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第八十六話:ヒーローは必ずやってくる
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コツコツという控えめなノックの音がおれをまどろみから現実へと引っ張り出した。
まぶたを開いているのか閉じていないのかわからないほど、周囲の闇は濃い。
「ここは使用禁止だよ。帰った帰った」おれは寝起きのかすれ声でいった。
おれのことばに構いもせず、扉が細く開いた。淡い光が黒塗りの部屋に差し込んだ。
「そんなケチ臭いこというな。ほかはどこも予約済みなんだ」
女の声だ。落ち着いた声だが、どことなく演技臭くもある。
「入る」
女はドアを開けると勝手に入ってきた。
片手にはランプ。
顔は歌舞伎役者のような真っ白で、くちびるは鮮血でも塗りたくったように赤い。青い花をあしらった大きな白い帽子をかぶっている。
女は後ろ手にドアを閉めた。
「押し売りはごめんだぜ」
「そんなこというなよ。あたいや、イケてる男との緊縛プレイが大好きなんだよ」
女はずかずかとベッドに近づいてくると、おれの鼻先にランプを寄せた。
熱い。
炎は産毛が焦げそうなほど火力が強い。
おれは身をよじってから炎から離れた。はずみで金ダライがゆれた。
「暗がりで見たらイケてるツラと思ったけど勘違いだったよ。しけたツラしてるね」
いきなり入ってきて人の顔を値踏みするとは無礼な奴だ。
……商売女に礼も無礼もありゃせんか。
「まあいいや。あたいと遊んでいかない? 二十五歳以下なら割引してあげる」
女は空いた手でおれのあごをつかむとクイッと押し上げた。
生暖かい吐息がおれの鼻先に触れる。
この香り――どこかで嗅いだことのある……ような……
「お兄さん、初心ねえ。すももみたいに赤くなっちゃって」
「やたらと明るいお前のランプのせいだ!」
おれは声を張り上げた。
「ふふ、ふふふふふ、ふふふふふふ」
女がいきなり笑い出した。
顔面を白一色に塗りたくった女の笑う様子は、ホラー映画に出てくるピエロのようにグロテスクだった。
女は急に笑うのをやめた。
「化粧ってのは抜群だな。だれもわたしのことなんて気付きゃしない……」
なにいってだ、こいつ――。
おれはぽかんと帽子を目深にかぶった白粉女を見ていた。
「ルー殿、まだ気がつかんか? わたしだよ、わたし。この赤い髪を見せてもわからないか」
商売女はやれやれという口調で帽子を取った。
やれやれ、ようやく種明かしだ。
ランプで照らし出された女の髪は燃え上がるような赤毛だった。
その姿は見まごうとなき将軍アストレア!
なぜここに!!
おれは文字通り飛び上がった。
はずみでロープがピンと伸び、金ダライが棚から滑り落ちる。
しまった!
おれは来るべき惨事に備えて目をつむった。
しかし待てど暮らせど派手な音は上がらないし、ちゅーというネズミの鳴く音もしない。
あたりは深夜の静寂に包まれていた。
おれはおそるおそるまぶたを挙げた。
アストレアがバレリーナみたいに片足立ちしている。
短いスカートがめくりあがり、磁器のように輝く白い腿が見えた。
伸ばした足先には金ダライが引っかかっていた。
金ダライが落ちた瞬間、将軍は後方に足を伸ばし、器用にもタライの縁をつま先にひっかけたのだ。
雑技団顔負けの美技に驚く前に感動してしまった。
拍手したいくらいだ。
「おみごと! 将軍なんかやめて大道芸人にでもなったらどうだ?」
将軍は金ダライを手繰る。
「わたしが皿を回し、ルー殿が火吹き芸か? それも悪くないかもな」
てっきり怒ると思ったけど、思いのほか将軍は愉快そうにいった。
将軍はランプを床に下ろし両手を空けると、金ダライからロープを外した。
「将軍、すごいカッコだね」
アストレアは肩も、二の腕、太もも丸出しの下着同然の格好をしていた。
「ふふん、ド派手な格好とド派手な帽子とド派手な化粧をを合わせるとだとな、通行証など不要だ。どの街でもフリーパスで入れる。きれいな女はどこの街でも大歓迎だからな。ただ――この時期はちょっと寒いな」
真っ赤な唇が弓なりに反り、白い歯がこぼれた。
たしかに――その筋の商売女ならわざわざ身分を改めるまでもない。外見こそ通行証そのものだ。
「もっともこれは最終手段でもある」
「恥ずかしくないの?」
「そういわれると多少は恥ずかしい……かな」
ランプの朱色のせいで紅潮した将軍の顔がますます赤みを帯びた。
「まじまじ見るなよ」将軍は唇をとがらせ、いった。
「さ、脱出しよう。今は両軍の軍事行動の真っ最中。夜更けといえども街の往来は活発だ。――その前に、だ!」
将軍は太腿の革ベルトから白いものを取り出した。
カミソリだった。ランプのあかりを受けて刃がきらきらと光っている。
もう片方の手には四角い石鹸。
「な、なにをする?」
「念のためルー殿の顔をきれいに剃っておく。ついでに太ももと脛と腋の下もだ」
「なんで?」
「理由は聞かないほうがいい」
なら聞かない。
「手足をロープで縛られているんだ。先にほどいてくれないか」
「すまん、気が付かなかった」
将軍はロープの結び目をほどくと、おれの服をまくって毛をそりはじめた。
「動くなよ。ケガするぞ」
あっという間に髪と眉毛をのぞいておれはむきタマゴみたいにツルツルになった。
「気分はどうだ?」
「スースーして気持ち悪い」
将軍はふふんと笑う。
「そのうち慣れるよ。さ、脱出しよう。窓から降りられるな。おっと、ごていねいにロープまで用意されているぞ」
将軍は金ダライに結ばれていたロープを持ち上げると、窓をゆっくりと開いた。
凍てつくような外気が一斉に室内に押し寄せる。
刺すような痛みが肌を襲う。同時に、悪寒が背筋を駆け上っていった。
「わたしが渡した外套はどうした? あれは高級品だぞ」
「一緒に持っていかれた。財布と通行証も一緒だ」おれは奥歯を鳴らしながら答えた。
将軍は不満げに鼻を鳴らした。
「――なら仕方ない。我慢しろ」
将軍はベッドにロープを結ぶと外に垂らした。
「ここから降りられる。ただし、その前に少し小細工をしよう」
将軍はドアの真上に金ダライを結び付けた。
「ドアにカミソリをつけた。扉を開ければロープがすぱりと切れ金タライが直撃する。ちょっとした時間稼ぎになるだろう」
「気の利いた仕掛けだな」
大昔のコントそっくりだ。
「仕掛けが作動するところが見れなくて残念だな」
おれは垂らしたロープをつたい地面に降りた。
秋風は骨身に染みた。ツルツルの肌に鳥肌が立ちっぱなしだった。
深夜にもかかわらず表通りは商人たちでにぎわっていた
松明が至る所で燃えている。夏祭りさながらの光景だ。
人混みに紛れるのは容易だった。
おれたちは昼夜を問わず金稼ぎに邁進する働き者の商人の一団に加わった。
人混みが夜風をさえぎる。その上、歩いていれば自然とからだが温かくなる。
寒さはなんとかしのげそうだった。
おれは人混みにそって夜の街を歩いた。
しばらく進むと、南門についた。
門の前には盛大なかがり火がたかれ、検問が設けられている。
商人は何列かに分かれて、手荷物のチェックを受けている。
しかし明らかに膨大な数の商人に対して検問の人手が足りていない。
当然のように検査はザルだった。
質より量、あっという間におれたちの番が来た。
「ああ、いっていいよ」
衛兵は将軍の姿を一目見るなりなにひとつ確認せずにそういった。
「うしろの人、姉ちゃんのツレ?」衛兵が将軍に聞く。
「そうだ」将軍がこたえた。
「男か?」
衛兵の問いかけに将軍が肩をすくめた。
「最近はそういうのも需要があるんだ」
「うへえ」
衛兵は松明を近づけるなり顔をしかめた。
「さっさといけ! こっち、寄んなよ」
検査の兵の汚物でも見るような一瞥をおれにくれ、さっと目をそらした。
理由はわからないが、将軍に続いておれも無事、検問を通過することができた。
そのとき、街の中心部の方から甲高い金属音とともにぎゃっという男の叫び声が聞こえた。
まぶたを開いているのか閉じていないのかわからないほど、周囲の闇は濃い。
「ここは使用禁止だよ。帰った帰った」おれは寝起きのかすれ声でいった。
おれのことばに構いもせず、扉が細く開いた。淡い光が黒塗りの部屋に差し込んだ。
「そんなケチ臭いこというな。ほかはどこも予約済みなんだ」
女の声だ。落ち着いた声だが、どことなく演技臭くもある。
「入る」
女はドアを開けると勝手に入ってきた。
片手にはランプ。
顔は歌舞伎役者のような真っ白で、くちびるは鮮血でも塗りたくったように赤い。青い花をあしらった大きな白い帽子をかぶっている。
女は後ろ手にドアを閉めた。
「押し売りはごめんだぜ」
「そんなこというなよ。あたいや、イケてる男との緊縛プレイが大好きなんだよ」
女はずかずかとベッドに近づいてくると、おれの鼻先にランプを寄せた。
熱い。
炎は産毛が焦げそうなほど火力が強い。
おれは身をよじってから炎から離れた。はずみで金ダライがゆれた。
「暗がりで見たらイケてるツラと思ったけど勘違いだったよ。しけたツラしてるね」
いきなり入ってきて人の顔を値踏みするとは無礼な奴だ。
……商売女に礼も無礼もありゃせんか。
「まあいいや。あたいと遊んでいかない? 二十五歳以下なら割引してあげる」
女は空いた手でおれのあごをつかむとクイッと押し上げた。
生暖かい吐息がおれの鼻先に触れる。
この香り――どこかで嗅いだことのある……ような……
「お兄さん、初心ねえ。すももみたいに赤くなっちゃって」
「やたらと明るいお前のランプのせいだ!」
おれは声を張り上げた。
「ふふ、ふふふふふ、ふふふふふふ」
女がいきなり笑い出した。
顔面を白一色に塗りたくった女の笑う様子は、ホラー映画に出てくるピエロのようにグロテスクだった。
女は急に笑うのをやめた。
「化粧ってのは抜群だな。だれもわたしのことなんて気付きゃしない……」
なにいってだ、こいつ――。
おれはぽかんと帽子を目深にかぶった白粉女を見ていた。
「ルー殿、まだ気がつかんか? わたしだよ、わたし。この赤い髪を見せてもわからないか」
商売女はやれやれという口調で帽子を取った。
やれやれ、ようやく種明かしだ。
ランプで照らし出された女の髪は燃え上がるような赤毛だった。
その姿は見まごうとなき将軍アストレア!
なぜここに!!
おれは文字通り飛び上がった。
はずみでロープがピンと伸び、金ダライが棚から滑り落ちる。
しまった!
おれは来るべき惨事に備えて目をつむった。
しかし待てど暮らせど派手な音は上がらないし、ちゅーというネズミの鳴く音もしない。
あたりは深夜の静寂に包まれていた。
おれはおそるおそるまぶたを挙げた。
アストレアがバレリーナみたいに片足立ちしている。
短いスカートがめくりあがり、磁器のように輝く白い腿が見えた。
伸ばした足先には金ダライが引っかかっていた。
金ダライが落ちた瞬間、将軍は後方に足を伸ばし、器用にもタライの縁をつま先にひっかけたのだ。
雑技団顔負けの美技に驚く前に感動してしまった。
拍手したいくらいだ。
「おみごと! 将軍なんかやめて大道芸人にでもなったらどうだ?」
将軍は金ダライを手繰る。
「わたしが皿を回し、ルー殿が火吹き芸か? それも悪くないかもな」
てっきり怒ると思ったけど、思いのほか将軍は愉快そうにいった。
将軍はランプを床に下ろし両手を空けると、金ダライからロープを外した。
「将軍、すごいカッコだね」
アストレアは肩も、二の腕、太もも丸出しの下着同然の格好をしていた。
「ふふん、ド派手な格好とド派手な帽子とド派手な化粧をを合わせるとだとな、通行証など不要だ。どの街でもフリーパスで入れる。きれいな女はどこの街でも大歓迎だからな。ただ――この時期はちょっと寒いな」
真っ赤な唇が弓なりに反り、白い歯がこぼれた。
たしかに――その筋の商売女ならわざわざ身分を改めるまでもない。外見こそ通行証そのものだ。
「もっともこれは最終手段でもある」
「恥ずかしくないの?」
「そういわれると多少は恥ずかしい……かな」
ランプの朱色のせいで紅潮した将軍の顔がますます赤みを帯びた。
「まじまじ見るなよ」将軍は唇をとがらせ、いった。
「さ、脱出しよう。今は両軍の軍事行動の真っ最中。夜更けといえども街の往来は活発だ。――その前に、だ!」
将軍は太腿の革ベルトから白いものを取り出した。
カミソリだった。ランプのあかりを受けて刃がきらきらと光っている。
もう片方の手には四角い石鹸。
「な、なにをする?」
「念のためルー殿の顔をきれいに剃っておく。ついでに太ももと脛と腋の下もだ」
「なんで?」
「理由は聞かないほうがいい」
なら聞かない。
「手足をロープで縛られているんだ。先にほどいてくれないか」
「すまん、気が付かなかった」
将軍はロープの結び目をほどくと、おれの服をまくって毛をそりはじめた。
「動くなよ。ケガするぞ」
あっという間に髪と眉毛をのぞいておれはむきタマゴみたいにツルツルになった。
「気分はどうだ?」
「スースーして気持ち悪い」
将軍はふふんと笑う。
「そのうち慣れるよ。さ、脱出しよう。窓から降りられるな。おっと、ごていねいにロープまで用意されているぞ」
将軍は金ダライに結ばれていたロープを持ち上げると、窓をゆっくりと開いた。
凍てつくような外気が一斉に室内に押し寄せる。
刺すような痛みが肌を襲う。同時に、悪寒が背筋を駆け上っていった。
「わたしが渡した外套はどうした? あれは高級品だぞ」
「一緒に持っていかれた。財布と通行証も一緒だ」おれは奥歯を鳴らしながら答えた。
将軍は不満げに鼻を鳴らした。
「――なら仕方ない。我慢しろ」
将軍はベッドにロープを結ぶと外に垂らした。
「ここから降りられる。ただし、その前に少し小細工をしよう」
将軍はドアの真上に金ダライを結び付けた。
「ドアにカミソリをつけた。扉を開ければロープがすぱりと切れ金タライが直撃する。ちょっとした時間稼ぎになるだろう」
「気の利いた仕掛けだな」
大昔のコントそっくりだ。
「仕掛けが作動するところが見れなくて残念だな」
おれは垂らしたロープをつたい地面に降りた。
秋風は骨身に染みた。ツルツルの肌に鳥肌が立ちっぱなしだった。
深夜にもかかわらず表通りは商人たちでにぎわっていた
松明が至る所で燃えている。夏祭りさながらの光景だ。
人混みに紛れるのは容易だった。
おれたちは昼夜を問わず金稼ぎに邁進する働き者の商人の一団に加わった。
人混みが夜風をさえぎる。その上、歩いていれば自然とからだが温かくなる。
寒さはなんとかしのげそうだった。
おれは人混みにそって夜の街を歩いた。
しばらく進むと、南門についた。
門の前には盛大なかがり火がたかれ、検問が設けられている。
商人は何列かに分かれて、手荷物のチェックを受けている。
しかし明らかに膨大な数の商人に対して検問の人手が足りていない。
当然のように検査はザルだった。
質より量、あっという間におれたちの番が来た。
「ああ、いっていいよ」
衛兵は将軍の姿を一目見るなりなにひとつ確認せずにそういった。
「うしろの人、姉ちゃんのツレ?」衛兵が将軍に聞く。
「そうだ」将軍がこたえた。
「男か?」
衛兵の問いかけに将軍が肩をすくめた。
「最近はそういうのも需要があるんだ」
「うへえ」
衛兵は松明を近づけるなり顔をしかめた。
「さっさといけ! こっち、寄んなよ」
検査の兵の汚物でも見るような一瞥をおれにくれ、さっと目をそらした。
理由はわからないが、将軍に続いておれも無事、検問を通過することができた。
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