85 / 103
第八十五話:果報は寝て待て
しおりを挟む
幸運なことにボスも男たちもおれを日夜監視できるほど暇ではなかった。
どうやら男たちはこの宿の従業員のようだ。
丸顔があれこれ指示を飛ばすと従業員は無言でうなずき、部屋を立ち去った。
おれはただひとり部屋に取り残された。
ロープの結び目は決してきつくはない。
むしろ外そうとすればすぐにでも外せそうなほどゆるい。しかし外すや否や金ダライは床に落っこち、消防車の半鐘顔負けの騒音をがなり立てるだろう。
蜂の巣をつついたように宿の従業員が集まってくるに違いない。
クソッ、おれは舌打ちをした。あのとき将軍にキスをねだらなけりゃよかった。
そうすれば彼女は別れ際に
『わが命に代えてもあなたの身は守る』といってくれただろう。
忠義に篤いアストレアなら確実にいった。
そしておれのピンチに颯爽と駆けつけてくれるだろう。
おれはふと思った。
これはピンチか?
拘束されてはいるが、拷問を受けるわけでも処刑が待ち受けているわけでもない。
現状危害を加えられる恐れはない。
食事も出る。
たった何日間か軟禁されるだけだ。急ぐ仕事もない。すでに陰謀の種はまいたし、きちんと芽も出ている。
不安なことがあるとすれば、セネタース商会の財宝馬車が遅いと誰かがクレームをつけてくることだろうか。
とはいっても多少の遅延はこの街を取り巻く剣呑な事態がいい訳になるだろう。
恐れるべきは本物の財宝馬車があらわれることだ。
街の住人は馬車に殺到する。
セネタース商会の従業員はなにも聞かされていない。きょとんとするだけだ。
そして、すべてのウソが露見する。
まあ、その可能性は万に一つもないだろうな。
ということはおれは全然ピンチじゃない。
赤毛の美将軍も同じ意見だろう。文字通り戦争のようにいそがしい将軍は「まあ、ちょっとした気分転換じゃない?」と思っても不思議はない。いやきっとそう思っている。
見捨てられたなあ……。
ぐぬぬぬぬぬ、とおれは声に出してうめいた。
建付けの悪い鎧戸の隙間から差し込む一条の陽ざしが黒々とした床の影に白いラインを作っている。
そして、板の間の傷のようにも見えるまばゆい光の針の先端は、徐々に東の方へと傾いていった。
午後も遅い時間だった。
鎧戸の隙間から辛うじて見える線状の青空は次第に黄昏色へと塗られていく。
昼過ぎまで街をおおっていた霧はいつの間にか消えた。
明日もこの晴天が続くなら王太子軍は丘の上に総攻撃をかけるに違いない。
砲撃をやたらめったら打ち込まれて黙っている王族もいないだろう。
事実、一度は大砲の排除を試みた。
おまけに王太子とキターラの街の住民との関係もぎくしゃくしつつあった。
王太子軍はさぞや居心地が悪いだろう。
おれは両手を小さく伸ばした。
やることがない……。縮こまってばかりじゃ筋肉がこわばってしまう。
瞬間――ロープが震え、金ダライが壁にぶつかり耳障りな音をたてた。
おれは硬直する。
危ない危ない。
この程度の刺激で金ダライは反応するのか……。
三十秒……おれは息を殺して待った。足音ひとつない。
一分、おれはまんじりと待つ。
そして二分経った。
結局、誰も来なかった。
ふう――おれはため息をついた。ビビらせやがって。
だしぬけに鎧戸が揺れた。晩秋の隙間風が部屋にしみ込む。
ぞわりとした夕刻の寒気が背筋を駆け上り、鼻がむずむずっとした。
これはたまらん。
びやっくしょん!
くしゃみのはずみでロープが揺れ、金ダライが落ちた。
想像以上の派手な音がした。
扉の向こうででばたばたと足音が聞こえた。
勢いよく扉が開きふたりの男が叫びながら飛び込んできた。
「てめえ! 逃げようたってそうはいかねえぞ」
男たちはベッドの前で立ちどまった。
おれが逃げも隠れもしなかったことに拍子抜けになったのだろう。
「逃げようたって!」男たちはおなじセリフを繰り返した。
「逃げようとなんかしていないよ。ただくしゃみが出ただけなんだ」
おれは二、三度わざとらしく鼻を鳴らす。
「そうか、くしゃみか。なら仕方ないな」
男たちはやけに物分かりがいい。さすが、まっとうな勤め人だけある。
宿の従業員は再び金ダライを棚から吊るすと「面倒かけさせるんじゃねえぞ」とだけ捨てゼリフを残し部屋から出て行った。
また、ひとりになってしまった。
金色の帯のような薄い光が鎧戸の隙間をこじ開け、忍び込んでくる。
日没はまもなくだ。
押し寄せる黄昏は頑強に抵抗する夕光を飲みこみ、部屋全体を闇色に染めた。
そして夜が訪れた。
ドアを叩く音が聞こえる。
返事をする前にドアが開いた。ローソクを持った男が入ってきた。
「――晩飯だ」
男はそれだけいって燭台と皿をサイドテーブルに置いた。
「じゃあな」
男は立ち去る。
おれはローソクの灯りを頼りにアゴを使って晩飯を引き寄せた。
タライを揺らさないようにするには正直骨が折れた。
イヌ食いしたくなるほど腹が減っていた。
最初に取引を持ち掛けた酒場で食いだめしておくべきだったな。後悔先に立たず。
ロープのせいで食器どころか手も動かせない。
しかし空腹の前にはテーブルマナーなんてどうでもよかった。
おれは顔面を容器に突っ込んだ。
生温かいスープには麩みたいにすかすかのパンが浮いている。
夢中で食った。
皿はすぐに空になった
いつも肉たっぷりの飯を食っているおれにしてみれば全然物足りない。
味がしなくなるまで皿の底をなめる。
しばらくすると唾液と金属以外の味が消えた。
ささやかな夕食の時間はおわったのだ。
やることもないのでおれはふたたび横になった。
経費節減で限界まで短いローソクを使っているのか燭台の炎はすぐに消えた。
寒い。
日が落ちて火の気のない部屋は急速に冷えこんだ。部屋には掛け布団一枚用意されていない。
くっっっそ寒い!
毛布の一枚でもなければ朝まで持ちそうにない。
明日の朝になったら寝床の上に鼻毛まで凍った凍死体が発見されるだろう。
おれは少し考えてロープを引っ張った。
どんがらがっしゃん!
となりの部屋から甲高い悲鳴が聞こえた。女の声だ。
続いて宿の従業員がすっ飛んできた。
まるで病院のナースコールだな。
こりゃ便利だ。
「また逃げようって……」
灯りを手にした男がわめく。
おれはわめき声をさえぎった。
「毛布が欲しいんだ」
「は? 毛布?」
男の声には戸惑いが見えた。
「毛布だよ……この寒い夜、毛布一枚なくちゃ眠れないよ。おれが凍死でもしてみろ。はたしてセネタース商会がどう思うかな?」
「うん……」男はことばに詰まった。「ボスに相談してくる」
男はいったん部屋から出ていき、しばらくして戻ってきた。
「ほらよ。毛布だ」
男はふかふかの毛布を投げてよこした。
「恩に着る」
「うちの店一番の毛布だぜ。貸し賃はどこに請求すればいい、セネタース商会でいいか?」
「おれの財布をもっているのはあんたたちだ。好きなだけ抜き取っておけ」
「わかった、ボスにそう伝える」
おれは毛布を頭からかぶった。
『店一番』の言葉通りの上等な毛布だ。
毛布のぬくもりが身体の中へとしみ込んでいく。
夜風がかたかたと窓の桟を鳴らす。
おれはドがつくほど不幸の中に、かすかな幸せを感じていた。
真っ暗な部屋。
一息つくと将来が気になるものだ。
これからどうなる?
わかるはずがない――。おれは神さまじゃない――。
なるようになるさ――。そう思い、おれはまぶたを閉じた。
考えたところで自力で何とかできそうなことはひとつもなさそうだった。
だったら眠るのみ。
今日は三回殴られなかったことに感謝しよう。
後頭部と右肩の鈍痛は邪魔になったが、それでもおれの意識はほの暗い眠りの世界へと落ちていった。
今日はずいぶんち早起きしたことを、おれは思い出していた。
どうやら男たちはこの宿の従業員のようだ。
丸顔があれこれ指示を飛ばすと従業員は無言でうなずき、部屋を立ち去った。
おれはただひとり部屋に取り残された。
ロープの結び目は決してきつくはない。
むしろ外そうとすればすぐにでも外せそうなほどゆるい。しかし外すや否や金ダライは床に落っこち、消防車の半鐘顔負けの騒音をがなり立てるだろう。
蜂の巣をつついたように宿の従業員が集まってくるに違いない。
クソッ、おれは舌打ちをした。あのとき将軍にキスをねだらなけりゃよかった。
そうすれば彼女は別れ際に
『わが命に代えてもあなたの身は守る』といってくれただろう。
忠義に篤いアストレアなら確実にいった。
そしておれのピンチに颯爽と駆けつけてくれるだろう。
おれはふと思った。
これはピンチか?
拘束されてはいるが、拷問を受けるわけでも処刑が待ち受けているわけでもない。
現状危害を加えられる恐れはない。
食事も出る。
たった何日間か軟禁されるだけだ。急ぐ仕事もない。すでに陰謀の種はまいたし、きちんと芽も出ている。
不安なことがあるとすれば、セネタース商会の財宝馬車が遅いと誰かがクレームをつけてくることだろうか。
とはいっても多少の遅延はこの街を取り巻く剣呑な事態がいい訳になるだろう。
恐れるべきは本物の財宝馬車があらわれることだ。
街の住人は馬車に殺到する。
セネタース商会の従業員はなにも聞かされていない。きょとんとするだけだ。
そして、すべてのウソが露見する。
まあ、その可能性は万に一つもないだろうな。
ということはおれは全然ピンチじゃない。
赤毛の美将軍も同じ意見だろう。文字通り戦争のようにいそがしい将軍は「まあ、ちょっとした気分転換じゃない?」と思っても不思議はない。いやきっとそう思っている。
見捨てられたなあ……。
ぐぬぬぬぬぬ、とおれは声に出してうめいた。
建付けの悪い鎧戸の隙間から差し込む一条の陽ざしが黒々とした床の影に白いラインを作っている。
そして、板の間の傷のようにも見えるまばゆい光の針の先端は、徐々に東の方へと傾いていった。
午後も遅い時間だった。
鎧戸の隙間から辛うじて見える線状の青空は次第に黄昏色へと塗られていく。
昼過ぎまで街をおおっていた霧はいつの間にか消えた。
明日もこの晴天が続くなら王太子軍は丘の上に総攻撃をかけるに違いない。
砲撃をやたらめったら打ち込まれて黙っている王族もいないだろう。
事実、一度は大砲の排除を試みた。
おまけに王太子とキターラの街の住民との関係もぎくしゃくしつつあった。
王太子軍はさぞや居心地が悪いだろう。
おれは両手を小さく伸ばした。
やることがない……。縮こまってばかりじゃ筋肉がこわばってしまう。
瞬間――ロープが震え、金ダライが壁にぶつかり耳障りな音をたてた。
おれは硬直する。
危ない危ない。
この程度の刺激で金ダライは反応するのか……。
三十秒……おれは息を殺して待った。足音ひとつない。
一分、おれはまんじりと待つ。
そして二分経った。
結局、誰も来なかった。
ふう――おれはため息をついた。ビビらせやがって。
だしぬけに鎧戸が揺れた。晩秋の隙間風が部屋にしみ込む。
ぞわりとした夕刻の寒気が背筋を駆け上り、鼻がむずむずっとした。
これはたまらん。
びやっくしょん!
くしゃみのはずみでロープが揺れ、金ダライが落ちた。
想像以上の派手な音がした。
扉の向こうででばたばたと足音が聞こえた。
勢いよく扉が開きふたりの男が叫びながら飛び込んできた。
「てめえ! 逃げようたってそうはいかねえぞ」
男たちはベッドの前で立ちどまった。
おれが逃げも隠れもしなかったことに拍子抜けになったのだろう。
「逃げようたって!」男たちはおなじセリフを繰り返した。
「逃げようとなんかしていないよ。ただくしゃみが出ただけなんだ」
おれは二、三度わざとらしく鼻を鳴らす。
「そうか、くしゃみか。なら仕方ないな」
男たちはやけに物分かりがいい。さすが、まっとうな勤め人だけある。
宿の従業員は再び金ダライを棚から吊るすと「面倒かけさせるんじゃねえぞ」とだけ捨てゼリフを残し部屋から出て行った。
また、ひとりになってしまった。
金色の帯のような薄い光が鎧戸の隙間をこじ開け、忍び込んでくる。
日没はまもなくだ。
押し寄せる黄昏は頑強に抵抗する夕光を飲みこみ、部屋全体を闇色に染めた。
そして夜が訪れた。
ドアを叩く音が聞こえる。
返事をする前にドアが開いた。ローソクを持った男が入ってきた。
「――晩飯だ」
男はそれだけいって燭台と皿をサイドテーブルに置いた。
「じゃあな」
男は立ち去る。
おれはローソクの灯りを頼りにアゴを使って晩飯を引き寄せた。
タライを揺らさないようにするには正直骨が折れた。
イヌ食いしたくなるほど腹が減っていた。
最初に取引を持ち掛けた酒場で食いだめしておくべきだったな。後悔先に立たず。
ロープのせいで食器どころか手も動かせない。
しかし空腹の前にはテーブルマナーなんてどうでもよかった。
おれは顔面を容器に突っ込んだ。
生温かいスープには麩みたいにすかすかのパンが浮いている。
夢中で食った。
皿はすぐに空になった
いつも肉たっぷりの飯を食っているおれにしてみれば全然物足りない。
味がしなくなるまで皿の底をなめる。
しばらくすると唾液と金属以外の味が消えた。
ささやかな夕食の時間はおわったのだ。
やることもないのでおれはふたたび横になった。
経費節減で限界まで短いローソクを使っているのか燭台の炎はすぐに消えた。
寒い。
日が落ちて火の気のない部屋は急速に冷えこんだ。部屋には掛け布団一枚用意されていない。
くっっっそ寒い!
毛布の一枚でもなければ朝まで持ちそうにない。
明日の朝になったら寝床の上に鼻毛まで凍った凍死体が発見されるだろう。
おれは少し考えてロープを引っ張った。
どんがらがっしゃん!
となりの部屋から甲高い悲鳴が聞こえた。女の声だ。
続いて宿の従業員がすっ飛んできた。
まるで病院のナースコールだな。
こりゃ便利だ。
「また逃げようって……」
灯りを手にした男がわめく。
おれはわめき声をさえぎった。
「毛布が欲しいんだ」
「は? 毛布?」
男の声には戸惑いが見えた。
「毛布だよ……この寒い夜、毛布一枚なくちゃ眠れないよ。おれが凍死でもしてみろ。はたしてセネタース商会がどう思うかな?」
「うん……」男はことばに詰まった。「ボスに相談してくる」
男はいったん部屋から出ていき、しばらくして戻ってきた。
「ほらよ。毛布だ」
男はふかふかの毛布を投げてよこした。
「恩に着る」
「うちの店一番の毛布だぜ。貸し賃はどこに請求すればいい、セネタース商会でいいか?」
「おれの財布をもっているのはあんたたちだ。好きなだけ抜き取っておけ」
「わかった、ボスにそう伝える」
おれは毛布を頭からかぶった。
『店一番』の言葉通りの上等な毛布だ。
毛布のぬくもりが身体の中へとしみ込んでいく。
夜風がかたかたと窓の桟を鳴らす。
おれはドがつくほど不幸の中に、かすかな幸せを感じていた。
真っ暗な部屋。
一息つくと将来が気になるものだ。
これからどうなる?
わかるはずがない――。おれは神さまじゃない――。
なるようになるさ――。そう思い、おれはまぶたを閉じた。
考えたところで自力で何とかできそうなことはひとつもなさそうだった。
だったら眠るのみ。
今日は三回殴られなかったことに感謝しよう。
後頭部と右肩の鈍痛は邪魔になったが、それでもおれの意識はほの暗い眠りの世界へと落ちていった。
今日はずいぶんち早起きしたことを、おれは思い出していた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~
渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。
彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。
剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。
アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。
転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった!
剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。
※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
地上最強ヤンキーの転生先は底辺魔力の下級貴族だった件
フランジュ
ファンタジー
地区最強のヤンキー・北条慎吾は死後、不思議な力で転生する。
だが転生先は底辺魔力の下級貴族だった!?
体も弱く、魔力も低いアルフィス・ハートルとして生まれ変わった北条慎吾は気合と根性で魔力差をひっくり返し、この世界で最強と言われる"火の王"に挑むため成長を遂げていく。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる