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温もり
父の温もり
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翔視点
ニュース『革命軍の指導者が処刑されて以降政府軍との戦闘が過激を極めています ニュースキャスターの見時沢さ~ん』
翔「どんどん戦闘が過激になってきてるんだね」
父を失って早2週間……ニュースでは毎日のように革命軍と政府軍の戦闘の事がニュースで流れる
瑠樺「今迄辰城さんと兄さんが政府軍との仲を取り繕っていたから……」
翔「…………」
瑠樺「翔?」
翔は辰城と似て時折何かに集中すると何も言わなくなる癖があった……
翔「………ZZZ」
しかし考えすぎると眠ってしまうので瑠樺が微笑みながら部屋へ運ぶ
~夢の中~
???「翔」
翔 誰……?僕の名前を呼ぶのは……
夢の中 目を覚ますとそこには優しく名前を呼ぶ辰城の姿
翔「お父さん?」
辰城「翔」
翔「お父さん」
目の前にいる辰城は最後に見た時同じ格好で同じ体型で座ってから「来い」と言うかのように手を広げる
翔「お父さん」
辰城「ごめんな翔……帰ってこれなかった……」
翔が辰城の元に行くと辰城は翔を抱きしめてから謝罪の言葉を零す
辰城「翔……」
翔「お父さん……」
まだ翔は幼い……幼い子供を置いて辰城は処刑され瑠樺さえも残して逝ってしまった……それを辰城は悔やんでいるのだろう……
辰城「翔」
翔「?」
辰城「……人格を共有しないか 夜の間だけでいい」
翔「え?」
辰城の言っている事は翔も理解しているが頭の収集がついていない
辰城「夜の間だけお前の人格と俺の人格を入れ替えて昼間はお前の人格……要は二重人格になるってことだ」
翔「それをしたら僕はどうなるの?」
辰城「変わらないよ 得をするとなれば夜の間だけ俺と一緒にいれる」
翔「またお父さんと一緒にいられるの?」
翔は辰城譲りの頭の良さで辰城の言葉を理解し「また一緒に居られるの?」と聞く
辰城「居られる」
翔「お父さんは人格を持ったら何をするの?」
辰城「瑠依に情報の提供だ 俺が活動するのは9時から12時の3時間……その間は人格が共有されていて言われた事も全て記憶として残る」
翔「僕は共有してもいいよ」
辰城「有難う……翔 明日からにはなるが……一緒にいような」
翔「うん!!」
翔と辰城はそう約束してその後は翔の目が覚めるまで一緒に遊んだり話をした……
~朝~
翔「お母さん」
瑠樺「おはよう翔 どうしたの?」
翔「夢でお父さんと会った!!」
瑠樺「そうなの?良かったじゃない(*^^*)」
翌朝 敢えて人格共有の話をしないで瑠樺と何を話したか等を話す
ニュース『速報です 政府軍が革命軍の指導者を殺害した手口が革命軍側から発表されました!!』
ふと朝食を取っているとニュースで速報が流れ瑠依が映し出される
瑠依『政府軍から押収した日記の中に我らがキャプテンである辰城が、政府軍にどう言う手口で捕らわれたのかが記されていた 政府軍は辰城の妻と息子を人質とし辰城を陣地に呼び出して拷問と陵辱の果てに殺した』
記者『「凌辱をされた」と言う証拠はありますか?』
瑠依『辰城が死ぬ前に取られていたディスクが有ります』
記者『それを拝見しても?』
証拠がなければ記者達も納得いかない
瑠依『TVで放送する事は出来ませんが音声だけなら』
記者『お願いします』
と言われ瑠依が流したのは確かに辰城が陵辱を受けていた証拠である音声……苦しいのか時折くぐもった声を漏らしたりすすり泣きの声……更には泣き叫んでいる音声までも水音と共にTVで放送される
記者『…………』
瑠依『これ以上は無理です』
流石に行為が激しくなってくるのか瑠依が音声を止めた
記者『1つお聞きしたい事があります』
瑠依『何でしょう?』
記者『それは本当に辰城さんなのでしょうか?』
瑠依『政府軍からの証言があります』
どうやって証言を取らせたのか質問をしようにも瑠依の目が怖く聞けない
瑠樺「翔 学校に遅れるわよ」
翔「やばっ……」
朝食は食べ終えているので翔は急いでリュックを持って学校へ
友達「翔」
翔「ん?」
急いで学校へ向かうとギリギリ間に合い不意に友達が翔に声をかける
友達「腕に黒いのついてるよ」
翔「……なにこれ」
翔の腕には見覚えのない黒いもの描かれておりよく見るとそれは龍に見え龍が描かれているらしい
翔「うーん」
友達「覚えがないなら先生に聞いてみようぜ」
翔「そうする~」
朝の朝礼を終えて翔は見知らぬ腕の黒いものがある事を伝える
先生「これは……タトゥーだな」
話を終えて職員室にいた担任の先生に腕のことを伝えると先生は腕をまじまじと見てそう言う
翔「タトゥー?」
先生「そう 肌に直接墨を入れて描く一生残るものなんだけど……もしかして誰かと人格を共有した?」
翔「お父さんと」
先生「お父さんって事はキャプテンか……成程……そのタトゥーの意味はお父さんの名前が辰城で「辰」があるからだな……辰は龍だから龍のタトゥー」
翔 もしかして先生って……
担任の先生が何故か機密事項である革命軍に詳しい
翔「先生……もしかして………」
先生「俺も人格を共有してるんだ………君も知ってた人物でさ……タトゥーが入ってる……」
翔「先生は……革命軍側?」
内容が内容で聞かれるのはまずいので小さい声で言う
先生「………革命軍の第2α部隊隊長」
翔「!?」
先生「誰にも言わないでね♪」
と言われた翔は顔が引き攣りながらも職員室を後にしていつも通り担任の先生の授業を受けた
~夜 P:M9.00~
翔「お父さん」
辰城「交代 どうした?何かあったのか?」
翔「担任の先生が革命軍の第2α部隊隊長だった」
辰城「名前は?」
夜 人格を交代した翔がその事を話すと辰城が翔に名前を聞く
翔「神應 玲央(じんおう れお)」
辰城「玲央か………アイツ昇格したんだな」
翔「やっぱり知り合い?」
辰城「昔からの仲なんだ 中学時代からの後輩」
あぐらを描いて座っている辰城の間に座って抱きしめられている翔は時折撫でられるのが心地良い
辰城「俺がいなくなったから……革命軍と政府軍の抗争が激しくなった……」
翔「お父さん?」
辰城「俺がもっと強かったら……翔達を人質にもされなかったのに……革命軍と政府軍の抗争も激しくならなかったのにな……」
翔「お父さん……」
辰城は涙を流していた……「自分がもっと強ければ大切なものを守れた」と言いながら……
翔「お父さんは強いよ」
辰城「翔?」
どのくらいの時間が経ったのか泣き止んだ頃に翔にそう言われた辰城はどう言う意味なのかを聞く
翔「だってお父さんは今迄傷を負いながら国の為に戦ってきたんでしょ?」
辰城「ああ」
翔「国の安泰の為にお父さんは戦ってきた……そんな父さんを悪く言う人は居ないよ」
辰城「………有難う」
翔の言葉に辰城は泣いた後で目が腫れていたが「ニカッ」と笑う
翔「お父さん」
辰城「ん?」
翔「昔の話を聞かせて?お父さんが生きていた時の事」
辰城「翔の目が覚めるまでな」
抱きしめられ父の温もりを感じながら翔は父の昔の話を聞いた……
翔 夢から冷めるまでは……ずっとこうして……お父さんの温もりに触れていたいな……
翔は辰城の温もりを欲していた……辰城は昔から仕事や外交が多く余り家に入れなかったからか翔は余り辰城の温もりに触れていない……だからこうして夢の中でだけでも父と共にいるのだ……
ニュース『革命軍の指導者が処刑されて以降政府軍との戦闘が過激を極めています ニュースキャスターの見時沢さ~ん』
翔「どんどん戦闘が過激になってきてるんだね」
父を失って早2週間……ニュースでは毎日のように革命軍と政府軍の戦闘の事がニュースで流れる
瑠樺「今迄辰城さんと兄さんが政府軍との仲を取り繕っていたから……」
翔「…………」
瑠樺「翔?」
翔は辰城と似て時折何かに集中すると何も言わなくなる癖があった……
翔「………ZZZ」
しかし考えすぎると眠ってしまうので瑠樺が微笑みながら部屋へ運ぶ
~夢の中~
???「翔」
翔 誰……?僕の名前を呼ぶのは……
夢の中 目を覚ますとそこには優しく名前を呼ぶ辰城の姿
翔「お父さん?」
辰城「翔」
翔「お父さん」
目の前にいる辰城は最後に見た時同じ格好で同じ体型で座ってから「来い」と言うかのように手を広げる
翔「お父さん」
辰城「ごめんな翔……帰ってこれなかった……」
翔が辰城の元に行くと辰城は翔を抱きしめてから謝罪の言葉を零す
辰城「翔……」
翔「お父さん……」
まだ翔は幼い……幼い子供を置いて辰城は処刑され瑠樺さえも残して逝ってしまった……それを辰城は悔やんでいるのだろう……
辰城「翔」
翔「?」
辰城「……人格を共有しないか 夜の間だけでいい」
翔「え?」
辰城の言っている事は翔も理解しているが頭の収集がついていない
辰城「夜の間だけお前の人格と俺の人格を入れ替えて昼間はお前の人格……要は二重人格になるってことだ」
翔「それをしたら僕はどうなるの?」
辰城「変わらないよ 得をするとなれば夜の間だけ俺と一緒にいれる」
翔「またお父さんと一緒にいられるの?」
翔は辰城譲りの頭の良さで辰城の言葉を理解し「また一緒に居られるの?」と聞く
辰城「居られる」
翔「お父さんは人格を持ったら何をするの?」
辰城「瑠依に情報の提供だ 俺が活動するのは9時から12時の3時間……その間は人格が共有されていて言われた事も全て記憶として残る」
翔「僕は共有してもいいよ」
辰城「有難う……翔 明日からにはなるが……一緒にいような」
翔「うん!!」
翔と辰城はそう約束してその後は翔の目が覚めるまで一緒に遊んだり話をした……
~朝~
翔「お母さん」
瑠樺「おはよう翔 どうしたの?」
翔「夢でお父さんと会った!!」
瑠樺「そうなの?良かったじゃない(*^^*)」
翌朝 敢えて人格共有の話をしないで瑠樺と何を話したか等を話す
ニュース『速報です 政府軍が革命軍の指導者を殺害した手口が革命軍側から発表されました!!』
ふと朝食を取っているとニュースで速報が流れ瑠依が映し出される
瑠依『政府軍から押収した日記の中に我らがキャプテンである辰城が、政府軍にどう言う手口で捕らわれたのかが記されていた 政府軍は辰城の妻と息子を人質とし辰城を陣地に呼び出して拷問と陵辱の果てに殺した』
記者『「凌辱をされた」と言う証拠はありますか?』
瑠依『辰城が死ぬ前に取られていたディスクが有ります』
記者『それを拝見しても?』
証拠がなければ記者達も納得いかない
瑠依『TVで放送する事は出来ませんが音声だけなら』
記者『お願いします』
と言われ瑠依が流したのは確かに辰城が陵辱を受けていた証拠である音声……苦しいのか時折くぐもった声を漏らしたりすすり泣きの声……更には泣き叫んでいる音声までも水音と共にTVで放送される
記者『…………』
瑠依『これ以上は無理です』
流石に行為が激しくなってくるのか瑠依が音声を止めた
記者『1つお聞きしたい事があります』
瑠依『何でしょう?』
記者『それは本当に辰城さんなのでしょうか?』
瑠依『政府軍からの証言があります』
どうやって証言を取らせたのか質問をしようにも瑠依の目が怖く聞けない
瑠樺「翔 学校に遅れるわよ」
翔「やばっ……」
朝食は食べ終えているので翔は急いでリュックを持って学校へ
友達「翔」
翔「ん?」
急いで学校へ向かうとギリギリ間に合い不意に友達が翔に声をかける
友達「腕に黒いのついてるよ」
翔「……なにこれ」
翔の腕には見覚えのない黒いもの描かれておりよく見るとそれは龍に見え龍が描かれているらしい
翔「うーん」
友達「覚えがないなら先生に聞いてみようぜ」
翔「そうする~」
朝の朝礼を終えて翔は見知らぬ腕の黒いものがある事を伝える
先生「これは……タトゥーだな」
話を終えて職員室にいた担任の先生に腕のことを伝えると先生は腕をまじまじと見てそう言う
翔「タトゥー?」
先生「そう 肌に直接墨を入れて描く一生残るものなんだけど……もしかして誰かと人格を共有した?」
翔「お父さんと」
先生「お父さんって事はキャプテンか……成程……そのタトゥーの意味はお父さんの名前が辰城で「辰」があるからだな……辰は龍だから龍のタトゥー」
翔 もしかして先生って……
担任の先生が何故か機密事項である革命軍に詳しい
翔「先生……もしかして………」
先生「俺も人格を共有してるんだ………君も知ってた人物でさ……タトゥーが入ってる……」
翔「先生は……革命軍側?」
内容が内容で聞かれるのはまずいので小さい声で言う
先生「………革命軍の第2α部隊隊長」
翔「!?」
先生「誰にも言わないでね♪」
と言われた翔は顔が引き攣りながらも職員室を後にしていつも通り担任の先生の授業を受けた
~夜 P:M9.00~
翔「お父さん」
辰城「交代 どうした?何かあったのか?」
翔「担任の先生が革命軍の第2α部隊隊長だった」
辰城「名前は?」
夜 人格を交代した翔がその事を話すと辰城が翔に名前を聞く
翔「神應 玲央(じんおう れお)」
辰城「玲央か………アイツ昇格したんだな」
翔「やっぱり知り合い?」
辰城「昔からの仲なんだ 中学時代からの後輩」
あぐらを描いて座っている辰城の間に座って抱きしめられている翔は時折撫でられるのが心地良い
辰城「俺がいなくなったから……革命軍と政府軍の抗争が激しくなった……」
翔「お父さん?」
辰城「俺がもっと強かったら……翔達を人質にもされなかったのに……革命軍と政府軍の抗争も激しくならなかったのにな……」
翔「お父さん……」
辰城は涙を流していた……「自分がもっと強ければ大切なものを守れた」と言いながら……
翔「お父さんは強いよ」
辰城「翔?」
どのくらいの時間が経ったのか泣き止んだ頃に翔にそう言われた辰城はどう言う意味なのかを聞く
翔「だってお父さんは今迄傷を負いながら国の為に戦ってきたんでしょ?」
辰城「ああ」
翔「国の安泰の為にお父さんは戦ってきた……そんな父さんを悪く言う人は居ないよ」
辰城「………有難う」
翔の言葉に辰城は泣いた後で目が腫れていたが「ニカッ」と笑う
翔「お父さん」
辰城「ん?」
翔「昔の話を聞かせて?お父さんが生きていた時の事」
辰城「翔の目が覚めるまでな」
抱きしめられ父の温もりを感じながら翔は父の昔の話を聞いた……
翔 夢から冷めるまでは……ずっとこうして……お父さんの温もりに触れていたいな……
翔は辰城の温もりを欲していた……辰城は昔から仕事や外交が多く余り家に入れなかったからか翔は余り辰城の温もりに触れていない……だからこうして夢の中でだけでも父と共にいるのだ……
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