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ひねくれ姫様
と仲良くなった…?
しおりを挟む「えへへへー」
二限目の授 業が始まり、そして終わった今も俺は緩む頬をそのままにひたすらにやけていた。理由はもちろん、あの日暮が友達になってくれたからだ!難攻不落かと思われていたあのひねくれ姫を、ついに打ち崩したのだ!これで笑顔を見る日も遠くない…!
「…笑、幸福を満喫中失礼するけど……日暮が簡単に心を許したとは思えないぞ」
眼鏡を拭きながら、如月が無表情に言う。こいつはいつも正論を言うが、今回は信じる事ができなかった。何故なら……
「何言っているんだよ如月!お前も聞いただろ?あの日暮から出た肯定の言葉!あれが偽りだとは思えないね!」
『……いいけど』
そう言った日暮の表情ははっきりと覚えている。無表情ながら、あの目に嘘はないと思ったんだ。如月は眼鏡を掛け直し、「ふーん」と適当な相槌を打って俺の机の上で頬杖をついた。
「仲良くなったから……本を貸してもらえたんだ?」
そう言いながら、俺の机の上にある分厚い本に視線をやる如月。俺は自信たっぷりに如月の目前にそれを突き付けた。
「じゃーん!いいだろ?日暮が『あなたにお勧めかもね』って言って貸してくれたんだぜ!?後で感想を言う約束もしたんだ!」
それにしてもやけに分厚い本だ。題名は見ていないけれど、日暮がお勧めだと言っているんだからいい本に決まっている。如月は本を一瞥してから薄く笑った。
「確かに……笑にはお勧めなんじゃない?…タイトル、見てみなよ」
「?」
如月の怪しい笑いを不思議に思った俺は本を裏返して確認してみる。
「…………」
「だから言ったじゃないか、日暮はそう簡単に心を開かないって……」
開いた口が塞がらない俺に、如月がやれやれと首を振った。
その本の題名は……国語辞典だった。
「な…な…何じゃこりゃ――――――!?」
俺は銃で撃たれて殉職した刑事並みに叫んだ。
俺が借りたのは小説だ。国語辞典ではなかったはず。……は!まさかこれは如月の陰謀ですり替えられたものではないか…!?ひょっとして如月も日暮と仲良くなりたいが為に俺の邪魔をしているんじゃ……!?
「…あのさ、被害妄想で俺を悪役にするのやめてくれる?そもそもそんな事していないし。笑は最初から辞書を借りていたし…」
「うおっ!お前何で俺の考えている事が分ったんだよ!?まさか…お前超能力者!?」
「……思いっきり心の声が口から零れ落ちていたけど」
「うぇっ!?マジか!」
俺は慌てて口を押さえた。いけない、いけない。つい思っている事を口に出してしまうから、今度から気をつけなくては。……しかし、それにしても。
「うーむ…日暮は何で辞書を貸したんだ?俺は小説を貸してくれって言ったのに……もしかして日暮は見かけによらずおっちょこちょいなのかな」
俺が腕を組んで唸りながら言うと、如月は深ぁい溜め息を吐いて頭を掻いた。
「…お前さ、日暮がそういう奴だと思う?違うだろ。お前は日暮にからかわれたんだよ」
「からかわれた…?ないないない!日暮がそんな事をするはずがない!」
首を大きく振って否定する。あの無愛想で人と接さないひねくれ姫がからかうなどという真似はしないはずだ。……多分。
「ふぅん…じゃあ日暮に確かめて来いよ」
「言われなくても行ってやるよ!」
見ていろよ如月!日暮が「やだ、ごめんなさい!私ったらおっちょこちょいなんだから!」って言って謝る姿を!俺は分厚い辞書を脇に抱えて日暮の席へ向かった。
「だから心の声漏れているって………あいつ、本気で日暮と仲良くする気なの……?」
俺の背中を見つめながら、如月はまた深い溜め息を吐いて机に覆いかぶさった。
俺は日暮の机の前に立った。日暮は変わらず読書をしている。この姿を見たのは、今日で何回目だろう。
「日暮!」
俺はそう言って国語辞典を日暮の机に力強く置いた。日暮は読んでいた本を音無く閉じると、ゆっくりと俺を見据えた。
「これ、貸すの間違っていたぜ!」
そう言って俺は親指を立ててわざとらしくウインクをしてみた。こうおどけていれば日暮が自分の過ちに変に恥ずかしくなるような事はないと思ったからだ。
「……」
日暮はゆったりとした動きで国語辞典を見てから、俺に視線を戻した。そして一言。
「見たところ、私は間違っていないと思うけど」
「……はへ?」
絶対に「わーん、ごめんね!」って謝られると思っていた俺は、日暮の発言でポカンと肩の力が抜けてしまった。ピンと立っていた親指も、力無く人差し指の上に着地した。
間違って、ない?
「いやいやいや!明らかに間違っているだろ!?辞書は読む物ではなく、調べる物のはずだ!」
俺は全力で否定して首を思い切り振った。けれども日暮は涼しい顔で言ってのける。
「……辞書だって、頑張れば読めるから」
確かに最初から語句を読んでいけば読書になるのかもしれない。だけど…………だけども!!俺が借りたかったのは今日暮が読んでいるような物語で、これを読めば日本語が完璧にマスターできるような本じゃない。断じて、無い!!
だけど、日暮の言った次の言葉に、俺は反論を挟む事ができなくなった。
「それ、読んだら感想を聞かせてくれるって言った」
「……え」
濁点が付くくらいの濁った声が漏れる。
ま、まさか…日暮はこの辞書を読んで感想を言えと言うのか……?
「無理無理無理!」
顔の前で思い切り両手を振る。読書はどちらかというと好きな方だが、読書感想文は苦手だったし、それに相手は物語にすらなっていない。何万文字もの語句の意味が書かれた辞書だ。…感想を言うなんて、無理だ。
「ひ、日暮…冗談はよしてくれよ。これに感想なんて……あるのは製作者ぐらいだと思うぜ?」
「そんな事ない。本なら誰でも感想は持つはず」
これ本じゃねぇよ!!辞書じゃん!!と、如月相手なら出る突っ込みだが、相手が日暮だったので自重した。
使いやすい、とか意味が分かりやすい、とか簡単な感想なら言える。だけど、それじゃあ納得しない事くらい、目の前の日暮の表情を見ていればすぐに分かる。
「いやぁ、さすがに辞書に感想は言えないだろー…頼むから違うの貸してくれない?…英和辞典以外で」
お願い、と両手を合わせて懇願のポーズをとる。大抵の人はこの時点で「しょうがないなー」と笑って許してくれるが、やはり日暮は違った。日暮は小さな声でぽつりと呟いた。
「……もしかして約束を破る気?」
「え……」
その冷たい言葉に、俺の身体が強張った。
約束を、破る?……俺が?
胸の奥から苦いものが溢れだしたような気がして、俺は心臓のあたりをギュッと掴んだ。
「俺が、日暮の約束を破るって?」
俺の異変に気付かれないように、笑顔を貼り付けながら聞く。日暮は机に置かれた辞書を見つめていたので、気付かれる事はなかった。
「そうでしょ?あなたは私にその辞書の感想を言うって言った。それができないって事は、約束を破ったも同然」
日暮は容赦なく俺の胸を抉る。
「そんな、でも俺は……」
反論しようとした時―
『-約束、するから』
「……!」
脳の奥から聞こえた声に、俺はびくりと肩を震わせた。酷く懐かしい声。それでも、俺にとっては思い出したくない声……言葉……今、思い出さなくてもいいのに……!!
「……何しているの?」
突然うろたえ始めた俺にやっと気付いた日暮が、怪訝そうな表情で見上げる。俺は「何でもない」と言おうとしたが、突然後ろから腕を引っ張られた為、できなかった。
だ、誰だ?ゆるゆると後ろを振り向くと、そこには…
「………如月」
険しい表情を浮かべた、如月がいた。
「笑、そろそろ授業が始まるから戻れ。早くしないとまた先生に怒られるぞ」
口調はいつものような冷めたものだったが、表情は少し強張っている。…きっと、俺の事を気遣って、だ。“あの事”を知っている数少ない人物の一人の如月だからこその行動。この、嫌な空気の中から救い出そうとしている。
「おい、如月!俺はまだ日暮と話しているんだぞ!邪魔するなよ!」
だけど、そんな如月の優しさに素直に甘える事が出来ず、俺は口を尖らせて反論する。「なー、日暮!」と日暮の方を向いて同意を求めたが、あっさりとスルーされた。
すると如月は、いつものように眉間に皺を寄せると、俺の首に腕を回してそのまま歩き出した。そうなると自然的に俺の喉が如月の腕によって絞まるわけで。
「ぐえ、如月……入ってる、入ってる!」
腕を叩いてギブアップの合図をすると、如月はようやく離してくれた。げほっと何度か咳払いをする。うう…何かまだ喉の調子が……
「お、お前なぁ…如月ぃ…!今のは本気で苦しかったぞ!俺一瞬三途の川を渡ろうとしていたぞ!」
涙目で反論すると、先程までの険しい表情は何処へ行ったのか、如月は俺を呆れた表情で見つめて後頭部を掻いた。
「そんなので三途の川を渡りそうになるなら、ファミレスの制服のネクタイ結びに苦労していていつも首を絞める山田は毎回渡ろうとしているだろうね」
「ええっ!?何で知っているの!?」
突然自分の名前が出てきた事と、ファミレスでバイトをしている事と、密かに内緒にしていた事を暴露され、トリプルの驚きを味わった隣の山田は目をひん剥いて如月を見る。如月は山田を一瞬見てから、薄く笑った。
「……山田だからね、やりかねないな」
「おお!それは俺も同意するぞ!」
俺もうんうんと頷いた。「ひでぇ!」と言って今度は山田が涙目になった時。
「…何をやっているの」
俺達のコントのようなやりとりを傍観していた日暮が、しびれを切らしたように口を開いた。
「私の周りで騒がないでくれる?うるさくて読書もできない」
「……あ、ごめん」
日暮の威圧感のある声で、あまり慣れていない山田は気まずそうに謝る。
まあ仕方がない。何故なら慣れている俺でさえ謝りそうになったからだ。でも俺は悪くないと思っていなかったので、「ははは」と愛想笑いをかましておいた。……絶対零度の視線で睨まれた。あまりの視線の寒さに、俺は日暮から視線を逸らした。
逸らした先に、如月の姿があった。さすがの如月も日暮の迫力に気圧されているだろう。きっと山田のように、すぐに謝る………
「日暮」
クール眼鏡こと如月誠は、クイッと眼鏡を指先で上げて日暮を呼んだ。
あれ?如月さん?目が怖いんですけど。目が据わっていますよ?ものすごい正座をしていますよ!?
如月は怖気づく所か、日暮を同じくらいの冷たい視線で睨んでいた。
「……何」
負けじと日暮も持ち前の絶対零度の視線で睨み返す。二人の冷たすぎる視線のぶつかり合いに、教室の温度は急激に下がった。あれ?今の季節って初夏じゃ無かったっけ。何だかコートが欲しくなってきたよ?
二人の間に入れない俺と山田はおろおろとしながら日暮と如月の顔を交互に見ていた。
しばらくの睨みあいの後、始めに口を開いたのは……如月だった。
「いくら何でも笑に言い過ぎじゃないか。さすがの鈍感で空気が読めない笑も大木さながらの心がポッキリ折れると思うんだけど」
珍しく如月が俺の事を気遣ってくれる。……と思ったんだが、そうでもなかった。大木さながらって何だよ…俺の心はシャーペンの0.5ミリくらいの細さなんだよ!!お前のその言葉でもうすでにボキボキに砕かれているんだよ!!
「……私は本当の事を言っているだけだし、心が折れるのが嫌なら私に近付かなければいい。……まあ、鈍感で空気が読めていないのは同意するけど」
日暮がいつものようにつっけんどんに返す。……けど、最後のはいらなくね!?日暮そんな冗談を言うタイプじゃないよね!?え?本当の事だから言ったんだって?うるせぇぇぇ!てめぇは黙ってろ山田ぁぁぁぁ!!!
「痛っ!なんで突然殴るんだよ!?」
俺に殴られた頭頂部を押さえながら不服を述べる山田。やべ、山田に悪口を言われた妄想をしていたらつい殴ってしまった。俺はぺろりと舌を出してウインクをしながら後頭部を掻いた。
「ごめん、ついノリで!」
「何のノリだよ!つーか気持ち悪いから止めろ!!」
いつもならここで如月が「ごめん、山田。あんまりこいつに関わると馬鹿と鈍感と空気読めないのが移るよ」と毒舌を放ってくるのだが、今はひねくれ姫と対峙している為、完全にスルーされた。
「……笑に仲良くすると言ったんだろ?なら笑と仲良くするのは当たり前だ。そんな突き放すような事はするなよ」
「……すると言った。けど、読書の感想を教えてくれるっていう約束を破ると言うなら仲良くはできない」
………だ、駄目だ。俺の為に言ってくれるのはいいのだけど、俺はどうにもシリアスな雰囲気が苦手だ。争うのも嫌いだから、俺のせいで争われるのはすごく嫌だ。……こうなったら。
「そもそも君はさ」
「スト――――――ップ!!」
如月が毒舌を放とうとした時、俺は全力で叫んだ。
「「………何」」
二人の極寒の視線が俺に降り注ぐ。二重になると、その凄みも倍だ。……だが、俺の太陽さながらの温かくて優しい視線には構うまい!!
「君達!俺の為に戦うのはやめたまへ!!」
ビシッと指を突き付けてポーズを決める。前方から冷めた空気が押し寄せてきたが、後方の山田の温かい拍手があったので、俺の心が砕ける事はなかった。
「……別に笑の為に戦っているわけじゃないけど」
如月がぶっきらぼうにそう言う。
いやいやいや!お前さっき『笑を突き放すのは止めろ』みたいな事言っていたじゃん!思いっきり俺の為だろ!このツンデレ!!
「……如月君はともかく、私はあなたの為に戦った覚えは無い」
まあそうだよね!日暮には俺も同意するわ!だってそんな感じ全くなかったもんね!!…しかも何だかんだ如月の揚げ足を取っているし……ひねくれ姫……恐るべし。
「……はあ?何言っているんだよ……俺は」
「はいはいはい、分かったからもう終了―!」
反論しようとする如月の肩を持ってどうどう、と落ち着かせる。如月は少し不満げにしていたが、俺の手を払うと黙って自分の席へ戻っていった。
「……」
「……」
二人になり、気まずい空気が流れる。いや、感じているのは俺だけか。日暮はすでに読書に戻っていた。……よしっ!!
「日暮!!」
俺は声を張って日暮を呼んだ。
「……何」
返って来た返事は、いつものような感情の籠っていないもの。今度は視線も合わせてくれない。だけど、俺はめげずに宣言した。
「俺は日暮との約束を守る!!国語辞典の感想絶対聞かせてやるから待っていろよな!!」
俺は二カッと歯を見せると、日暮の返事も待たずに颯爽と自分の席へと戻っていった。
「……無謀な約束だね」
俺の宣言が聞こえたようで、前の席の如月が顔を向けずに独り言のように呟く。そんな独り言に、俺は「無謀でも一度した約束は守らないといけないんだよ!」と言い返してやった。
俺は、約束は絶対に破らない。……もう二度と、あんな思いはしたくないから………
「………」
俺の宣言を聞いて。日暮が驚いたように少しだけ目を見開いていたのは、去って行った俺が見られるはずもなかった―
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