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月夜に咲く紅の華
紅き華と黒き誓い
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嵐視点
嵐「劉夜 翼は?」
劉夜「仕事に出てるかまだ寝てるんじゃないか?」
嵐 今は午前7時……いつもなら起きてる時間だけど……
普段翼は睡眠そのものを取らない習性があり偶に寝る時は丸1日寝るか仕事で心身共に疲れて眠っているのかのどちらか
だが3年前から翼は自室で寝る事が多くなり基本午前6時55分に眠り7時前後には起きていて長くても5分しか眠っていない
嵐「翼……7時だぞ」
翼「ん……?……7時か……
悪いんだが今日は寝かせてくれ……」
嵐「構わないけど大丈夫か?昨日特に何も無かったんなら調子悪い?と言うか何回も言うがシャツを着ろシャツを」
翼「単に疲れてるだけだ……肌と擦れて痛むんだよ」
翼は寝る時必ずシャツを着ない金と銀の入り交じる長い髪をつい先日切った為背中や腰に今尚生々しく残る傷跡が翼の生きてきた道を記す
本当に眠いのか弱々しい声でそう言った翼の顔は枕で見えないので何とも言えず嵐は「分かった」と言って食堂に戻ったが何か引っかかる
煌琥「翼は……いないって事は今翼は今日1日寝るのか?」
嵐「「単に疲れてるだけだ」と言っていましたがなにか引っかかるんですよね……」
流輝星「疲れてるだけではないと?」
嵐「そういう事」
食堂に戻ると朝食を食べていた煌琥に聞かれ返答を返しつつ疑問を述べた
凪鑿「んー……昨日翼は仕事こそあったが翼のレベルなら全部疲れる程の物じゃないな……」
Espoir Crimson『……Le destin ...... vie ...... fin ...... ...... debut engrenage(運命……命……始まり……歯車……)「運命の歯車が廻りし時命の終わりと命の始まりが訪れる」……昔白鴉が言っていた言葉よ』
突然何処からともなく声が聞こえその声が聞こえた者は身構えるが何も無い
Espoir Crimson『全く……我の存在を認識しておいて分からぬとは軟弱になったものよ』
再び声が聞こえ突然彪雅が大切に持っていたあまり使われていない刀が擬人化し驚きのあまり食堂にいた者が全員フリーズする
Espoir Crimson『……いくら人口知能の我でも我慢のできる領域とそうでない領域がある
彪雅も彪雅でなぜ我に託すのか……』
流輝星「楓……様……?」
赤く短い髪に紫色の目の高身長で癖のある喋り方……その姿を流輝星は知っていた……否長年探していたのだ
Espoir Crimson『久しいな流輝星 元気にしておったか?』
そう言うと流輝星は「楓」と呼ばれた人物に跪く
流輝星「前世貴方様に命を救われてから今の今までずっと貴方様を探しておりました……
我等風城家専属盟友兼直属部下波城家一同貴方様のお帰り心より喜び申し上げます!!」
部下「…………」
波城家の者は全員が楓に跪いていた……跪く事はどの組織どの家系であっても忠誠の証……
Espoir Crimson『変わらずの律儀さよの 面を上げい流輝星
今我は「風城 楓」ではなく「Espoir Crimson」彪雅に与えられた名前
人工知能である我にとっても彪雅にとっても主らは大切な家族 託された物は責任持ってこなす事我がルール
前世の記憶があるのは煌琥と流輝星、流輝星の部下のみか?』
嵐 何の話なのかが分からない……
煌琥と流輝星と流輝星の部下は「覚えている」がそれ以外は状況そのものの理解が不可能……
煌琥「多分な 翼は今日1日寝るだそうだ」
Espoir Crimson『正直翼がいた方が助かったのだがな……』
煌琥「手っ取り早いやり方をすれば?」
Espoir Crimson『手荒故にあまりやりたくはないのだが……致し方ない』
そう言ってEspoir Crimsonは能力で似合いすぎると言ってもいい全身黒い服装に染まり片手を出す
すると嵐の中でとても高い音が響くのと同時に全ての「記憶」が戻ってくる
Espoir Crimson『思い出したか?』
凪鑿「今ので思い出さなかったら俺らはどんだけ白状者なんだよ……」
嵐「転生した先が翼の双子の弟ってのも凄いけどね」
嵐 そうだよ……俺元々翠琴さんの部下……
白鴉『そうするしか方法がなかったんだ』
Espoir Crimson『白鴉……全員の記憶が戻ったから魂だけの状態で我らと会えるようになったようだな』
嵐 似てる……髪色と喋り方が違うだけで双子みたい……
白鴉『……お前が死んだと聞いた時本当に気が動転した
頭が真っ白になって自分で自分斬ったりして意識が正常に戻った時には身体中包帯だらけで寝込んでてその時の記憶があまり無い』
Espoir Crimson『本当に済まなかった……あの時は流輝星達の事で頭が一杯でお前の事を考える余地がなかった』
「楓」と深い関わりがあるであろう白鴉の言葉にEspoir Crimsonは正直に答えて白鴉は無言で擬人化しているEspoir Crimsonに抱き寄った……生きている事を確認するかのように……優しく けれど強く……
Espoir Crimson『昔と変わらず白鴉の身体は暖かいな……』
白鴉『お前が冷たすぎるんだよ』
嵐 俺等邪魔だよな?この空間に
完全に世界に入っているEspoir Crimsonと白鴉に気を遣った嵐達は特に用もないが離れに向かい自室に寝転がる
嵐「El juramento Negro……(黒き誓い……)
Y tirar su propia vida para hacer una historia sangrienta Shi cuando el destino de la marcha Shi alrededor(運命の歯車が廻りし時 血塗られし歴史を創り 自らの命を棄てる)」
転生する前……交わした黒き誓い……「血塗られし歴史を創り歩んだ時自らの命を自ら棄てる」と言う物……
嵐「……どうやったら血塗られた歴史を造らないで行けるんだろう……」
今はもういないが未来予知能力を持つ仲間に嵐はそう予言されていた……
嵐「稀麗……」
稀麗……前世での嵐の義父であり嵐が護る事の出来なかった人……
稀麗『真っ直ぐ前を見ろ嵐 お前には沢山の仲間がいる
……俺は自らの手で全てを壊し生きてきた、だけどお前にはそれをして欲しくないんだ 俺とお前の圧倒的差は仲間を信じているか否か……俺は信じきる事が出来ずに自ら築いた物を自ら壊したから今1人で戦い1人で孤独に生きている
だがな嵐、お前は違うだろ?仲間を信じ共に生き同じ痛みを分け合う事の出来る奴が沢山いる 俺から言える事はただ一つだ
仲間を生命の尽きるその最後まで信用出来る者を信用し生きろ』
嵐 その言葉が稀麗から直接聞いた最後の言葉だった……元々「長くはない」と言っていたとは言えまさか最後の最後まで俺を案じて「全敵勢力を全滅させた」と稀麗の仲間の玲音(れおん)から聞いた時は流石に驚いたっけ……
玲音『嵐』
何となく稀麗の事を思い出しているとイヤホンから長年音信不通だった玲音から通信が入る
嵐「随分と音信不通だったのに普通今更連絡入れるか?」
玲音『すまない……稀麗との契約で連絡を取れなかった』
嵐「「稀麗との約束」……か……で?どうした?」
玲音は嘘はつけないつかないのを知ってる嵐は玲音が何かしらの用で連絡を入れたのだとわかり続きを促す
玲音『嵐達のテリトリー内の学園に俺の仲間が一般で入ったんだがイマイチルールとかが複雑で分からないらしくてな……』
嵐「ちょっと待て 玲音の仲間の平均年齢一体いくつだ?」
嵐 学園に「一般で」入学ができるのならかなり若い年齢だよな!?
玲音『俺の仲間の平均年齢は17.8だ』
嵐「お前一体いくつだ!?」
玲音『19』
嵐「はあああああああああ!!??」
思わず叫んだ嵐の声は離れ全体に響き渡り何事かと部下の数名と和服に着替えた凪鑿と劉夜がやって来る
凪鑿「何かあったのか?」
嵐「いやすまん 何でもない」
劉夜「何でもないなら叫ぶな……お前ら散れ」
何も無いことが分かった劉夜達はぞろぞろと離れに用意されている自室に向かう
嵐「お前が19なら稀麗は一体あの見た目でいくつだったんだよ?」
玲音『俺の2つ上の21』
嵐「…………」
もはや何も言えなくなった嵐は溜息を漏らす
嵐 あの戦闘技術と武器の使用量、スタイル、体に残る傷痕を見て21だったなんて普通思わねぇよ……
嵐は1度だけ稀麗の身体を治療した事があり身体中に残る生々しい傷跡を見ている
嵐 傷跡の量は恐らく翼の方が勝るが稀麗は翼以上に様々な技術を持っていたし……
嵐「…………」
深く考えると頭が痛くなる
複雑に稀麗と翼が絡み合っていてあまり深入りすると確実に厄介な事になるのは目に見えているので嵐は考えるのを辞め玲音に「後でルールとかのやつは送る」と答え通信を切った
嵐「複雑過ぎるよ……」
1人そんな事を嵐が呟いた事を知るものは誰もいない
嵐「劉夜 翼は?」
劉夜「仕事に出てるかまだ寝てるんじゃないか?」
嵐 今は午前7時……いつもなら起きてる時間だけど……
普段翼は睡眠そのものを取らない習性があり偶に寝る時は丸1日寝るか仕事で心身共に疲れて眠っているのかのどちらか
だが3年前から翼は自室で寝る事が多くなり基本午前6時55分に眠り7時前後には起きていて長くても5分しか眠っていない
嵐「翼……7時だぞ」
翼「ん……?……7時か……
悪いんだが今日は寝かせてくれ……」
嵐「構わないけど大丈夫か?昨日特に何も無かったんなら調子悪い?と言うか何回も言うがシャツを着ろシャツを」
翼「単に疲れてるだけだ……肌と擦れて痛むんだよ」
翼は寝る時必ずシャツを着ない金と銀の入り交じる長い髪をつい先日切った為背中や腰に今尚生々しく残る傷跡が翼の生きてきた道を記す
本当に眠いのか弱々しい声でそう言った翼の顔は枕で見えないので何とも言えず嵐は「分かった」と言って食堂に戻ったが何か引っかかる
煌琥「翼は……いないって事は今翼は今日1日寝るのか?」
嵐「「単に疲れてるだけだ」と言っていましたがなにか引っかかるんですよね……」
流輝星「疲れてるだけではないと?」
嵐「そういう事」
食堂に戻ると朝食を食べていた煌琥に聞かれ返答を返しつつ疑問を述べた
凪鑿「んー……昨日翼は仕事こそあったが翼のレベルなら全部疲れる程の物じゃないな……」
Espoir Crimson『……Le destin ...... vie ...... fin ...... ...... debut engrenage(運命……命……始まり……歯車……)「運命の歯車が廻りし時命の終わりと命の始まりが訪れる」……昔白鴉が言っていた言葉よ』
突然何処からともなく声が聞こえその声が聞こえた者は身構えるが何も無い
Espoir Crimson『全く……我の存在を認識しておいて分からぬとは軟弱になったものよ』
再び声が聞こえ突然彪雅が大切に持っていたあまり使われていない刀が擬人化し驚きのあまり食堂にいた者が全員フリーズする
Espoir Crimson『……いくら人口知能の我でも我慢のできる領域とそうでない領域がある
彪雅も彪雅でなぜ我に託すのか……』
流輝星「楓……様……?」
赤く短い髪に紫色の目の高身長で癖のある喋り方……その姿を流輝星は知っていた……否長年探していたのだ
Espoir Crimson『久しいな流輝星 元気にしておったか?』
そう言うと流輝星は「楓」と呼ばれた人物に跪く
流輝星「前世貴方様に命を救われてから今の今までずっと貴方様を探しておりました……
我等風城家専属盟友兼直属部下波城家一同貴方様のお帰り心より喜び申し上げます!!」
部下「…………」
波城家の者は全員が楓に跪いていた……跪く事はどの組織どの家系であっても忠誠の証……
Espoir Crimson『変わらずの律儀さよの 面を上げい流輝星
今我は「風城 楓」ではなく「Espoir Crimson」彪雅に与えられた名前
人工知能である我にとっても彪雅にとっても主らは大切な家族 託された物は責任持ってこなす事我がルール
前世の記憶があるのは煌琥と流輝星、流輝星の部下のみか?』
嵐 何の話なのかが分からない……
煌琥と流輝星と流輝星の部下は「覚えている」がそれ以外は状況そのものの理解が不可能……
煌琥「多分な 翼は今日1日寝るだそうだ」
Espoir Crimson『正直翼がいた方が助かったのだがな……』
煌琥「手っ取り早いやり方をすれば?」
Espoir Crimson『手荒故にあまりやりたくはないのだが……致し方ない』
そう言ってEspoir Crimsonは能力で似合いすぎると言ってもいい全身黒い服装に染まり片手を出す
すると嵐の中でとても高い音が響くのと同時に全ての「記憶」が戻ってくる
Espoir Crimson『思い出したか?』
凪鑿「今ので思い出さなかったら俺らはどんだけ白状者なんだよ……」
嵐「転生した先が翼の双子の弟ってのも凄いけどね」
嵐 そうだよ……俺元々翠琴さんの部下……
白鴉『そうするしか方法がなかったんだ』
Espoir Crimson『白鴉……全員の記憶が戻ったから魂だけの状態で我らと会えるようになったようだな』
嵐 似てる……髪色と喋り方が違うだけで双子みたい……
白鴉『……お前が死んだと聞いた時本当に気が動転した
頭が真っ白になって自分で自分斬ったりして意識が正常に戻った時には身体中包帯だらけで寝込んでてその時の記憶があまり無い』
Espoir Crimson『本当に済まなかった……あの時は流輝星達の事で頭が一杯でお前の事を考える余地がなかった』
「楓」と深い関わりがあるであろう白鴉の言葉にEspoir Crimsonは正直に答えて白鴉は無言で擬人化しているEspoir Crimsonに抱き寄った……生きている事を確認するかのように……優しく けれど強く……
Espoir Crimson『昔と変わらず白鴉の身体は暖かいな……』
白鴉『お前が冷たすぎるんだよ』
嵐 俺等邪魔だよな?この空間に
完全に世界に入っているEspoir Crimsonと白鴉に気を遣った嵐達は特に用もないが離れに向かい自室に寝転がる
嵐「El juramento Negro……(黒き誓い……)
Y tirar su propia vida para hacer una historia sangrienta Shi cuando el destino de la marcha Shi alrededor(運命の歯車が廻りし時 血塗られし歴史を創り 自らの命を棄てる)」
転生する前……交わした黒き誓い……「血塗られし歴史を創り歩んだ時自らの命を自ら棄てる」と言う物……
嵐「……どうやったら血塗られた歴史を造らないで行けるんだろう……」
今はもういないが未来予知能力を持つ仲間に嵐はそう予言されていた……
嵐「稀麗……」
稀麗……前世での嵐の義父であり嵐が護る事の出来なかった人……
稀麗『真っ直ぐ前を見ろ嵐 お前には沢山の仲間がいる
……俺は自らの手で全てを壊し生きてきた、だけどお前にはそれをして欲しくないんだ 俺とお前の圧倒的差は仲間を信じているか否か……俺は信じきる事が出来ずに自ら築いた物を自ら壊したから今1人で戦い1人で孤独に生きている
だがな嵐、お前は違うだろ?仲間を信じ共に生き同じ痛みを分け合う事の出来る奴が沢山いる 俺から言える事はただ一つだ
仲間を生命の尽きるその最後まで信用出来る者を信用し生きろ』
嵐 その言葉が稀麗から直接聞いた最後の言葉だった……元々「長くはない」と言っていたとは言えまさか最後の最後まで俺を案じて「全敵勢力を全滅させた」と稀麗の仲間の玲音(れおん)から聞いた時は流石に驚いたっけ……
玲音『嵐』
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嵐「随分と音信不通だったのに普通今更連絡入れるか?」
玲音『すまない……稀麗との契約で連絡を取れなかった』
嵐「「稀麗との約束」……か……で?どうした?」
玲音は嘘はつけないつかないのを知ってる嵐は玲音が何かしらの用で連絡を入れたのだとわかり続きを促す
玲音『嵐達のテリトリー内の学園に俺の仲間が一般で入ったんだがイマイチルールとかが複雑で分からないらしくてな……』
嵐「ちょっと待て 玲音の仲間の平均年齢一体いくつだ?」
嵐 学園に「一般で」入学ができるのならかなり若い年齢だよな!?
玲音『俺の仲間の平均年齢は17.8だ』
嵐「お前一体いくつだ!?」
玲音『19』
嵐「はあああああああああ!!??」
思わず叫んだ嵐の声は離れ全体に響き渡り何事かと部下の数名と和服に着替えた凪鑿と劉夜がやって来る
凪鑿「何かあったのか?」
嵐「いやすまん 何でもない」
劉夜「何でもないなら叫ぶな……お前ら散れ」
何も無いことが分かった劉夜達はぞろぞろと離れに用意されている自室に向かう
嵐「お前が19なら稀麗は一体あの見た目でいくつだったんだよ?」
玲音『俺の2つ上の21』
嵐「…………」
もはや何も言えなくなった嵐は溜息を漏らす
嵐 あの戦闘技術と武器の使用量、スタイル、体に残る傷痕を見て21だったなんて普通思わねぇよ……
嵐は1度だけ稀麗の身体を治療した事があり身体中に残る生々しい傷跡を見ている
嵐 傷跡の量は恐らく翼の方が勝るが稀麗は翼以上に様々な技術を持っていたし……
嵐「…………」
深く考えると頭が痛くなる
複雑に稀麗と翼が絡み合っていてあまり深入りすると確実に厄介な事になるのは目に見えているので嵐は考えるのを辞め玲音に「後でルールとかのやつは送る」と答え通信を切った
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