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第八十九話:あばずれママの密会
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夕食を終えたおれは床についた。
眠りについて、深夜、身震いとともに目が覚めた。下腹部のあたりがむずむずした。
尿意だ。
クソッ。寝る前にちゃんと済ませたんだけどな。
おれはまばたきし暗闇に目を馴らす。
キンキン声のバカは寝床にいない。ジュリはすやすや寝息を立てている。
おれはジュリを起こさぬよう足音を殺して、本営の裏口から外に出た。
漆黒の空に浮かぶ半月が冷たい顔しておれを見ている。
おれは陣地のかがり火を横目に森へとダッシュすると、手ごろな木のそばで立ちションをした。
――ふう。
放尿を終えたおれは池から上がったイヌみたいにぶるっと震えた。
――ん?
人の気配がする。
おれは中腰になり、ほかほかと湯気が立つ木の陰に隠れた。
木陰から顔の右半分だけ出して、あたりをうかがう。
人が――いる。
フォルザだ。
枝葉を縫って降り注ぐ月明かりがフォルザを影の中から浮き上がらせる。
頭上から月光を浴びる金髪の大女の立ち姿は、暗転した舞台でスポットライトを浴びる主演女優さながらだった。
「やあ、フォルザ」闇の中から声がした。響きのいい男の声だ。
息を殺して聞き耳を立てる。
男は影にこもったまま。素性は知れぬ。
「王太子ね。気取った口ぶりと気障な態度におぼえがあるわ」フォルザがいう。
「ずいぶん昔にほんの少しであっただけなのに覚えていてくれて……光栄だよ、フォルザ」
「気安く名前で呼びかけないで、王太子殿下。そんな親しい間柄じゃないでしょ」
「その通りだね、カルボニ伯」
「なんの用かしら? 王太子殿下。命乞いにいらっしゃったの? 愁傷な心がけね」
「変わらないなあ」王太子は笑った。
「全然変わらない。あのダンスパーティのときから何も変わっていない」
「なに、あたしの恥を笑いに来たの? それともなに? 夫に先立たれた子持ちの未亡人を口説きに来たの? あなた処女より未亡人に興奮するの? オヤジといっしょで変態ね」
「ひどいなあ。ひどい」
「否定しないってことはあたしに気があるの?」
「……キミさえよければ」
「あたし、あなたのことが嫌いよ」
「まだダンスパーティのことを根に持ってるの? 言い訳させてくれ。ぼくはキミに恥をかかせるつもりはなかった。ぼくを差し置いてイの一番にキミにダンスを申し込んだ公爵の子息に恥をかかせたかっただけなんだ」
「あなたはあたしを謀略の出汁に使ったわけね。そういう陰険なところが気に入らないのよ。男なら男らしく決闘でも申し込めばよかったのに」
「いい啖呵だ。そういう男勝りなところがたまらない」
「じゃじゃ馬が好きなら旅籠の女将にでも求婚すれば? 意中の人が見つかるわよ。で、なに? まさかあたしにプロポーズに来たわけじゃないでしょ」
「なあ、フォルザ……」
「気安く名前を呼ばないで」
「カルボニ伯……兵を引いてくれ」
「いきなり本陣に押しかけてきて停戦要求? あなたの軍勢のほうが被害が大きいでしょ。戦闘を避けたいなら、あなたのほうが軍を引くべきよ」
「カルボニ伯……。わかるだろ。家臣に向け刃を向けたなら、家臣が恭順の意を示すまで鞘には戻せない。臣下たちに示しがつかないからね」
「力はなくとも見栄は張らないといけないのね。ご苦労なこと」
「王の権威が傷ついたらどうなると思う? 家臣はいうことを聞かくなるだろう。家臣はきっとあっちこちで好き勝手にケンカを始めるだろう。そうなればマッタリア全土が戦火に包まれるんだ」
「王の権威だけじゃなくて家臣の権利も大切にして。王さまといえどもわたしの領地で好き勝手させるわけにはいかないわ。あなたの軍勢の武装を解いて頭を下げるっていうなら停戦を考えてもいいわ」
「家臣の権利とはなんだ? 反乱の権利か?」
「とんでもない。領内において配下の軍を通行させるという当然の権利よ」
王太子は急に猫なで声になった。
「もし兵を引いてくれるなら王家はご子息のシグリア伯相続を支持しよう」
「当然のことを認められてもうれしくはないわ。パスティリア公爵再興の追認は?」
「……それは約束できない。正統性にケチのついた称号の再認は簡単じゃない。王家だけの問題じゃなんだ。高等法院を抱きこんで代々家督の確認をする必要がある」
「ようするに国中にわいろをばら撒けってこと?」
「つまりは……そういうことだ」
「王家の一喝でなんとかならないの」
「それは無理だ」
フォルザは鼻で笑った。
「話にならないわね。わたしは法と正義の御旗のもとにわが領土に進むわ。止めたいなら力でどーぞ」
王太子は急に声にドスをきかせた。
「フォルザ……。田舎領主にすぎないあばずれめ。下手に出れば調子に乗りやがって」
「正体を現わしたわね、オオカミの皮をかぶったヒツジさん。ヒツジの鳴き声が脅しになると思わないでね、メェメェ」
「忠告する――王立騎兵隊をなめるなよ。おまえの率いるろくでなしはこれから一歩も前進できないと知れ」
「ご自慢の兵隊さんね。すでに半壊してない?」
「わが騎兵隊の士気は戦友の死を前にますます旺盛。勇猛なる一騎は百の雑兵に勝る」
「意気込みはステキ。でも百の雑兵を蹴散らす勇敢な一騎が一発の鉛玉と決闘するのは割りが合わないと思うの」
「うるさい!!」
王太子の怒号が森に響いた。
肉食獣の夜襲と錯覚した小鳥たちが暗い空へと羽ばたいていった。
「王家の慈悲を何とも思わぬ恩知らずの女ギツネめ。戦場で会おう。ほえ面かくなよ」
「ありゃ、それはあたしのいいたかったことよ」
王太子は何事か、ことばにならぬ罵声を吐いた。
馬の軽やかなひづめの音が次第に遠ざかる。
密会は終わったようだ。
フォルザがおれのほうを向いた。
おれは身を小さくしながらそっと寝床に戻った。
眠りについて、深夜、身震いとともに目が覚めた。下腹部のあたりがむずむずした。
尿意だ。
クソッ。寝る前にちゃんと済ませたんだけどな。
おれはまばたきし暗闇に目を馴らす。
キンキン声のバカは寝床にいない。ジュリはすやすや寝息を立てている。
おれはジュリを起こさぬよう足音を殺して、本営の裏口から外に出た。
漆黒の空に浮かぶ半月が冷たい顔しておれを見ている。
おれは陣地のかがり火を横目に森へとダッシュすると、手ごろな木のそばで立ちションをした。
――ふう。
放尿を終えたおれは池から上がったイヌみたいにぶるっと震えた。
――ん?
人の気配がする。
おれは中腰になり、ほかほかと湯気が立つ木の陰に隠れた。
木陰から顔の右半分だけ出して、あたりをうかがう。
人が――いる。
フォルザだ。
枝葉を縫って降り注ぐ月明かりがフォルザを影の中から浮き上がらせる。
頭上から月光を浴びる金髪の大女の立ち姿は、暗転した舞台でスポットライトを浴びる主演女優さながらだった。
「やあ、フォルザ」闇の中から声がした。響きのいい男の声だ。
息を殺して聞き耳を立てる。
男は影にこもったまま。素性は知れぬ。
「王太子ね。気取った口ぶりと気障な態度におぼえがあるわ」フォルザがいう。
「ずいぶん昔にほんの少しであっただけなのに覚えていてくれて……光栄だよ、フォルザ」
「気安く名前で呼びかけないで、王太子殿下。そんな親しい間柄じゃないでしょ」
「その通りだね、カルボニ伯」
「なんの用かしら? 王太子殿下。命乞いにいらっしゃったの? 愁傷な心がけね」
「変わらないなあ」王太子は笑った。
「全然変わらない。あのダンスパーティのときから何も変わっていない」
「なに、あたしの恥を笑いに来たの? それともなに? 夫に先立たれた子持ちの未亡人を口説きに来たの? あなた処女より未亡人に興奮するの? オヤジといっしょで変態ね」
「ひどいなあ。ひどい」
「否定しないってことはあたしに気があるの?」
「……キミさえよければ」
「あたし、あなたのことが嫌いよ」
「まだダンスパーティのことを根に持ってるの? 言い訳させてくれ。ぼくはキミに恥をかかせるつもりはなかった。ぼくを差し置いてイの一番にキミにダンスを申し込んだ公爵の子息に恥をかかせたかっただけなんだ」
「あなたはあたしを謀略の出汁に使ったわけね。そういう陰険なところが気に入らないのよ。男なら男らしく決闘でも申し込めばよかったのに」
「いい啖呵だ。そういう男勝りなところがたまらない」
「じゃじゃ馬が好きなら旅籠の女将にでも求婚すれば? 意中の人が見つかるわよ。で、なに? まさかあたしにプロポーズに来たわけじゃないでしょ」
「なあ、フォルザ……」
「気安く名前を呼ばないで」
「カルボニ伯……兵を引いてくれ」
「いきなり本陣に押しかけてきて停戦要求? あなたの軍勢のほうが被害が大きいでしょ。戦闘を避けたいなら、あなたのほうが軍を引くべきよ」
「カルボニ伯……。わかるだろ。家臣に向け刃を向けたなら、家臣が恭順の意を示すまで鞘には戻せない。臣下たちに示しがつかないからね」
「力はなくとも見栄は張らないといけないのね。ご苦労なこと」
「王の権威が傷ついたらどうなると思う? 家臣はいうことを聞かくなるだろう。家臣はきっとあっちこちで好き勝手にケンカを始めるだろう。そうなればマッタリア全土が戦火に包まれるんだ」
「王の権威だけじゃなくて家臣の権利も大切にして。王さまといえどもわたしの領地で好き勝手させるわけにはいかないわ。あなたの軍勢の武装を解いて頭を下げるっていうなら停戦を考えてもいいわ」
「家臣の権利とはなんだ? 反乱の権利か?」
「とんでもない。領内において配下の軍を通行させるという当然の権利よ」
王太子は急に猫なで声になった。
「もし兵を引いてくれるなら王家はご子息のシグリア伯相続を支持しよう」
「当然のことを認められてもうれしくはないわ。パスティリア公爵再興の追認は?」
「……それは約束できない。正統性にケチのついた称号の再認は簡単じゃない。王家だけの問題じゃなんだ。高等法院を抱きこんで代々家督の確認をする必要がある」
「ようするに国中にわいろをばら撒けってこと?」
「つまりは……そういうことだ」
「王家の一喝でなんとかならないの」
「それは無理だ」
フォルザは鼻で笑った。
「話にならないわね。わたしは法と正義の御旗のもとにわが領土に進むわ。止めたいなら力でどーぞ」
王太子は急に声にドスをきかせた。
「フォルザ……。田舎領主にすぎないあばずれめ。下手に出れば調子に乗りやがって」
「正体を現わしたわね、オオカミの皮をかぶったヒツジさん。ヒツジの鳴き声が脅しになると思わないでね、メェメェ」
「忠告する――王立騎兵隊をなめるなよ。おまえの率いるろくでなしはこれから一歩も前進できないと知れ」
「ご自慢の兵隊さんね。すでに半壊してない?」
「わが騎兵隊の士気は戦友の死を前にますます旺盛。勇猛なる一騎は百の雑兵に勝る」
「意気込みはステキ。でも百の雑兵を蹴散らす勇敢な一騎が一発の鉛玉と決闘するのは割りが合わないと思うの」
「うるさい!!」
王太子の怒号が森に響いた。
肉食獣の夜襲と錯覚した小鳥たちが暗い空へと羽ばたいていった。
「王家の慈悲を何とも思わぬ恩知らずの女ギツネめ。戦場で会おう。ほえ面かくなよ」
「ありゃ、それはあたしのいいたかったことよ」
王太子は何事か、ことばにならぬ罵声を吐いた。
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