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美しい華
強く儚い物
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彪雅視点
彪雅「白蘭 少しいいか?」
白蘭『どうした?』
彪雅「聞きたい事がある」
彪雅 そう言って白蘭を擬人化させファミレスに来たのは5分ほど前……
白蘭『それで 何用か?』
彪雅「白蘭お前元々人間だろ 白蘭だけじゃない大地や駿もそうだ」
白蘭『……いつからそれを?』
白蘭は「元々人間だろ」と言う彪雅の言葉に否定はしなかった否定をしない代わりに「いつからそれを知っていたのか」を問う
彪雅「初めて翼の家に行った時からずっと
俺も「獣人化」と呼ばれる日に日に獣人と化す力を持っているからかわかるんだ獣人を選んだ者か獣になる事を選んだ者かが」
白蘭『成程……通りで最初会った時親近感が湧いたわけだ……
……確かに我々翼に拾われ育てられた者は全員が元々人間で翼の側で生きる事を選んだ その中で私は翼の双子の実の弟で翼はショックから私や他の者の事を覚えていない
翼は私達の事を覚えていないのにも関わらず獣と化し小さい子供になっていた我々を拾い育て家族として迎え入れてくれた
不老不死の力も持っているから翼と共に居れる事が何よりも幸福
そして翼の家に居る者は全員が翼の目の前で死んだ それ故に翼の記憶に障害が起き我々の事を思い出すどころか記憶そのものがなくなっているから思い出そうにも不可能
……翼に会って記憶が無くなっていたと言うのは正直ショックを受けたものだ……大方予想はついていたのだが……』
彪雅「俺もお前の気持ちはわかるよ 翼の前で死んで少しして転生し仕事で翼と話した事があるんだが翼に記憶が無かった……泣きそうになったねあれは」
彪雅と白蘭が真面目な話をしている時横を翼が通った 思わず彪雅は飲んでいたコーヒーに噎せたがそれに気がついた翼が店に入り「連れが先に来ている」と言って彪雅の隣に座り彪雅の背中を摩る
翼「大丈夫か?」
彪雅「ゲホゲホ……ああ 翼お前なんでここに?」
翼「珍しく彪雅と白蘭が家にいなかったからどうしたのかと思って探しに来た 白蘭お前なんで笑ってるんだ?」
白蘭『申し訳ない』
彪雅 話の的になっていた本人が来てびっくりしたのと自然と俺の隣に座ったってのもあるんだろうな……
翼「彪雅 俺この後仕事が入ってるんだが」
彪雅「もうちょいここにいろよ 俺もお前と行ってもいいか?」
翼「大丈夫だ 2人の方が早く終わる
……おい彪雅刀弄んな」
彪雅「あー……まぁ気にすんな」
癖で自分の身近の武器等を弄ってしまう癖を持つ彪雅は取り敢えずコーヒーを飲み終え白蘭と翼と共に外に出る
白蘭『私は家に帰るが彪雅殿と翼は仕事だろう?気をつけてな』
彪雅「ああ」
翼「お前も気をつけろよ白蘭」
そう言って翼は彪雅と共に歩いて仕事場へ向かい白蘭は家に帰る
彪雅「豹咲 お前今回はしくじるなよ?」
豹咲『わかっている そちらに数名援護として部下を送る 後は後に』
彪雅「ああ」
仕事の依頼は豹咲の物と言う事で彪雅は豹咲に連絡し仲間の合流を待つ
彪雅「仁」
仁「ご無沙汰しています彪雅さん
申し訳ないリーダーは体調が優れず代わりに自分が」
彪雅「仲間を亡くしたんだそれ相応に応えるだろ
翼 依頼内容は?」
翼「とある組織の壊滅並びに筆頭を生け捕りし情報を引き出せだそうだ」
彪雅 ふむ……翼は接近戦を得意として仁達は遠距離戦を得意とするなら仁達をスナイパーにして俺と翼は接近戦で応戦するか
彪雅「仁達はスナイパーをやってくれ 俺と翼が接近戦で応戦する」
仁「月希様には「彪雅の命令を聞け」と言われております故我々一同は彪雅さんの命令をお聞きします」
彪雅 豹咲も豹咲だが何故俺に全権を委ねる?
何となくそう思いながら彪雅は的確に指示を出し敵の本陣に乗り込み戦闘をスタートさせるが何かおかしい
翼「敵が弱すぎないか?武器を使わなくとも倒れる程のレベルなら俺らじゃなくても良かったんじゃねぇか?」
彪雅「確かにな……」
敵をほぼ殲滅した頃彪雅は嫌な予感がし仲間のひとりである「凪鑿 軟揮(なぎのみ ぜんき)」に連絡を入れる
凪鑿『どうした?』
凪鑿は彪雅の仲間の1人で情報に長け様々なやり方で戦闘スタイルなどを研究し仲間にそれを伝え適応ができる
更には戦闘もかなり強く癖があり彪雅でも解読は出来ない
彪雅「豹咲の奴城にいるか?」
凪鑿『いや居ないが……』
彪雅「……直ちに戦闘チーム数名と特殊チームの数名を派遣して豹咲を捕らえろ それと劉夜の安否の確認をしてくれ」
凪鑿『裏切りか……分った直ちに向かわせる』
彪雅 子供騙しにしてはかなり舐め腐っているな
豹咲の裏切りが発覚したと言う事は仁もその可能性が高い為直ちに能力の千里眼で仁達を見るがそこに仁達はいない
???「彪雅様!!!」
彪雅「流輝星(るきあ)伏せろ!!」
不意に何処からともなくスナイパーの銃声が聞こえ彪雅が流輝星とその仲間を伏せさせ翼を抱きしめる形で倒れたが彪雅の首筋に鋭い銃弾が当たり呼吸ができない変わりに多量の出血
流輝星「彪雅様!!!!!!」
彪雅「…………」
翼「馬鹿彪雅の身体を動かすな!!
お前らの城に案内しろさっきの通話を聞いてすぐ来れたならここから近い場所だろ?」
興味がないように見せながらも翼は彪雅と彪雅の仲間の話を聞いていた
流輝星「分かりました 緊急事態発生彪雅様と彪雅様の伴侶を緊急に城へ運びます止血はこちらで行いますが間に合うかどうかはわかりません……ええ……分かりました
名前は翼様ですよね?今から城に向かいますが止血をお頼み申しても宜しいか?」
翼「できるところまでしか出来ないがやれるだけやる」
そう言って既に失神している彪雅の首からの出血を器用に止血しながら抱き抱え彪雅の仲間のいる城へ向かい流輝星が城の前で「緊急事態発生彪雅様が首に負傷した」と言うと門番はすぐさま門を開け翼と彪雅を通し恐らく食堂である場所で翼が負傷している彪雅の首の出血を能力を使って止める
Espoir Crimson『このままだと拉致があかぬ
手を貸せ流輝星貴様もそれ相応の能力を持っているだろう』
流輝星「楓様!?どうしてあなたがここに!?」
Espoir Crimson『今は「楓」では無い ずべこべ言わず手伝え
彪雅を殺す気か!?』
Espoir Crimsonが流輝星に言いながら3人で止血をし止血が完了した時には翼は能力を使い切り意識が朦朧とし立ち上がった瞬間に意識が途切れEspoir Crimsonに抱きとめられた
~数日後~
彪雅「…………」
数日後に目が覚めた彪雅は自身の首に包帯が巻かれ声が出ないことに気がつく
翼「彪雅 良かった目が覚めたんだな
目が覚めればすぐに怪我は治ると思うから今は声が出なくともすぐ出るようになる」
彪雅 そう言えば俺銃声が聞こえて流輝星達を伏せさせてから煌を抱きしめる形で護ったら首に銃弾が当たったんだっけ?
首の感覚的に弾は摘出されてるよな?
そう思いながら翼を見ると何故かワイシャツで長袖のシャツをまくり上げている
Espoir Crimson『もうそろそろ声が出てくると思うぞ彪雅 それと少し話がある故ここで話しても宜しいか』
彪雅「……あ」
まだ完全には声が出ないが出した声が「了承」と言う事がわかったのか人の姿のEspoir Crimsonが口を開く
Espoir Crimson『我は元々「五十嵐 楓」と言う名前で流輝星達の主として生きていたのだ
だが流輝星達が敵に拉致され我の命と引き換えに流輝星達を解放すると言われてな……流輝星達を死なす訳にはいかない理由があって我の命と引換に流輝星達を生かした』
彪雅「その「理由」って言うのは?」
漸く声の出るようになった彪雅は首に痛みが残りつつも起き上がりEspoir Crimsonの「死なす訳にはいかない理由があって」と言う言葉のその理由を聞く
Espoir Crimson『流輝星達の亡き父との約束 我は幼い頃流輝星達の亡き父に世話になり誓いを立てたのだ
我の命と引き換えに流輝星達の父は死んだそれ故に流輝星達の父の墓標で「流輝星を死なせはしない」と誓いを立て我の肉体自体はなくなったのだが魂が浮遊しておってな……』
翼「それで偶々俺が無意識に刀に人工知能を入れたから刀に宿ったのか?」
Espoir Crimson『ああ 今となればそれは必然だったのやもしれん今1度流輝星達と会えた』
彪雅「「偶然は必然」……とかなんとか前に駿岐に言われたな……でもまぁもう一度会えたんだろ?流輝星達に」
珍しく嬉しそうに微笑をこぼしているEspoir Crimsonを見て彪雅も嬉しくなる
流輝星「彪雅様 お怪我の方どうですか?」
彪雅「声が出るようにもなったし傷も痛くなくなった 豹咲と仁達は?」
Espoir Crimsonが自分のことを話し終わってすぐ流輝星と凪鑿がやってきた
凪鑿「全員捕らえてある 劉夜は瀕死状態で発見されたが今は元気だ」
彪雅「そうか 翼コート取ってくれ」
翼「もう動けるのか?無理すんなよ?」
翼に心配されつつコートを貰った彪雅はベッドから降り翼達と共に拘束されている豹咲の元に向かう
彪雅「豹咲貴様自分が何をやったのか分っているよな?」
拘束され彪雅が来て目隠しの外された豹咲は普段見ることの無い本気で怒っている時の目の色と表情でどれ程彪雅に信頼されていたのかを今更知る
彪雅「……返事がねぇな」
彪雅は翼以外で裏切り者の場合返事がない時は容赦も無く蹴り飛ばす
彪雅「返事は?」
豹咲「……はい」
普段見る事の無い彪雅の行動は翼の前では決してやらない……
彪雅「今回貴様の裏切りによって劉夜がどれ程傷ついたと思う? 劉夜は元々この世界に足を踏み入れなくても良かった人間だ
……後々調べた所劉夜は知っていたがお前が劉夜をこの世界に引き入れただろ?目の前で家族を殺しわざと逃した劉夜に手を差し伸べてこの世界に足を踏み出した
話してはいなかったが俺と劉夜は幼馴染みなんだよ だから劉夜が何でお前の従者になったのかを調べあげなければ気がすまなかったんだが……」
豹咲「!!!!!!」
言葉の途中で彪雅が一切の躊躇(ちゅうちょ)も無く無表情で持っていたデザートイーグル(改造版)を豹咲に撃ち込む
凪鑿「(珍しいな……裏切り者とは言え彪雅が銃弾を撃ち込むなんて)」
裏切り者とは言え彪雅は滅多に銃弾を撃ち込む事は無い
つまり「幼馴染み」と言うのは真っ向なる事実
彪雅「裏切り者には死を……それが鉄則という事を分かっていない訳では無いな?」
豹咲「はい……」
彪雅「凪鑿 刀持ってこい」
凪鑿「ああ」
彪雅 ……馬鹿野郎……
彪雅は心の中でそう思った……彪雅と豹咲は古い仲でもあり彪雅が「友」と呼ぶ数少ない人間……
凪鑿「彪雅」
彪雅「悪いな 豹咲最後に言い残した事は?最後くらい言わせてやる」
彪雅とて人情はある
どんなに酷い裏切りだったとしても最後には言い残した事を言わせてくれる
豹咲「劉夜に「すまない 幸せだったお前の人生を壊してしまって」と伝えてくれ」
彪雅「確かに伝えよう さらばだ古き友よどうか豹咲の魂が楽園に行かんことを」
そう言って彪雅は能力を全開放し豹咲を肉片へと変え返り血を大量に浴びるが彪雅の瞳からは涙が伝っていた……
凪鑿、翼、流輝星、Espoir Crimson「…………」
何故彪雅が泣いているのか等その場にいた4人は痛い程よく分かる……
信用していたから仕事の依頼や情報の提供をしていたのだ更には古い仲でもあった男の命をたった今彪雅自身で断ち切ったのだから……
彪雅「Il est correct si tuer le diable ce que les gens ami ......(一体何人友を殺せばいいんだ……)」
彪雅の持つ華はとても強いだけど友を……大切な人に裏切られ失うと途端に儚く揺れ色が黒ずんでしまう
美しく強く儚く揺れ動く彪雅の華
美しい華にはどこかしらに汚れがある……その汚れを拭い共に居られるのは翼だけ……そして彪雅を癒せる者も……翼しかいないのだ
???「強く儚い物……成程……
彼の華をむしったらもう1人の方はどんな反応をするのやら……」
彪雅達の知らぬ所で今までの全ての元凶である男が喉を鳴らす……
全ての元凶である男に彪雅が標的になった事を知る者は誰も居ない……
彪雅「白蘭 少しいいか?」
白蘭『どうした?』
彪雅「聞きたい事がある」
彪雅 そう言って白蘭を擬人化させファミレスに来たのは5分ほど前……
白蘭『それで 何用か?』
彪雅「白蘭お前元々人間だろ 白蘭だけじゃない大地や駿もそうだ」
白蘭『……いつからそれを?』
白蘭は「元々人間だろ」と言う彪雅の言葉に否定はしなかった否定をしない代わりに「いつからそれを知っていたのか」を問う
彪雅「初めて翼の家に行った時からずっと
俺も「獣人化」と呼ばれる日に日に獣人と化す力を持っているからかわかるんだ獣人を選んだ者か獣になる事を選んだ者かが」
白蘭『成程……通りで最初会った時親近感が湧いたわけだ……
……確かに我々翼に拾われ育てられた者は全員が元々人間で翼の側で生きる事を選んだ その中で私は翼の双子の実の弟で翼はショックから私や他の者の事を覚えていない
翼は私達の事を覚えていないのにも関わらず獣と化し小さい子供になっていた我々を拾い育て家族として迎え入れてくれた
不老不死の力も持っているから翼と共に居れる事が何よりも幸福
そして翼の家に居る者は全員が翼の目の前で死んだ それ故に翼の記憶に障害が起き我々の事を思い出すどころか記憶そのものがなくなっているから思い出そうにも不可能
……翼に会って記憶が無くなっていたと言うのは正直ショックを受けたものだ……大方予想はついていたのだが……』
彪雅「俺もお前の気持ちはわかるよ 翼の前で死んで少しして転生し仕事で翼と話した事があるんだが翼に記憶が無かった……泣きそうになったねあれは」
彪雅と白蘭が真面目な話をしている時横を翼が通った 思わず彪雅は飲んでいたコーヒーに噎せたがそれに気がついた翼が店に入り「連れが先に来ている」と言って彪雅の隣に座り彪雅の背中を摩る
翼「大丈夫か?」
彪雅「ゲホゲホ……ああ 翼お前なんでここに?」
翼「珍しく彪雅と白蘭が家にいなかったからどうしたのかと思って探しに来た 白蘭お前なんで笑ってるんだ?」
白蘭『申し訳ない』
彪雅 話の的になっていた本人が来てびっくりしたのと自然と俺の隣に座ったってのもあるんだろうな……
翼「彪雅 俺この後仕事が入ってるんだが」
彪雅「もうちょいここにいろよ 俺もお前と行ってもいいか?」
翼「大丈夫だ 2人の方が早く終わる
……おい彪雅刀弄んな」
彪雅「あー……まぁ気にすんな」
癖で自分の身近の武器等を弄ってしまう癖を持つ彪雅は取り敢えずコーヒーを飲み終え白蘭と翼と共に外に出る
白蘭『私は家に帰るが彪雅殿と翼は仕事だろう?気をつけてな』
彪雅「ああ」
翼「お前も気をつけろよ白蘭」
そう言って翼は彪雅と共に歩いて仕事場へ向かい白蘭は家に帰る
彪雅「豹咲 お前今回はしくじるなよ?」
豹咲『わかっている そちらに数名援護として部下を送る 後は後に』
彪雅「ああ」
仕事の依頼は豹咲の物と言う事で彪雅は豹咲に連絡し仲間の合流を待つ
彪雅「仁」
仁「ご無沙汰しています彪雅さん
申し訳ないリーダーは体調が優れず代わりに自分が」
彪雅「仲間を亡くしたんだそれ相応に応えるだろ
翼 依頼内容は?」
翼「とある組織の壊滅並びに筆頭を生け捕りし情報を引き出せだそうだ」
彪雅 ふむ……翼は接近戦を得意として仁達は遠距離戦を得意とするなら仁達をスナイパーにして俺と翼は接近戦で応戦するか
彪雅「仁達はスナイパーをやってくれ 俺と翼が接近戦で応戦する」
仁「月希様には「彪雅の命令を聞け」と言われております故我々一同は彪雅さんの命令をお聞きします」
彪雅 豹咲も豹咲だが何故俺に全権を委ねる?
何となくそう思いながら彪雅は的確に指示を出し敵の本陣に乗り込み戦闘をスタートさせるが何かおかしい
翼「敵が弱すぎないか?武器を使わなくとも倒れる程のレベルなら俺らじゃなくても良かったんじゃねぇか?」
彪雅「確かにな……」
敵をほぼ殲滅した頃彪雅は嫌な予感がし仲間のひとりである「凪鑿 軟揮(なぎのみ ぜんき)」に連絡を入れる
凪鑿『どうした?』
凪鑿は彪雅の仲間の1人で情報に長け様々なやり方で戦闘スタイルなどを研究し仲間にそれを伝え適応ができる
更には戦闘もかなり強く癖があり彪雅でも解読は出来ない
彪雅「豹咲の奴城にいるか?」
凪鑿『いや居ないが……』
彪雅「……直ちに戦闘チーム数名と特殊チームの数名を派遣して豹咲を捕らえろ それと劉夜の安否の確認をしてくれ」
凪鑿『裏切りか……分った直ちに向かわせる』
彪雅 子供騙しにしてはかなり舐め腐っているな
豹咲の裏切りが発覚したと言う事は仁もその可能性が高い為直ちに能力の千里眼で仁達を見るがそこに仁達はいない
???「彪雅様!!!」
彪雅「流輝星(るきあ)伏せろ!!」
不意に何処からともなくスナイパーの銃声が聞こえ彪雅が流輝星とその仲間を伏せさせ翼を抱きしめる形で倒れたが彪雅の首筋に鋭い銃弾が当たり呼吸ができない変わりに多量の出血
流輝星「彪雅様!!!!!!」
彪雅「…………」
翼「馬鹿彪雅の身体を動かすな!!
お前らの城に案内しろさっきの通話を聞いてすぐ来れたならここから近い場所だろ?」
興味がないように見せながらも翼は彪雅と彪雅の仲間の話を聞いていた
流輝星「分かりました 緊急事態発生彪雅様と彪雅様の伴侶を緊急に城へ運びます止血はこちらで行いますが間に合うかどうかはわかりません……ええ……分かりました
名前は翼様ですよね?今から城に向かいますが止血をお頼み申しても宜しいか?」
翼「できるところまでしか出来ないがやれるだけやる」
そう言って既に失神している彪雅の首からの出血を器用に止血しながら抱き抱え彪雅の仲間のいる城へ向かい流輝星が城の前で「緊急事態発生彪雅様が首に負傷した」と言うと門番はすぐさま門を開け翼と彪雅を通し恐らく食堂である場所で翼が負傷している彪雅の首の出血を能力を使って止める
Espoir Crimson『このままだと拉致があかぬ
手を貸せ流輝星貴様もそれ相応の能力を持っているだろう』
流輝星「楓様!?どうしてあなたがここに!?」
Espoir Crimson『今は「楓」では無い ずべこべ言わず手伝え
彪雅を殺す気か!?』
Espoir Crimsonが流輝星に言いながら3人で止血をし止血が完了した時には翼は能力を使い切り意識が朦朧とし立ち上がった瞬間に意識が途切れEspoir Crimsonに抱きとめられた
~数日後~
彪雅「…………」
数日後に目が覚めた彪雅は自身の首に包帯が巻かれ声が出ないことに気がつく
翼「彪雅 良かった目が覚めたんだな
目が覚めればすぐに怪我は治ると思うから今は声が出なくともすぐ出るようになる」
彪雅 そう言えば俺銃声が聞こえて流輝星達を伏せさせてから煌を抱きしめる形で護ったら首に銃弾が当たったんだっけ?
首の感覚的に弾は摘出されてるよな?
そう思いながら翼を見ると何故かワイシャツで長袖のシャツをまくり上げている
Espoir Crimson『もうそろそろ声が出てくると思うぞ彪雅 それと少し話がある故ここで話しても宜しいか』
彪雅「……あ」
まだ完全には声が出ないが出した声が「了承」と言う事がわかったのか人の姿のEspoir Crimsonが口を開く
Espoir Crimson『我は元々「五十嵐 楓」と言う名前で流輝星達の主として生きていたのだ
だが流輝星達が敵に拉致され我の命と引き換えに流輝星達を解放すると言われてな……流輝星達を死なす訳にはいかない理由があって我の命と引換に流輝星達を生かした』
彪雅「その「理由」って言うのは?」
漸く声の出るようになった彪雅は首に痛みが残りつつも起き上がりEspoir Crimsonの「死なす訳にはいかない理由があって」と言う言葉のその理由を聞く
Espoir Crimson『流輝星達の亡き父との約束 我は幼い頃流輝星達の亡き父に世話になり誓いを立てたのだ
我の命と引き換えに流輝星達の父は死んだそれ故に流輝星達の父の墓標で「流輝星を死なせはしない」と誓いを立て我の肉体自体はなくなったのだが魂が浮遊しておってな……』
翼「それで偶々俺が無意識に刀に人工知能を入れたから刀に宿ったのか?」
Espoir Crimson『ああ 今となればそれは必然だったのやもしれん今1度流輝星達と会えた』
彪雅「「偶然は必然」……とかなんとか前に駿岐に言われたな……でもまぁもう一度会えたんだろ?流輝星達に」
珍しく嬉しそうに微笑をこぼしているEspoir Crimsonを見て彪雅も嬉しくなる
流輝星「彪雅様 お怪我の方どうですか?」
彪雅「声が出るようにもなったし傷も痛くなくなった 豹咲と仁達は?」
Espoir Crimsonが自分のことを話し終わってすぐ流輝星と凪鑿がやってきた
凪鑿「全員捕らえてある 劉夜は瀕死状態で発見されたが今は元気だ」
彪雅「そうか 翼コート取ってくれ」
翼「もう動けるのか?無理すんなよ?」
翼に心配されつつコートを貰った彪雅はベッドから降り翼達と共に拘束されている豹咲の元に向かう
彪雅「豹咲貴様自分が何をやったのか分っているよな?」
拘束され彪雅が来て目隠しの外された豹咲は普段見ることの無い本気で怒っている時の目の色と表情でどれ程彪雅に信頼されていたのかを今更知る
彪雅「……返事がねぇな」
彪雅は翼以外で裏切り者の場合返事がない時は容赦も無く蹴り飛ばす
彪雅「返事は?」
豹咲「……はい」
普段見る事の無い彪雅の行動は翼の前では決してやらない……
彪雅「今回貴様の裏切りによって劉夜がどれ程傷ついたと思う? 劉夜は元々この世界に足を踏み入れなくても良かった人間だ
……後々調べた所劉夜は知っていたがお前が劉夜をこの世界に引き入れただろ?目の前で家族を殺しわざと逃した劉夜に手を差し伸べてこの世界に足を踏み出した
話してはいなかったが俺と劉夜は幼馴染みなんだよ だから劉夜が何でお前の従者になったのかを調べあげなければ気がすまなかったんだが……」
豹咲「!!!!!!」
言葉の途中で彪雅が一切の躊躇(ちゅうちょ)も無く無表情で持っていたデザートイーグル(改造版)を豹咲に撃ち込む
凪鑿「(珍しいな……裏切り者とは言え彪雅が銃弾を撃ち込むなんて)」
裏切り者とは言え彪雅は滅多に銃弾を撃ち込む事は無い
つまり「幼馴染み」と言うのは真っ向なる事実
彪雅「裏切り者には死を……それが鉄則という事を分かっていない訳では無いな?」
豹咲「はい……」
彪雅「凪鑿 刀持ってこい」
凪鑿「ああ」
彪雅 ……馬鹿野郎……
彪雅は心の中でそう思った……彪雅と豹咲は古い仲でもあり彪雅が「友」と呼ぶ数少ない人間……
凪鑿「彪雅」
彪雅「悪いな 豹咲最後に言い残した事は?最後くらい言わせてやる」
彪雅とて人情はある
どんなに酷い裏切りだったとしても最後には言い残した事を言わせてくれる
豹咲「劉夜に「すまない 幸せだったお前の人生を壊してしまって」と伝えてくれ」
彪雅「確かに伝えよう さらばだ古き友よどうか豹咲の魂が楽園に行かんことを」
そう言って彪雅は能力を全開放し豹咲を肉片へと変え返り血を大量に浴びるが彪雅の瞳からは涙が伝っていた……
凪鑿、翼、流輝星、Espoir Crimson「…………」
何故彪雅が泣いているのか等その場にいた4人は痛い程よく分かる……
信用していたから仕事の依頼や情報の提供をしていたのだ更には古い仲でもあった男の命をたった今彪雅自身で断ち切ったのだから……
彪雅「Il est correct si tuer le diable ce que les gens ami ......(一体何人友を殺せばいいんだ……)」
彪雅の持つ華はとても強いだけど友を……大切な人に裏切られ失うと途端に儚く揺れ色が黒ずんでしまう
美しく強く儚く揺れ動く彪雅の華
美しい華にはどこかしらに汚れがある……その汚れを拭い共に居られるのは翼だけ……そして彪雅を癒せる者も……翼しかいないのだ
???「強く儚い物……成程……
彼の華をむしったらもう1人の方はどんな反応をするのやら……」
彪雅達の知らぬ所で今までの全ての元凶である男が喉を鳴らす……
全ての元凶である男に彪雅が標的になった事を知る者は誰も居ない……
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地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
『定時後の偶然が多すぎる』
こさ
BL
定時後に残業をするたび、
なぜか必ず同じ上司が、同じフロアに残っている。
仕事ができて、無口で、社内でも一目置かれている存在。
必要以上に踏み込まず、距離を保つ人――
それが、彼の上司だった。
ただの偶然。
そう思っていたはずなのに、
声をかけられる回数が増え、
視線が重なる時間が長くなっていく。
「無理はするな」
それだけの言葉に、胸がざわつく理由を、
彼自身はまだ知らない。
これは、
気づかないふりをする上司と、
勘違いだと思い込もうとする部下が、
少しずつ“偶然”を積み重ねていく話。
静かで、逃げ場のない溺愛が、
定時後から始まる。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
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