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ひねくれ姫様
が優しくなってきた…!?
しおりを挟む「えへへー」
週の始まりの月曜日。また一週間が始まると大抵の人は憂鬱な気分だったりすると思うが、自分の席に座る俺の表情は緩みっぱなしだ。
理由は勿論日暮と仲良くなれた事だっ!!日暮は確かに、俺を友達だと言ってくれた。こんなに嬉しい事はない!俺の、日暮の笑顔を見るという夢の第一歩を踏み出したのだっ!
「…何朝から気持ち悪い笑顔浮かべているの?」
一人でにっこにこしていると、登校してきた如月が滅茶苦茶引いた顔で俺を見たいつもなら「何だと!?」と突っかかるのだが、機嫌が最高潮な俺は華麗にスルーする事が出来た。
「いやぁ、この前の土曜日日暮と出掛けたんだけどなぁ?」
「……ああ、そうだったっけ?」
「本当は知っいてる癖に!このツンデレさん!」
つん、と如月の額を指でつつき、ウインクする。
「うわぁ。本気で気持ち悪い」
如月は最強の引き顔を見せた。
だけど今の俺には通用しない!!俺はえっへんと胸を張った。
「えへへ、俺日暮に友達だって認めてもらえたんだぜ!!」
「…へぇ」
意外だったのか、如月は眼鏡の奥で僅かに目を見開いた。
「俺達友達だよなって言ったら日暮、何て言ったと思う?『もちろんよ!笑君と話しているのが私の人生の楽しみなの!!』って!!」
「嬉しさのあまり記憶が相当脚色されているみたいだけど、まぁ良かったね」
「だろぉー?」
もうずっとニヤニヤが止まらない。一昨日からずっと笑っているから、同居している祖母に「とうとう壊れたの?」と心配されたが、俺は全くの正常だ。むしろ良!!
俺の努力が報われようとしているんだ!今の気持ちは正に九合目に辿り着いた登山者だ。ああ、この幸せを誰かに分けてあげたい!
「そう。じゃあ四等分にして包装紙に包んでくれる?」
「げぇ!また俺の心を読みやがったなエスパーめ!!」
「だから、心の声漏れているんだよ」
「おはよー」
如月とふざけていると、隣の席の山田が登校してきた。山田の姿を見、動きを止める。短髪で少し癖のある髪。くりくりとした丸い目は小動物のようだ。童顔で、よく中学生に間違われる男―それが山田。
「な、何?」
嫌な予感しかしないようで、山田はやや引き気味だ。俺は人を引かせる天才なんだろうか。びびっている山田の肩をポンと叩き、俺は生暖かい笑顔を浮かべた。
「山田……きっとお前にもいいことアルカラ!」
「な、何だ突然!?何で語尾片言なんだよ!」
隣である日暮に名前を覚えられていないという事実を言えるわけがないだろう―俺は目頭を押さえた。
「…キニスルナ!!」
「はぁ!?」
「ダメだ!知ったら絶望を味わう事になるカラ!!ほら、着席着せーき!」
意味分かんねぇ!と叫ぶ山田を無理矢理座らせた。
「―その様子だと、許して貰えたようだね」
「はぇ、許す?」
如月の言っている意味か分からなくて、俺は顔を上げて首を傾げる。誰に許しを貰えたって?まさか山田ではないだろうし―
意味を悟っていないと気付いた如月は、面倒くさそうに顔をしかめた。
「ご飯を奢った理由は、怒鳴った事を許してもらう……じゃなかったっけ?」
「………」
「その様子だと、本来の目的を忘れて楽しんでいたようだね」
「うぐっ!」
図星をつかれ、俺は喉の奥で呻く。
確かに忘れていた。前日なんて、服を選ぶのに真剣だったし、ファミレスで日暮が普通に話してくれた事にルンルン気分で―本来の目的なんて、頭からぽーんと抜けていた。
ま、まさか日暮は喋っている中、『何こいつ私に謝るんじゃないの?最低最悪一生関わらないで』なんて思っていたのか……!?
「あ――っ俺とした事がやっちまったぁぁぁ!!!どうしよう如月ぃぃぃっ!!」
「知るか。まぁ、友達じゃないって否定されていないなら、日暮は許してくれたんじゃないか?」
頭を抱えて悶える俺に一度は毒を吐くものの、すぐにフォローする如月。毒舌だけど、優しい男だ。みんなは気付かないかもしれないけど、親友の俺はよく分かっていた。
如月のフォローに俺は安堵する。確かに否定しなかったし。俺は日暮に友達と認められたのだろう。
「…それにしても、一体どんな話をしたんだよ。きっと朝一番に日暮から『皆塚無理。二度と関わらないようにして』って言われるだろうなと思っていたから構えていたのに」
「え?別に普通の話していたぞ?山田の話とか、学校の噂とか」
「おい、普通の話に何で俺が入っているんだよっ!何を話した!」
『山田って誰?』
真顔でそう言った日暮は明らかに冗談を言っていなかった。その姿を思い出し、俺は憂いを帯びた表情を浮かべ、山田の肩に手を置いた。
「気にしない方が……良い時もあるんだぜ…?」
「何だそれ!?」
余計気になるだろう!と騒ぐ山田を如月がどうどう、と無表情で宥める。だが、山田は相当気になるようで「だってよぉ!」と食い下がらない。
「……」
如月はチラリと俺を見てから、山田の耳元に顔を寄せ、何かを囁いた。如月が何か耳打ちしたら、嘘のように静かになった。多分、また良からぬ事を吹き込んだのだろう。聞くのも恐ろしいから、俺は見なかった事にした。
とりあえず、話を逸らそう。
「そういえば三岳にも会ったんだよ。後輩二人連れてさー」
日暮と二人でご飯を食べている時にうちのクラスのマドンナがやってきたのを思い出した。三岳は俺の列の一番前の席だ。ここから友達と談笑している三岳の後頭部が見えた。
「……三岳が?」
如月が眉を潜める。
「おう!ま、地元だし知り合いに会うのは珍しくないけどな~」
「……ふぅん」
気の無い返事をすると、如月は何故か考え込んだ。
え、俺変な事言った?如月の行動に、不安になってしまう。
「おい、如月…?」
「……勘違いされてそうだな」
「え、何か言った?」
如月の言葉が聞き取れなくて聞き返すと、「何でもない」と首を振られた。
チャイムが鳴り、数分して担任教師がやってきた。担任教師は俺の天敵荒石である。ホームルームを始めると言ったと同時に、クラスメイト達はわらわらと自分の席に戻った。担任が話をしている中でも、俺はニヤニヤとしていた。
俺と日暮は友達なんだし、親しい感じで話し掛けていいんだよな?隣をチラリと見てみると、山田越しに日暮の横顔が見えた。いつも通りの無表情。でも、その表情に冷たさを感じないのは、俺の気のせいかな。
ボーッと日暮を見ていたら、突然俺の目の前に壁が立ちはだかった。
―いや、違う。このメタボな腹は壁じゃなく―
恐る恐る顔を上げると、物凄い笑顔の荒石と目が合った。笑っているのに恐ろしく感じたのは、パキパキと手を鳴らしているからだろう。
「なかなか、いい音が出ますね」
めちゃくちゃひきつった笑みで言うと、荒石は笑顔を返してくれた。
「そうかぁ?……こっちの方がいい音出るんじゃないかぁー?」
そう言うと、荒石は俺に拳骨をお見舞いした。荒石の言う通り、ゴンッといい音が教室に響いた。
「いってぇー!!」
「きちんと話を聞きやがれ!」
荒石は手をひらひらとさせながら教卓の方へ戻っていった。
完全に油断していた…!っていうか暴力反対だぜ先生!―まぁ、荒石は本気出していないから全然痛くないんだけど。
頭を擦りながら教卓の方を見ると、こちらを振り返っている三岳と目が合った。三岳はクスリと手を当てて微笑むと、さっと素早く前を向いてしまった。
ぐは、三岳に笑われちまったぜ。恥ずかしくなった俺は、視線をさ迷わせる。すると、今度は日暮と目が合った。
日暮は三岳のように笑ってくれなかったが、怪訝そうな表情で首を傾げた。どうして怒られていたの?と聞きたいのだろう。日暮に見とれていましたなんて絶対に言えない。俺は首を振ってニカリと笑って誤魔化した。すると日暮は顔をしかめてふいっと顔を逸らしてしまった。
あぁ…顔を逸らされた。けれど何故だろう。俺はすごく嬉しかったんだ。
前だったら、こっちを見向きもしなかったのに、今ではこちらを見、気にかけてくれるのだ。俺のやってきた事は、日暮の心の氷を溶かしていっているのかな。
―うん。絶対そうだ!
そう思うと、胸が暖かくなったような感覚を覚えた。
ホームルームが終わって荒石が教室を去ると、生徒は立ち上がり次の授業の準備を始めた。
次は理科だから移動授業だ。いつもなら如月と行くのだが……よし!
俺は教科書とノート、筆箱を持つと窓際の席へ向かった。
「日暮!一緒に行こうぜ!!」
そう、日暮と一緒に行く為だ。準備をしていた日暮はこちらに目を向けると、ふぅとため息を吐いた。
「……やだ」
「何で!?」
絶対了承を得られると思っていた俺は、即突っ込んでしまった。日暮は俺に目もくれず、しかめ面で移動教室の準備をする。
「移動教室は一人で行きたいの」
「え、でも友達だし、移動教室までの距離で会話するってのもいいもんだぜ?」
「……友達なら、私のこの気持ちを尊重してくれないかしら」
それを言われて、俺は何も言えなくなってしまった。そんな無様な俺を一瞥すると、日暮はさっさと一人で行ってしまった。
一人呆然とする俺。あれ、少し前まで会った温かい気持ちが何処かにいってしまったぞ?
そして日暮に一蹴された状態の俺を好むのは、大親友で。
「調子に乗ったな、笑」
如月は冷笑しながら俺の頭を筆箱で叩くと、教室を出て行ってしまった。
「……如月ぃぃぃぃ!!俺も一緒に行くから待ってぇぇぇ!!」
俺は雄叫びを上げながら如月を追いかけ、背後から飛び掛かった。
―あれ?俺の腕はばっちり如月の首に回っている。いつもなら華麗にかわすはずなのに、と俺は少し動揺した。
「…笑」
「え?何?」
振り返らないまま呼び掛けられ、俺は如月の後頭部を見ながら応じる。如月の足は止まっていた。
「お前は舞い上がると周りが見えなくなる。…たまには周りを見るべきだ。……厄介な事にならないように」
「は、はぁ?何それ……」
如月は俺の腕をほどいてようやくこちらを向いた。如月の表情はいつもと同じ澄まし顔だったが、少しだけ呆れの色が見られた。
「……たまには視野を広くしなさいって事。そうしないと……いつか日暮が痛い目を見る」
「な、何で日暮が痛い目を見るんだよ……?」
如月の言葉に、俺の胸がドクン、と嫌な音を立てた。
「……確証は無いけどね」
眼鏡の奥の瞳が、俺の背後を捉える。俺もつられて後ろを見たが、廊下は談笑する生徒や黙って歩くクラスメイトがいるだけで、いつもと何も変わらない。
何だよ、如月。お前、一体何を言いたいんだよ。如月はたまに変に含みを持たせる所がある。
その時は「自分で気付かないと駄目だ」と言って、結局明確な理由を教えてくれないんだ。如月は冷めた瞳で俺を見据えていたが―やがてフと微笑んだ。
「…まあ、今の笑なら大丈夫かな。この引っかかりが杞憂である事を祈るよ」
そう言うと、如月は歩き出してしまった。俺はその背中を追いかける事が出来ず、ただ立ち尽くしていた。
俺が、日暮に痛い目を合わさせるかもしれない?そんな事絶対させるかよ。俺は日暮の笑顔が見たいんだ。泣き顔なんて、見たくない。
視野を広くね。多分、日暮だけでなく、周りに気を配れって事なんだろう。それくらい、出来る。馬鹿にするなよ、如月!俺は誰も傷つけずに、日暮の笑顔を見てやるんだから!
そう決心する俺の背中に、鋭い視線を送っている奴がいるって事に気付かないのが、如月の言う、俺の視野の狭さだと思う。
もし、俺がここで気付いていたら、日暮は―泣かなくて済んだのに。
今日はめげずに日暮に話しかけまくった。あそこのファミレスのハンバーグは美味しいとか、パフェだったらいちご派だとか。
話は俺の一方的なものだったが、日暮は少し嫌そうな顔をしているものの、適当な相槌は打ってくれて、無視される事は無かった。
そして気付けば放課後になっており。俺は自分の席で笑いが止まらない顔を両手で押さえていた。
「ふふふふ!」
「笑気持ち悪い。他の人に迷惑だからサイレントモードになってくれるか」
心底面倒臭そうに言うのは勿論、前の席にいる如月である。
「何言っているんだよ如月ぃ!この俺の喜びが分からないのか!?親友だったら一緒に分かち合おうぜ!!」
「……はあ。きっとお前が静かになる時は地球が滅亡する時だな」
「バカだなぁ如月!地球が滅亡する前には俺の方がとっくにポックリ逝ってらぁ!」
「皮肉も伝わらないからな」
「お?何か言ったか如月!」
「…別に」
溜め息を吐きながら言った如月。俺に対して完全に呆れている状態だったが、ふと、眼鏡の奥の視線が横に流れた。
「お?どうした如月?」
「……日暮、もういないのか」
如月の視線の先は、日暮の席だった。日暮は帰ってしまったようで、綺麗に椅子がしまわれた状態だ。
「あれ?おかしいな。今日は俺と一緒に帰るはずだから先に帰っていないはず……」
「間違っていなくはないな。日暮が笑と帰る事を約束するはずない」
「んだとぅっ!?お前は本当に一言余計に言っちゃう奴だな!」
懲らしめてやろうと如月の肩に腕を回そうとしたが、いつものようにあっさりと避けられてしまう。そのままバランスを崩してスッ転んだ俺など目をくれず、如月は考え込む。
「考え過ぎか」
「へ?何が?」
山田の机上にあったカバンも道連れにして倒れた俺は起き上がりながらきょとんとする。山田が悲痛な叫び声を上げたが気にしない!落ちたカバンはきちんと山田に渡したけど。
「……何でもない。帰るぞ、笑」
「おい!はっきりと答えてくれよ!!」
俺は結局はっきりした事を教えてくれなかった如月の背中を追った。
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