煌劉と煌劉を統べる者

ハーマ

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双子

嵐と翼

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嵐視点

嵐「翼……煙草を吸いながらパソコン弄るなって何度言えば気が済むんだ」

翼「安心しろ俺が作った電子タバコだ人は勿論機会にも害はない」

嵐「そういう問題じゃねぇ」

嵐  煌劉の新しい首領として迎え入れられてからもう3年……翼も組織には馴染んだが未だに後ろ姿は3年前と変わらず寂しげのまま

食堂で電子タバコを吸いながらパソコンを弄る翼の背中は3年前雅一と彪雅を1度に失った時の寂しさが残り今尚癒えていない事を物語る

凪鑿「……見分けがつかねぇ……」

嵐、翼「何で!?」

劉夜「息ピッタリだな……悪いんだが俺も見分けがつかない」

嵐、翼「だから何で!?」

嵐  3年も一緒にいるのに分からないってどういう事!?

煌琥「右利きが嵐、左利きが翼だ  それとパソコンを弄る時に黒い眼鏡をするのが翼で眼鏡をしないのが嵐」

劉夜「さすが兄弟  見分けつくんだ?」

煌琥「残念ながらそれしか分からん」

嵐、翼「それでも貴方は俺らの兄貴ですか……」

終始息ピッタリの嵐と翼が項垂れて凪鑿が笑う

翼「……嵐  そこの刀取ってくれ」

嵐「これ?」

不意にパソコンを弄ることを止めた翼は近くに置いてあった刀を嵐に取ってもらい鞘から刃を出す

翼は黒い刀に美しく輝く紅い模様の彫られている刀を少し触って斬れ味を確認して直ぐに鞘に戻して嵐に同じ場所に戻させて再びパソコンを弄る

嵐  あの刀……越前家初代当主が持っていた物……

知識として翼の確認した刀が越前家初代当主が持っていた物と判断した嵐は翼が何故その刀を持っているのかは知っている

嵐「BiancoCorvo」

翼『Blanco sobre despues de que sea en el trabajo(仕事中だ  後にしろ)』

敢えて伏せて言ったが半ば殺気混じりのイタリア語で言われた嵐は「ごめん」と言って翼の隣に座りパソコンを開いた

因みにイタリア語が理解できるのは翼と嵐、白鴉のみ

他の者は仕事やら何やらでいなくなり嵐と翼がパソコンのキーボードを叩く音が静かに響く

翼『Tempesta ...... ala era poco cambiato da tre anni prima che fosse perduta in una sola volta il PyoHyuga e Masaiti e ampio soggiorno(嵐……翼は彪雅と雅一そして大騎をいっぺんに亡くした3年前から少し変わってしまった)
Smettere di usare che le lacrime per eliminare alcuni dei sentimenti si sente piu il dolore(涙を流す事を辞め感情の一部を無くし痛みを感じなくなった)
...... Come bambola costruita anche se il grave infortunio anche strappato in attesa di iniziare a muoversi il destino di marcia senza che scorre nemmeno sudore non pu?? sentire il dolore(内蔵が破れても大怪我をしても痛みを感じず汗も流さず運命の歯車が動き出すのを待っている人形のように……)』

いつの間に白鴉に変わったのか白鴉は綴った……「翼は変わった」と……

嵐「Voglio anche cambiare in una volta non ho perso anche tre preziosi umano(大切な人をいっぺんに3人も亡くしたんじゃ変わりたくもなる)」

嵐  とは言ったものの自らの手で殺めていないけれど2人は自分の前で死んで1人は死に際に間に合わなかったとなると相当心には来るのは確か

翼『Molto doloroso quando si sta guardando, ma ora le ali in presenza di un solo anima a me non puo essere anche quello, perche non ce il corpo(私には身体がないからどうする事も出来ない  魂だけの存在ではあるが今の翼を見ているととても辛い)』

翼は越前家初代当主の生まれ変わりだが魂だけの状態である以上考え方は別にしても翼を見ているととても辛い

劉夜「翼、嵐」

翼、嵐「ん?」

劉夜「翼と嵐2人指名の依頼が入った」

劉夜は恐らく白鴉と嵐の会話を聞いていたがイタリア語は理解のできない劉夜は「聞いてはならない内容」として受け入れたのか話の事は聞かずに2人に仕事内容を知らせる

『Hana de floraison rouge a Beni Hana et Akatsuki du monde qui fleurit dans la nuit au clair de lune(月夜に咲く紅の華と赤月の世に咲く紅の華)』

誰かが言った言葉……月夜に咲く紅の華は嵐赤月の世に咲く紅の華は翼……

紅く美しい汚れに染まる2つ華……

血塗られし歴史を創りし双子の兄弟

兄弟の存在は後に世界に何を及ぼすのか……
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