10 / 88
第一章 乙女ゲームに転生した転性者は純潔を守るためバッドエンドを目指す
10.百合エンドルート!?
しおりを挟む
国王即位記念日の当日。
アンジェリカは、両親に連れられて王宮に参上した。
ちょうど、時を同じくして王宮に到着したデボラ・シルバー侯爵令嬢と対面した。
アンジェリカ
「デボラ様! デボラ様もいらっしゃったのですね!」
デボラ
「あら、貴女もいらしたの?」
アンジェリカ
「はい! デボラ様にお会い出来て嬉しいです!」
デボラ
「そう...」
アンジェリカが恭しくお辞儀をすると、デボラの顔が見る見る赤くなった。
あ! やっぱりデボラ様は俺の事が好きなんだ! デボラ様の好感度が高かったから、今日のイベントが発生したんだな! やったぁ~!
デボラ
「貴女...どうしてそんなにサイズの合わないドレスを着ていらっしゃるの? ブカブカじゃない!」
アンジェリカ
「ダイエットしたのです! そうしたら、いつものドレスに少し余裕が出来てしまいまして!」
デボラ
「いつも同じドレスを着ていらっしゃるの!? そういえば、前回お会いした時も同じドレスだった気が...。貴女、今日がなんの日か分からずにいらしゃった訳ではないですわよね?」
アンジェリカ
「陛下の即位記念ですよね?」
デボラ
「そうよ! 国王陛下に謁見出来る特別な日なのよ!? いらっしゃる方は、皆様、大変、高貴な方ばかりなの!」
アンジェリカ
「も、もちろん存じておりますよ! でも、パーティードレスはこれしか持っていないのです!」
デボラ
「よく見たら、アクセサリーは全部宝石じゃなくてビーズじゃない! なんて事...頭が痛くなってきたわ...」
アンジェリカ
「だ、大丈夫ですか!? すぐに医務室に!」
デボラ
「違ぁ~う! 誰の所為でこうなっていると思っているのよ!」
アンジェリカ
「え? 誰の所為なのですか?」
デボラは頭を抱えて、大きく溜息をついた。
あれ? 俺の所為? でも、俺がみすぼらしくてもデボラ様は困らないよな...あ、好きな人(俺)が貧しい事を知って心を痛められたのか! 何てお優しいんだ!
デボラ
「とにかく! そのままではダメよ! これを貸してあげるから羽織っていなさい! いいわね!」
デボラは自分の羽織っていた総レースのシルクショールをアンジェリカにかけてくれた。
何コレめっちゃ良い匂い!
アンジェリカ
「有難うございます!」
やっぱり! やっぱり、そうなのか! うぉ~~~!!! まさかの百合エンドルート来たぁ~~!!! 神様有難ぉ~!!!
アンジェリカは、両親に連れられて王宮に参上した。
ちょうど、時を同じくして王宮に到着したデボラ・シルバー侯爵令嬢と対面した。
アンジェリカ
「デボラ様! デボラ様もいらっしゃったのですね!」
デボラ
「あら、貴女もいらしたの?」
アンジェリカ
「はい! デボラ様にお会い出来て嬉しいです!」
デボラ
「そう...」
アンジェリカが恭しくお辞儀をすると、デボラの顔が見る見る赤くなった。
あ! やっぱりデボラ様は俺の事が好きなんだ! デボラ様の好感度が高かったから、今日のイベントが発生したんだな! やったぁ~!
デボラ
「貴女...どうしてそんなにサイズの合わないドレスを着ていらっしゃるの? ブカブカじゃない!」
アンジェリカ
「ダイエットしたのです! そうしたら、いつものドレスに少し余裕が出来てしまいまして!」
デボラ
「いつも同じドレスを着ていらっしゃるの!? そういえば、前回お会いした時も同じドレスだった気が...。貴女、今日がなんの日か分からずにいらしゃった訳ではないですわよね?」
アンジェリカ
「陛下の即位記念ですよね?」
デボラ
「そうよ! 国王陛下に謁見出来る特別な日なのよ!? いらっしゃる方は、皆様、大変、高貴な方ばかりなの!」
アンジェリカ
「も、もちろん存じておりますよ! でも、パーティードレスはこれしか持っていないのです!」
デボラ
「よく見たら、アクセサリーは全部宝石じゃなくてビーズじゃない! なんて事...頭が痛くなってきたわ...」
アンジェリカ
「だ、大丈夫ですか!? すぐに医務室に!」
デボラ
「違ぁ~う! 誰の所為でこうなっていると思っているのよ!」
アンジェリカ
「え? 誰の所為なのですか?」
デボラは頭を抱えて、大きく溜息をついた。
あれ? 俺の所為? でも、俺がみすぼらしくてもデボラ様は困らないよな...あ、好きな人(俺)が貧しい事を知って心を痛められたのか! 何てお優しいんだ!
デボラ
「とにかく! そのままではダメよ! これを貸してあげるから羽織っていなさい! いいわね!」
デボラは自分の羽織っていた総レースのシルクショールをアンジェリカにかけてくれた。
何コレめっちゃ良い匂い!
アンジェリカ
「有難うございます!」
やっぱり! やっぱり、そうなのか! うぉ~~~!!! まさかの百合エンドルート来たぁ~~!!! 神様有難ぉ~!!!
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とある侯爵家で出会った令嬢は、まるで前世のとあるホラー映画に出てくる貞◯のような風貌だった。
髪で顔を全て隠し、ゆらりと立つ姿は…
悲鳴を上げないと、逆に失礼では?というほどのホラーっぷり。
そしてこの髪の奥のお顔は…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴットハンドで世界を変えますよ?
**********************
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
転生侍女シリーズ第二弾です。
短編全4話で、投稿予約済みです。
よろしくお願いします。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
痩せすぎ貧乳令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とあるお屋敷へ呼ばれて行くと、そこには細い細い風に飛ばされそうなお嬢様がいた。
お嬢様の悩みは…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴッドハンドで世界を変えますよ?
**********************
転生侍女シリーズ第三弾。
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
『醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~
こひな
恋愛
市川みのり 31歳。
成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。
彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。
貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。
※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
【完結】転生したら悪役令嬢だった腐女子、推し課金金策してたら無双でざまぁで愛されキャラ?いえいえ私は見守りたいだけですわ
鏑木 うりこ
恋愛
毒親から逃げ出してブラック企業で働いていた私の箱推し乙女ゲーム「トランプる!」超重課金兵だった私はどうやらその世界に転生してしまったらしい。
圧倒的ご褒美かつ感謝なのだが、如何せん推しに課金するお金がない!推しがいるのに課金が出来ないなんてトラ畜(トランプる重課金者の総称)として失格も良い所だわ!
なりふり構わず、我が道を邁進していると……おや?キング達の様子が?……おや?クイーン達も??
「クラブ・クイーン」マリエル・クラブの廃オタク課金生活が始まったのですわ。
*ハイパーご都合主義&ネット用語、オタ用語が飛び交う大変に頭の悪い作品となっております。
*ご照覧いただけたら幸いです。
*深く考えないでいただけるともっと幸いです。
*作者阿呆やな~楽しいだけで書いとるやろ、しょーがねーなーと思っていただけるともっと幸いです。
*あと、なんだろう……怒らないでね……(*‘ω‘ *)えへへ……。
マリエルが腐女子ですが、腐女子っぽい発言はあまりしないようにしています。BLは起こりません(笑)
2022年1月2日から公開して3月16日で本編が終了致しました。長い間たくさん見ていただいて本当にありがとうございました(*‘ω‘ *)
恋愛大賞は35位と健闘させて頂きました!応援、感想、お気に入りなどたくさんありがとうございました!
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
【完結】ヒロインに転生しましたが、モブのイケオジが好きなので、悪役令嬢の婚約破棄を回避させたつもりが、やっぱり婚約破棄されている。
樹結理(きゆり)
恋愛
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる