いなの?」
おれは小声でリサに聞いた。
「ああ、ルーは昔のこと知らなかったわね」
リサにかわってフォルザがこたえた。
「あと、わたしが王家とバカ王子と王都を嫌う理由も」
「なにがあった?」好奇心に誘われおれは聞いた。
「たいした事件じゃないわ。流血もなかったし、死人も出なかった。ただ誇りは大いに傷つけられたわ。聞きたい?」
おれはうなずいた。面白そうな事件である。
「あれは……あたしが十歳ぐらいのとき? よく覚えてないけれど」
フォルザはまだ存命だった親父殿に連れられ王都のダンスパーティに出かけた。
国王陛下も王太子殿下も出席する豪華なパーティだった。
フォルザはそこでジョーだか、ジョセフだとかいう公爵の息子とダンスを踊った。
王太子はそれが気に喰わなかったらしい。
彼は腹いせにダンスを踊るフォルザのドレスのすそを踏んづけた。
勢いあまってフォルザはすっころんだ。
床に頭をぶつけ、額にたんこぶができた。
フォルザは激怒した。
「あの頃はまだ若かったからね。血の気が多かったのよ」
フォルザはそういいながら、遠いまなざしを虚空にさまよわせた。
もちろん黙って恥辱を受け入れるフォルザではない。
小用か何かで王太子が一人きりになったのを見計らい、彼を宮殿の一室に押し込んだ。
王太子はもごもごといい訳をしたようだが、頭に血が上ったフォルザの耳には入らない。
タックルかまし王太子を床に押し倒すと、馬乗りになった。
フォルザは気が済むまで王太子の顔面を殴ったあと、素知らぬ顔でダンスホールに戻った。
ヤンチャはすぐにバレた。
罰が下った。
フォルザは親父殿からこっぴどく叱られたのち、宮殿の地下蔵に一晩中閉じ込められた。
「あのバカ王子が国王に告げ口したに違いないわ。あいつが悪いのになんであたしが怒られなくちゃいけないのよ」
事件の概要は理解できた。
フォルザのいい分もわかるが、そこまで報復しなくてもという感じもする。
「その恋文やらは焼き捨てて。返事を出すつもりもないわ。いや待てよ、なんかの脅迫に使えるかも」
フォルザはしばらくアゴに手をあて考え込んだ。
「とりあえず保留しましょう」
「かしこまりました」
「ほかには?」
「キターラとペンネの市長が連名で抗議文を送ってきました。要約すると磯臭い田舎貴族が我々の政治に口を出すな、フグでも食って毒にあたって死ね、とのことです」
「そこまでひどいこと、いう?」
フォルザは疑わし気な視線をリュネットに向ける。
リュネットはひとつ咳ばらいをした。
「いえ、そこまでは書いておりません。わたしの脚色が過ぎました。でもそれなりに皮肉たっぷりでフォルザさまをコケにする内容でした」
「見せて」
リュネットが手紙を渡す。
「フォルザがまた何かしたの」
おれは小声でリサにたずねる。
「――ええ」
整った眉をハの字に曲げたリサが、曖昧にこたえる。
フォルザは手紙に一瞥をくれたあと破り捨てた。紙吹雪が宙に舞う。
「おふたりとも気骨があるわねえ。やっぱり少し怖い思いをしてもらわなきゃダメかしら」
「なにか腹案がおありなのですか?」リサがおずおずといった。
「武装パレードとかどうかしら? 少しはビックリしてくれるんじゃない?」
「まさか、おねえさま……戦をお考えで?」
「そうはならない」フォルザはこたえる。
「なんの話だよ」おれの知らないところで、とてつもない謀略が進行しているようだ。
「いえ、ちょっと……」リサ・セネタースが口ごもりながら女伯をみる。
「いいんじゃない、べつに。すぐに明らかになることだし。せっかくだし、おさらいがてらルーにも伝えておきましょう」
フォルザはもったいぶりながら語り始めた。
ことの発端はネズミだった。
港町シグリアに突如ネズミが大量発生したのだ。
原因は不明だったが、お屋敷は上を下への大騒ぎとなった。
昼間っからあっちをみてもネズミ、こっちをみてもネズミ。
寝ている間に鼻をかじられた少女、ネズミの大群に襲われ小屋を走り回るニワトリたち。
これじゃあかん、とフォルザを筆頭に屋敷の者全員でほうきを握りしめた。
――が、ネズミどもの巣は入り組んだ地下水路にあった。大人じゃ入れない。
フォルザは討伐隊を送り込むことを決心した。
かくして屋敷の家ネコは全員集められ、決死のにゃんこ討伐隊が結成された。
しかし――
敵は強大であった。
汚水をものともせず、果敢に下水に潜り込んだ討伐隊はついに一匹たりとも帰還することはなかった。
港町には不穏なうわさが流れた。
やれ、栄養が良すぎて下水道のネズミはネコよりもでかい。
ネズミたちはエサとして食うため、にゃんこ討伐隊を待ち望んでいた。
近頃のネズミは、死んだ赤ん坊だけでなく生きた赤ん坊も食っている――などなど。いずれも、根拠はない。
フォルザは怒り狂った。
かん口令が敷かれた。
漁師の残飯を漁っていた怠惰なデブネコ一匹にいたるまで、街中のネコというネコが強制徴用された。
ネコと同様に子どもたちも集めた。
フォルザは惜しげもなく、パイだのキャンディーだの子どもたちにバラまいた。
七日間の厳しい訓練を経て、ネコと子どもは勇敢な戦士へと成長した。
作戦決行日当日、あふれんばかりに真水を下水に注いだ後、ネコと子どもからなる小さな勇士たちが水路に潜入した。
戦いは壮絶であった。
ネズミは見つかり次第、八つ裂きとなった。
屋敷の裏庭に設けられた死体収容所につみ重ねられたネズミの亡骸は優に五千体を越えたという。
死闘のすえ、ネズミは一掃された。
最後の一匹はフォルザがつかまえた。
ヒツジと見まごうほどの大きさだったという。
フォルザはそういい、両手を大きく広げて見せた。
フォルザはネズミをぶらさげ、街中を練り歩いた。
巨大ネズミはその後、三日三晩、街の広場に晒され、処刑された。
なんでも祝勝会の花火をケツに突っ込まれて、夜空の星になったらしい。
以上が港町にふってわいたどんちゃん騒ぎの顛末である。
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