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第五十三話:納屋の半裸
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「誰か!」
アストレアは馬上から粗末な農家の家にむけ声を張った。
崩れかけた煙突の生えた木造の民家は住むため家というより道具や刈り入れた作物を一時的に保管する納屋に見えた。
ひと気はない。
「留守のようだな」
アストレアは木の柵の間を抜けて納屋の前庭に馬をすすめる。
「勝手に入っていいのか?」
「だれもいないなら問題なかろう」
将軍は庭に馬をとめると、おれを抱えたまま馬を降り、遠慮もせずに納屋の戸を叩いた。
少し間を置き、もう一度。
納屋の中からは何の返事もない。
「失礼するぞ」
アストレアは片手を木の扉にかけた。カギはかかっていない。扉はするりと開いた。
「ほら、だれもいなし荷物もない。農家たちは撤収したあとだよ」
納屋はがらんとしていた。
木板を壁に打ちつけただけの棚にはうっすらとほこりが積もり、かまどには蜘蛛の巣が張っている。
奥の部屋には藁がしかれたベッドがあった。
アストレアはおれをベッドに寝かせた。
藁の先端が肌に刺さるちくちくとした感覚があったが、乾いた匂いがして寝心地は悪くはない。
「これでよし。ゆっくり休んでくれ。む、服が濡れているな」
「だから病気じゃないって」
おれはひじを支えにして上半身をおこした。
「ルー殿。そのまま寝ておけ」
アストレアはおれの胸元に両手を添え、ベッドに押しつけるとむりやり寝かせつけた。
「火が必要だ。服を乾かさないといけない」
「この暑さだ。自然に乾く」
「だめだ。ルー殿、あなたは病人だぞ。夏場といえども濡れた服は身体を冷やす」
将軍、おれの病気は温めてはいけない。余計に頭に血が上って、症状が重くなるんだ。
アストレアはそんな事情を無視して、続けた。
「燃料を探してくる。しばしベッドで我慢していてくれ。くれぐれも立ち上がるなよ。熱でフラフラとしているんだ。転んで頭をぶつけられたら私の立つ瀬がない」
そういうとアストレアは納屋から出ていった。
おれはベッドの上でまんじりと待った。
しっとり冷えた納屋の空気が、再び顔を出した太陽に炙られ、熱を帯びる。
湿りぺったりと肌にはりついた服が乾いていく感覚が、むしろ気持ちよくさえ感じられた。
しばらくするとアストレアが薪を抱え戻ってきた。
「あった、あったぞ。すこし湿っているけどな」
アストレアは薪をかまどにぶちこむと、火をつけた。
ぷすぷすと音をたて薪が燃える。
炎がたぎる。蒸し暑い小屋にますます熱気がこもる。
「将軍、暑い」
「そうか、奇遇だな。わたしも暑い。窓を開けようか」
将軍はそういって木の窓に跳ね上げた。
めまいがするほど強烈な西日が差し込んできた。
「もうじき日が暮れるな。夜は冷えるぞ。服を脱げ。早く乾かさなきゃいかん」
将軍はベッドにあおむけになったおれに近づくと無理矢理服を剥ぎ取り始めた。
「なにするんだよ」
おれの抗議もきかずアストレアはおれを下着一枚にしてしまった。
鎧姿の将軍は納屋の両壁にロープをはり、おれの服をかけた。
将軍の美貌は今のところ無機質な兜鎧の下にある。
彼女が無表情な甲冑姿でいる限りおれの鼓動が荒ぶることはないだろう。
「呼吸も落ち着いたし、顔色も良くなったな。若いだけあるな。今晩じっくり休めば、明日は動けるようになるだろう」
「将軍もじゅうぶん若いだろ」
「え? わたし?」
女将軍は刹那、兜から垂れる赤い髪をイジリはじめた。
「いや、わたし……べつに……そんな若くないし――」
恥じらう姿が妙にいじらしいよ。
「謙遜しなくていい。将軍は若いし、それに綺麗――」
「そんなことない! そんなことないぞ!」
アストレアはおれの話を遮り、否定する。
「なにか食べられそうなものを探してくる」
アストレアは納屋を飛び出していってしまった。
純真だなー。まじめだなー。
おれはひとり納屋に取り残された。
次第におだやかさを増す西日と不規則な薪の光が混ざり合い、納屋は燃えるような橙色に染まっていた。
「すまない。食い物はなかった」
おれはかまどの炎を見つめ、ひとり黄昏ていた。
戻って来たアストレアの一言でわれに返る。
「どうした? 下着一枚で考え込んで? 何かあったか?」
いうまでもないが、おれは大事なところに布を巻き付けだけのほぼ全裸だ。
「いや」
「さすが夏だ。もう服が乾いている」
アストレアは微風にそよぐおれの服をつまみ上げるといった。
「うん、もういい具合だ」
将軍は物干しロープから服をはずすと軽くほおに当て、たたんでからおれに手渡した。
「わたしはそのかっこうでも構わないよ。でも、ルー殿。でも、あなたは気まずいだろう」
たしかにそう。おれは素早く服を身につけた。
その間にアストレアはどこからか発掘してきた土鍋をかまどにのせた。
「食べ物はなかったが井戸はあった。ここに非常食の干し肉が一人分ある」
アストレアは懐から肉の塊を取り出した。
「病人が食べるには硬すぎるな。今茹でる。ルー殿、食え」
アストレアは土鍋の湯がわくのを確認し、拳骨大の肉の塊を放り込んだ。
「将軍はどうするんだ?」
「わたしはいらない。武人たるもの一食や二食抜いたところで差し支えはない」
「半分ずつ」おれはいった。
アストレアは静かに首を振る。
「病人の食事を取り上げるような真似はできない」
「おれは病人じゃない。半分ずつだ」おれは主張を曲げない。
「頑固なヤツだな。情けは素直に受けろ」アストレアは怒ったようにいう。
おれとアストレアはしばし無言でにらみあった。
鍋はふつふつと煮えている。
「じゃ、こうしよう。おれが三分の二。残りは将軍、あなたが食べろ」
「わかった。病み上がりの人間と健康な人間が分けるにはそのくらいが妥協点だろう」
将軍は鍋に触れ、軽い悲鳴を上げた。
「大丈夫か?」
「いやいや、大丈夫だ。想像以上に土鍋があつくてな」
アストレアは馬上から粗末な農家の家にむけ声を張った。
崩れかけた煙突の生えた木造の民家は住むため家というより道具や刈り入れた作物を一時的に保管する納屋に見えた。
ひと気はない。
「留守のようだな」
アストレアは木の柵の間を抜けて納屋の前庭に馬をすすめる。
「勝手に入っていいのか?」
「だれもいないなら問題なかろう」
将軍は庭に馬をとめると、おれを抱えたまま馬を降り、遠慮もせずに納屋の戸を叩いた。
少し間を置き、もう一度。
納屋の中からは何の返事もない。
「失礼するぞ」
アストレアは片手を木の扉にかけた。カギはかかっていない。扉はするりと開いた。
「ほら、だれもいなし荷物もない。農家たちは撤収したあとだよ」
納屋はがらんとしていた。
木板を壁に打ちつけただけの棚にはうっすらとほこりが積もり、かまどには蜘蛛の巣が張っている。
奥の部屋には藁がしかれたベッドがあった。
アストレアはおれをベッドに寝かせた。
藁の先端が肌に刺さるちくちくとした感覚があったが、乾いた匂いがして寝心地は悪くはない。
「これでよし。ゆっくり休んでくれ。む、服が濡れているな」
「だから病気じゃないって」
おれはひじを支えにして上半身をおこした。
「ルー殿。そのまま寝ておけ」
アストレアはおれの胸元に両手を添え、ベッドに押しつけるとむりやり寝かせつけた。
「火が必要だ。服を乾かさないといけない」
「この暑さだ。自然に乾く」
「だめだ。ルー殿、あなたは病人だぞ。夏場といえども濡れた服は身体を冷やす」
将軍、おれの病気は温めてはいけない。余計に頭に血が上って、症状が重くなるんだ。
アストレアはそんな事情を無視して、続けた。
「燃料を探してくる。しばしベッドで我慢していてくれ。くれぐれも立ち上がるなよ。熱でフラフラとしているんだ。転んで頭をぶつけられたら私の立つ瀬がない」
そういうとアストレアは納屋から出ていった。
おれはベッドの上でまんじりと待った。
しっとり冷えた納屋の空気が、再び顔を出した太陽に炙られ、熱を帯びる。
湿りぺったりと肌にはりついた服が乾いていく感覚が、むしろ気持ちよくさえ感じられた。
しばらくするとアストレアが薪を抱え戻ってきた。
「あった、あったぞ。すこし湿っているけどな」
アストレアは薪をかまどにぶちこむと、火をつけた。
ぷすぷすと音をたて薪が燃える。
炎がたぎる。蒸し暑い小屋にますます熱気がこもる。
「将軍、暑い」
「そうか、奇遇だな。わたしも暑い。窓を開けようか」
将軍はそういって木の窓に跳ね上げた。
めまいがするほど強烈な西日が差し込んできた。
「もうじき日が暮れるな。夜は冷えるぞ。服を脱げ。早く乾かさなきゃいかん」
将軍はベッドにあおむけになったおれに近づくと無理矢理服を剥ぎ取り始めた。
「なにするんだよ」
おれの抗議もきかずアストレアはおれを下着一枚にしてしまった。
鎧姿の将軍は納屋の両壁にロープをはり、おれの服をかけた。
将軍の美貌は今のところ無機質な兜鎧の下にある。
彼女が無表情な甲冑姿でいる限りおれの鼓動が荒ぶることはないだろう。
「呼吸も落ち着いたし、顔色も良くなったな。若いだけあるな。今晩じっくり休めば、明日は動けるようになるだろう」
「将軍もじゅうぶん若いだろ」
「え? わたし?」
女将軍は刹那、兜から垂れる赤い髪をイジリはじめた。
「いや、わたし……べつに……そんな若くないし――」
恥じらう姿が妙にいじらしいよ。
「謙遜しなくていい。将軍は若いし、それに綺麗――」
「そんなことない! そんなことないぞ!」
アストレアはおれの話を遮り、否定する。
「なにか食べられそうなものを探してくる」
アストレアは納屋を飛び出していってしまった。
純真だなー。まじめだなー。
おれはひとり納屋に取り残された。
次第におだやかさを増す西日と不規則な薪の光が混ざり合い、納屋は燃えるような橙色に染まっていた。
「すまない。食い物はなかった」
おれはかまどの炎を見つめ、ひとり黄昏ていた。
戻って来たアストレアの一言でわれに返る。
「どうした? 下着一枚で考え込んで? 何かあったか?」
いうまでもないが、おれは大事なところに布を巻き付けだけのほぼ全裸だ。
「いや」
「さすが夏だ。もう服が乾いている」
アストレアは微風にそよぐおれの服をつまみ上げるといった。
「うん、もういい具合だ」
将軍は物干しロープから服をはずすと軽くほおに当て、たたんでからおれに手渡した。
「わたしはそのかっこうでも構わないよ。でも、ルー殿。でも、あなたは気まずいだろう」
たしかにそう。おれは素早く服を身につけた。
その間にアストレアはどこからか発掘してきた土鍋をかまどにのせた。
「食べ物はなかったが井戸はあった。ここに非常食の干し肉が一人分ある」
アストレアは懐から肉の塊を取り出した。
「病人が食べるには硬すぎるな。今茹でる。ルー殿、食え」
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「将軍はどうするんだ?」
「わたしはいらない。武人たるもの一食や二食抜いたところで差し支えはない」
「半分ずつ」おれはいった。
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「おれは病人じゃない。半分ずつだ」おれは主張を曲げない。
「頑固なヤツだな。情けは素直に受けろ」アストレアは怒ったようにいう。
おれとアストレアはしばし無言でにらみあった。
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