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第八十四話:商会の悪行
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「そのへんにしとけ。これ以上、従業員を虚仮にされてセネタース商会が黙っているとは思えん。あいつらヘビのようにしつこくクマのように暴虐だからな」
丸顔がルードをとめる。
「トラの威を借るキツネ野郎め。ボスの温情をありがたく思うんだな」
ルードはおれをにらむと、ツバを吐いた。
汚ねえ!
おれは首をひねって、眉間を狙った汚い一撃をかわす。
ルードの唾液はおれを飛び越し、後ろの壁に当った。
「て、てめえ!」ルードのこめかみにみみずばれのような青筋が立った。
「ルード、店を汚すな」丸顔がいった。「あとできちんと掃除しとけ」
砂袋を握った男は砂袋を下ろすと、咳ばらいして二、三歩下がった。
「兄ちゃん。手荒な真似する気はねえんだ」
丸顔が続ける。
「もうしてる」
おれは抗議した。
「最近、砂袋で背中を叩くマッサージが流行ってるんだ。知らないのか?」
丸顔がにやにや笑いを浮かべている。
人好きのするビジネススマイルの裏にこんな下品な顔を隠し持っているのだから、人間分からぬものである。
「知らないね。この街の人間じゃないから。しかもおれが喰らったところは背中じゃないぜ。頭と肩だ」
「すまんなあ、手が滑ることもあるんだ」
丸顔は目だけ動かしルードをチラ見する。
「この若造はまだまだトレーニング不足なんだ。堪忍してくれよ」
ルードはひょっとこみたいに唇を曲げ、身体を小さくする。
「で、おれを殴ったあげくぐるぐる巻きにして何をするつもりだ。はなっから殺すつもりじゃないだろう。殺意があるならもうとっくにバラしているだろうからな。まさか煙であぶってハムにでもするつもりか?」
「口の減らない小僧だねえ」
丸顔は顔をしかめながら、四つ折りの紙を開いた。さっきまでおれの懐に納めてあった通行手形だった。おれが倒れているスキに奪い取ったのだろう。
「こいつはすげえな。セネタース商会が発行したマッタリア全土で通用する通行手形だ。こんなの持ってるヤツはウチの安宿なんかに寄り付かねえ。長く商売をやってるがこいつを見るのは初めてだよ」
「ボス、偽物では?」誰かがいった。
「いやそんなことはないな」
ボスと呼ばれた丸顔は通行手形を男衆に見せた。
「この人相書きだよ。この男とそっくりじゃないか。これほどの腕を持つ絵描きはこの街にはいねえ。いや、マッタリア王国全土を見渡しても片手で数えるほどしかいねえはずだよ」
男たちの視線が通行手形とおれの顔をなんどか往復し、結局黙った。全員納得したようだ。
リサ、喜べ。キターラの安宿の主人はおまえの絵画の腕前を褒めてくれたぜ。
「いや、なにもセネタース商会に楯突くつもりはないんだ」
ボスは急に声色をやわらげ、いい訳するようにいった。
口調には隠し切れない畏れがある。
「ただ……ただな」ボスは続ける。「このあわただしい状況でな、あれこれ目立つことされちゃ困るんだ」
「目立つことって?」
「王家印章入りの証文を買いたたくことだ……」
「何か悪い事をしたか? 平常業務に目くじらたてられても困るんだが……」
おれは平然と適当な出まかせを口にした。
ボスはおれのセリフを聞き、頭をかく。
縛り上げたうえで、まだ丸顔の主人はセネタース商会の番頭とその裏にある影響力を恐れているのだ。
「だからセネタース商会と関わりあいになりたくないんだ。ヤツら金のためなら殺人以外なんでもやる。デマ、詐欺、収賄、偽造、脅迫、押し売り、違法薬物売買。いや殺人だって涼しい顔してやるにきまっている。そうだ、今回の戦だって金もうけのためにヤツらが仕組んだんだ。そうに決まってる」
その陰謀論は斬新だ。
丸顔にとっては太陽が東から上がるのも、カラスが『カア』となくのもセネタース商会の陰謀だろう。
しっかし、ずいぶんセネタース商会って嫌われてるんだな。
蚊も殺さないような(実際は結構殺しているんだろうけど)リサの美貌からは想像もできないぞ。
「ともかく王太子軍がどっかにいくまで、この街でうろつかれちゃ困る。セネタースの恨みも買いたくないが、王家の恨みも買いたくない」
この主人はあくまでも中立を貫こうとしている。それはそれで賢いことだと思うよ。
「それじゃ商売あがったりだ。商会のノルマは死ぬほどきついんだ。ボーナスがゼロどころか冬になる前に解雇だよ」
おれは自画自賛の迫真の演技で出まかせをいった。
「お前さんのいうこともわかるが街の都合もある。悪いが軟禁させてもらう」
「そんな……病気の姉と妹を養わなくちゃいけないんだ……高い薬を買わなきゃいけない……親父もおふくろも死んで、おれだけが頼りなんだ……なんとか商いをさせてくれよ!」
突如、おれに姉と妹ができた。
脳内設定では病弱で薄幸な色白の美人姉妹である。
「それは可哀そうだなあ。でも戦が終わるまではこうせにゃいかん。堪忍してくれ」
ボスのことばは心なしか優しかった。
騙されたな――くくく、間抜けなお人好しめ。
「お前ら、この客人を丁重に二階の奥の部屋に案内しろ」
男たちが再びおれのそばに集合し、おれの身体を持ち上げた。
「奥の部屋は施錠して立ち入り禁止の看板を出しておけ。ほかの部屋は営業するぞ。開けとけりゃ少しは客がくるだろう」
丸顔はいう。
「すまんがロープを緩めてくれないか」
おれは懇願した。
さっきからウソしかいっていないが、これはウソじゃない。
おれをしばるロープは、感覚がなくなるほど強く手足に食い込んでいる。
「ああ、部屋に入ったら縛り直してやるよ」丸顔がこたえた。
おれは男たち四人に神輿のように担がれて二階に上がた。
廊下一面にずらりと扉がならんでいる。外観と違い中はみすぼらしいが、この建物は正真正銘の宿屋だった。
男たちはいいつけ通り、一番奥の部屋までおれを運んでいった。
奥の部屋はベッドとサイドテーブルをのぞき、ろくな家具もない。
男たちはおれを乱暴にベッドの上に投げた。
わらを敷きのベッドの上で、おれは二回バウンドした。
まだ痛む後頭部にかたい衝撃が響く。
男たちは、激痛に顔をゆがめるおれを無視し、右手と右足と、そしてベッドの脚を新たなロープで縛った。
「おい、便所はどうする? こんな縛られちゃここで済ますほかねえぜ」
おれは聞く。
無視されるかと思ったが、男の一人がこたえた。
「商売道具を汚されちゃ敵わねえな。あとでボスに相談するよ」
男たちは新たらしくできたロープの結び目を確認したあと、最初のきついロープをほどいた。
こそばゆい感覚とともに、カビ色になった手足に新鮮な血が通う。
丸顔がやってきた。
昔のお笑い番組でよく使われたような特大の金ダライを手にしている。
「お前さんには恨みはないが何日かここで休んでいてくれ。水も飯も運んでくる。あとおまるもな。逃げることなんて考えない方がいいぜ。なんたって通行手形はこっちにあるんだからな」
だしぬけに壁の外で砲弾が爆ぜた。
「しかしお前らはロクでもないことを考えるな」
ボスは窓の外の鎧戸を押しあけ、外を見る。
灰色のもやが室内に忍び込んでくる。
「王家の軍隊を襲撃し、信用を低下させたところで支払手形を安値で買いたたこうなんて……悪魔みたいに知恵が回るヤツらだ」
丸顔の推理はよくできている。しかし間違いだ。
この騒乱を引き起こしたのはセネタース家ではない。
気味が悪いほど自信過剰なフォルザっていう女のせいだ。
支払手形云々は、おれが好機に便乗し考え出した策略に過ぎない。
まあ、宿の主人ごときが因果を知ったからといってどうなるわけでもない。
だから、おれはあえて訂正はしなかった。
「くれぐれも逃げようなんて真似はするな。おとなしくしているなら悪いようにはしない」
丸顔はくどめに同じことを繰り返し、おれをしばったロープを束ねて金ダライの取っ手に通すと、壁の棚にのせた。
棚に置かれたタライのバランスはかなり悪い。かなりぐらついている。
少し衝撃を与えるだけでタライは滑り落ちてしまうだろう。
おれが身体を動かせば、ロープが動作を伝え、金ダライは床に落ちて轟音を立てるって寸法だな。
考えたな。この装置があれば、始終見張っていなくても、おれの怪しい動きがすぐにわかるってわけだ……。
丸顔がルードをとめる。
「トラの威を借るキツネ野郎め。ボスの温情をありがたく思うんだな」
ルードはおれをにらむと、ツバを吐いた。
汚ねえ!
おれは首をひねって、眉間を狙った汚い一撃をかわす。
ルードの唾液はおれを飛び越し、後ろの壁に当った。
「て、てめえ!」ルードのこめかみにみみずばれのような青筋が立った。
「ルード、店を汚すな」丸顔がいった。「あとできちんと掃除しとけ」
砂袋を握った男は砂袋を下ろすと、咳ばらいして二、三歩下がった。
「兄ちゃん。手荒な真似する気はねえんだ」
丸顔が続ける。
「もうしてる」
おれは抗議した。
「最近、砂袋で背中を叩くマッサージが流行ってるんだ。知らないのか?」
丸顔がにやにや笑いを浮かべている。
人好きのするビジネススマイルの裏にこんな下品な顔を隠し持っているのだから、人間分からぬものである。
「知らないね。この街の人間じゃないから。しかもおれが喰らったところは背中じゃないぜ。頭と肩だ」
「すまんなあ、手が滑ることもあるんだ」
丸顔は目だけ動かしルードをチラ見する。
「この若造はまだまだトレーニング不足なんだ。堪忍してくれよ」
ルードはひょっとこみたいに唇を曲げ、身体を小さくする。
「で、おれを殴ったあげくぐるぐる巻きにして何をするつもりだ。はなっから殺すつもりじゃないだろう。殺意があるならもうとっくにバラしているだろうからな。まさか煙であぶってハムにでもするつもりか?」
「口の減らない小僧だねえ」
丸顔は顔をしかめながら、四つ折りの紙を開いた。さっきまでおれの懐に納めてあった通行手形だった。おれが倒れているスキに奪い取ったのだろう。
「こいつはすげえな。セネタース商会が発行したマッタリア全土で通用する通行手形だ。こんなの持ってるヤツはウチの安宿なんかに寄り付かねえ。長く商売をやってるがこいつを見るのは初めてだよ」
「ボス、偽物では?」誰かがいった。
「いやそんなことはないな」
ボスと呼ばれた丸顔は通行手形を男衆に見せた。
「この人相書きだよ。この男とそっくりじゃないか。これほどの腕を持つ絵描きはこの街にはいねえ。いや、マッタリア王国全土を見渡しても片手で数えるほどしかいねえはずだよ」
男たちの視線が通行手形とおれの顔をなんどか往復し、結局黙った。全員納得したようだ。
リサ、喜べ。キターラの安宿の主人はおまえの絵画の腕前を褒めてくれたぜ。
「いや、なにもセネタース商会に楯突くつもりはないんだ」
ボスは急に声色をやわらげ、いい訳するようにいった。
口調には隠し切れない畏れがある。
「ただ……ただな」ボスは続ける。「このあわただしい状況でな、あれこれ目立つことされちゃ困るんだ」
「目立つことって?」
「王家印章入りの証文を買いたたくことだ……」
「何か悪い事をしたか? 平常業務に目くじらたてられても困るんだが……」
おれは平然と適当な出まかせを口にした。
ボスはおれのセリフを聞き、頭をかく。
縛り上げたうえで、まだ丸顔の主人はセネタース商会の番頭とその裏にある影響力を恐れているのだ。
「だからセネタース商会と関わりあいになりたくないんだ。ヤツら金のためなら殺人以外なんでもやる。デマ、詐欺、収賄、偽造、脅迫、押し売り、違法薬物売買。いや殺人だって涼しい顔してやるにきまっている。そうだ、今回の戦だって金もうけのためにヤツらが仕組んだんだ。そうに決まってる」
その陰謀論は斬新だ。
丸顔にとっては太陽が東から上がるのも、カラスが『カア』となくのもセネタース商会の陰謀だろう。
しっかし、ずいぶんセネタース商会って嫌われてるんだな。
蚊も殺さないような(実際は結構殺しているんだろうけど)リサの美貌からは想像もできないぞ。
「ともかく王太子軍がどっかにいくまで、この街でうろつかれちゃ困る。セネタースの恨みも買いたくないが、王家の恨みも買いたくない」
この主人はあくまでも中立を貫こうとしている。それはそれで賢いことだと思うよ。
「それじゃ商売あがったりだ。商会のノルマは死ぬほどきついんだ。ボーナスがゼロどころか冬になる前に解雇だよ」
おれは自画自賛の迫真の演技で出まかせをいった。
「お前さんのいうこともわかるが街の都合もある。悪いが軟禁させてもらう」
「そんな……病気の姉と妹を養わなくちゃいけないんだ……高い薬を買わなきゃいけない……親父もおふくろも死んで、おれだけが頼りなんだ……なんとか商いをさせてくれよ!」
突如、おれに姉と妹ができた。
脳内設定では病弱で薄幸な色白の美人姉妹である。
「それは可哀そうだなあ。でも戦が終わるまではこうせにゃいかん。堪忍してくれ」
ボスのことばは心なしか優しかった。
騙されたな――くくく、間抜けなお人好しめ。
「お前ら、この客人を丁重に二階の奥の部屋に案内しろ」
男たちが再びおれのそばに集合し、おれの身体を持ち上げた。
「奥の部屋は施錠して立ち入り禁止の看板を出しておけ。ほかの部屋は営業するぞ。開けとけりゃ少しは客がくるだろう」
丸顔はいう。
「すまんがロープを緩めてくれないか」
おれは懇願した。
さっきからウソしかいっていないが、これはウソじゃない。
おれをしばるロープは、感覚がなくなるほど強く手足に食い込んでいる。
「ああ、部屋に入ったら縛り直してやるよ」丸顔がこたえた。
おれは男たち四人に神輿のように担がれて二階に上がた。
廊下一面にずらりと扉がならんでいる。外観と違い中はみすぼらしいが、この建物は正真正銘の宿屋だった。
男たちはいいつけ通り、一番奥の部屋までおれを運んでいった。
奥の部屋はベッドとサイドテーブルをのぞき、ろくな家具もない。
男たちはおれを乱暴にベッドの上に投げた。
わらを敷きのベッドの上で、おれは二回バウンドした。
まだ痛む後頭部にかたい衝撃が響く。
男たちは、激痛に顔をゆがめるおれを無視し、右手と右足と、そしてベッドの脚を新たなロープで縛った。
「おい、便所はどうする? こんな縛られちゃここで済ますほかねえぜ」
おれは聞く。
無視されるかと思ったが、男の一人がこたえた。
「商売道具を汚されちゃ敵わねえな。あとでボスに相談するよ」
男たちは新たらしくできたロープの結び目を確認したあと、最初のきついロープをほどいた。
こそばゆい感覚とともに、カビ色になった手足に新鮮な血が通う。
丸顔がやってきた。
昔のお笑い番組でよく使われたような特大の金ダライを手にしている。
「お前さんには恨みはないが何日かここで休んでいてくれ。水も飯も運んでくる。あとおまるもな。逃げることなんて考えない方がいいぜ。なんたって通行手形はこっちにあるんだからな」
だしぬけに壁の外で砲弾が爆ぜた。
「しかしお前らはロクでもないことを考えるな」
ボスは窓の外の鎧戸を押しあけ、外を見る。
灰色のもやが室内に忍び込んでくる。
「王家の軍隊を襲撃し、信用を低下させたところで支払手形を安値で買いたたこうなんて……悪魔みたいに知恵が回るヤツらだ」
丸顔の推理はよくできている。しかし間違いだ。
この騒乱を引き起こしたのはセネタース家ではない。
気味が悪いほど自信過剰なフォルザっていう女のせいだ。
支払手形云々は、おれが好機に便乗し考え出した策略に過ぎない。
まあ、宿の主人ごときが因果を知ったからといってどうなるわけでもない。
だから、おれはあえて訂正はしなかった。
「くれぐれも逃げようなんて真似はするな。おとなしくしているなら悪いようにはしない」
丸顔はくどめに同じことを繰り返し、おれをしばったロープを束ねて金ダライの取っ手に通すと、壁の棚にのせた。
棚に置かれたタライのバランスはかなり悪い。かなりぐらついている。
少し衝撃を与えるだけでタライは滑り落ちてしまうだろう。
おれが身体を動かせば、ロープが動作を伝え、金ダライは床に落ちて轟音を立てるって寸法だな。
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