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第二章 ワタクシが妊娠!? ...子供の父親は誰なのです!?
15.誤解の浮気現場
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デボラは門から御者が出て来るのを待っていた。
あの男! ワタクシの手紙を燃やしたのに、まだ、一言も謝っていないわ! 絶対に謝らせてやる!
それに、あの御者も結婚式に同行していた。最後に何か、情報を引き出せるかもしれない。
まだかしら?
グレー卿なんて光の速さで出て行ったというのに、遅過ぎるわ! あの男! いつもワタクシをイライラさせる!
チビでガリガリで、卑屈で、慇懃無礼な態度で、いつもワタクシを下に見て馬鹿にしている嫌な男なのよ!
ハッ! 来た!
デボラ
「ちょっとアンタ!」
ピーター
「あ、これはこれはお嬢様。お見送りに来て下さったのですか?」
デボラ
「そんなわけないでしょ!」
ピーター
「はは...そうですよね。では、これで」
デボラ
「待ちなさい!」
ピーター
「何でしょう? まだ、何か?」
デボラ
「アンタ、ワタクシに何か言い忘れた事があるんじゃないの?」
御免なさいとか! もう2度としませんとか!
元御者の男はデボラを見つめた。一瞬、何かを言おうとしたが、言葉を飲み込んで溜息をついた。
ほらね! こんな風にいっつもワタクシを馬鹿にして!
デボラ
「何よ!? 言いたい事があるなら言いなさいよ!」
元御者の男は天を仰いだ。
1秒、2秒、3秒...長い!
空に何かあるのかしら?
デボラも上を見上げる。
ピーター
「ずっとお慕い申し上げておりました」
デボラ
「は?」
ピーターは踵を返し駆け出した。
デボラ
「ちょ...!」
ふざけんじゃないわよ! こっちは身重なのよ! 走って逃げるとはどういう事!? 追いかけられないじゃない! っていうか、お慕い申し上げておりましたってどういう事!?
ドンッ!
追い付けないとデボラが思ったその時、ピーターが何かにぶつかって盛大に転んだ。
ブレイデン
「大丈夫ですか?」
そこには、ホワイト子爵ことブレイデン・B・ホワイトの姿があった。
デボラ
「その男を捕まえて!」
ブレイデン
「ひったくりですか?」
ブレイデンが慣れた手つきでピーターの腕を捻り上げ、取り押さえた。
ピーター
「痛い痛い! 違いますよ! 冤罪です!」
デボラ
「似たようなものよ!」
ピーター
「違います!」
ブレイデン
「タイミングよく居合わせる事が出来て良かった! これから、ホワイト領に帰る所でして、最後にご挨拶をと思っていたのです!」
デボラ
「まぁ、ご丁寧に有難うございます!」
ブレイデン
「いえいえ、先日は大変楽しいひと時を過ごさせて頂きましたから」
デボラ
「そんなにお気遣い頂かなくても大丈夫ですわ! ワタクシ達の仲ですし」
ニッコリと笑顔で2人は目線を合わせた。
うっ...ぐすっ...
その時、植木の間から、嗚咽のような泣き声が聞こえて来た。
デボラはブレイデンと目線を合わせてから。再び植木の方へと視線を戻す。
この声、何処かで聞いた事がある?
ブレイデン
「アンジェリカ!?」
名前を呼ばれ、植木の陰からアンジェリカが顔を出した。真っ赤な顔で涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっている。
ブレイデン
「どうされたのです!? どうしてこちらへ?」
アンジェリカ
「浮気してるって本当だったぁ! うえぇ~!」
ブレイデン
「浮気? 誰が?」
アンジェリカ
「デボラ様がぁ~! びぇ~!」
デボラ
「は!?」
ブレイデン
「え!? デボラ様が!?」
デボラ
「ワタクシが誰と浮気してるって言うのよ!? 変な言い掛かりはよして!」
アンジェリカ
「ブレイデン君とぉ! ヒック...ぶぇええ!」
ブレイデン
「私と!? デボラ様が!?」
アンジェリカ
「愛じてるのはぁ~...俺だけだって言っだのにぃ! クッソ仮面夫! イゲメン勇者野郎ぉ! 俺の純潔を返ぜぇ~~!!!」
アンジェリカの盛大な喚き声に、道行く人が集まって来る。
シルバー公爵家は王家の親戚であることから、王国の首都に屋敷を構えている。少し郊外にあるものの、人通りはそれなりにあるのだ。
「どうしたんだ!?」
「浮気ですって!」
「え!? あれは勇者様(ブレイデン)じゃない?」
「公女様と勇者様が!?」
騒然となる人々に、公爵家の衛兵達も集まって来る。
デボラ
「バカアンジェリカ! 勘違いしてんじゃないわよ! 大声で何言ってくれちゃってるの!?」
ブレイデン
「そうですよ! 誤解です! 私は浮気なんてしておりません!」
アンジェリカ
「うぐっ...そ、そうなの? でもピンク夫人は浮気夫に、浮気してるかどうか聞いても本当の事を教えてくれないって言ってた! 浮気現場を押さえろって!」
ブレイデン
「ピンク夫人には名誉毀損の損害賠償と慰謝料を請求しておきます。さあ、帰りましょうアンジェリカ」
アンジェリカ
「いやだ! 帰らない!」
ブレイデン
「何故ですか!?」
アンジェリカ
「見つめ合ってニッコリしてた! 浮気だ!」
アンジェリカの声が再び空に響き渡った所に、ブラウン卿が駆けて来た。
ブラウン卿
「ホワイト子爵! まさか、お前がお嬢様を妊娠させた相手だったとは! 殺してやる! 衛兵! 囲め!」
ブラウン卿の掛け声で公爵家の衛兵達は一斉にブレイデンを(ピーターも)取り囲み、剣を抜いた。
_____________
作者:狸田真より
まぁ、アンジェリカが出て来るとこうなっちゃうよね。シリアスが一気にコメディに!
あの男! ワタクシの手紙を燃やしたのに、まだ、一言も謝っていないわ! 絶対に謝らせてやる!
それに、あの御者も結婚式に同行していた。最後に何か、情報を引き出せるかもしれない。
まだかしら?
グレー卿なんて光の速さで出て行ったというのに、遅過ぎるわ! あの男! いつもワタクシをイライラさせる!
チビでガリガリで、卑屈で、慇懃無礼な態度で、いつもワタクシを下に見て馬鹿にしている嫌な男なのよ!
ハッ! 来た!
デボラ
「ちょっとアンタ!」
ピーター
「あ、これはこれはお嬢様。お見送りに来て下さったのですか?」
デボラ
「そんなわけないでしょ!」
ピーター
「はは...そうですよね。では、これで」
デボラ
「待ちなさい!」
ピーター
「何でしょう? まだ、何か?」
デボラ
「アンタ、ワタクシに何か言い忘れた事があるんじゃないの?」
御免なさいとか! もう2度としませんとか!
元御者の男はデボラを見つめた。一瞬、何かを言おうとしたが、言葉を飲み込んで溜息をついた。
ほらね! こんな風にいっつもワタクシを馬鹿にして!
デボラ
「何よ!? 言いたい事があるなら言いなさいよ!」
元御者の男は天を仰いだ。
1秒、2秒、3秒...長い!
空に何かあるのかしら?
デボラも上を見上げる。
ピーター
「ずっとお慕い申し上げておりました」
デボラ
「は?」
ピーターは踵を返し駆け出した。
デボラ
「ちょ...!」
ふざけんじゃないわよ! こっちは身重なのよ! 走って逃げるとはどういう事!? 追いかけられないじゃない! っていうか、お慕い申し上げておりましたってどういう事!?
ドンッ!
追い付けないとデボラが思ったその時、ピーターが何かにぶつかって盛大に転んだ。
ブレイデン
「大丈夫ですか?」
そこには、ホワイト子爵ことブレイデン・B・ホワイトの姿があった。
デボラ
「その男を捕まえて!」
ブレイデン
「ひったくりですか?」
ブレイデンが慣れた手つきでピーターの腕を捻り上げ、取り押さえた。
ピーター
「痛い痛い! 違いますよ! 冤罪です!」
デボラ
「似たようなものよ!」
ピーター
「違います!」
ブレイデン
「タイミングよく居合わせる事が出来て良かった! これから、ホワイト領に帰る所でして、最後にご挨拶をと思っていたのです!」
デボラ
「まぁ、ご丁寧に有難うございます!」
ブレイデン
「いえいえ、先日は大変楽しいひと時を過ごさせて頂きましたから」
デボラ
「そんなにお気遣い頂かなくても大丈夫ですわ! ワタクシ達の仲ですし」
ニッコリと笑顔で2人は目線を合わせた。
うっ...ぐすっ...
その時、植木の間から、嗚咽のような泣き声が聞こえて来た。
デボラはブレイデンと目線を合わせてから。再び植木の方へと視線を戻す。
この声、何処かで聞いた事がある?
ブレイデン
「アンジェリカ!?」
名前を呼ばれ、植木の陰からアンジェリカが顔を出した。真っ赤な顔で涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっている。
ブレイデン
「どうされたのです!? どうしてこちらへ?」
アンジェリカ
「浮気してるって本当だったぁ! うえぇ~!」
ブレイデン
「浮気? 誰が?」
アンジェリカ
「デボラ様がぁ~! びぇ~!」
デボラ
「は!?」
ブレイデン
「え!? デボラ様が!?」
デボラ
「ワタクシが誰と浮気してるって言うのよ!? 変な言い掛かりはよして!」
アンジェリカ
「ブレイデン君とぉ! ヒック...ぶぇええ!」
ブレイデン
「私と!? デボラ様が!?」
アンジェリカ
「愛じてるのはぁ~...俺だけだって言っだのにぃ! クッソ仮面夫! イゲメン勇者野郎ぉ! 俺の純潔を返ぜぇ~~!!!」
アンジェリカの盛大な喚き声に、道行く人が集まって来る。
シルバー公爵家は王家の親戚であることから、王国の首都に屋敷を構えている。少し郊外にあるものの、人通りはそれなりにあるのだ。
「どうしたんだ!?」
「浮気ですって!」
「え!? あれは勇者様(ブレイデン)じゃない?」
「公女様と勇者様が!?」
騒然となる人々に、公爵家の衛兵達も集まって来る。
デボラ
「バカアンジェリカ! 勘違いしてんじゃないわよ! 大声で何言ってくれちゃってるの!?」
ブレイデン
「そうですよ! 誤解です! 私は浮気なんてしておりません!」
アンジェリカ
「うぐっ...そ、そうなの? でもピンク夫人は浮気夫に、浮気してるかどうか聞いても本当の事を教えてくれないって言ってた! 浮気現場を押さえろって!」
ブレイデン
「ピンク夫人には名誉毀損の損害賠償と慰謝料を請求しておきます。さあ、帰りましょうアンジェリカ」
アンジェリカ
「いやだ! 帰らない!」
ブレイデン
「何故ですか!?」
アンジェリカ
「見つめ合ってニッコリしてた! 浮気だ!」
アンジェリカの声が再び空に響き渡った所に、ブラウン卿が駆けて来た。
ブラウン卿
「ホワイト子爵! まさか、お前がお嬢様を妊娠させた相手だったとは! 殺してやる! 衛兵! 囲め!」
ブラウン卿の掛け声で公爵家の衛兵達は一斉にブレイデンを(ピーターも)取り囲み、剣を抜いた。
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