Lara

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準備に整備に大忙し~!!

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「環境委員会では道具と植物たちの種の購入を―――――」

これも放送委員会と同じように道具を壊されたのかな。最初の頃に何度か壊されてその後はしっかりと仕舞っていたんだけど、今回はうっかり忘れてしまって壊されてしまったらしい。例の親衛隊長によると、振り回したりして遊んでいたらしい。ガキかな?

「保健委員会では手洗い期間を作り―――――――――」

冬にかけてインフルエンザが流行ると共に、冷水で手を洗うのを疎むようになるから、らしい。

この保険委員長、会長と委員長がブリザード撒き散らしている時にもぐうぐうと寝ていたとなかなかに図太いやつである。

「星光祭実行委員会では―――――――――」

予算に注意事項等の取り決め。年々お坊ちゃんたちの実家からの寄付金の具合によって変わるため、毎年こうして報告される。

「何かそれぞれ言いたいことはあるか?ないのならこれにて定例会議を終了とする」

ああ、疲れた…………手を組んでぐっと上に伸ばす。見かけたチャラ男が話しかけてきた。

「つっつん、お疲れ~」
「まったくだよ~わざわざこんな忙しい時に時間を無駄にするような行動は止めてほしいんだけどねぇ~」

ねぇ~の部分でまた口遊びを始めた会長たちに目を向ける、あ、目を逸らすんじゃねぇよ。オラ、こっち見ろよ。

「あ、あはは~そういえばさ~生徒会は出し物どうするの~?」
「ん~?まだ決まってないよぉ~ね~かいちょ~う」
「あ、ああ」
「風紀は無いもんねぇ?出し物、代わりに見回りがあるだろうけど~」
「そ~だね~何も考えなくて結構いいよ~途中で食べ物も食べれるしぃ」
「お前はもっと真面目にやれ」
「やぁ~だよ」
「ッハァ…………」

委員長とチャラ男の会話で諫めて委員長が頭を痛そうに抑えるまでがワンセット。恒例の流れとなっている。こいつは、いったい、何をやっているんだ。

「それじゃあ~帰ろっかぁ☆」
「そう、だな…………仕事が…」
「アーアーアーアーアーキコエナーイ、シゴトナンテ、シゴトナンテ…………」
「ハァ…………アレ、どこかに送れないだろうか…………」

アレ、とは多分毬藻のことだろう。風紀の仕事の四割を増やしてるって話を聞いたことがある。

会議室を出てついでに風紀のところに生徒会案件の書類を取りに行き、解散した。仕事増えた…………

その、帰り道。生徒会室に向かう道すがら。

「なあ、椿…………」
「…………なんだ?」

辺りを見回して人がいないのを確認すると口調を戻す。足が止まった会長に振り向いた。会長はじっと感情の読めない赤い瞳で俺を見つめていて…口を噤んだ。視線を切り、窓の外を眺めた。いったい何が見えているのか、ここからだと見えない。

「…………いや、なんでもない」
「―――そっか、ならいいけど」

俺は何故か知らないが、えもいわれぬ不安に襲われた。
それがどうしようもなく、惨めに思えて俺は会長に背を向けて歩く。

数瞬した後、もう一つの足音が廊下に響いた。

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