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学園都市編 青年期 一章 学園
あれから2年18歳 学園都市へ行こう!
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「———ハアアァァ!!」
「———えっ!キャア‥‥‥!」
「そこまでっ!二人ともよくやった。今日はもう終わりにしよう」
「ハァハァ‥‥流石はファシーノ様。全然届きそうにないわ」
「ハァハァ‥‥いいえエルディートさん。貴方もとてもお強くなられました」
———息を淫らに切らしながら、互いに健闘しあう二人の美しい女性
そんな二人は珍しくも月下香総本部地下闘技場で決闘をしていた。審査員はこの俺だが、無論勝者はファシーノ。エルディートとの決闘、それはそれは見ものだった。
なぜ二人が決闘を急に始めたのかわからないがあまり追求はしないでおこうか
「———あら、あまりに熱が入りすぎて時間を忘れてしまいました。ファシーノ様そろそろ準備の方を‥‥それとシャワーをご一緒しても?」
「ええ、会議前に汗を綺麗に流しましょうか。ふふ」
そう言うと二人は闘技場を背にそのまま出口の方へと行ってしまった
それと月一の会議があるのをすっかり忘れていた。今日はたまたま本部に顔を出していて良かった‥‥また怒られるところだった
「‥‥‥俺も準備するか」
俺は闘技場を出ると玉座の間へと真っ直ぐ歩いていった
それとよくよく考えると準備なんてしなくても良い事に気づいたが、早めに移動して悪い事ではないので一足先にお邪魔しようと考える
———歩くこと数分、例のどでかい扉の前に辿り着いた。どうせ誰もいないと思い自分で開けようと扉に触れた瞬間、何やら扉が勝手に開き始めたぞ‥‥‥
「いや‥‥‥いたのかよ」
ゆっくりと扉が奥に開いていき、扉の間から見える紅道の左右には配下が大勢跪いていた。どこかで見た光景だが、今回はあちら側ではない。以前、俺は侵入者に間違えられて何故かこの”間”に来てはファシーノ達に跪いていた‥‥
なんだか懐かしい
昔の思い出に浸ってしまったが、その前につい心の声が漏れてしまう‥‥‥
(どう考えても君達早すぎるだろ!俺が一番だと思ったのになんたる忠誠心‥‥感激してしまうじゃないか!)
そんなことを思いながら虚の玉座へと繋がる紅道を一人で歩く俺。また歩きながら色々と頭の中で一人考えてしまう————
この組織も随分と大きく拡大した。例の戦いから2年が経つが更に人員も増加した。個々のレベルも非常に高くなり、優秀な人材が増えることは喜ばしい事だ
しかし、あれからバラトロの尻尾が掴めない。どこに姿を消し、また何を企んでいるのかさっぱりだ。俺があの魔獣を倒した事によるあいつらのダメージは大きいはず。厄災なんかを蘇らし返り討ちにあったバラトロは少し息を潜めると予想はしたがここまで情報がないとすると、また何か仕掛けてくる事は確実。その前にあらゆる対策や想定をしなければな‥‥‥
「———さっきの闘技場での戦闘見たかよ。ファシーノ様とエルディート様の決闘。全てが美しすぎて俺倒れそうになったぞ」
「ああ、お二人ともお美しかった。ああ~あのお二方の直属の部下になりたい」
「何を言っているんだっ!俺はヴィーナス様一筋だ!」
「いいや俺はヴァルネラ様だ!」 「はああ?! デリカート様一択だろ?!」
「ああ?」 「なんだぁ?」 「やるかぁ?」
また、思考を巡らせながら歩いていると左右からは色々な声が聞き取れる
ヒソヒソと話をしているようだが、俺の聴覚を侮るなかれ。配下の男性諸君は五華のメンバーで誰が良いかを話しているようだが‥‥‥
あれ、俺は含まれていないな
男に好かれるのは専門外だが、ここまで彼女らの評判が良いとあれ、俺っている?ってなってしまう。これが悲しい現実なのかもしれない‥‥‥
「———男ってどこまでも馬鹿ね。そんな夢紛いな事あなた達に起こるわけないじゃない」
「ほんとよ。あのお方達、五華の直属なんて私たちでは足手纏いだわ。身の程を知りなさい」
女性陣の冷たく棘のような言葉が男性陣の心にクリティカルヒットし、男vs女の口論が勃発していた
「ああ!何だと?!もしかしたらもしかするかもしれねーじゃねーか!男に生まれた以上、夢を追うのが本望よ!」
「は~。あなた達は新入りの男なのかしら?だったらその夢を直ぐに諦めるべきね。何故なら最初期のメンバーである大幹部五華のお方々は、私達含め配下総勢の統括者でもあり、ある“お方”の直属の部下なのだから‥‥‥」
「ええ、男では入る隙間さえないでしょう。お可哀想な事ね。そんな私も数年前までは五華のお方々が至高の支配者だと勘違いしていたのだけれども—————って!あ、あのお方はっ‥‥‥‥!」
「————ネ、ネロ様!?まだ五華の方々が来ていないと言うのに何故こんなにもお早く‥‥!」
「きゅ、急においでになられるなんて私まだ心の準備が‥‥‥‥」
あれこれしているうちにどうやら歩いてくる俺に気づいたようだ。目を大きく見開き甘い吐息を吐く女性達。そんな女性達を男性達は「お前も言えねーだろ」と言うような目で睨んでいた
そして新入りと思われる男性陣「こんなガキがトップだと?!」と言うような目で睨んでくるのをやめてもらいたいな。
また血で床が濡れてしまう‥‥…かもしれない
「———おや、主。珍しく随分と早いな。小娘達の決闘は終わったようだが‥‥」
そんな時良いタイミングでヴァルネラが現れてくれた。こんなに良いタイミングだとずっと俺のことを視ていただろうな。
と、視線を男性陣に移すと信じられないといった表情をしていた
何とも良い気分なのだろう!
「「あ、主ですと?ヴァルネラ様の主はこの者なのですか!?」」
「———口を慎め男共。お前達は見たところ新入りのようだが‥‥次はないぞ」
—————ビクッ
ヴァルネラの威圧に男性陣達は一同に体を跳ねらせ、額から汗が落ちてゆく。背筋は凍り、心臓を鷲掴みにされた感覚だろうな
「主も毎回顔を出せばこのようなことは無くなると言うのに‥‥全く世話が焼ける」
「ありがとうヴァルネラ。まあ、助けてくれる仲間がいるから気にしない。それよりそろそろみんなが来るだろう。歩くか」
配下達の呼吸が荒々しくなると威圧を解除し直ぐに平静に戻るヴァルネラは微笑を浮かべ、やれやれと言った仕草をとり俺の後ろをついてきた
それから数分後、全員が揃う
「あら、随分と早いのね。その様子だと真っ直ぐにきたってとこかしら? まあ早くきてくれた方がありがたいわ」
「————それでは月下香総会議を始めます」
そう言うとファシーノはキリッとした表情になり会議を開始した
◊◊◊
———聞く報告によればやはりバラトロの尻尾が掴めず、現在も隠密しているようだ。そのほかの報告ではエルディートの大商会が新たに新店舗を設ける事。そしてその新店舗が学園都市に出店するという新たな報告。
ん?学園都市? 何それ? と言うことでファシーノに説明を求めよう
「全くなぜ知らないのかしら‥‥学園都市とはその名の通り学園の都市よ。全種族が一つに集い学び、競い合い、優秀な人材を育成する最高峰の機関。その名も“テオドーラ魔法剣士学園。10年以上前から五種族で可決され、丁度3年前に創設されたわ。勿論それまで各国に在籍していた学生達は一つに纏められたってとこね。また年齢18から入学する事が可能であり、入学するためには厳しい試験に合格が必須よ。簡単に説明したけど理解した?」
———なるほど、そのような学園ができていたとは知らなかった。三年前に創設ということは13歳で旅立った俺は知るわけもなかったか‥‥全種族が一つにと言うことはあいつらも来るのだろうな。
「ああ、多少はな。で、その最高峰の学園とやらに入学するつもりか?」
「———ふふふ、その通りよ。そしてその学園都市があるのは“湖の上よ」
「———はい?」
「———えっ!キャア‥‥‥!」
「そこまでっ!二人ともよくやった。今日はもう終わりにしよう」
「ハァハァ‥‥流石はファシーノ様。全然届きそうにないわ」
「ハァハァ‥‥いいえエルディートさん。貴方もとてもお強くなられました」
———息を淫らに切らしながら、互いに健闘しあう二人の美しい女性
そんな二人は珍しくも月下香総本部地下闘技場で決闘をしていた。審査員はこの俺だが、無論勝者はファシーノ。エルディートとの決闘、それはそれは見ものだった。
なぜ二人が決闘を急に始めたのかわからないがあまり追求はしないでおこうか
「———あら、あまりに熱が入りすぎて時間を忘れてしまいました。ファシーノ様そろそろ準備の方を‥‥それとシャワーをご一緒しても?」
「ええ、会議前に汗を綺麗に流しましょうか。ふふ」
そう言うと二人は闘技場を背にそのまま出口の方へと行ってしまった
それと月一の会議があるのをすっかり忘れていた。今日はたまたま本部に顔を出していて良かった‥‥また怒られるところだった
「‥‥‥俺も準備するか」
俺は闘技場を出ると玉座の間へと真っ直ぐ歩いていった
それとよくよく考えると準備なんてしなくても良い事に気づいたが、早めに移動して悪い事ではないので一足先にお邪魔しようと考える
———歩くこと数分、例のどでかい扉の前に辿り着いた。どうせ誰もいないと思い自分で開けようと扉に触れた瞬間、何やら扉が勝手に開き始めたぞ‥‥‥
「いや‥‥‥いたのかよ」
ゆっくりと扉が奥に開いていき、扉の間から見える紅道の左右には配下が大勢跪いていた。どこかで見た光景だが、今回はあちら側ではない。以前、俺は侵入者に間違えられて何故かこの”間”に来てはファシーノ達に跪いていた‥‥
なんだか懐かしい
昔の思い出に浸ってしまったが、その前につい心の声が漏れてしまう‥‥‥
(どう考えても君達早すぎるだろ!俺が一番だと思ったのになんたる忠誠心‥‥感激してしまうじゃないか!)
そんなことを思いながら虚の玉座へと繋がる紅道を一人で歩く俺。また歩きながら色々と頭の中で一人考えてしまう————
この組織も随分と大きく拡大した。例の戦いから2年が経つが更に人員も増加した。個々のレベルも非常に高くなり、優秀な人材が増えることは喜ばしい事だ
しかし、あれからバラトロの尻尾が掴めない。どこに姿を消し、また何を企んでいるのかさっぱりだ。俺があの魔獣を倒した事によるあいつらのダメージは大きいはず。厄災なんかを蘇らし返り討ちにあったバラトロは少し息を潜めると予想はしたがここまで情報がないとすると、また何か仕掛けてくる事は確実。その前にあらゆる対策や想定をしなければな‥‥‥
「———さっきの闘技場での戦闘見たかよ。ファシーノ様とエルディート様の決闘。全てが美しすぎて俺倒れそうになったぞ」
「ああ、お二人ともお美しかった。ああ~あのお二方の直属の部下になりたい」
「何を言っているんだっ!俺はヴィーナス様一筋だ!」
「いいや俺はヴァルネラ様だ!」 「はああ?! デリカート様一択だろ?!」
「ああ?」 「なんだぁ?」 「やるかぁ?」
また、思考を巡らせながら歩いていると左右からは色々な声が聞き取れる
ヒソヒソと話をしているようだが、俺の聴覚を侮るなかれ。配下の男性諸君は五華のメンバーで誰が良いかを話しているようだが‥‥‥
あれ、俺は含まれていないな
男に好かれるのは専門外だが、ここまで彼女らの評判が良いとあれ、俺っている?ってなってしまう。これが悲しい現実なのかもしれない‥‥‥
「———男ってどこまでも馬鹿ね。そんな夢紛いな事あなた達に起こるわけないじゃない」
「ほんとよ。あのお方達、五華の直属なんて私たちでは足手纏いだわ。身の程を知りなさい」
女性陣の冷たく棘のような言葉が男性陣の心にクリティカルヒットし、男vs女の口論が勃発していた
「ああ!何だと?!もしかしたらもしかするかもしれねーじゃねーか!男に生まれた以上、夢を追うのが本望よ!」
「は~。あなた達は新入りの男なのかしら?だったらその夢を直ぐに諦めるべきね。何故なら最初期のメンバーである大幹部五華のお方々は、私達含め配下総勢の統括者でもあり、ある“お方”の直属の部下なのだから‥‥‥」
「ええ、男では入る隙間さえないでしょう。お可哀想な事ね。そんな私も数年前までは五華のお方々が至高の支配者だと勘違いしていたのだけれども—————って!あ、あのお方はっ‥‥‥‥!」
「————ネ、ネロ様!?まだ五華の方々が来ていないと言うのに何故こんなにもお早く‥‥!」
「きゅ、急においでになられるなんて私まだ心の準備が‥‥‥‥」
あれこれしているうちにどうやら歩いてくる俺に気づいたようだ。目を大きく見開き甘い吐息を吐く女性達。そんな女性達を男性達は「お前も言えねーだろ」と言うような目で睨んでいた
そして新入りと思われる男性陣「こんなガキがトップだと?!」と言うような目で睨んでくるのをやめてもらいたいな。
また血で床が濡れてしまう‥‥…かもしれない
「———おや、主。珍しく随分と早いな。小娘達の決闘は終わったようだが‥‥」
そんな時良いタイミングでヴァルネラが現れてくれた。こんなに良いタイミングだとずっと俺のことを視ていただろうな。
と、視線を男性陣に移すと信じられないといった表情をしていた
何とも良い気分なのだろう!
「「あ、主ですと?ヴァルネラ様の主はこの者なのですか!?」」
「———口を慎め男共。お前達は見たところ新入りのようだが‥‥次はないぞ」
—————ビクッ
ヴァルネラの威圧に男性陣達は一同に体を跳ねらせ、額から汗が落ちてゆく。背筋は凍り、心臓を鷲掴みにされた感覚だろうな
「主も毎回顔を出せばこのようなことは無くなると言うのに‥‥全く世話が焼ける」
「ありがとうヴァルネラ。まあ、助けてくれる仲間がいるから気にしない。それよりそろそろみんなが来るだろう。歩くか」
配下達の呼吸が荒々しくなると威圧を解除し直ぐに平静に戻るヴァルネラは微笑を浮かべ、やれやれと言った仕草をとり俺の後ろをついてきた
それから数分後、全員が揃う
「あら、随分と早いのね。その様子だと真っ直ぐにきたってとこかしら? まあ早くきてくれた方がありがたいわ」
「————それでは月下香総会議を始めます」
そう言うとファシーノはキリッとした表情になり会議を開始した
◊◊◊
———聞く報告によればやはりバラトロの尻尾が掴めず、現在も隠密しているようだ。そのほかの報告ではエルディートの大商会が新たに新店舗を設ける事。そしてその新店舗が学園都市に出店するという新たな報告。
ん?学園都市? 何それ? と言うことでファシーノに説明を求めよう
「全くなぜ知らないのかしら‥‥学園都市とはその名の通り学園の都市よ。全種族が一つに集い学び、競い合い、優秀な人材を育成する最高峰の機関。その名も“テオドーラ魔法剣士学園。10年以上前から五種族で可決され、丁度3年前に創設されたわ。勿論それまで各国に在籍していた学生達は一つに纏められたってとこね。また年齢18から入学する事が可能であり、入学するためには厳しい試験に合格が必須よ。簡単に説明したけど理解した?」
———なるほど、そのような学園ができていたとは知らなかった。三年前に創設ということは13歳で旅立った俺は知るわけもなかったか‥‥全種族が一つにと言うことはあいつらも来るのだろうな。
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